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次の瞬間、腰の両サイドに手を当てられ引き寄せられた。今度はなんだと訝しんでいると、穴に何かがぴったり添えられているのを感じた。
指より太い。つるりとして熱いナニカ。……ってそんなんもう決まってる!
「やっ、やめて!」
ずちゅうう!!
間抜けにも俺はこの時まで貞操の危機に自分が遭っているなんて思いもしなかったのだ。だってまさか俺が男に掘られるなんて……。嘘だろ?
「やだっ!止めろッ」
「くう!すごい、絡みついてくるッ」
拘束されていない上半身をめちゃくちゃに動かして抵抗する。でもそんな抵抗なんて気づいてもいないのか、青年は遠慮なく抜き差しを繰り返してきた。
しつこく広げたお陰かケツに痛みはなかったけど、熱が体内を行き来している生々しさに肌が粟立つ。男とエッチなんて絶対無理だ!
枯れそうな声を振り絞ろうとした時、彼のものが俺のシコリを突いた。
「ああッ!?」
「!?なんだ、今、中がうねって……ああ、我慢できない!」
「ひッ」
次の瞬間に感じたのは腹の中に広がる濡れた感覚。まさかとは思うけど、今のって、今のって……!
『中出し』というパワーワードが頭に浮かんだが、今はもう考えないようにする。
「もう、終わったなら放してくれよ……」
俺はほとほと疲れ果てていた。気づけば異世界に来ていて、生物としての違いに衝撃を受けて、強制的にうんこを抜かれたと思ったら、ケツを弄られ続けて、ついにはショジョソーシツ……
もう今は何も考えず、とにかく寝たい。
しかし、しかしだ。そうは問屋が卸さなかった。
いつまでも出て行かない青年の巨大なブツがなぜか再び硬さを取り戻したのだ。そして緩くこすりながら俺の耳に甘く囁いてきた。
「すみません。もう一度いいでしょうか」
嘘でしょ。
◆◆◆
あれからどれだけの時間が過ぎたんだろう。
気付けば窓の外がとっぷり暗くなっていて、今は白み始めている。
時々意識を飛ばしていたからうろ覚えだけど、変な液体を飲まされたような……回復薬って言ってたっけ。青年も飲んでいたからエンドレスなのかよ、異世界のバカヤロー。
強制的に回復させられ、ドロドロに汚れても浄化を掛けられ、延々と抱かれ続けた。
初めてのエッチにも関わらず一通りの体位を経験してしまった。
途中で意識が半分飛んでいた俺は、自分から腰を振っていたような気がする。死にたい。
注がれ続けた腸内は白濁でタプタプになっていて、抜いた途端にぶぴゅっと下品な音を立てて漏れ出した。
「おなか……くるしい……」
もう本当に無理。異世界、怖過ぎる。
尻から溢れた精液がシーツを濡らす。
その光景を目を細めて見つめていた青年。見ればまたアソコが復活している。満面の笑顔を向けてくるけどさすがに冗談きつ過ぎるヨ‥‥‥。
指より太い。つるりとして熱いナニカ。……ってそんなんもう決まってる!
「やっ、やめて!」
ずちゅうう!!
間抜けにも俺はこの時まで貞操の危機に自分が遭っているなんて思いもしなかったのだ。だってまさか俺が男に掘られるなんて……。嘘だろ?
「やだっ!止めろッ」
「くう!すごい、絡みついてくるッ」
拘束されていない上半身をめちゃくちゃに動かして抵抗する。でもそんな抵抗なんて気づいてもいないのか、青年は遠慮なく抜き差しを繰り返してきた。
しつこく広げたお陰かケツに痛みはなかったけど、熱が体内を行き来している生々しさに肌が粟立つ。男とエッチなんて絶対無理だ!
枯れそうな声を振り絞ろうとした時、彼のものが俺のシコリを突いた。
「ああッ!?」
「!?なんだ、今、中がうねって……ああ、我慢できない!」
「ひッ」
次の瞬間に感じたのは腹の中に広がる濡れた感覚。まさかとは思うけど、今のって、今のって……!
『中出し』というパワーワードが頭に浮かんだが、今はもう考えないようにする。
「もう、終わったなら放してくれよ……」
俺はほとほと疲れ果てていた。気づけば異世界に来ていて、生物としての違いに衝撃を受けて、強制的にうんこを抜かれたと思ったら、ケツを弄られ続けて、ついにはショジョソーシツ……
もう今は何も考えず、とにかく寝たい。
しかし、しかしだ。そうは問屋が卸さなかった。
いつまでも出て行かない青年の巨大なブツがなぜか再び硬さを取り戻したのだ。そして緩くこすりながら俺の耳に甘く囁いてきた。
「すみません。もう一度いいでしょうか」
嘘でしょ。
◆◆◆
あれからどれだけの時間が過ぎたんだろう。
気付けば窓の外がとっぷり暗くなっていて、今は白み始めている。
時々意識を飛ばしていたからうろ覚えだけど、変な液体を飲まされたような……回復薬って言ってたっけ。青年も飲んでいたからエンドレスなのかよ、異世界のバカヤロー。
強制的に回復させられ、ドロドロに汚れても浄化を掛けられ、延々と抱かれ続けた。
初めてのエッチにも関わらず一通りの体位を経験してしまった。
途中で意識が半分飛んでいた俺は、自分から腰を振っていたような気がする。死にたい。
注がれ続けた腸内は白濁でタプタプになっていて、抜いた途端にぶぴゅっと下品な音を立てて漏れ出した。
「おなか……くるしい……」
もう本当に無理。異世界、怖過ぎる。
尻から溢れた精液がシーツを濡らす。
その光景を目を細めて見つめていた青年。見ればまたアソコが復活している。満面の笑顔を向けてくるけどさすがに冗談きつ過ぎるヨ‥‥‥。
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