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なぜかお仕置きをされました 3

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「はぁはぁはぁ」
「はーッはーッ…」

俺とガロスさんの粗い息遣いが部屋に響く。

「やべえ、なんだこれ…。こんなに気持ちいい射精したことねえ…」
「……」

右に同じだったが、冷静になると先ほどまでの痴態が転がりまわりたくなるくらい恥ずかしくなってきて、ただ口を引き結んで無言を貫く。

「サクヤ、魔力切れのようだね。これではもう今日は練習できないな」
「も、もう終了でいいです!」

というか、今までのが魔法の練習ってかなりどうかと思うけど!

「そうだね。じゃあ魔法の練習は終了しよう。ところでサクヤ、初めにした話は覚えているかな?魔法の練習はあくまでついでだ。それでは私はお仕置きのみとしよう。ガロス相手にあんなに感じてしまうなんていけない子だね。さあ、次は私の番だよ」

そう言ってにっこり笑った顔はこの部屋に来た時以上に冷たいオーラに包まれているのを見て、さっきまでピンクに染まっていた頭が一気に凍り付いた。
モンスター並みに不穏な気配を放つレイシスさんの様子に何とか逃げようともがくも、ガロスさんを押しのけることもできずに簡単にまた頭を許してしまうのだた。


◆◆◆


「ひ、ひどい」
「ひどいのは君の方じゃないか?こんなに君を欲しがってる私の目の前であんなに激しく奴ともとめあって。嫉妬でどうにかなりそうだ」

レイシスさんはそういうと眼鏡を外して顔を寄せてきた。
いつも冷静な目がギラギラ欲望に濡れていて目が離せない。

「ん」

唇が重なると、すぐににゅるりと舌が差し込まれた。
舌が絡み合い上顎や歯列をぞろりと舐められる。さらに時間を掛けて丹念に口の中を舐め廻された。
やっと離れた時には酸欠で頭がくらくらしていた。

「はふ、レ、レイシスさん」

見上げた先のレイシスさんはにやりと意地の悪そうな笑顔を浮かべている。
ひえ…。真面目そうな人が怒る時って、悪人よりも10倍怖いかも。目が…目が怖いです!

「おびえる必要はない。君が嫌がるようなことはしない」

信用できない…!基本的にいい人だってことは知ってるけど、ことエロい事に関しては俺が嫌だって言っても聞いてもらえた試しがないんだけど!

俺がジト目でレイシスさんを見返していると、彼の手に魔力が集まりだした。
空中から水が現れ、宇宙空間のようにレイシスさんの手の上で玉を作って浮かんでる。

「わっ、水!?」

水は手のひらの半分にも満たない小ささだ。
この水をどうすんの?体でも洗うの?でも、レイシスさんはお仕置きだって言ってたよな。
水とお仕置きがどうしても繋がらない。

「ガロス。いい加減正気に戻っただろう。先を譲ったんだ、手伝え」
「…っふー…。へぇへぇ、分かったよ。
げっ。水ってまさか…、アレやるつもりかよ?本当にお前鬼畜だな」
「ええッ?」

鬼畜!?聞き捨てならない台詞きた!

不穏な台詞に戸惑っていると、いつの間には背後に来たガロスさんに抱え上げられてしまった。背中にガロスさんの分厚い胸板が当たる。
イッた後の脱力感と発情によって体に力が入らない俺は、為すがままだ。

とはいえ、そのままぐいっと両腿をつかまれ割り開かれて焦った。
今までもっとすごいことをしてる訳だし今更といえばそうなんだけど、さすがに見せつけるようなこの体制は恥ずかしすぎる。

向かい側で膝立ちになったレイシスさんは嬉しそうに俺の下半身に目を向けると、緩く立ち上がった俺のモノをそっと左手で握った。
そう、呪いの効果なのか自己治癒能力なのか。俺の下半身の回復力がどんどん上がっているみたいなのだ。
すでに何回もいってるのにまだこうしてたつんだよ~。
でもいきすぎても苦しいししんどいので全然嬉しくないんだけど。

「ふあ」

あ、き、気持ちいい……
ただ手を添えられただけなのに、こうして直接触られるとそのことで頭がいっぱいになる。こうなるともうダメ。さっきまで恥ずかしいって確かに思っていたのに、もっともっとって気持ちのが大きくなってしまう。
添えるだけで動いてくれない手に焦れたのか、無意識の内に俺は腰を揺らしていた。
大きな手が擦れて気持ちいい…。

「あんッ、はぁはぁ」
「ふふ、おねだりか?サクヤは本当に可愛いな。だが動かない方がいい。手元が狂うと痛むかもしれない」
「へ……ひゃッ!!??」

その後の衝撃を何と言ったらいいのか。目の前に星が散って視界が真っ白になる。
なんとレイシスさんの手の上に浮いている水が細いロープのような形になったと思ったら、竿の中にゆっくり入ってきたのだ。

「ああああ!」

緊張か痛みか分からない衝撃が襲ってきて、足がピンと伸びる。体の震えが止まらない。
な、なに?なにこれえ。
ガロスさんが後ろから覗き込んでくる。

「うわぱっくりあいてる。えっろ」

「ジェル状にした水だ。痛みはないはずだ」

「ややだ……やめ……やめてえッ。あああ~~~!!」

口を閉じることもできず意味のない悲鳴がひっきりなしに漏れる。口の端から涎が零れた。
全部の神経が自分のアレにもっていかれる感覚。
恐ろしくて逃げたいのに後ろからガロスさんにがっちり抱え込まれて身じろぎすらできない。

「ふふ…さすがだな。しっかり感じてくれてるようで安心した」
「んあ~~…ッちがッ」
「何が違うんだ?」
「ひっ」

ツゥーッと亀頭を指で撫でられ、それだけの刺激でも息が詰まる。

「サクヤのここ、どうなってる?とてもじゃないが感じてないとは思えないぞ?」
「…!!!」
「こんなことをされているのに」
「あ!もっと中に…入ってッ」
「ふふ」

俺の反応にレイシスさんはご満悦のようで、頬を赤くして嬉しそうな笑顔を浮かべている。
ド、ドSだぁああ!!
あれ?ちょっと前までエッチなことにはめちゃくちゃ純朴そうだったのに!数週間前の彼はどこに消えちゃったの!?

「あふ…」

ゆっくりと柔らかく人肌に温められた水の棒が俺の中を逆流してくる。
コレは冗談じゃなくやばい。
急所を開かれるのは例え痛みがなくても恐怖だ。
そしてもっとヤバいのはそんなことされてるのに、しっかり反応している自分の体。呪いのせいとはいえ恥ずかしいし情けなさすぎる。
そんな俺の後ろからこれまた嬉しそうな声でガロスさんが話し出した。

「ごく……。話には聞いていたけど実際に見るとすげーな。水魔法使える奴らの一部で色んなエロ技作るのが一時期はやっててたんだよな。んで、自分でする時に尿道使う奴もいるって噂はあったけどすっげー繊細な制御がいるな、コレ。そういや興奮しすぎてやってる途中で暴発してあそこがもげたって話もあったっけ」

な、なんだと!?
心臓がひゅっと冷たくなる。その辺の怪談よりも数倍怖いんだけど!

「ふふ、怖いか?安心しろ、サクヤ。私がお前に傷を付けたりするはずないだろう」

そりゃ普通の状態ならレイシスさんが魔法で失敗なんてするはずないって信じてるよ?
でも興奮状態でも100%安心なんてとても思えない。
力の入らない手で必死に彼の胸板を押しのける。急所は魔法を抑えられているから無意味だとは思っても俺も必死だ。
でもレイシスさんはそんな抵抗も楽しいようで、俺の両手を掴むとさらに笑みを深くした。

「だいぶ馴染んできたようだな。次のステップに進もうか」
「え…あ!!」

わずかに硬さを含んだ水の棒がずろろろろと俺の中をゆっくり抜けていく。
でもそれは全て出る前に止まり、再び通った道をこじ開けて戻ってきた。

くちゅん、くちゅん、くちゅん
繰り返されるピストンに舌を出して声を上げる。

「あ~~~~~~~!」

まるで射精がずっと続くような感覚。脳みその中がパチパチ火花を上げるてるような強烈な快感に襲われた。

「もう、やだっ。や、やめっ」

涙がボロボロ零れる。俺の顔はいろんなモノでぐちゃぐちゃになってひどいことになってるはずだ。
なのにそんな俺を見つめてレイシスさんは嬉しそうに笑う。

「感じ過ぎて辛いかな。もう少しだけ頑張ってみようか」
「ひっ!」

水の棒がピストンをする度に、少しずつさらに奥へと入っていく。
そうして奥にある何かをトントンと叩かれた瞬間、俺の体は激しい痙攣をして盛大にいった。

「ああああ~!!」
「すっげ。ガクガクなってんじゃん」
「上手にいけたな。だが悪いがまだ終わらない」
「へ……、あっ」

すでに柔らかくぬかるんでるお尻に、にゅるっと熱い塊が侵入してくる。
あ……、いつの間にかレイシスさん、服脱いでる。
はふはふと荒い息をつきながら、ぼんやりした頭で見ていたら、下半身にずんと衝撃が走った。
足を抱え上げられレイシスさんの肉棒をズブズブとねじ込まれてたのだ。
しかも感じる膨らみを狙うように擦ってくるんだから、たまらない。

「あっ!」
「ふっ。貪欲だな。絞り取るように吸い付いてくる。そんなサクヤにプレゼントだ。こちらも動かしてやる」

前に刺さっていた水の棒が再びにゅろーっと動き出す。
前からも後ろからも前立線を苛められ、俺はもういきっぱなしだ。

「やめっ、おがしぐなるっ!」

さらに後ろから俺を羽交い締めしていたガロスさんが、俺の両胸の先端をいじくり出す。

「ち、ちくび、やああ!」
「見てるだけって辛過ぎだろ、せめて可愛いがらせて」

そう言いながら、熱い熱を背中に擦り付けながら熱心にこねくり回す。

どちゅ、どちゅ、どちゅ!
くちゅ、くちゅ、くちゅ

「っく。で、出るっ!」
 
熱い飛沫が奥に放たれると同時にガロスさんが両方の乳首をぎゅっと引っ張る。

「に゛ゃ~~~~~~!!」

その途端目の前に星が飛び、視界が真っ白になる。
あまりに激しい快感に俺は意識を失ったのだった。

普段は優しい二人だが、絶っっ対に怒らせてはいけない!
そのことを俺は固く心に誓った。
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