24 / 42
第四章
第22話『ルイヴィス陣営の考察と願い』
しおりを挟む
「リイネ様、ルイヴィス様からのご報告は以上になります」
皇室の一角にある隠し部屋にて、エリースはルイヴィスとのやりとりを包み隠さず報告。
現在、この一室にはリイネ、エリース、ターナ、リィリの四名が滞在している。
全員が机を囲み、ルイヴィスが移動した付近が描かれている地図を囲む。
「確かに、異様と言えば異様な事態ではあるよね。黒幕の考えは……このままじゃ、ルイヴィス様のお傍に駆け付ける事ができない……」
未だにそんな未練がましい事を言っているリイネへ、エリースは間髪入れずに怒涛のツッコミを入れた。
「いや、ダメですよ。まだそんな事を考えていたのですか? ルイヴィス様は不要と仰っていたではありまでせんか」
「そ、そうだったかなー。それでも危険かも――」
「いいえ、ダメです」
「そ――」
「ダメです」
リイネは「うぅっ」と半べそをかき、まるで小さな子犬がそこにいるかと錯覚するほどにしょぼくれ始めた。
そんな情けない姿は大体いつも通りなのだが、ターナとリィリが無自覚かつ無慈悲なフォローを入れる。
「ほら、ルイヴィス様はお一人でも十分に大丈夫ですし。心配はご無用ですよ」
「そうです、ルイヴィス様は秀才なお方ですから、心配はご不要ですよ」
「ルイヴィス様にもスキルはありますし、もしもの事があったとしても問題ないと思います」
「その通りです。武術の心得こそありませんが、体術の練習は常日頃から行っていらっしゃいます。ちょっとやそっとの事で膝をつくこともないと思いますよ」
それをずっと横で聞いているエリースは、鋭い矢がリイネへ突き刺さっていくのを眺めるしかなかった。
「えぇ……? それって、私はルイヴィス様には必要がないって事……? え? 戦う事しかできない私ってお役御免っていう話……?」
リイネ以外は目を合わせ、あっちゃーっと額を抑える。
いよいよリイネが泣き出しそうになった時、エリースが話題を切り替えた。
「ルイヴィス様は、自分の事よりもこちら側の心配をしてくださっていました」
「こっちの心配……?」
「はい。言ってしまえば、このような状況になったという事は、もはや内側に味方はいなくなったという事でもあります」
「確かに……こちら側から探りを入れている状況でもあるし、もしもそれがバレたとしたら言い訳の一つもできないわね」
リイネは一瞬で真剣な表情に切り替わり、腕を組み始めて思考を巡らせる。
「そういう事です。それとルイヴィス様は、まさに『その情報収集は気を付けて』とも仰っていました」
「なるほど、そういうことか。今更なことを言うが、私達以外にもかなりの手練れが揃っている場所でもあるしな」
「はい。ですが、私達の行動が勘付かれてしまったとしても、どんな勢力だったとしてもすぐには手を出せないでしょう。――帝国の剣とまで呼ばれ、【剣聖】という栄誉ある称号を授かっているリイネ様がいらっしゃるのですから」
その言葉を聞いたリイネは、完全に表情が明るくなっていた。
「――ま、まあねっ! 何かあったら私にドーンと任せなさーい! どんな相手だろうと、ルイヴィス様のためならば命を賭して戦ってみせるわよ!」
そんな帝国最強とまで呼ばれている剣聖が、つい先ほどまで子供染みた感情の変化をみせているのだから、三人は随分と心配になってしまっている。
これもまた、今に始まった事ではないのだが。
だが、ルイヴィス配下は全員がリイネの強さを己の目でしっかりと確認している。
一切の疑う余地すらない無類の強さは、嘘偽りないもの。
ちなみに二つ名として、【無敗の剣聖】なんても呼ばれていたりもする。
「そうよね、私がしっかりしていないとみんなが危なくなってしまうものね」
リイネは完全に調子付き、両手を腰に添えている。
「はい。ルイヴィス様が安心してお一人で現地に赴かれたのも、リイネ様がここに残ってくださっているおかげです。それに、私達にとってもリイネ様が最後の砦となっておりますので、どうかお気を強くお持ちください」
「……うん、そうね。めそめそしてしまってごめんなさい。私、ちゃんとするわ」
リイネは方角が合っているかすらもわからないが、遠く離れているルイヴィスへ誓いを立て始める。
その背後ではみんなが顔を合わせ、ひっそりとガッツポーズをとっていた。
祈祷を終えたリイネが不意に振り返り、三人は咄嗟に平静を繕う。
「それにしても、誰がこんな恐ろしい計画を……それに、マーリエット様が姿を消して数日。皇帝様方の耳にはその情報が届いていなかったと見える。それに、今も。凄まじいほどの情報操作力よね」
「本当にその通りですね。ですが、こんな事ができるのは賊のような輩ではまず不可能。確実に内部の人間による犯行と結論付ける事もできます」
「背筋が凍るような恐ろしい話ね。身内の犯行……今回の一件は、かなり大きなことになりそうね。――でも、根が深そうだしすぐには解決は愚か、主犯を見つけ出すのはまず不可能でしょう」
「……ですね。マーリエット様が帝都に戻られたとしても、その後、再び襲撃されるのは目に見えています。ですが、ルイヴィス様も立場上、公に後ろ盾として助力する事はできない」
「うーん……騎士の一人でも傍に置いてくれれば話は変わってくると思うんだけどねぇ~」
エリースが一滴の雫のような希望を漏らす。
しかし悲しくも、この場にいる全員の思考は一致していた。
「正義感が強いのは間違いなのですが、それだけでは何も実現できない世の中ですものね」
「でも、難しい話でもあるわよね。名誉騎士の素質がある人間って、そう簡単に見つかるわけでもないし」
「なりたくてなれるものでもないしね。仕える主からの絶対なる信頼を勝ち取り、主を絶対に裏切らないという忠誠心も必要。そして、圧倒的な実力も必要……」
「その一人である私が言うのは違うかもしれないが、最高難易度とでも言っていいかもしれないな。それに、あの第一皇女がお気に召す人間なんてこの世に居るのだろうか」
「いくらリイネ様とはいえ、少しばかり言い過ぎですよ。まあでも、全員がその意味を理解できてしまうの本当になんとも言えないんですけど」
「はぁ……どこかに、お姫様を助ける救世主とか現れたら良さそうなんだけど」
リイネは遠くへ目線を向けながらそう呟く。
「まあ、そんなことは絶対にありえないから、今回のようなことになったんだけど……」
「そうですね」
「ですね」
「その通りです」
満場一致に全員が短くため息を零し、マーリエットの無事を祈った。
皇室の一角にある隠し部屋にて、エリースはルイヴィスとのやりとりを包み隠さず報告。
現在、この一室にはリイネ、エリース、ターナ、リィリの四名が滞在している。
全員が机を囲み、ルイヴィスが移動した付近が描かれている地図を囲む。
「確かに、異様と言えば異様な事態ではあるよね。黒幕の考えは……このままじゃ、ルイヴィス様のお傍に駆け付ける事ができない……」
未だにそんな未練がましい事を言っているリイネへ、エリースは間髪入れずに怒涛のツッコミを入れた。
「いや、ダメですよ。まだそんな事を考えていたのですか? ルイヴィス様は不要と仰っていたではありまでせんか」
「そ、そうだったかなー。それでも危険かも――」
「いいえ、ダメです」
「そ――」
「ダメです」
リイネは「うぅっ」と半べそをかき、まるで小さな子犬がそこにいるかと錯覚するほどにしょぼくれ始めた。
そんな情けない姿は大体いつも通りなのだが、ターナとリィリが無自覚かつ無慈悲なフォローを入れる。
「ほら、ルイヴィス様はお一人でも十分に大丈夫ですし。心配はご無用ですよ」
「そうです、ルイヴィス様は秀才なお方ですから、心配はご不要ですよ」
「ルイヴィス様にもスキルはありますし、もしもの事があったとしても問題ないと思います」
「その通りです。武術の心得こそありませんが、体術の練習は常日頃から行っていらっしゃいます。ちょっとやそっとの事で膝をつくこともないと思いますよ」
それをずっと横で聞いているエリースは、鋭い矢がリイネへ突き刺さっていくのを眺めるしかなかった。
「えぇ……? それって、私はルイヴィス様には必要がないって事……? え? 戦う事しかできない私ってお役御免っていう話……?」
リイネ以外は目を合わせ、あっちゃーっと額を抑える。
いよいよリイネが泣き出しそうになった時、エリースが話題を切り替えた。
「ルイヴィス様は、自分の事よりもこちら側の心配をしてくださっていました」
「こっちの心配……?」
「はい。言ってしまえば、このような状況になったという事は、もはや内側に味方はいなくなったという事でもあります」
「確かに……こちら側から探りを入れている状況でもあるし、もしもそれがバレたとしたら言い訳の一つもできないわね」
リイネは一瞬で真剣な表情に切り替わり、腕を組み始めて思考を巡らせる。
「そういう事です。それとルイヴィス様は、まさに『その情報収集は気を付けて』とも仰っていました」
「なるほど、そういうことか。今更なことを言うが、私達以外にもかなりの手練れが揃っている場所でもあるしな」
「はい。ですが、私達の行動が勘付かれてしまったとしても、どんな勢力だったとしてもすぐには手を出せないでしょう。――帝国の剣とまで呼ばれ、【剣聖】という栄誉ある称号を授かっているリイネ様がいらっしゃるのですから」
その言葉を聞いたリイネは、完全に表情が明るくなっていた。
「――ま、まあねっ! 何かあったら私にドーンと任せなさーい! どんな相手だろうと、ルイヴィス様のためならば命を賭して戦ってみせるわよ!」
そんな帝国最強とまで呼ばれている剣聖が、つい先ほどまで子供染みた感情の変化をみせているのだから、三人は随分と心配になってしまっている。
これもまた、今に始まった事ではないのだが。
だが、ルイヴィス配下は全員がリイネの強さを己の目でしっかりと確認している。
一切の疑う余地すらない無類の強さは、嘘偽りないもの。
ちなみに二つ名として、【無敗の剣聖】なんても呼ばれていたりもする。
「そうよね、私がしっかりしていないとみんなが危なくなってしまうものね」
リイネは完全に調子付き、両手を腰に添えている。
「はい。ルイヴィス様が安心してお一人で現地に赴かれたのも、リイネ様がここに残ってくださっているおかげです。それに、私達にとってもリイネ様が最後の砦となっておりますので、どうかお気を強くお持ちください」
「……うん、そうね。めそめそしてしまってごめんなさい。私、ちゃんとするわ」
リイネは方角が合っているかすらもわからないが、遠く離れているルイヴィスへ誓いを立て始める。
その背後ではみんなが顔を合わせ、ひっそりとガッツポーズをとっていた。
祈祷を終えたリイネが不意に振り返り、三人は咄嗟に平静を繕う。
「それにしても、誰がこんな恐ろしい計画を……それに、マーリエット様が姿を消して数日。皇帝様方の耳にはその情報が届いていなかったと見える。それに、今も。凄まじいほどの情報操作力よね」
「本当にその通りですね。ですが、こんな事ができるのは賊のような輩ではまず不可能。確実に内部の人間による犯行と結論付ける事もできます」
「背筋が凍るような恐ろしい話ね。身内の犯行……今回の一件は、かなり大きなことになりそうね。――でも、根が深そうだしすぐには解決は愚か、主犯を見つけ出すのはまず不可能でしょう」
「……ですね。マーリエット様が帝都に戻られたとしても、その後、再び襲撃されるのは目に見えています。ですが、ルイヴィス様も立場上、公に後ろ盾として助力する事はできない」
「うーん……騎士の一人でも傍に置いてくれれば話は変わってくると思うんだけどねぇ~」
エリースが一滴の雫のような希望を漏らす。
しかし悲しくも、この場にいる全員の思考は一致していた。
「正義感が強いのは間違いなのですが、それだけでは何も実現できない世の中ですものね」
「でも、難しい話でもあるわよね。名誉騎士の素質がある人間って、そう簡単に見つかるわけでもないし」
「なりたくてなれるものでもないしね。仕える主からの絶対なる信頼を勝ち取り、主を絶対に裏切らないという忠誠心も必要。そして、圧倒的な実力も必要……」
「その一人である私が言うのは違うかもしれないが、最高難易度とでも言っていいかもしれないな。それに、あの第一皇女がお気に召す人間なんてこの世に居るのだろうか」
「いくらリイネ様とはいえ、少しばかり言い過ぎですよ。まあでも、全員がその意味を理解できてしまうの本当になんとも言えないんですけど」
「はぁ……どこかに、お姫様を助ける救世主とか現れたら良さそうなんだけど」
リイネは遠くへ目線を向けながらそう呟く。
「まあ、そんなことは絶対にありえないから、今回のようなことになったんだけど……」
「そうですね」
「ですね」
「その通りです」
満場一致に全員が短くため息を零し、マーリエットの無事を祈った。
0
お気に入りに追加
295
あなたにおすすめの小説
素材採取家の異世界旅行記
木乃子増緒
ファンタジー
28歳会社員、ある日突然死にました。謎の青年にとある惑星へと転生させられ、溢れんばかりの能力を便利に使って地味に旅をするお話です。主人公最強だけど最強だと気づいていない。
可愛い女子がやたら出てくるお話ではありません。ハーレムしません。恋愛要素一切ありません。
個性的な仲間と共に素材採取をしながら旅を続ける青年の異世界暮らし。たまーに戦っています。
このお話はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
裏話やネタバレはついったーにて。たまにぼやいております。
この度アルファポリスより書籍化致しました。
書籍化部分はレンタルしております。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

スキルを得られない特殊体質の少年。祠を直したらユニークスキルもらえた(なんで??)
屯神 焔
ファンタジー
魔法が存在し、魔物が跋扈し、人々が剣を磨き戦う世界、『ミリオン』
この世界では自身の強さ、もしくは弱さを知られる『ステータス』が存在する。
そして、どんな人でも、亜人でも、動物でも、魔物でも、生まれつきスキルを授かる。
それは、平凡か希少か、1つか2つ以上か、そういった差はあれ不変の理だ。
しかし、この物語の主人公、ギル・フィオネットは、スキルを授からなかった。
正確には、どんなスキルも得られない体質だったのだ。
そんな彼は、田舎の小さな村で生まれ暮らしていた。
スキルを得られない体質の彼を、村は温かく迎え・・・はしなかった。
迫害はしなかったが、かといって歓迎もしなかった。
父親は彼の体質を知るや否や雲隠れし、母は長年の無理がたたり病気で亡くなった。
一人残された彼は、安い賃金で雑用をこなし、その日暮らしを続けていた。
そんな彼の唯一の日課は、村のはずれにある古びた小さな祠の掃除である。
毎日毎日、少しずつ、汚れをふき取り、欠けてしまった所を何とか直した。
そんなある日。
『ありがとう。君のおかげで私はここに取り残されずに済んだ。これは、せめてものお礼だ。君の好きなようにしてくれてかまわない。本当に、今までありがとう。』
「・・・・・・え?」
祠に宿っていた、太古の時代を支配していた古代龍が、感謝の言葉と祠とともに消えていった。
「祠が消えた?」
彼は、朝起きたばかりで寝ぼけていたため、最後の「ありがとう」しか聞こえていなかった。
「ま、いっか。」
この日から、彼の生活は一変する。
無職で何が悪い!
アタラクシア
ファンタジー
今いるこの世界の隣に『ネリオミア』という世界がある。魔法が一般的に使え、魔物と呼ばれる人間に仇をなす生物がそこら辺を歩いているような世界。これはそんな世界でのお話――。
消えた父親を追って世界を旅している少女「ヘキオン」は、いつものように魔物の素材を売ってお金を貯めていた。
ある日普通ならいないはずのウルフロードにヘキオンは襲われてしまう。そこに現れたのは木の棒を持った謎の男。熟練の冒険者でも倒すのに一苦労するほど強いウルフロードを一撃で倒したその男の名は「カエデ」という。
ひょんなことから一緒に冒険することになったヘキオンとカエデは、様々な所を冒険することになる。そしてヘキオンの父親への真相も徐々に明らかになってゆく――。
毎日8時半更新中!

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。


加護とスキルでチートな異世界生活
どど
ファンタジー
高校1年生の新崎 玲緒(にいざき れお)が学校からの帰宅中にトラックに跳ねられる!?
目を覚ますと真っ白い世界にいた!
そこにやってきた神様に転生か消滅するかの2択に迫られ転生する!
そんな玲緒のチートな異世界生活が始まる
初めての作品なので誤字脱字、ストーリーぐだぐだが多々あると思いますが気に入って頂けると幸いです
ノベルバ様にも公開しております。
※キャラの名前や街の名前は基本的に私が思いついたやつなので特に意味はありません

転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる