34 / 40
第五章
第34話『開幕速攻』
しおりを挟む
「行くぞ!」
団子状態の人貯まりを突破した俺達は、周りの目線など気にせず走り出す。
当然、俺達同様に走り出す人達もいるが速度が桁違いだ。
全速力で走る人や、アシスタントAIの力を借りているのであろう、楽に走っていく人達もいる。
俺も速度を上げたいところだが……後ろをついてくる2人の少し乱れる息遣いが耳まで届く。
いくらアシスタントAIによって体の使い方が最適化されているからといって、自信の体力に依存してしまうのだから仕方がない。
『ガウ』
『キュー』
モンスターの目を気にしていないとはいえ、相手からしたら関係はない。
こちらを攻撃しようと追いかけてくるが、残念ながらこちらの方が足は速いんだ。
しかし前の人達も同じように通過していっているため、道を塞いでしまっているモンスターもいる。
「はぁっ」
「うわっ」
「すごー」
後ろから歓声のようなものが聞こえるが、このまま足を止めるわけにはいかない。
幸いにもこんな楽勝で討伐したモンスターでもカウントされるんだから、ありがたく思おう。
なんせ最初は60体以上だったのが、3人になったということから80体以上まで押し上げられたんだ。
いくらレベルの高い俺が居るからといって、ほとんど初心者2人がいることぐらい簡単にわかるだろうに。
文句を言っていても仕方がないな。
さっさとここら辺から抜け出さないと。
「2人とも、補助具を使用する。大体3秒ぐらいだ。思いっ切り前傾姿勢になってくれ」
「うんっ」
「了解」
「あ、後は息も止めておくように」
最後におまけの忠告を入れ、言葉にする。
「カナリア、足のみ補助具の使用を頼む。使用時間は3秒だ」
『わかりました。最速……ではなく、お2人の速度に合わせるということでよろしかったでしょうか』
「ああ、それで頼む」
2人も自分のアシスタントAIに指示を出し終わったようだ。
「じゃあ――行くぞっ」
俺達はたった3秒で50メートルぐらいを進んだ。
「ここら辺で一旦止まろう」
「はぁ――はぁ――」
「ぷっはぁ~」
「まだ休憩時間じゃないぞ。幸いにも先行組はここも空けてくれているみたいだから、後方が追いついてきてしまう前にサクッと数を稼ごうと思う」
「よーっし、私も頑張るぞー」
「私も頑張るぞーっ」
ここら辺に出現するのは、【スコーツオン】だ。
出現する頻度が高いことから初心者がここら辺で戦おうと思うと、かなり苦戦するどころか非常に危ない。
だが、今回は俺がいるだけでなく、鈴城という期待の新人が居る。
夏空に関してはまだわからないが、これより先へ進む前に腕試しにはちょうどいい。
しかし懸念点としてあるのが、もしもゲームで知り合ったあのミヤビさんだったら、今回の戦闘およびここより先に進むのは厳しいはずだ。
なにはともあれ、とりあえず戦ってみればわかることだな。
「さて、あちらは準備万端のようだ」
スコーツオンが計8体、俺達を待ち構えている。
2人も既に光剣を抜刀済み。
「俺が6体やる。2人で2体をやってくれ。戦い方は完全に任せる」
「わかったよ」
「はいはいー」
「できるだけ無理はしないようにな――っ」
その言葉を最後に、俺は跳び出す。
こいつらの戦闘データは既に集めきっている。
「カナリア、自動索敵モードのままでいい。俺がやる」
『かしこまりました。では、余った時間でお2人の戦闘データを収集しておきます』
「さすが、わかってるな」
スコーツオンには飛び道具のような、遠距離攻撃ができる手段はなし。
全てが近接戦闘向きになっていて、両側にある3本ずつある足は細かく素早い動きを実現させている。
顔の横ら辺にある爪と尻尾の攻撃はリーチも短く速度も速くはないが、当たってしまうと"かなり"痛いらしい。
「はあぁっ」
勢いそのままに滑り込んだ姿勢のまま2体を真っ二つに斬り裂き――消滅。
停止の前傾姿勢から再び跳び出し、未だに振り向ききれてない2体を背後から斬り刻み――消滅。
――残り2体。
スコーツオンはすばしっこいが、足が多いからか他のモンスターよりちゃんと聞こえる。
だからこそこの状況では余裕が生まれ、カナリアに見てはもらっているものの、あちら側で戦っている2人の動向が気になってしまいチラッと視線を移す。
アシスタントAIとのやり取りに集中しているのであろう。
基本的な意思疎通は言葉のやりとりでやるものだが、そこまで離れていないこの場からでも聞こえてはこない。
しかし、しっかりと攻撃を見極めて回避をして攻撃ができるチャンスを窺ってる。
戦闘慣れはしていないが、冷静でいられているというのはかなり大事だ。
『キュキュ』
「おっと」
さすがに戦闘中で余所見っていうのは失礼だったな。
突進してきた2体のスコーツオンから半歩飛んで攻撃を回避。
「ふっ」
こいつらにとっての完全なる視界外――頭上まで跳び、体に着地をして1刺しの後、もう1体の体にも乗って1刺して両方とも消滅した。
視線を再び2人に移すと、今の間に1体を討伐したようだ。
残り1体を前後で囲み、後方に回った夏空が尻尾を斬り落として、そのまま2撃目を討伐しきった。
「二人とも、まだいけそうか?」
「う、うんっ」
「大丈夫だよ」
「なら後もう1度だけここで戦おう。後方の人達も俺達が終わったぐらいにここら辺まで来るだろうから、討伐しきったらまた前進だ」
本当にここの再出現速度は他とは違う。
だって、見渡す限りのスコーツオンを討伐し終えたばかりだというのに、もう5体も出現している。
この間、20秒ってところか。
少しだけ心配はしていたが、2人は腕を回したり跳ねたりしてやる気を表に出している。
この戦闘が終われば、移動中に討伐した数を合わせれば20体ってところか。
指示として出された80体まではまだまだ遠いが、順調だな。
「よし、今度も2体をそっちで頼む」
「はーいっ」
「任せてー」
「カナリア、さっきと同じ要領で頼む」
『お任せください』
――戦闘終了。
数も少なかったから、1分程度で戦闘は終了した。
だが、集中し過ぎたのであろう。
2人の表情に若干の疲れが見え始めている。
「もう少ししたら休憩だ。移動開始!」
団子状態の人貯まりを突破した俺達は、周りの目線など気にせず走り出す。
当然、俺達同様に走り出す人達もいるが速度が桁違いだ。
全速力で走る人や、アシスタントAIの力を借りているのであろう、楽に走っていく人達もいる。
俺も速度を上げたいところだが……後ろをついてくる2人の少し乱れる息遣いが耳まで届く。
いくらアシスタントAIによって体の使い方が最適化されているからといって、自信の体力に依存してしまうのだから仕方がない。
『ガウ』
『キュー』
モンスターの目を気にしていないとはいえ、相手からしたら関係はない。
こちらを攻撃しようと追いかけてくるが、残念ながらこちらの方が足は速いんだ。
しかし前の人達も同じように通過していっているため、道を塞いでしまっているモンスターもいる。
「はぁっ」
「うわっ」
「すごー」
後ろから歓声のようなものが聞こえるが、このまま足を止めるわけにはいかない。
幸いにもこんな楽勝で討伐したモンスターでもカウントされるんだから、ありがたく思おう。
なんせ最初は60体以上だったのが、3人になったということから80体以上まで押し上げられたんだ。
いくらレベルの高い俺が居るからといって、ほとんど初心者2人がいることぐらい簡単にわかるだろうに。
文句を言っていても仕方がないな。
さっさとここら辺から抜け出さないと。
「2人とも、補助具を使用する。大体3秒ぐらいだ。思いっ切り前傾姿勢になってくれ」
「うんっ」
「了解」
「あ、後は息も止めておくように」
最後におまけの忠告を入れ、言葉にする。
「カナリア、足のみ補助具の使用を頼む。使用時間は3秒だ」
『わかりました。最速……ではなく、お2人の速度に合わせるということでよろしかったでしょうか』
「ああ、それで頼む」
2人も自分のアシスタントAIに指示を出し終わったようだ。
「じゃあ――行くぞっ」
俺達はたった3秒で50メートルぐらいを進んだ。
「ここら辺で一旦止まろう」
「はぁ――はぁ――」
「ぷっはぁ~」
「まだ休憩時間じゃないぞ。幸いにも先行組はここも空けてくれているみたいだから、後方が追いついてきてしまう前にサクッと数を稼ごうと思う」
「よーっし、私も頑張るぞー」
「私も頑張るぞーっ」
ここら辺に出現するのは、【スコーツオン】だ。
出現する頻度が高いことから初心者がここら辺で戦おうと思うと、かなり苦戦するどころか非常に危ない。
だが、今回は俺がいるだけでなく、鈴城という期待の新人が居る。
夏空に関してはまだわからないが、これより先へ進む前に腕試しにはちょうどいい。
しかし懸念点としてあるのが、もしもゲームで知り合ったあのミヤビさんだったら、今回の戦闘およびここより先に進むのは厳しいはずだ。
なにはともあれ、とりあえず戦ってみればわかることだな。
「さて、あちらは準備万端のようだ」
スコーツオンが計8体、俺達を待ち構えている。
2人も既に光剣を抜刀済み。
「俺が6体やる。2人で2体をやってくれ。戦い方は完全に任せる」
「わかったよ」
「はいはいー」
「できるだけ無理はしないようにな――っ」
その言葉を最後に、俺は跳び出す。
こいつらの戦闘データは既に集めきっている。
「カナリア、自動索敵モードのままでいい。俺がやる」
『かしこまりました。では、余った時間でお2人の戦闘データを収集しておきます』
「さすが、わかってるな」
スコーツオンには飛び道具のような、遠距離攻撃ができる手段はなし。
全てが近接戦闘向きになっていて、両側にある3本ずつある足は細かく素早い動きを実現させている。
顔の横ら辺にある爪と尻尾の攻撃はリーチも短く速度も速くはないが、当たってしまうと"かなり"痛いらしい。
「はあぁっ」
勢いそのままに滑り込んだ姿勢のまま2体を真っ二つに斬り裂き――消滅。
停止の前傾姿勢から再び跳び出し、未だに振り向ききれてない2体を背後から斬り刻み――消滅。
――残り2体。
スコーツオンはすばしっこいが、足が多いからか他のモンスターよりちゃんと聞こえる。
だからこそこの状況では余裕が生まれ、カナリアに見てはもらっているものの、あちら側で戦っている2人の動向が気になってしまいチラッと視線を移す。
アシスタントAIとのやり取りに集中しているのであろう。
基本的な意思疎通は言葉のやりとりでやるものだが、そこまで離れていないこの場からでも聞こえてはこない。
しかし、しっかりと攻撃を見極めて回避をして攻撃ができるチャンスを窺ってる。
戦闘慣れはしていないが、冷静でいられているというのはかなり大事だ。
『キュキュ』
「おっと」
さすがに戦闘中で余所見っていうのは失礼だったな。
突進してきた2体のスコーツオンから半歩飛んで攻撃を回避。
「ふっ」
こいつらにとっての完全なる視界外――頭上まで跳び、体に着地をして1刺しの後、もう1体の体にも乗って1刺して両方とも消滅した。
視線を再び2人に移すと、今の間に1体を討伐したようだ。
残り1体を前後で囲み、後方に回った夏空が尻尾を斬り落として、そのまま2撃目を討伐しきった。
「二人とも、まだいけそうか?」
「う、うんっ」
「大丈夫だよ」
「なら後もう1度だけここで戦おう。後方の人達も俺達が終わったぐらいにここら辺まで来るだろうから、討伐しきったらまた前進だ」
本当にここの再出現速度は他とは違う。
だって、見渡す限りのスコーツオンを討伐し終えたばかりだというのに、もう5体も出現している。
この間、20秒ってところか。
少しだけ心配はしていたが、2人は腕を回したり跳ねたりしてやる気を表に出している。
この戦闘が終われば、移動中に討伐した数を合わせれば20体ってところか。
指示として出された80体まではまだまだ遠いが、順調だな。
「よし、今度も2体をそっちで頼む」
「はーいっ」
「任せてー」
「カナリア、さっきと同じ要領で頼む」
『お任せください』
――戦闘終了。
数も少なかったから、1分程度で戦闘は終了した。
だが、集中し過ぎたのであろう。
2人の表情に若干の疲れが見え始めている。
「もう少ししたら休憩だ。移動開始!」
0
お気に入りに追加
48
あなたにおすすめの小説
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
男子中学生から女子校生になった僕
葵
大衆娯楽
僕はある日突然、母と姉に強制的に女の子として育てられる事になった。
普通に男の子として過ごしていた主人公がJKで過ごした高校3年間のお話し。
強制女装、女性と性行為、男性と性行為、羞恥、屈辱などが好きな方は是非読んでみてください!
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
家の庭にレアドロップダンジョンが生えた~神話級のアイテムを使って普通のダンジョンで無双します~
芦屋貴緒
ファンタジー
売れないイラストレーターである里見司(さとみつかさ)の家にダンジョンが生えた。
駆除業者も呼ぶことができない金欠ぶりに「ダンジョンで手に入れたものを売ればいいのでは?」と考え潜り始める。
だがそのダンジョンで手に入るアイテムは全て他人に譲渡できないものだったのだ。
彼が財宝を鑑定すると驚愕の事実が判明する。
経験値も金にもならないこのダンジョン。
しかし手に入るものは全て高ランクのダンジョンでも入手困難なレアアイテムばかり。
――じゃあ、アイテムの力で強くなって普通のダンジョンで稼げばよくない?
アルケミア・オンライン
メビウス
SF
※現在不定期更新中。多忙なため期間が大きく開く可能性あり。
『錬金術を携えて強敵に挑め!』
ゲーム好きの少年、芦名昴は、幸運にも最新VRMMORPGの「アルケミア・オンライン」事前登録の抽選に当選する。常識外れとも言えるキャラクタービルドでプレイする最中、彼は1人の刀使いと出会う。
宝石に秘められた謎、仮想世界を取り巻くヒトとAIの関係、そして密かに動き出す陰謀。メガヒットゲーム作品が映し出す『世界の真実』とは────?
これは、AIに愛され仮想世界に選ばれた1人の少年と、ヒトになろうとしたAIとの、運命の戦いを描いた物語。
最強のコミュ障探索者、Sランクモンスターから美少女配信者を助けてバズりたおす~でも人前で喋るとか無理なのでコラボ配信は断固お断りします!~
尾藤みそぎ
ファンタジー
陰キャのコミュ障女子高生、灰戸亜紀は人見知りが過ぎるあまりソロでのダンジョン探索をライフワークにしている変わり者。そんな彼女は、ダンジョンの出現に呼応して「プライムアビリティ」に覚醒した希少な特級探索者の1人でもあった。
ある日、亜紀はダンジョンの中層に突如現れたSランクモンスターのサラマンドラに襲われている探索者と遭遇する。
亜紀は人助けと思って、サラマンドラを一撃で撃破し探索者を救出。
ところが、襲われていたのは探索者兼インフルエンサーとして知られる水無瀬しずくで。しかも、救出の様子はすべて生配信されてしまっていた!?
そして配信された動画がバズりまくる中、偶然にも同じ学校の生徒だった水無瀬しずくがお礼に現れたことで、亜紀は瞬く間に身バレしてしまう。
さらには、ダンジョン管理局に目をつけられて依頼が舞い込んだり、水無瀬しずくからコラボ配信を持ちかけられたり。
コミュ障を極めてひっそりと生活していた亜紀の日常はガラリと様相を変えて行く!
はたして表舞台に立たされてしまった亜紀は安らぎのぼっちライフを守り抜くことができるのか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる