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ゴールデントーナメント
剣士vs剣士
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ゴールデントーナメント一回戦。
第3試合が始まろうとしていた。
ー少し前ー
「リズ。レイラ様から聞いたぞ。
心眼開眼したんだな。」
「親父…
まあな、親父こそエレナを弟子にしたなら息子に教えてくれてもいいんじゃないか?」
「ふっ…
サプライズで登場したら自分の息子が
どんな反応するか見たかっただけだ。」
「ったく…相変わらずだな…」
「リズ。」
「ん?なんだよ?親父。」
「強くなったな、、
正直お前がエレナに勝てるとは思ってなかった。
一回戦突破おめでとう。」
「まだ一試合勝っただけだぜ!?
それに次の相手はルルだ。
正直最初の試合を見て心眼身に付けたにも関わらず今から戦略練らなきゃ
勝てる気がしない相手だ…
俺は次の試合のことでもう頭がパンク
しそうだぜ。」
ー再びコロシアム内ー
「それでは第3試合の組み合わせを発表する。」
再びあたりは静まり返る。
「第3試合は…」
「ゴクリッ…」
「ラックスvs如月!」
「おお!ラックスが試合か!」
「あれから俺がどれだけ強くなったか
見せる時だ!」
(相手の如月という女。
確かツバメとほぼ同じ報酬金額だった…
つまり強さはツバメ級か…
いや、もしくはそれ以上かもな…
ラックス…
相手が悪いな…)
アルウィンは次の試合で自分が当たるかもしれないと考えていた。
「なお、出場者が9人のため通常の場合、
3試合に勝てば優勝となるが、
次の試合に出るものは他のものと違い、
4回勝たなければ優勝はない!」
「ええ!?それって不公平なんじゃ!?」
「9人の場合どうしてもシード選手ができる。
やむを得ん!」
全員あまり納得がいっていないなか
第3試合が始まろうとしていた。
「それでは両者前へ!」
ラックスと如月は前へ出た。
「それでは用意!始め!!」
第三試合が始まった。
ー観客席ー
「ラックスの戦いを見るのはあの時以来だな。
あの時は、義平ってやつに負けちまったが今回は相手のレベルが違うとはいえ
奴の実力も相当にパワーアップしてる
はずだ。」
「真空斬列剣…
それが奴の切り札の技だったはず、
あの当時でもあの技は相当な威力だった。
お手並み拝見といこうか。」
リズとアルウィンが話しているうちに
2人はコロシアムの隅に移動していた。
「修行は積んできた。
もう以前のように人を見下したりはしない。
自分の力を過信しない。
俺がどこまで戦えるかそれをこの場で証明するだけだ。」
ラックスは自分の剣を頭の上でとどめた。
「あの構えは!?
いきなりか!?」
「いくぞ!真空斬列剣!!」
「バァァァン!」
「ズガガガ…」
コロシアムはいきなりメチャクチャに
破壊された。
「す、すげぇ威力だな。」
「まさか、もうおわったんじゃないか?」
(この程度で試合が終わるはずはない。
次の技の用意を。)
すると煙が消えて如月が現れた。
「む、無傷だと!?
バカな!?ラックスの奥義をくらって…」
すると如月が喋った。
「同じ剣士として骨のある相手と
戦いたかった。
そしてそれがフィールギア=ラックス
とは正直いって嬉しいわ。」
「な、なんだ?いきなり褒め始めたぞ?」
「でも、残念ね。あなたこの試合で
私に負けるのだから。」
「勝手に決めつけられるのは嫌いだな。
だが、剣士vs剣士。
ここまでワクワクしたのは初めてだ。
さあ!ギアを入れ直して全開で行くぞ!」
第3試合が始まろうとしていた。
ー少し前ー
「リズ。レイラ様から聞いたぞ。
心眼開眼したんだな。」
「親父…
まあな、親父こそエレナを弟子にしたなら息子に教えてくれてもいいんじゃないか?」
「ふっ…
サプライズで登場したら自分の息子が
どんな反応するか見たかっただけだ。」
「ったく…相変わらずだな…」
「リズ。」
「ん?なんだよ?親父。」
「強くなったな、、
正直お前がエレナに勝てるとは思ってなかった。
一回戦突破おめでとう。」
「まだ一試合勝っただけだぜ!?
それに次の相手はルルだ。
正直最初の試合を見て心眼身に付けたにも関わらず今から戦略練らなきゃ
勝てる気がしない相手だ…
俺は次の試合のことでもう頭がパンク
しそうだぜ。」
ー再びコロシアム内ー
「それでは第3試合の組み合わせを発表する。」
再びあたりは静まり返る。
「第3試合は…」
「ゴクリッ…」
「ラックスvs如月!」
「おお!ラックスが試合か!」
「あれから俺がどれだけ強くなったか
見せる時だ!」
(相手の如月という女。
確かツバメとほぼ同じ報酬金額だった…
つまり強さはツバメ級か…
いや、もしくはそれ以上かもな…
ラックス…
相手が悪いな…)
アルウィンは次の試合で自分が当たるかもしれないと考えていた。
「なお、出場者が9人のため通常の場合、
3試合に勝てば優勝となるが、
次の試合に出るものは他のものと違い、
4回勝たなければ優勝はない!」
「ええ!?それって不公平なんじゃ!?」
「9人の場合どうしてもシード選手ができる。
やむを得ん!」
全員あまり納得がいっていないなか
第3試合が始まろうとしていた。
「それでは両者前へ!」
ラックスと如月は前へ出た。
「それでは用意!始め!!」
第三試合が始まった。
ー観客席ー
「ラックスの戦いを見るのはあの時以来だな。
あの時は、義平ってやつに負けちまったが今回は相手のレベルが違うとはいえ
奴の実力も相当にパワーアップしてる
はずだ。」
「真空斬列剣…
それが奴の切り札の技だったはず、
あの当時でもあの技は相当な威力だった。
お手並み拝見といこうか。」
リズとアルウィンが話しているうちに
2人はコロシアムの隅に移動していた。
「修行は積んできた。
もう以前のように人を見下したりはしない。
自分の力を過信しない。
俺がどこまで戦えるかそれをこの場で証明するだけだ。」
ラックスは自分の剣を頭の上でとどめた。
「あの構えは!?
いきなりか!?」
「いくぞ!真空斬列剣!!」
「バァァァン!」
「ズガガガ…」
コロシアムはいきなりメチャクチャに
破壊された。
「す、すげぇ威力だな。」
「まさか、もうおわったんじゃないか?」
(この程度で試合が終わるはずはない。
次の技の用意を。)
すると煙が消えて如月が現れた。
「む、無傷だと!?
バカな!?ラックスの奥義をくらって…」
すると如月が喋った。
「同じ剣士として骨のある相手と
戦いたかった。
そしてそれがフィールギア=ラックス
とは正直いって嬉しいわ。」
「な、なんだ?いきなり褒め始めたぞ?」
「でも、残念ね。あなたこの試合で
私に負けるのだから。」
「勝手に決めつけられるのは嫌いだな。
だが、剣士vs剣士。
ここまでワクワクしたのは初めてだ。
さあ!ギアを入れ直して全開で行くぞ!」
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