18 / 18
16話「和哉の過去③」
しおりを挟む
そしてクラス替えから一ヶ月が経ち――
今日は秋君と颯太君、二人とつるんでるクラスの子達数人に屋上に連れていかれ、冷たいコンクリートの地面に身体を押さえつけられた。
「痛っ! やめて! やめてよ颯太君! みんな!」
「うるせえ! てめえが●●を呼んでこなかったのが悪いんだろうが! 俺達の言うことを聞かないなんて最近調子に乗ってんじゃねえのかぁ和哉! おい、何で連れてこなかった?」
颯太君が僕の前髪を掴んで持ち上げた。
強制的に目を合わせられた僕は、そのまま質問に答える。
「だって、●ちゃんに意地悪するつもりでしょ?」
「は? 当たり前だろ? だから怪しまれないようにお前に頼んだんだろうが!」
「颯太君……●ちゃんに酷いことしたら、僕も怒るよ」
「ぷっ! 怒るって何だよ。お前に何が出来んだ? いつもいつも言いなりの弱虫和哉がよぉ」
「うっ、髪ひっぱらないでよ」
「……颯太、もういい。離してやれ。お前らもだ」
「え? どうしたんだ秋?」「秋さん?」
「いいから離せ。和哉に聞きたいことがある」
「まあ、いいけどよ。どうしたんだ急に?」
「この前●●が言ってたんだよ。『和哉がやり返さない本当の理由がどうとか』あいつ、はっきりと答えを言わないまますぐに帰りやがった」
「はっ、そんなんすぐに分かんだろ。怖くて怖くて、今にもお漏らししちゃいそうで、手も足も動きませ~ん、だからこいつはやり返してこねえんだよ」
「…………和哉、お前いつも俺達に抵抗はしても、殴り返したりはしなかったよな。何でだ?」
秋君は僕の目を見て、真剣にそう聞いて来た。
僕は少し戸惑いながら、その質問に正直に答える。
「何でってそれは……殴ったら、殴られた人が痛いじゃないか」
殴られたら痛いし、悲しい。
だから僕は誰にも暴力は振るわないし、人に嫌なことはしないようにしてきた。
でも、当たり前だと思っていたことはみんなには違ったようで、屋上に笑い声が満ちた。
「ぷはっ、こいつマジで言ってんのか? お前おかしいよ。殴られた相手が痛いからやり返さないって、馬鹿じゃねえの?」
みんなが僕を笑う中、秋君だけは笑わずに静かに僕の目の前に立って僕を見下ろしていた。
その目の奥に浮かぶ昏く澱んだ感情に、背筋に冷たいものが走る。
「ああ、わかったよ……お前をいじめてもいじめても満足しなかった理由……」
「秋、君……?」
秋君は突然僕の胸倉を掴み、
「俺が甘かったんだ、俺はお前に優しくしすぎた」
僕の顔を何度も殴った。
「あっ、がっ、やめ! 痛い! 痛いよ!」
「ちょっ、秋!? さすがにそれはやり過ぎじゃ、先生にばれるぞ!」
「黙れ。こいつは、一回とことん痛い目に合わせねえとわかんねえんだ……」
「いっ、いたっ、やめてっ、いたいよ! やめてよぉ!」
「嫌なら殴り返してみろよ……その拳で俺を殴ってみろよ。それとも、こう言うつもりか? 善人の僕は、君みたいな酷い奴とは違うので殴り返しませんってか!?」
秋君が拳を大きく振り上げた。
その瞬間、
「馬鹿馬鹿しいわね」
聞き覚えのある、凛とした女の子の声が聞こえた。
「あ˝? 誰だ?」
「あら、聞こえなかった? ば・か・ば・か・しいって言ったのよ、お山の大将君」
助けに来てくれたのは、幼馴染の女の子だった。
「●ちゃん……」
「てめえ……ちょうど良かった。お前だよ。お前に用があったんだよ」
「あら、私を呼んでたの? なら直接呼びに来なさいよ。女の子一人まともに誘えないなんて、案外恥ずかしがり屋なのね」
「うるせえ女だな。女だからって殴られないとでも思ってんのか?」
「いいえ。ただ、あんたみたいな他人を傷つけて、自分の方が上だと確認しなきゃ自分の価値を感じられない人には、負ける気がしないってだけよ」
「口だけは達者だな……いいぜ、やってやるよ。手加減なんてしねえからな」
秋君はこぶしを握り締め、ゆっくりと立ち上がった。
「秋君……だめだよ……」
「離せよ和哉、邪魔だ」
見下すような、強く鋭い眼で見下ろす秋君は怖かった。
でも、僕は秋君の足を離さなかった。
ズキズキと刺すような痛みを我慢し、秋君を止めた。
そうじゃないと駄目だったからだ。
じゃないと――
「駄目だよ……秋君が●ちゃんに酷いことをしたら僕は……秋君と友達になれなくなる」
「……は? お前、何言って……?」
涙で視界がぼやけて秋君の顔は見えなかった。
でも、声を聴く感じ驚いていたんだと思う。
秋君はその場で立ち止まって、僕の方を見下ろし続けていた。
「くすくすくす。わかったかしら? 和哉があなた達にやり返さない本当の理由。和哉はそういう奴なのよ。あんた達に何度いじめられても、初めて出会った時に優しくしてくれたからってだけで、"今でも"友達になれると思ってるのよ」
「……理解出来ねえ」
「それはそうよ。あんたみたいな小物が和哉を理解できるわけないじゃない。ましてや、対等になれるとでも思ったの?」
「――っ! てめえは、そろそろ黙れよ……!」
秋君は僕の手を振りほどき、彼女に向かって走り出した。
彼女は後ろに一歩引き半身の状態になると、前に出した右手で一気に
「なっ!?」
秋君を制圧した。
「くっ離せ! この――いっ、いててててて!!」
「いいこと教えてあげるわ。あなたはいじめを通して他の子達と仲間意識を感じているのでしょうけど、自分の方が上だと周りのみんなに知らしめたいんでしょうけど、あなたが将来、急に事故に会ったり、窮地の危機に陥っても彼らは決して、助けてくれないわよ。なんたって――」
「くそっ……お前らも手伝え! こいつをどうにかしろ!!」
「あなたの事を本当に友達だと思ってる子なんて……」
「「「…………」」」
「なっ、なにしてる! 早くこいつを――」
「誰一人いないんだから」
「黙れえぇぇ!!」
「それとあなたの、あなた達の陰湿ないじめも今日で終わりよ」
「先生こっちです! 早く!」
遠くから誰かの声が聞こえ、階段を上ってくる音がした。
「やべえ、先生だ! お前らどこかに身を隠せ!」
「どこかって、屋上に隠れるところなんて……」
「お前、もしかして最初から……!」
「ええ、あなた達が和哉をつれていくところからばっちりね。動画もしっかり撮っておいたから安心してね」
「…………ははははは! そうか……お前も案外酷い奴だな。最初から見てたくせに和哉がボコボコにされてるところ黙って見てたんだろ?」
「…………」
「いや違うか、クラス替えの時点で気付いていたんだから一ヶ月も見て見ぬふりしてたのか! ははっ! お前も本当は俺達と同じ――」
「うるさいわよ……」
「ぐっ……図星か? 幼馴染って言っても所詮その程度ってわけか」
「あんたにはわからないわよ。私がこの一ヶ月どれだけ我慢してきたかを……あの子は私にこう言ったのよ『ありがとう、心配してくれて』って。辛くて、苦しくてもう嫌だと弱音を吐くわけでも、助けてほしいと相談するでもなかったのよ……あなた達と仲良くなれると、ずっとそう言っていたわ」
「…………」
「本当は、和哉はこんな結末を望んでいなかったでしょうね……だから、これは私のわがまま。私の幼馴染を、大切な友達をこれ以上傷つけられて黙っているわけにはいかなかった。ただ、それだけよ」
「……なんだよそれ……俺には、わかんねえよ……」
二人の話を僕は静かに聞いていた。
どうすればよかったのだろう。
彼女に心配をかけたくはなかったし、秋君達とも友達になりたかった。
一体どうしていたら、もっといい方向に行けてたのだろうと繰り返し考え続けた。
そして――
「お前達! 何をしてる!!」
先生が駆け付け、この件は一旦終わりを迎えた。
それから僕はいじめを受けなくなった。
いじめていた子達が心を入れ替えたとかそういう訳ではなく、いじめの主犯格であった秋君と颯太君はしばらくの間自宅謹慎処分。
いじめに加担していた子達は反省文を提出させられ、クラス替えが再び行われた。
今日は秋君と颯太君、二人とつるんでるクラスの子達数人に屋上に連れていかれ、冷たいコンクリートの地面に身体を押さえつけられた。
「痛っ! やめて! やめてよ颯太君! みんな!」
「うるせえ! てめえが●●を呼んでこなかったのが悪いんだろうが! 俺達の言うことを聞かないなんて最近調子に乗ってんじゃねえのかぁ和哉! おい、何で連れてこなかった?」
颯太君が僕の前髪を掴んで持ち上げた。
強制的に目を合わせられた僕は、そのまま質問に答える。
「だって、●ちゃんに意地悪するつもりでしょ?」
「は? 当たり前だろ? だから怪しまれないようにお前に頼んだんだろうが!」
「颯太君……●ちゃんに酷いことしたら、僕も怒るよ」
「ぷっ! 怒るって何だよ。お前に何が出来んだ? いつもいつも言いなりの弱虫和哉がよぉ」
「うっ、髪ひっぱらないでよ」
「……颯太、もういい。離してやれ。お前らもだ」
「え? どうしたんだ秋?」「秋さん?」
「いいから離せ。和哉に聞きたいことがある」
「まあ、いいけどよ。どうしたんだ急に?」
「この前●●が言ってたんだよ。『和哉がやり返さない本当の理由がどうとか』あいつ、はっきりと答えを言わないまますぐに帰りやがった」
「はっ、そんなんすぐに分かんだろ。怖くて怖くて、今にもお漏らししちゃいそうで、手も足も動きませ~ん、だからこいつはやり返してこねえんだよ」
「…………和哉、お前いつも俺達に抵抗はしても、殴り返したりはしなかったよな。何でだ?」
秋君は僕の目を見て、真剣にそう聞いて来た。
僕は少し戸惑いながら、その質問に正直に答える。
「何でってそれは……殴ったら、殴られた人が痛いじゃないか」
殴られたら痛いし、悲しい。
だから僕は誰にも暴力は振るわないし、人に嫌なことはしないようにしてきた。
でも、当たり前だと思っていたことはみんなには違ったようで、屋上に笑い声が満ちた。
「ぷはっ、こいつマジで言ってんのか? お前おかしいよ。殴られた相手が痛いからやり返さないって、馬鹿じゃねえの?」
みんなが僕を笑う中、秋君だけは笑わずに静かに僕の目の前に立って僕を見下ろしていた。
その目の奥に浮かぶ昏く澱んだ感情に、背筋に冷たいものが走る。
「ああ、わかったよ……お前をいじめてもいじめても満足しなかった理由……」
「秋、君……?」
秋君は突然僕の胸倉を掴み、
「俺が甘かったんだ、俺はお前に優しくしすぎた」
僕の顔を何度も殴った。
「あっ、がっ、やめ! 痛い! 痛いよ!」
「ちょっ、秋!? さすがにそれはやり過ぎじゃ、先生にばれるぞ!」
「黙れ。こいつは、一回とことん痛い目に合わせねえとわかんねえんだ……」
「いっ、いたっ、やめてっ、いたいよ! やめてよぉ!」
「嫌なら殴り返してみろよ……その拳で俺を殴ってみろよ。それとも、こう言うつもりか? 善人の僕は、君みたいな酷い奴とは違うので殴り返しませんってか!?」
秋君が拳を大きく振り上げた。
その瞬間、
「馬鹿馬鹿しいわね」
聞き覚えのある、凛とした女の子の声が聞こえた。
「あ˝? 誰だ?」
「あら、聞こえなかった? ば・か・ば・か・しいって言ったのよ、お山の大将君」
助けに来てくれたのは、幼馴染の女の子だった。
「●ちゃん……」
「てめえ……ちょうど良かった。お前だよ。お前に用があったんだよ」
「あら、私を呼んでたの? なら直接呼びに来なさいよ。女の子一人まともに誘えないなんて、案外恥ずかしがり屋なのね」
「うるせえ女だな。女だからって殴られないとでも思ってんのか?」
「いいえ。ただ、あんたみたいな他人を傷つけて、自分の方が上だと確認しなきゃ自分の価値を感じられない人には、負ける気がしないってだけよ」
「口だけは達者だな……いいぜ、やってやるよ。手加減なんてしねえからな」
秋君はこぶしを握り締め、ゆっくりと立ち上がった。
「秋君……だめだよ……」
「離せよ和哉、邪魔だ」
見下すような、強く鋭い眼で見下ろす秋君は怖かった。
でも、僕は秋君の足を離さなかった。
ズキズキと刺すような痛みを我慢し、秋君を止めた。
そうじゃないと駄目だったからだ。
じゃないと――
「駄目だよ……秋君が●ちゃんに酷いことをしたら僕は……秋君と友達になれなくなる」
「……は? お前、何言って……?」
涙で視界がぼやけて秋君の顔は見えなかった。
でも、声を聴く感じ驚いていたんだと思う。
秋君はその場で立ち止まって、僕の方を見下ろし続けていた。
「くすくすくす。わかったかしら? 和哉があなた達にやり返さない本当の理由。和哉はそういう奴なのよ。あんた達に何度いじめられても、初めて出会った時に優しくしてくれたからってだけで、"今でも"友達になれると思ってるのよ」
「……理解出来ねえ」
「それはそうよ。あんたみたいな小物が和哉を理解できるわけないじゃない。ましてや、対等になれるとでも思ったの?」
「――っ! てめえは、そろそろ黙れよ……!」
秋君は僕の手を振りほどき、彼女に向かって走り出した。
彼女は後ろに一歩引き半身の状態になると、前に出した右手で一気に
「なっ!?」
秋君を制圧した。
「くっ離せ! この――いっ、いててててて!!」
「いいこと教えてあげるわ。あなたはいじめを通して他の子達と仲間意識を感じているのでしょうけど、自分の方が上だと周りのみんなに知らしめたいんでしょうけど、あなたが将来、急に事故に会ったり、窮地の危機に陥っても彼らは決して、助けてくれないわよ。なんたって――」
「くそっ……お前らも手伝え! こいつをどうにかしろ!!」
「あなたの事を本当に友達だと思ってる子なんて……」
「「「…………」」」
「なっ、なにしてる! 早くこいつを――」
「誰一人いないんだから」
「黙れえぇぇ!!」
「それとあなたの、あなた達の陰湿ないじめも今日で終わりよ」
「先生こっちです! 早く!」
遠くから誰かの声が聞こえ、階段を上ってくる音がした。
「やべえ、先生だ! お前らどこかに身を隠せ!」
「どこかって、屋上に隠れるところなんて……」
「お前、もしかして最初から……!」
「ええ、あなた達が和哉をつれていくところからばっちりね。動画もしっかり撮っておいたから安心してね」
「…………ははははは! そうか……お前も案外酷い奴だな。最初から見てたくせに和哉がボコボコにされてるところ黙って見てたんだろ?」
「…………」
「いや違うか、クラス替えの時点で気付いていたんだから一ヶ月も見て見ぬふりしてたのか! ははっ! お前も本当は俺達と同じ――」
「うるさいわよ……」
「ぐっ……図星か? 幼馴染って言っても所詮その程度ってわけか」
「あんたにはわからないわよ。私がこの一ヶ月どれだけ我慢してきたかを……あの子は私にこう言ったのよ『ありがとう、心配してくれて』って。辛くて、苦しくてもう嫌だと弱音を吐くわけでも、助けてほしいと相談するでもなかったのよ……あなた達と仲良くなれると、ずっとそう言っていたわ」
「…………」
「本当は、和哉はこんな結末を望んでいなかったでしょうね……だから、これは私のわがまま。私の幼馴染を、大切な友達をこれ以上傷つけられて黙っているわけにはいかなかった。ただ、それだけよ」
「……なんだよそれ……俺には、わかんねえよ……」
二人の話を僕は静かに聞いていた。
どうすればよかったのだろう。
彼女に心配をかけたくはなかったし、秋君達とも友達になりたかった。
一体どうしていたら、もっといい方向に行けてたのだろうと繰り返し考え続けた。
そして――
「お前達! 何をしてる!!」
先生が駆け付け、この件は一旦終わりを迎えた。
それから僕はいじめを受けなくなった。
いじめていた子達が心を入れ替えたとかそういう訳ではなく、いじめの主犯格であった秋君と颯太君はしばらくの間自宅謹慎処分。
いじめに加担していた子達は反省文を提出させられ、クラス替えが再び行われた。
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
お馬鹿な聖女に「だから?」と言ってみた
リオール
恋愛
だから?
それは最強の言葉
~~~~~~~~~
※全6話。短いです
※ダークです!ダークな終わりしてます!
筆者がたまに書きたくなるダークなお話なんです。
スカッと爽快ハッピーエンドをお求めの方はごめんなさい。
※勢いで書いたので支離滅裂です。生ぬるい目でスルーして下さい(^-^;
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
辻ヒーラー、謎のもふもふを拾う。社畜俺、ダンジョンから出てきたソレに懐かれたので配信をはじめます。
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ブラック企業で働く社畜の辻風ハヤテは、ある日超人気ダンジョン配信者のひかるんがイレギュラーモンスターに襲われているところに遭遇する。
ひかるんに辻ヒールをして助けたハヤテは、偶然にもひかるんの配信に顔が映り込んでしまう。
ひかるんを助けた英雄であるハヤテは、辻ヒールのおじさんとして有名になってしまう。
ダンジョンから帰宅したハヤテは、後ろから謎のもふもふがついてきていることに気づく。
なんと、謎のもふもふの正体はダンジョンから出てきたモンスターだった。
もふもふは怪我をしていて、ハヤテに助けを求めてきた。
もふもふの怪我を治すと、懐いてきたので飼うことに。
モンスターをペットにしている動画を配信するハヤテ。
なんとペット動画に自分の顔が映り込んでしまう。
顔バレしたことで、世間に辻ヒールのおじさんだとバレてしまい……。
辻ヒールのおじさんがペット動画を出しているということで、またたくまに動画はバズっていくのだった。
他のサイトにも掲載
なろう日間1位
カクヨムブクマ7000
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
アホ王子が王宮の中心で婚約破棄を叫ぶ! ~もう取り消しできませんよ?断罪させて頂きます!!
アキヨシ
ファンタジー
貴族学院の卒業パーティが開かれた王宮の大広間に、今、第二王子の大声が響いた。
「マリアージェ・レネ=リズボーン! 性悪なおまえとの婚約をこの場で破棄する!」
王子の傍らには小動物系の可愛らしい男爵令嬢が纏わりついていた。……なんてテンプレ。
背後に控える愚か者どもと合わせて『四馬鹿次男ズwithビッチ』が、意気揚々と筆頭公爵家令嬢たるわたしを断罪するという。
受け立ってやろうじゃない。すべては予定調和の茶番劇。断罪返しだ!
そしてこの舞台裏では、王位簒奪を企てた派閥の粛清の嵐が吹き荒れていた!
すべての真相を知ったと思ったら……えっ、お兄様、なんでそんなに近いかな!?
※設定はゆるいです。暖かい目でお読みください。
※主人公の心の声は罵詈雑言、口が悪いです。気分を害した方は申し訳ありませんがブラウザバックで。
※小説家になろう・カクヨム様にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる