ルルの大冒険

ブラックキャッスル

最強の助っ人

「覚悟だと？
笑わせるな！
このジョーカー様に勝てると思ったら
大間違いだ！！
驚くな！
俺の最高報酬金はな、
5000万なんだぜ！
貴様らごときに負ける俺ではない！」

「あっそう。　　だから？」

「へ！
強がりやがって！
後で後悔するなよ！！」

「ま、やってみればわかるわよ。」

2人は向かい合った。

（すごい…
2人ともものすごい気迫…）
ルルは2人のオーラを感じた。

ツバメは金槌をかまえた。

「俺は今機嫌がいい！
特別に本気で相手してやろう！
見るがいい！
俺のこの自慢の武器を！」
ジョーカーは自分の腕に爪のような
金具をつけた。

「これが俺の自慢の武器！
鷹爪だ！！」

「ふーん…、、」

「な…
リアクション薄いな…
この武器をつけると俺の攻撃は
信じられないくらいに急激に進化する！
さあ！狩ってやるぜ！」

するとツバメは金槌をかまえた。

「へ！金槌か！
悪いがそんな大技になるような武器じゃ
俺に攻撃を当てることすら
できないぜ！！」

「いいからきなよ…」

「言われなくても！！
行くぜ！！リミット！！」

「いきなり！リミット！？
まずい！本気で…
あの人死んじゃうんじゃ…」
ルルはジョーカーのオーラから
危険がさらに膨れ上がったことを
瞬時に感じた。

「くらえ！　　　　奥義・鷹爪狩！！」

「ダメー！！」
ルルは大声で叫んだ。







「神技・大打撃！！」

「バゴーーーン！！！」

「ガラガラ…」

すると立っていられないほどの
地震が起きた。

「うわっ！！」

「キャッ！」

「ぐっ…」

ルルたちの3人は思わず床に倒れた。

するとジョーカーは既に気絶していた。

「い、一撃で…」
リズは驚いた。

「すごい…
あの化け物を…
たった一瞬で…」
ルルは驚きのあまり言葉がそれ以上
出てこなかった。

アルウィンはツバメの武器を見て、

「まさか、それは5大武器の…
赤大猩猩！？」

「あら、、
よく知ってるのね。
当たり。これは神腕金槌・赤大猩猩。」

「な、なるほど…
ヘンテコ剣士の妹で5大武器の１つを
持っているなら確かに太刀打ちできても
不思議じゃないな…」

「これでカルテットガーディアン
は全員倒した。
あとは副総監の
エンジェリーナ・エンジェル。
総監の
ギト・ブルーリッジ。
そして
ラスボスのブラッディ・ローズね。」

ルルは驚いた。
「え！？
エンジェル、ブルーリッジって、」

「あら？
知り合い？」

「う、うん、
一度美食祭の時にチーム組んでて…」

「あら、　そう。
ま、でもローズに操られてるだけだから。
きっと解放されればわかるはず…
とはいえ…
相手はカルテットガーディアンより
強いわよ。
大丈夫かしら？」

「ここまできて帰れるかよ。
ヘンテコ剣士のやつに文句言ってやる」

「あと3人全力で戦うのみだ。」

「もちろん。黄金丸くんを救う為に
来たんだもの。まだまだこれから！」

「よし。やる気があってよろしい。
ま、時期に増援も来る。」

「“増援！？”」

「さあ！行くぞ！！」