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第一章
第5話『俺達が最強の冒険者になるか』
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「それで、どうかしましたか?」
目線をチラチラと逸らしているってことは、そこまで良い話ではないってことか。
「あ、あのですね……命の恩人である皆さんに大変失礼だと思うのですが……」
「そんなにかしこまらないでください。助けたのは事実ですが、今はあなたに雇われているのですから、主が謙ってしまってはご一緒の方の心境がお辛いですよ」
「そう……ですね、わかりました」
俺達も立ち上がり、アルマも服の襟を正した。
「それで、何かありましたか?」
「それがですね、バネッサまでそう遠くないような感じに言っていましたが、実はここからまだまだ距離がありまして、野宿をしなければならないのです」
「わかりました。こちらとしては全然大丈夫ですよ。食糧等は大丈夫そうなんですよね?」
「はい。少し質素になってしまいますが」
「なら全然大丈夫です」
それから俺達は薪を集めたり、食べられそうな木の実をあの三人と協力して集めた。
最初こそはなんでこんなことも知らないんだ、みたいな顔をされたが、普段はこういう機会に恵まれないんだ、と言ったらすんなりと信用してくれた。
とりあえずそんなこんなしていると、あっという間に夕方になってしまう。
陽が完全に落ち切ったら、交代で見張りをしなければと覚悟をしていたが、こういう水辺と火があればここら辺のモンスターは近寄ってこないらしい。
これじゃあまるで、モンスターというよりは獣だよな。
さて、このタイミングで全員が揃った。
「今日はいろんなことがあったな」
「こんな事までしているけれど、未だに実感が沸かないっていうのは寝ぼけているのかな」
「いいや。本当に夢みたいな光景が広がっているからな、無理もない」
本当にその通りだ。
俺達は何の前触れもなく、物語で言うところの神様にうんぬんかんぬんということもなく、こんな異世界みたいなゲーム世界めいた場所に居る。
「ボク達はただゲームをしていただけなのに、なんだか面白いよねー」
「今のところ、そこまで面白いことはないと思うけどね」
「そう? アンナったらスキルをぶっ放していた時なんて、笑ってたわよ?」
「そ、そんなわけないじゃない! 人を戦闘狂みたいに言うのはやめてよ」
「いや、事実そうだろ。少なくとも前は」
「なっ!」
「お前さ、気づいてないわけ? 楽しくなってくると、どっかの漫画にでも出てきそうな笑い方でスキルをぶっ放しまくってたんだぞ。たしか……」
「「「「ヒャッハー」」」」
アンナ以外の全員が口を揃えてそう言う。
「な? お前以外の全員がそう認識してるんだぞ」
「ま、まさか私にそんな一面があっただなんて」
アンナは「それはそれで良いわね」と小言を呟いている。
そこは恥じらうとか全否定するとかするのが普通なんじゃねえのか?
「雑談はさておき、ここからが本題だ。さっき彼らから聞いた話だが、みんなも思っていた通り冒険者らしい」
これは、さっき木の実を集めている時に聞き出した情報だ。
「で、俺達の目的地としているバネッサという街は、規模も大きく冒険者ギルドがあるようだ。そこで、だ。今俺達に足りないのはチートスキルなんかじゃない――目標だ」
全員が首を縦に振る。
「元々俺達にはゲームセンスなんてものはなく、初心者の底辺からやってきた。じゃあこれからも俺達は俺達のままやっていくだけだ。――俺達は、この世界で最強の冒険者を目指そうと思う。是非、みんなの意見を聞かせてほしい」
まずはケイヤに視線を向ける。
「いいんじゃない、僕達らしくって」
次にアケミ。
「そうだね、私達は変わらない。今までも、これからも」
ミサヤ。
「ボクがそんな面白いことを反対すると思ってるの? のんのんのん」
得意気に笑みを浮かべて指を振るミサヤから、アンナへ。
「ふんっ、物凄く良い提案じゃない。これからが楽しみってものよ」
と、全員からの了承を得られた。
「じゃあここから、俺達――【夜空の太陽】の物語の始まりだ」
俺含む全員の顔が挑戦的に微笑む。
いわば、俺達から世界への挑戦状なんだ。
どこの神様だか知らねえが、どんな目論見があろうが知らねえ。
俺達は俺達のやりたいようにやる。
「でもまずは、冒険者にならないとね」
と、アンナから耳の痛くなる指摘が入る。
「だよなあ。別に隠しているわけでもないから、サラッと冒険者じゃないことを白状してもいいんだけどな。どうせ街に着いたらバレるだろうし」
「その時はその時でいいんじゃない。別に騙してお金を奪おうってわけでもないんだし」
「それもそっか」
まあ確かに、俺達は偶然通りがかったとしか言ってないしな。
冒険者だ、なんて一言も言ってないわけだし。
怒られたら、素直に謝ろう。
「さて、目標も決まったわけだし、後はいつも通りに試行錯誤を重ねていくわけだが……アンナ、訊いてもいいか」
「なにかしら」
「アンナは俺達にとって大切な存在だ」
「ななななななななななにをいきなり!」
「ん? どうした」
なんだか知らんがアンナは顔を真っ赤にしながら両手で顔を隠している。
ついでにアケミが石のようなものを握って持ち上げようとしていた。
「アンナは、これからワープ系のスキルを取得するよな」
「え……え、ええ。そのつもりよ」
「攻撃スキルより先に、【グランドメモ】の取得を優先させてはもらえないか」
「別にそれ自体に問題はないけれど、その先の【グランドワープ】はかなり先送りにする予定よ」
「まあ、そうなるよな」
なぜか、というのは簡単である。
ゲームの世界でもそうだったが、魔法職はかなり分岐が激しい。
火力重視のアンナは、本来ならばこのワープ系のスキルを取得すること自体避けたいはずだ。
だが、俺達のために他の攻撃スキルを犠牲にして取得してくれていた。
あと、【グランドワープ】に限っては別に後々でいい。
こんな世界なら尚更。
「頼み事はそれぐらいだな。各々、どんなスキルを取得しても構わない」
後は……そうだな。
こんな世界だし、軽いルールみたいなのでも決めておくか。
「じゃあ最後に、この世界ではどんなことが起きるかわからない。俺達が一番避けなければならないのが、体力の全損――死、だ。だから、原則として一人での行動は慎む、というのを意識しておこう」
みんなは即答で了承。
これはゲームじゃない、なんてことはわからないが、これは絶対だ。
俺はリーダーとしての責任もあるが、今まで苦楽を共にしてきた仲間の死に様なんて絶対に見たくないし、絶対に死なさせない。
「今日はこのまま何もないだろうが、スキル取得のシミュレーションなんてして寝不足ってことだけは避けてくれな」
「それはどーだろうね?」
「僕も保証はできないな」
「す、少しぐらいいいじゃない」
「私もちょーっとだけやるかもね」
「ったく、これだからゲーマーは」
みんなから、「カナトもね」という鋭いツッコミを受けた。
それもそうだな、自分でそう言っておいて、何時間ぐらい寝られるかどうか計算していたしな。
目標も決まったことだし、程々にこの世界を楽しんでいくか。
目線をチラチラと逸らしているってことは、そこまで良い話ではないってことか。
「あ、あのですね……命の恩人である皆さんに大変失礼だと思うのですが……」
「そんなにかしこまらないでください。助けたのは事実ですが、今はあなたに雇われているのですから、主が謙ってしまってはご一緒の方の心境がお辛いですよ」
「そう……ですね、わかりました」
俺達も立ち上がり、アルマも服の襟を正した。
「それで、何かありましたか?」
「それがですね、バネッサまでそう遠くないような感じに言っていましたが、実はここからまだまだ距離がありまして、野宿をしなければならないのです」
「わかりました。こちらとしては全然大丈夫ですよ。食糧等は大丈夫そうなんですよね?」
「はい。少し質素になってしまいますが」
「なら全然大丈夫です」
それから俺達は薪を集めたり、食べられそうな木の実をあの三人と協力して集めた。
最初こそはなんでこんなことも知らないんだ、みたいな顔をされたが、普段はこういう機会に恵まれないんだ、と言ったらすんなりと信用してくれた。
とりあえずそんなこんなしていると、あっという間に夕方になってしまう。
陽が完全に落ち切ったら、交代で見張りをしなければと覚悟をしていたが、こういう水辺と火があればここら辺のモンスターは近寄ってこないらしい。
これじゃあまるで、モンスターというよりは獣だよな。
さて、このタイミングで全員が揃った。
「今日はいろんなことがあったな」
「こんな事までしているけれど、未だに実感が沸かないっていうのは寝ぼけているのかな」
「いいや。本当に夢みたいな光景が広がっているからな、無理もない」
本当にその通りだ。
俺達は何の前触れもなく、物語で言うところの神様にうんぬんかんぬんということもなく、こんな異世界みたいなゲーム世界めいた場所に居る。
「ボク達はただゲームをしていただけなのに、なんだか面白いよねー」
「今のところ、そこまで面白いことはないと思うけどね」
「そう? アンナったらスキルをぶっ放していた時なんて、笑ってたわよ?」
「そ、そんなわけないじゃない! 人を戦闘狂みたいに言うのはやめてよ」
「いや、事実そうだろ。少なくとも前は」
「なっ!」
「お前さ、気づいてないわけ? 楽しくなってくると、どっかの漫画にでも出てきそうな笑い方でスキルをぶっ放しまくってたんだぞ。たしか……」
「「「「ヒャッハー」」」」
アンナ以外の全員が口を揃えてそう言う。
「な? お前以外の全員がそう認識してるんだぞ」
「ま、まさか私にそんな一面があっただなんて」
アンナは「それはそれで良いわね」と小言を呟いている。
そこは恥じらうとか全否定するとかするのが普通なんじゃねえのか?
「雑談はさておき、ここからが本題だ。さっき彼らから聞いた話だが、みんなも思っていた通り冒険者らしい」
これは、さっき木の実を集めている時に聞き出した情報だ。
「で、俺達の目的地としているバネッサという街は、規模も大きく冒険者ギルドがあるようだ。そこで、だ。今俺達に足りないのはチートスキルなんかじゃない――目標だ」
全員が首を縦に振る。
「元々俺達にはゲームセンスなんてものはなく、初心者の底辺からやってきた。じゃあこれからも俺達は俺達のままやっていくだけだ。――俺達は、この世界で最強の冒険者を目指そうと思う。是非、みんなの意見を聞かせてほしい」
まずはケイヤに視線を向ける。
「いいんじゃない、僕達らしくって」
次にアケミ。
「そうだね、私達は変わらない。今までも、これからも」
ミサヤ。
「ボクがそんな面白いことを反対すると思ってるの? のんのんのん」
得意気に笑みを浮かべて指を振るミサヤから、アンナへ。
「ふんっ、物凄く良い提案じゃない。これからが楽しみってものよ」
と、全員からの了承を得られた。
「じゃあここから、俺達――【夜空の太陽】の物語の始まりだ」
俺含む全員の顔が挑戦的に微笑む。
いわば、俺達から世界への挑戦状なんだ。
どこの神様だか知らねえが、どんな目論見があろうが知らねえ。
俺達は俺達のやりたいようにやる。
「でもまずは、冒険者にならないとね」
と、アンナから耳の痛くなる指摘が入る。
「だよなあ。別に隠しているわけでもないから、サラッと冒険者じゃないことを白状してもいいんだけどな。どうせ街に着いたらバレるだろうし」
「その時はその時でいいんじゃない。別に騙してお金を奪おうってわけでもないんだし」
「それもそっか」
まあ確かに、俺達は偶然通りがかったとしか言ってないしな。
冒険者だ、なんて一言も言ってないわけだし。
怒られたら、素直に謝ろう。
「さて、目標も決まったわけだし、後はいつも通りに試行錯誤を重ねていくわけだが……アンナ、訊いてもいいか」
「なにかしら」
「アンナは俺達にとって大切な存在だ」
「ななななななななななにをいきなり!」
「ん? どうした」
なんだか知らんがアンナは顔を真っ赤にしながら両手で顔を隠している。
ついでにアケミが石のようなものを握って持ち上げようとしていた。
「アンナは、これからワープ系のスキルを取得するよな」
「え……え、ええ。そのつもりよ」
「攻撃スキルより先に、【グランドメモ】の取得を優先させてはもらえないか」
「別にそれ自体に問題はないけれど、その先の【グランドワープ】はかなり先送りにする予定よ」
「まあ、そうなるよな」
なぜか、というのは簡単である。
ゲームの世界でもそうだったが、魔法職はかなり分岐が激しい。
火力重視のアンナは、本来ならばこのワープ系のスキルを取得すること自体避けたいはずだ。
だが、俺達のために他の攻撃スキルを犠牲にして取得してくれていた。
あと、【グランドワープ】に限っては別に後々でいい。
こんな世界なら尚更。
「頼み事はそれぐらいだな。各々、どんなスキルを取得しても構わない」
後は……そうだな。
こんな世界だし、軽いルールみたいなのでも決めておくか。
「じゃあ最後に、この世界ではどんなことが起きるかわからない。俺達が一番避けなければならないのが、体力の全損――死、だ。だから、原則として一人での行動は慎む、というのを意識しておこう」
みんなは即答で了承。
これはゲームじゃない、なんてことはわからないが、これは絶対だ。
俺はリーダーとしての責任もあるが、今まで苦楽を共にしてきた仲間の死に様なんて絶対に見たくないし、絶対に死なさせない。
「今日はこのまま何もないだろうが、スキル取得のシミュレーションなんてして寝不足ってことだけは避けてくれな」
「それはどーだろうね?」
「僕も保証はできないな」
「す、少しぐらいいいじゃない」
「私もちょーっとだけやるかもね」
「ったく、これだからゲーマーは」
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