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グリーンシティ
《vsデビルナイン》先生と生徒
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巨人ユミルと対峙しているピスティと
ラックス。
「理解不能…
お前らは俺に勝てん…
なぜ戦う…
意味がない…」
「勝手に決めつけるなよ。
まだ負けたわけじゃねぇし、、
それに、戦う理由なんていちいち
考えてたら肝心な勝負で
勝てないだろうが。」
「無能…
やはり理解不能…」
「へ!
いいさ!理解してもらわなくても。」
(ピスティ先生の能力を発動するまでの
時間稼ぎ…
それが俺に出来る役割…)
「ラックスちゃーん!
時間稼ぎありがとー。
さぁ~
ここから僕ちゃまの時間でーす!」
(よし!勝った!
あの技を使えば
先生は負けるわけがない!)
「笑止…
ならば発動する前に…」
ユミルはピスティめがけて拳を
ふりかぶった。
「トーーーイ!ワールド!!」
わずかにピスティの技が早くユミルの
パンチは人形へと変わったピスティに
当たった。
「人形…
隠れても無駄…
どのみち…
貴様ら助からん…」
(残念だったな…
先生のトイワールドは
催眠術状態にし戦闘を強引に
終わらせる。
そして、先生自身が解除しなければ
永久に起きることはない…
つまり最強の封印術なのだ。)
「催眠術…
なるほど…
そういうことか…」
ユミルはひたすら人形になったピスティを殴り続けた。
ピスティはそのままトイワールドを
使い続けたが
数分するとピスティから
不気味な汗が出ていることに
ラックスは気がついた。
「先生!?
どうしたんですか?」
「はぁ…はぁ…
まずい… まずいよ…
ラックスちゃん…」
「!?」
ラックスは全く意味がわからなかった。
「このトイワールドは催眠術を用いて
別次元に封じ込める技。
でもね、、、
衝撃を受けるダメージが一定を越えると
敵は次元から脱出できる。」
「な、なんですって!?」
「人形へのダメージ限定で
その世界では僕ちゃまの人形を
探すのはほぼ不可能なはずなのに…
こうも簡単に…」
「先生!!しっかり!!」
「ラックスちゃん…
でもね、一つこの技には
奥の手があるから、、、
大丈夫だから…」
するとピスティは汗まみれになりながら
自分の人形をユミルめがけて
動かし始めた。
(もう… ラックスちゃんを
守るにはこれしかない…)
「秘技・ハートインパクト!!」
ラックスは戦況が分からなかった。
倒れ込んだピスティを抱え込んだ。
(どうしたんだ…
師匠の今使った技は一体…)
「ラックスちゃん…
先生なんて呼ばれる柄じゃないし、
カッコいいところも見せて
あげられなかったけど
僕ちゃま…
僕はラックスが生徒でよかったよ。」
「先生…」
するとラックスはピスティの体が
どんどん冷えてきていることに
気がついた。
「先生!!しっかりして下さい!!
先生!!」
「これで本体は封じたよ。
あとの分身体は任せたよ。」
「先生…」
「ラックス?
勝ってね… 約束だよ…」
そう言い残したあと
ピスティの体が完全に
冷えきったことがわかった。
ラックスは分身体が次元から
漏れてきたのと同時に剣を握った。
「先生…
私にとってあなたほどかっこいい方は
この先いないでしょう…
そして、私もこの分身体が今の私では
互角程度です。
だから、、、
あなたに教わったエネルギーを高める
修行と基礎体力を向上させる修行の元
編み出したオリジナルの技…」
ユミルの分身体は3体同時に
ラックスに襲いかかる!!
しかし、ユミルの攻撃は当たらず
気がつくとラックスはユミルの後方へと
周りこんでいた。
そして、、、
「絶・真空剣!!!」
「ば、馬鹿な…
無能に… 私が… 負けるなど…」
分身体は全て消滅した。
「力ある技はリスクがある…
絶・真空剣は己の命と引き換えに放つ
究極の威力とリスクが融合した奥義
先生…
私はあなたの弟子として教わったことを
全て出し切りました。
先生!!
私はあなたの生徒でよかった!!」
そう言い放つとラックスはその場に倒れ込んだ。
ラックス。
「理解不能…
お前らは俺に勝てん…
なぜ戦う…
意味がない…」
「勝手に決めつけるなよ。
まだ負けたわけじゃねぇし、、
それに、戦う理由なんていちいち
考えてたら肝心な勝負で
勝てないだろうが。」
「無能…
やはり理解不能…」
「へ!
いいさ!理解してもらわなくても。」
(ピスティ先生の能力を発動するまでの
時間稼ぎ…
それが俺に出来る役割…)
「ラックスちゃーん!
時間稼ぎありがとー。
さぁ~
ここから僕ちゃまの時間でーす!」
(よし!勝った!
あの技を使えば
先生は負けるわけがない!)
「笑止…
ならば発動する前に…」
ユミルはピスティめがけて拳を
ふりかぶった。
「トーーーイ!ワールド!!」
わずかにピスティの技が早くユミルの
パンチは人形へと変わったピスティに
当たった。
「人形…
隠れても無駄…
どのみち…
貴様ら助からん…」
(残念だったな…
先生のトイワールドは
催眠術状態にし戦闘を強引に
終わらせる。
そして、先生自身が解除しなければ
永久に起きることはない…
つまり最強の封印術なのだ。)
「催眠術…
なるほど…
そういうことか…」
ユミルはひたすら人形になったピスティを殴り続けた。
ピスティはそのままトイワールドを
使い続けたが
数分するとピスティから
不気味な汗が出ていることに
ラックスは気がついた。
「先生!?
どうしたんですか?」
「はぁ…はぁ…
まずい… まずいよ…
ラックスちゃん…」
「!?」
ラックスは全く意味がわからなかった。
「このトイワールドは催眠術を用いて
別次元に封じ込める技。
でもね、、、
衝撃を受けるダメージが一定を越えると
敵は次元から脱出できる。」
「な、なんですって!?」
「人形へのダメージ限定で
その世界では僕ちゃまの人形を
探すのはほぼ不可能なはずなのに…
こうも簡単に…」
「先生!!しっかり!!」
「ラックスちゃん…
でもね、一つこの技には
奥の手があるから、、、
大丈夫だから…」
するとピスティは汗まみれになりながら
自分の人形をユミルめがけて
動かし始めた。
(もう… ラックスちゃんを
守るにはこれしかない…)
「秘技・ハートインパクト!!」
ラックスは戦況が分からなかった。
倒れ込んだピスティを抱え込んだ。
(どうしたんだ…
師匠の今使った技は一体…)
「ラックスちゃん…
先生なんて呼ばれる柄じゃないし、
カッコいいところも見せて
あげられなかったけど
僕ちゃま…
僕はラックスが生徒でよかったよ。」
「先生…」
するとラックスはピスティの体が
どんどん冷えてきていることに
気がついた。
「先生!!しっかりして下さい!!
先生!!」
「これで本体は封じたよ。
あとの分身体は任せたよ。」
「先生…」
「ラックス?
勝ってね… 約束だよ…」
そう言い残したあと
ピスティの体が完全に
冷えきったことがわかった。
ラックスは分身体が次元から
漏れてきたのと同時に剣を握った。
「先生…
私にとってあなたほどかっこいい方は
この先いないでしょう…
そして、私もこの分身体が今の私では
互角程度です。
だから、、、
あなたに教わったエネルギーを高める
修行と基礎体力を向上させる修行の元
編み出したオリジナルの技…」
ユミルの分身体は3体同時に
ラックスに襲いかかる!!
しかし、ユミルの攻撃は当たらず
気がつくとラックスはユミルの後方へと
周りこんでいた。
そして、、、
「絶・真空剣!!!」
「ば、馬鹿な…
無能に… 私が… 負けるなど…」
分身体は全て消滅した。
「力ある技はリスクがある…
絶・真空剣は己の命と引き換えに放つ
究極の威力とリスクが融合した奥義
先生…
私はあなたの弟子として教わったことを
全て出し切りました。
先生!!
私はあなたの生徒でよかった!!」
そう言い放つとラックスはその場に倒れ込んだ。
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