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第六章
第49話『ボスとして一切の不足なし』
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『グラアァ!』
「ふんっ!」
そんな見え見えに俺へ直行されて、真正面から受け応えるわけがないだろ。
俺は闘牛ばりに突進してきた攻撃を、右へ跳んで回避する。
それにしても助かった。
屋敷の敷地は豪邸のそれとしか言えず、かなり広大。
立ち回れる空間が広いというのはありがたい。
「そんなにゆっくりだと、次は攻撃しちゃうぞ」
『グルルルル』
「おー怖い怖い」
大型と戦闘した時、力比べをしたが……今回もそれをやったら、あの強靭な顎によって盾どころか腕が砕かれてしまうだろうな。
『ガァッ!』
「やばっ」
若干だけ姿勢を低くし、そこからの跳躍はかなりの速さ。
俺は油断をしていたわけではないが反応が遅れてしまい、あいつの攻撃を盾で防ぐほかなかった。
「なかなかやるじゃないか」
大型とは力の差が半端じゃない、と先ほどまでいた場所を見て思う。
なんせ、たったの一撃を防いだだけだというのに、大体3mは後方へ飛ばされている。
これでハッキリとわかった。
たったの一撃、あの攻撃を防御なしにくらえば、その部位がなくなるか命を落とす。
「面白くなってきたな」
だから、面白いんじゃないか。
蘇ってくるあの楽しかった日々。
相手がモンスターだろうが、人間だろうが、自分のありとあらゆるものを行使し戦い、勝つ。
あの緊張感。
あの高揚感。
あの優越感。
今、この瞬間に味わっている血が滾るこの感覚。
ああ最高だ。
今、この瞬間こそが俺にとって最高に楽しい時。
ああ最高だ。
『グラァ!』
「【ブロック】」
『ガア!?』
「ああ、驚いたか?」
先ほどとは違い、俺は1mmも動かず剣と同じ鋭さをもつであろう爪を受け止める。
「ふんっ! ――おいおい、避けるなんて寂しいじゃないか」
終始、こちらをただの獲物としか思っていなかったであろうその表情から一変。
なぜ自分の攻撃が防がれたのか、という疑問が隠しきれていない困り顔は、そこら辺に居る犬となんら変わりない。
攻撃されたとしてもさほど痛まないであろう、俺の剣撃を避けてしまうほどには困惑しているというわけだ。
「まだまだこれからだ。一緒に楽しく踊ろうじゃないか」
「本当に、大丈夫なんだね……?」
「え、ええ」
アルマと合流を果たした一行は、屋敷一階にて時間がないなりに現状の説明とこれからの行動を端的に伝えた。
カナトが戦闘しているところを見られる、窓際で。
理解はしてもらえたが、とても了承できる内容ではなく。
しかもそれが自分達を助けるためということだから尚更。
「あんな大きいやつと一対一なんて……あのお方は本当に大丈夫なのですか」
「俺達のことは気にせず皆さんで倒した方が――」
アルマだけではなく、メイドと執事も同様に。
「私達もそうは思うのですが、どこにモンスターが潜伏しているのかわからない今は、私達と一緒に行動した方が安全です。それに――」
「カナトは大丈夫だよ~」
「そうね、カナトならね」
「カナトはあんまり理解していないようだけど、みんながリーダーとして推したのはちゃんと理由があるんだ」
三人は思わず首を傾げる。
「盾を装備していつもみんなを護ってくれるけれど、実は一番強いんだ」
「それだけじゃないよ~。カナトって一番ヤバいんだ」
「珍しく意見が合うじゃない。人のことを研究熱心だの天才だの言ってるけれど、カナトが一番ヤバいって話よ。あれはもう、なんて言えばいいのかしらね。変態?」
「あはは……みんな凄い言いようだね。でも、大体合ってるから否定できないのよね。カナトはね、いつもはあんな感じだけど、集中力も判断力も戦闘力もいろいろとおかしいんだよ。それに、目を凝らして表情を見てみて」
言われた通りに三人は窓からカナトの表情に目を凝らす。
「「「……なるほど」」」
巨大なウルフと一対一で渡り合っているという事実もさることながら、笑みを浮かべながら戦う姿を見てしまえば、言われていることを納得せざるをえない。
「要するに、助ける助けないとかではなく――現状で僕達は足手まといになってしまうから、カナトが集中して戦えるように退避してほしいってことだね」
アルマは諦めた表情で吐露する。
「わかったよ。それに、こちらには怪我人も居るし、みんなの助けがないと逃げることもできないのは事実だ」
「ごめんなさい……」
メイドは自分の不甲斐なさに頭を下げようとするも、
「大丈夫。私達が絶対に護ってみせるし――」
アケミはアルマの凛々しい表情を見る。
「そうだね。僕だって戦えるから」
「よし、そうと決まれば急ぐわよ」
「ボスとして一切の不足なし。強えーぜ、お前」
自分の体力が見えるのなら、相手の体力も見えるようにしてくれよ。
時間が確認できないのと同じく、変なところで現実味を出さないでくれ。
「お」
快く納得はしてくれなかったのだろうが、みんなが屋敷から逃げ出していくのが視界に入る。
走って移動していないということは……なるほどな。
アルマのやつ、本当に人を護るためこんな窮地に残って籠城していたってことか。
やるじゃねえか。
『グッ』
こいつ……。
「【ヘイトスティール】――おいおい、寂しいことをしてくれるじゃねえか」
目の前に居る俺を差し置き、弱者が居るあちらへ視線を向けようだなんて随分のなめてくれるじゃねえか。
「おい犬っころ。ここからは殺し合いだ」
『グァアッ!』
ここからは俺から仕掛ける。
「はあっ!」
地面を蹴って、盾を前に突進。
『グウッ』
「【ブロック】はっ!」
さっきまでのこちらから仕掛けた攻撃が通じなかったのを良いことに、完全になめ切っている。
攻撃が防がれたのも忘れ、爪で攻撃を仕掛けてきたのをスキルを使用して防ぎ、剣を足に突き刺す。
『グァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!』
「やっぱりそうか」
頭から胴体にかけて生える毛――いや、剛毛は、予想通り剣の攻撃は通用しなかった。
しかし、それ以外の部位はどうか、と実践してみた結果、やはりそういうことらしい。
「……それもそうか」
今の今まで、モンスターはゲームの時と同じく血なんか流れないと思っていた。
だが、この剣に付着した真っ赤な血は、その考えを全否定してくる。
一撃で倒せれば消滅するだけなのか、またはボスモンスターのみなのか。
――いけない。
こんな時だというのに、あいつが後退して時間ができてしまったものだからつい考察を始めてしまった。
まだ戦いは終わっていない。
俺は付着した血を払い落とし、盾を前に構える。
「いくぞっ」
最初の時みたいな瞬発力はなくなったのだろう、それに踏ん張ることもできなさそうだな。
爪の攻撃ではなく、牙で俺を食らいたいようだが……。
「いいぜ、力比べだ。【ブロック】」
勢いそのままに口の中に飛び込み、閉じられる牙の間に盾が挟む。
「やっぱりいいな、ボス戦っていうのは。燃える」
燃える体――しかし、頭は冷静。
だから、俺にはしっかりと見えている。
「弱点を晒すってのは、お馬鹿がすることだぜ。――はーっ!」
こいつが思い切り噛み締めて盾を固定してくれているからこそ、思い切り踏ん張って力を込められる。
左手に力を込め、半見開いた体をねじり、右手に握る剣をこいつの口内に突き刺す。
『――』
声なき声が鳴るが、それは終わりへの合図。
「これで終わりだ」
柔らかい肉を斬り分けながら、剣を地面まで振り下ろした。
すると、もはや悲鳴の一つすらなく、こいつの体はファサッと灰になって風に流されていく。
「さて、行くか」
このまま勝利の余韻に浸って座り込んで空を仰ぐというのも良いが、そんなことよりみんなと合流が先だな。
それに、村の中にまだ小型とかのウルフが残っているかもしれない。
まだ終わりではない。
剣に付着してた血が消えたのを確認し、この仕様に関しては不思議でしかないが、納刀し、みんなの方へ駆け出した。
「ふんっ!」
そんな見え見えに俺へ直行されて、真正面から受け応えるわけがないだろ。
俺は闘牛ばりに突進してきた攻撃を、右へ跳んで回避する。
それにしても助かった。
屋敷の敷地は豪邸のそれとしか言えず、かなり広大。
立ち回れる空間が広いというのはありがたい。
「そんなにゆっくりだと、次は攻撃しちゃうぞ」
『グルルルル』
「おー怖い怖い」
大型と戦闘した時、力比べをしたが……今回もそれをやったら、あの強靭な顎によって盾どころか腕が砕かれてしまうだろうな。
『ガァッ!』
「やばっ」
若干だけ姿勢を低くし、そこからの跳躍はかなりの速さ。
俺は油断をしていたわけではないが反応が遅れてしまい、あいつの攻撃を盾で防ぐほかなかった。
「なかなかやるじゃないか」
大型とは力の差が半端じゃない、と先ほどまでいた場所を見て思う。
なんせ、たったの一撃を防いだだけだというのに、大体3mは後方へ飛ばされている。
これでハッキリとわかった。
たったの一撃、あの攻撃を防御なしにくらえば、その部位がなくなるか命を落とす。
「面白くなってきたな」
だから、面白いんじゃないか。
蘇ってくるあの楽しかった日々。
相手がモンスターだろうが、人間だろうが、自分のありとあらゆるものを行使し戦い、勝つ。
あの緊張感。
あの高揚感。
あの優越感。
今、この瞬間に味わっている血が滾るこの感覚。
ああ最高だ。
今、この瞬間こそが俺にとって最高に楽しい時。
ああ最高だ。
『グラァ!』
「【ブロック】」
『ガア!?』
「ああ、驚いたか?」
先ほどとは違い、俺は1mmも動かず剣と同じ鋭さをもつであろう爪を受け止める。
「ふんっ! ――おいおい、避けるなんて寂しいじゃないか」
終始、こちらをただの獲物としか思っていなかったであろうその表情から一変。
なぜ自分の攻撃が防がれたのか、という疑問が隠しきれていない困り顔は、そこら辺に居る犬となんら変わりない。
攻撃されたとしてもさほど痛まないであろう、俺の剣撃を避けてしまうほどには困惑しているというわけだ。
「まだまだこれからだ。一緒に楽しく踊ろうじゃないか」
「本当に、大丈夫なんだね……?」
「え、ええ」
アルマと合流を果たした一行は、屋敷一階にて時間がないなりに現状の説明とこれからの行動を端的に伝えた。
カナトが戦闘しているところを見られる、窓際で。
理解はしてもらえたが、とても了承できる内容ではなく。
しかもそれが自分達を助けるためということだから尚更。
「あんな大きいやつと一対一なんて……あのお方は本当に大丈夫なのですか」
「俺達のことは気にせず皆さんで倒した方が――」
アルマだけではなく、メイドと執事も同様に。
「私達もそうは思うのですが、どこにモンスターが潜伏しているのかわからない今は、私達と一緒に行動した方が安全です。それに――」
「カナトは大丈夫だよ~」
「そうね、カナトならね」
「カナトはあんまり理解していないようだけど、みんながリーダーとして推したのはちゃんと理由があるんだ」
三人は思わず首を傾げる。
「盾を装備していつもみんなを護ってくれるけれど、実は一番強いんだ」
「それだけじゃないよ~。カナトって一番ヤバいんだ」
「珍しく意見が合うじゃない。人のことを研究熱心だの天才だの言ってるけれど、カナトが一番ヤバいって話よ。あれはもう、なんて言えばいいのかしらね。変態?」
「あはは……みんな凄い言いようだね。でも、大体合ってるから否定できないのよね。カナトはね、いつもはあんな感じだけど、集中力も判断力も戦闘力もいろいろとおかしいんだよ。それに、目を凝らして表情を見てみて」
言われた通りに三人は窓からカナトの表情に目を凝らす。
「「「……なるほど」」」
巨大なウルフと一対一で渡り合っているという事実もさることながら、笑みを浮かべながら戦う姿を見てしまえば、言われていることを納得せざるをえない。
「要するに、助ける助けないとかではなく――現状で僕達は足手まといになってしまうから、カナトが集中して戦えるように退避してほしいってことだね」
アルマは諦めた表情で吐露する。
「わかったよ。それに、こちらには怪我人も居るし、みんなの助けがないと逃げることもできないのは事実だ」
「ごめんなさい……」
メイドは自分の不甲斐なさに頭を下げようとするも、
「大丈夫。私達が絶対に護ってみせるし――」
アケミはアルマの凛々しい表情を見る。
「そうだね。僕だって戦えるから」
「よし、そうと決まれば急ぐわよ」
「ボスとして一切の不足なし。強えーぜ、お前」
自分の体力が見えるのなら、相手の体力も見えるようにしてくれよ。
時間が確認できないのと同じく、変なところで現実味を出さないでくれ。
「お」
快く納得はしてくれなかったのだろうが、みんなが屋敷から逃げ出していくのが視界に入る。
走って移動していないということは……なるほどな。
アルマのやつ、本当に人を護るためこんな窮地に残って籠城していたってことか。
やるじゃねえか。
『グッ』
こいつ……。
「【ヘイトスティール】――おいおい、寂しいことをしてくれるじゃねえか」
目の前に居る俺を差し置き、弱者が居るあちらへ視線を向けようだなんて随分のなめてくれるじゃねえか。
「おい犬っころ。ここからは殺し合いだ」
『グァアッ!』
ここからは俺から仕掛ける。
「はあっ!」
地面を蹴って、盾を前に突進。
『グウッ』
「【ブロック】はっ!」
さっきまでのこちらから仕掛けた攻撃が通じなかったのを良いことに、完全になめ切っている。
攻撃が防がれたのも忘れ、爪で攻撃を仕掛けてきたのをスキルを使用して防ぎ、剣を足に突き刺す。
『グァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!』
「やっぱりそうか」
頭から胴体にかけて生える毛――いや、剛毛は、予想通り剣の攻撃は通用しなかった。
しかし、それ以外の部位はどうか、と実践してみた結果、やはりそういうことらしい。
「……それもそうか」
今の今まで、モンスターはゲームの時と同じく血なんか流れないと思っていた。
だが、この剣に付着した真っ赤な血は、その考えを全否定してくる。
一撃で倒せれば消滅するだけなのか、またはボスモンスターのみなのか。
――いけない。
こんな時だというのに、あいつが後退して時間ができてしまったものだからつい考察を始めてしまった。
まだ戦いは終わっていない。
俺は付着した血を払い落とし、盾を前に構える。
「いくぞっ」
最初の時みたいな瞬発力はなくなったのだろう、それに踏ん張ることもできなさそうだな。
爪の攻撃ではなく、牙で俺を食らいたいようだが……。
「いいぜ、力比べだ。【ブロック】」
勢いそのままに口の中に飛び込み、閉じられる牙の間に盾が挟む。
「やっぱりいいな、ボス戦っていうのは。燃える」
燃える体――しかし、頭は冷静。
だから、俺にはしっかりと見えている。
「弱点を晒すってのは、お馬鹿がすることだぜ。――はーっ!」
こいつが思い切り噛み締めて盾を固定してくれているからこそ、思い切り踏ん張って力を込められる。
左手に力を込め、半見開いた体をねじり、右手に握る剣をこいつの口内に突き刺す。
『――』
声なき声が鳴るが、それは終わりへの合図。
「これで終わりだ」
柔らかい肉を斬り分けながら、剣を地面まで振り下ろした。
すると、もはや悲鳴の一つすらなく、こいつの体はファサッと灰になって風に流されていく。
「さて、行くか」
このまま勝利の余韻に浸って座り込んで空を仰ぐというのも良いが、そんなことよりみんなと合流が先だな。
それに、村の中にまだ小型とかのウルフが残っているかもしれない。
まだ終わりではない。
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