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ホワイトシティ
50%
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年中枯れることのないコスモス畑。
その花畑に飛ばされた4人。
ナギ、エマ、黄金丸、ツバメ。
「さあ~!やるか!」
「クックック…
まさかこの分身まで出ることになるとは
思いもしてなかったぜ…」
「こいつを突破出来れば遂に本体と
ご対面なわけだな…」
「ああ。本物のリルのお出ましだ。」
「いいこと教えてやろう!!
オリジナルの俺が100%と
した場合で
さっきの3人の分身時が25%
そして今この体が50パーセントと
言ったところだ!!
つまり、今の貴様らでは一生俺に
勝つことは出来ん!!
不可能なのだ!!」
するとその言葉を聞き黄金丸が
刀を構えた。
「あいにく、どんなことでも
それが勝負事である限り絶対なんて
ことは無い!!
不可能、可能なんてのは己のさじ加減で
決めているに過ぎない!!」
「カチャッ!」
「くらえ…
黒刀・火吹!!」
「魔城壁!!」
「ボゴウゥゥ…」
(な、防御魔法…
ここへ来て自分で防御したのは
初めてか…)
(あ、足が動かない…)
エマは隙を見てリルを拘束した。
「新技!霧縛り!
さらに…
これで!!」
エマの頭の上には大量の蒸気が
溜まっていた。
「爆水塵!!」
(ぐっ…
拘束されてて魔法が…
なら、これを使うか…)
「召喚・魔鮫!!」
「グォォォーー!」
(貰った!!
爆水塵はあれでは防ぎきれない!!)
「ガブ…」
しかし、爆水塵は鮫に飲み込まれた。
「ば、バカな!?
1度その技は爆水塵で破ったはず…」
「言ったはずだ!
その時の俺は20%程度…
50%の俺が出した鮫とは
訳が違う!!」
「ぐっ…」
「だから言っただろ!?
お前たちでは俺に勝つことなど
不可能だと!!」
「何度も言わせるな…
勝手に決めつけるなと!!」
黄金丸は黒刀を再び構えた。
「心眼!!」
(これは…
終焉か、、、
厄介だな。50%とはいえ
致命傷になるほどの大威力。
ならば、、、)
「邪気・魔王城壁!!」
黒い邪気が混じった障壁を
目の前に出した。
「黒刀・終焉!!」
すると振り下ろす直前にツバメが赤ゴリラを振り回した。
(あたしだって…)
「紅蓮衝!!」
「ズガガガ…」
(ちっ!2人同時か…
なら、魔城壁を…)
しかしリルは動けなかった。
「残念!霧縛り!!」
「ちっ!!この雑魚が!!」
「今からあんたはその雑魚呼ばわりしてる奴に負けるんだよ!
姉貴!!」
「大氷河!!」
「カチンッ!!」
(っな!!
二重に動きを拘束しただと!)
「何故だ!?
心眼で技の仕組みがわかるはずなのに…」
「どんなに優れていてもあんたには
目がふたつしかないからね…
一度に4人から攻撃を受けると
誰かは受けるはずだからね…」
「雑魚どもが!!
舐めた真似しやがって!!」
「いけ!黄金丸、ツバメ!!」
”はぁー!!”
2人は息を合わせて技を放った。
「バアアアアアーーーン!!!」
技の衝撃で煙が出た。
(やったか!?)
煙が消えた。
「なーんてな!!
残念だったな!!」
「ば、バカな…
効いてないだと!?」
「化け物が…」
その花畑に飛ばされた4人。
ナギ、エマ、黄金丸、ツバメ。
「さあ~!やるか!」
「クックック…
まさかこの分身まで出ることになるとは
思いもしてなかったぜ…」
「こいつを突破出来れば遂に本体と
ご対面なわけだな…」
「ああ。本物のリルのお出ましだ。」
「いいこと教えてやろう!!
オリジナルの俺が100%と
した場合で
さっきの3人の分身時が25%
そして今この体が50パーセントと
言ったところだ!!
つまり、今の貴様らでは一生俺に
勝つことは出来ん!!
不可能なのだ!!」
するとその言葉を聞き黄金丸が
刀を構えた。
「あいにく、どんなことでも
それが勝負事である限り絶対なんて
ことは無い!!
不可能、可能なんてのは己のさじ加減で
決めているに過ぎない!!」
「カチャッ!」
「くらえ…
黒刀・火吹!!」
「魔城壁!!」
「ボゴウゥゥ…」
(な、防御魔法…
ここへ来て自分で防御したのは
初めてか…)
(あ、足が動かない…)
エマは隙を見てリルを拘束した。
「新技!霧縛り!
さらに…
これで!!」
エマの頭の上には大量の蒸気が
溜まっていた。
「爆水塵!!」
(ぐっ…
拘束されてて魔法が…
なら、これを使うか…)
「召喚・魔鮫!!」
「グォォォーー!」
(貰った!!
爆水塵はあれでは防ぎきれない!!)
「ガブ…」
しかし、爆水塵は鮫に飲み込まれた。
「ば、バカな!?
1度その技は爆水塵で破ったはず…」
「言ったはずだ!
その時の俺は20%程度…
50%の俺が出した鮫とは
訳が違う!!」
「ぐっ…」
「だから言っただろ!?
お前たちでは俺に勝つことなど
不可能だと!!」
「何度も言わせるな…
勝手に決めつけるなと!!」
黄金丸は黒刀を再び構えた。
「心眼!!」
(これは…
終焉か、、、
厄介だな。50%とはいえ
致命傷になるほどの大威力。
ならば、、、)
「邪気・魔王城壁!!」
黒い邪気が混じった障壁を
目の前に出した。
「黒刀・終焉!!」
すると振り下ろす直前にツバメが赤ゴリラを振り回した。
(あたしだって…)
「紅蓮衝!!」
「ズガガガ…」
(ちっ!2人同時か…
なら、魔城壁を…)
しかしリルは動けなかった。
「残念!霧縛り!!」
「ちっ!!この雑魚が!!」
「今からあんたはその雑魚呼ばわりしてる奴に負けるんだよ!
姉貴!!」
「大氷河!!」
「カチンッ!!」
(っな!!
二重に動きを拘束しただと!)
「何故だ!?
心眼で技の仕組みがわかるはずなのに…」
「どんなに優れていてもあんたには
目がふたつしかないからね…
一度に4人から攻撃を受けると
誰かは受けるはずだからね…」
「雑魚どもが!!
舐めた真似しやがって!!」
「いけ!黄金丸、ツバメ!!」
”はぁー!!”
2人は息を合わせて技を放った。
「バアアアアアーーーン!!!」
技の衝撃で煙が出た。
(やったか!?)
煙が消えた。
「なーんてな!!
残念だったな!!」
「ば、バカな…
効いてないだと!?」
「化け物が…」
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