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第1部 SHU始動編
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開始の合図から一秒経たないうちにヒナタがホログラムの真正面を切りつけた。
切った感覚はないが痛みに呻く様子は投影されている。
ヒナタの一閃を合図に巨体を囲むように配置された隊員が一斉攻撃を仕掛ける。
カウボーイが両手に握った拳銃を撃った。
獣の皮膚に着弾し傷をつける。
その瞬間獣と拳銃がそれぞれ一本の線で繋がった。
カウボーイが縦横無尽に意味のある動きで線を獣に巻き付ける。
特異獣の拘束に成功した。
銃創にヘッジホッグが光速で衝突する。
彼は光のような速度で移動するが、眼がその速度に追い付いていないので直進することしかできない。
だが攻撃においては十分だ。
シンプルな構造の剣に速度が乗り、ホログラムに深く突き刺さる。
巨体はヘッジホッグの着弾地点を中心に凹み、吹き飛んだ。
宙を舞う最中獣は痛みの元凶に反撃を試みるが、D.D.Lがそうはさせない。
あらゆる場所を泥化させ潜水するD.D.Lが巨体付近の地面から飛び出ると、滞空しているヘッジホッグを回収してまた素早く壁に潜っていった。
それをピクセルが彼の特異性を応用した屈折射撃でカバーする。
巨体は宙に浮いたままレッドへ向かっていった。
レッドはその当てやすい的に向かって火球に熱を溜めている。
右手を突き出し、左手で右手首を握りしめて熱を込める。
血液の熱を増幅することで放たれる彼女の灼炎は溜めれば溜める程プラズマに近づく。
右手が輝く。
輝きが掌の一点にに凝縮される。
突然直径30センチメートルの火球が生まれた。
生まれてそのまま放たれる。
獣の身体に穴が空いた。
熱は獣を溶かし続ける。
巨体が避けた。
特異獣の絶命だ。
正しくはホログラムの消滅だが、これを勝利と認めるには十分な損傷だ。
第1小隊の勝利だ。
「特異生命体消滅確認。帰還してください。」
ヴォイドが告げる。
その言葉に安堵した第1小隊の数名はその場で座り込んでしまった。
彼らの小隊のコンセプト、短期決戦に合った早すぎる勝利。
的確で明快な行動。
カガミハラが過去に所属していた軍事組織でさえ見たことがない。
カガミハラは驚いていた。
まさかここまで早く、確実に処理するとは思わなかった。
今戦闘が終わり座り込む姿はまさしく中学生らしい幼いものなのに、その数十秒前には攻撃させる隙も与えないほどの猛攻を繰り広げていた。
不思議だ。
とても不思議だ。
「・・・どうしましたか?」
秘書の尼夏樹クニヒラが上司を見て言った。
笑っていたからだ。
「・・・いや、少し驚いてしまってね。」
これはすごい部隊になる。間違いない。
とんでもない仕事を任されたものだ。
「アマナツキ、」
「はい。」
「これは本腰を入れて取り組まないと呑まれるぞ。」
「・・・ああなるほど。そうですね。」
そのあとも仮想訓練は続いたが、どこも結果は同じ、素晴らしい戦績だった。
第2小隊の近接戦闘、第3小隊の妨害戦闘、第4小隊の遠距離射撃・・・各小隊のコンセプトに沿った正確で確実な戦術を用いて行動していた。
下手な軍人よりも優れている。
この様子では短期間の訓練の後、目下の作戦を実行に移しても問題なさそうだと、カガミハラは次の段階へ移す準備を始めようとしていた。
生徒たちは安堵していた。
ホログラムとは言え、特異獣以上の戦闘能力があることが認められたのだ。
ついさっきまでただの田舎の学生だったのが、世界を救えるほどの力をもってして戦っていることが嬉しかった。
彼らはそれを誇りに思っており、つまるところ舞い上がっていた。
これなら本物と戦っても問題ないのでは、そうとすら思っていた。
「カイト。」
大型控室で戦闘班員が歓喜している中、ヒナタはカイトに声を掛けた。
「お疲れ。どうだった、訓練。」
「よかったよ。ちゃんと勝てて。・・・ほっとした。」
「な。ふふん、ちょっと楽しかったし。」
「僕は、・・・ちょっと怖かったよ。」
「カイトは昔からビビりだから。」
「うるさいな。」
「ごめんて。・・・でもこれなら、本物と戦っても問題ないんじゃないの?」
「・・・でも、実際の戦いは怪我もするし、・・・死ぬかもしれないじゃん?」
「さっきみたいに攻撃させなきゃ大丈夫だって。攻撃を受けなきゃ、怪我しないし死にもしない。でしょ?」
「・・・そうだけど、本当にうまくいくのかな。」
「訓練通りに。気は抜いちゃいけないけど、びくびくしてたら反って失敗するよ。」
「・・・そうだよね。」
「そうさ。」
「よし。カガミハラさんのとこに行ってくる。」
「いってらっしゃい。」
カイトが立ち上がり、控室のドアから出ていった。
その後ろ姿が見えなくなってから、ヒナタは両手を高く上げて伸びをした。
「カガミハラ君。」
「はい。」
「訓練の結果はどうだったかね。」
「現在そちらに動画とデータを送信しています。口頭で説明するとしたら、完璧でした。」
「なるほど。」
「彼らの成長速度は常識を逸しています。これが特異因子と関係しているのかはわかりませんが、彼らは必ず、優れた部隊となります。」
「そうか。では早速始めるかね?」
「はい。短期間の訓練の後、輸送を申請します。」
「了解した。」
「彼らは必ず、守り抜くことができるはずです。」
「・・・素晴らしい。また連絡する。」
電話が切れた。
「カガミハラさん。」
「っ・・・、ああ、ヒグマ君か。」
「先ほどの訓練の様子ですと、もう実践に入っても大丈夫だと思われます。そのお願いに来たのですが。」
「私もそう判断をしている。一週間ほど訓練をして、そののち特異獣の輸送を申請する予定だ。」
「ありがとうございます。」
「近いうちに隊員にも伝える。」
「了解しました。」
カイトは礼儀正しく会釈をしてから去っていった。
小さな代表の後姿を見てカガミハラは思慮に深ける。
この計画の構想を、あらためて確認していた。
世界共通の目的、端的に言えば願い。
それを任されたカガミハラの願い。
彼らならば、必ず・・・。
ウラユビケンタは図書館にいた。
隣には黒づくめの背高な人影が座っている。
ケンタもまた座りながら、ある小説を読んでいた。
所々読めない漢字も出てくるが、気にせず飛ばして読んでいった。
図書館の司書かスタッフであろう、中年の女性がケンタに話しかけてきた。
「ボク、今日学校じゃないの?」
ケンタは視線だけを女に移して、また戻した。
「学校は、行かないの?」
「いかない。」
視線も合わせずに言う。
面倒な奴に見つかったと内心思う。
「どうして?」
ケンタは苛立ちを覚えていた。
うるさいな。
ぼくは本を読んでいるんだ。
どうして大人はぼくの邪魔ばかりするのだろう。
「どうして学校行かないの?」
同じことを延々と聞いてくる女に嫌気が差した。
ケンタは、今度は隣に座る人影の方を向いて、目でサインを出した。
人影は音もなく立ち上がり、女の口を塞ぐ。
「図書館では静かにしろっていうのはあんたの仕事じゃないのか?」
そう言うとケンタは上着のジッパーを降ろし、内側を見せた。
ケンタから見て右側には鏡が、左には何かが詰まった小瓶がぶら下がっている。
ケンタは小瓶の一つを取りだして鏡に映した。
移っているのは、人間の指。
突然爪を立てた人間の両手が鏡から飛び出してきた。
指はまっすぐ女の首めがけて突き刺さる。
「うるさいからだまれ。」
意思を持っているようなそれは女の首の中心に突き刺さると、外に向けて破くように開いた。
首と胴体がほとんど切り離され、液体が飛び出て流れる音だけが彼らの周りに響いている。
役目を終えた両手は風化するように消滅した。
ケンタは溜め息をつくと、また人影に指示を出した。
人影はケンタの思う通りに女の指を切り取ると、懐から取り出した空の小瓶に入れてケンタに差し出した。
上着の内側にそれを隠して、ケンタはジッパーを上げる。
惨殺死体を眺めながらケンタは思った。
残念だがここにはもういられない。
別に警察を呼ばれても撃退できるが、それはそれで面倒だからだ。
ケンタは図書館を、堂々と正面玄関から出た。
黒い人影もついてくる。
周りには整えられた芝生と、それに隣接する駐車場がある。
田舎臭いが和みもある風景。
遠くには低い山も見える。
ケンタはそんな場所を見回した。
そして次はどこに行こうかと、彼はまた歩き出した。
切った感覚はないが痛みに呻く様子は投影されている。
ヒナタの一閃を合図に巨体を囲むように配置された隊員が一斉攻撃を仕掛ける。
カウボーイが両手に握った拳銃を撃った。
獣の皮膚に着弾し傷をつける。
その瞬間獣と拳銃がそれぞれ一本の線で繋がった。
カウボーイが縦横無尽に意味のある動きで線を獣に巻き付ける。
特異獣の拘束に成功した。
銃創にヘッジホッグが光速で衝突する。
彼は光のような速度で移動するが、眼がその速度に追い付いていないので直進することしかできない。
だが攻撃においては十分だ。
シンプルな構造の剣に速度が乗り、ホログラムに深く突き刺さる。
巨体はヘッジホッグの着弾地点を中心に凹み、吹き飛んだ。
宙を舞う最中獣は痛みの元凶に反撃を試みるが、D.D.Lがそうはさせない。
あらゆる場所を泥化させ潜水するD.D.Lが巨体付近の地面から飛び出ると、滞空しているヘッジホッグを回収してまた素早く壁に潜っていった。
それをピクセルが彼の特異性を応用した屈折射撃でカバーする。
巨体は宙に浮いたままレッドへ向かっていった。
レッドはその当てやすい的に向かって火球に熱を溜めている。
右手を突き出し、左手で右手首を握りしめて熱を込める。
血液の熱を増幅することで放たれる彼女の灼炎は溜めれば溜める程プラズマに近づく。
右手が輝く。
輝きが掌の一点にに凝縮される。
突然直径30センチメートルの火球が生まれた。
生まれてそのまま放たれる。
獣の身体に穴が空いた。
熱は獣を溶かし続ける。
巨体が避けた。
特異獣の絶命だ。
正しくはホログラムの消滅だが、これを勝利と認めるには十分な損傷だ。
第1小隊の勝利だ。
「特異生命体消滅確認。帰還してください。」
ヴォイドが告げる。
その言葉に安堵した第1小隊の数名はその場で座り込んでしまった。
彼らの小隊のコンセプト、短期決戦に合った早すぎる勝利。
的確で明快な行動。
カガミハラが過去に所属していた軍事組織でさえ見たことがない。
カガミハラは驚いていた。
まさかここまで早く、確実に処理するとは思わなかった。
今戦闘が終わり座り込む姿はまさしく中学生らしい幼いものなのに、その数十秒前には攻撃させる隙も与えないほどの猛攻を繰り広げていた。
不思議だ。
とても不思議だ。
「・・・どうしましたか?」
秘書の尼夏樹クニヒラが上司を見て言った。
笑っていたからだ。
「・・・いや、少し驚いてしまってね。」
これはすごい部隊になる。間違いない。
とんでもない仕事を任されたものだ。
「アマナツキ、」
「はい。」
「これは本腰を入れて取り組まないと呑まれるぞ。」
「・・・ああなるほど。そうですね。」
そのあとも仮想訓練は続いたが、どこも結果は同じ、素晴らしい戦績だった。
第2小隊の近接戦闘、第3小隊の妨害戦闘、第4小隊の遠距離射撃・・・各小隊のコンセプトに沿った正確で確実な戦術を用いて行動していた。
下手な軍人よりも優れている。
この様子では短期間の訓練の後、目下の作戦を実行に移しても問題なさそうだと、カガミハラは次の段階へ移す準備を始めようとしていた。
生徒たちは安堵していた。
ホログラムとは言え、特異獣以上の戦闘能力があることが認められたのだ。
ついさっきまでただの田舎の学生だったのが、世界を救えるほどの力をもってして戦っていることが嬉しかった。
彼らはそれを誇りに思っており、つまるところ舞い上がっていた。
これなら本物と戦っても問題ないのでは、そうとすら思っていた。
「カイト。」
大型控室で戦闘班員が歓喜している中、ヒナタはカイトに声を掛けた。
「お疲れ。どうだった、訓練。」
「よかったよ。ちゃんと勝てて。・・・ほっとした。」
「な。ふふん、ちょっと楽しかったし。」
「僕は、・・・ちょっと怖かったよ。」
「カイトは昔からビビりだから。」
「うるさいな。」
「ごめんて。・・・でもこれなら、本物と戦っても問題ないんじゃないの?」
「・・・でも、実際の戦いは怪我もするし、・・・死ぬかもしれないじゃん?」
「さっきみたいに攻撃させなきゃ大丈夫だって。攻撃を受けなきゃ、怪我しないし死にもしない。でしょ?」
「・・・そうだけど、本当にうまくいくのかな。」
「訓練通りに。気は抜いちゃいけないけど、びくびくしてたら反って失敗するよ。」
「・・・そうだよね。」
「そうさ。」
「よし。カガミハラさんのとこに行ってくる。」
「いってらっしゃい。」
カイトが立ち上がり、控室のドアから出ていった。
その後ろ姿が見えなくなってから、ヒナタは両手を高く上げて伸びをした。
「カガミハラ君。」
「はい。」
「訓練の結果はどうだったかね。」
「現在そちらに動画とデータを送信しています。口頭で説明するとしたら、完璧でした。」
「なるほど。」
「彼らの成長速度は常識を逸しています。これが特異因子と関係しているのかはわかりませんが、彼らは必ず、優れた部隊となります。」
「そうか。では早速始めるかね?」
「はい。短期間の訓練の後、輸送を申請します。」
「了解した。」
「彼らは必ず、守り抜くことができるはずです。」
「・・・素晴らしい。また連絡する。」
電話が切れた。
「カガミハラさん。」
「っ・・・、ああ、ヒグマ君か。」
「先ほどの訓練の様子ですと、もう実践に入っても大丈夫だと思われます。そのお願いに来たのですが。」
「私もそう判断をしている。一週間ほど訓練をして、そののち特異獣の輸送を申請する予定だ。」
「ありがとうございます。」
「近いうちに隊員にも伝える。」
「了解しました。」
カイトは礼儀正しく会釈をしてから去っていった。
小さな代表の後姿を見てカガミハラは思慮に深ける。
この計画の構想を、あらためて確認していた。
世界共通の目的、端的に言えば願い。
それを任されたカガミハラの願い。
彼らならば、必ず・・・。
ウラユビケンタは図書館にいた。
隣には黒づくめの背高な人影が座っている。
ケンタもまた座りながら、ある小説を読んでいた。
所々読めない漢字も出てくるが、気にせず飛ばして読んでいった。
図書館の司書かスタッフであろう、中年の女性がケンタに話しかけてきた。
「ボク、今日学校じゃないの?」
ケンタは視線だけを女に移して、また戻した。
「学校は、行かないの?」
「いかない。」
視線も合わせずに言う。
面倒な奴に見つかったと内心思う。
「どうして?」
ケンタは苛立ちを覚えていた。
うるさいな。
ぼくは本を読んでいるんだ。
どうして大人はぼくの邪魔ばかりするのだろう。
「どうして学校行かないの?」
同じことを延々と聞いてくる女に嫌気が差した。
ケンタは、今度は隣に座る人影の方を向いて、目でサインを出した。
人影は音もなく立ち上がり、女の口を塞ぐ。
「図書館では静かにしろっていうのはあんたの仕事じゃないのか?」
そう言うとケンタは上着のジッパーを降ろし、内側を見せた。
ケンタから見て右側には鏡が、左には何かが詰まった小瓶がぶら下がっている。
ケンタは小瓶の一つを取りだして鏡に映した。
移っているのは、人間の指。
突然爪を立てた人間の両手が鏡から飛び出してきた。
指はまっすぐ女の首めがけて突き刺さる。
「うるさいからだまれ。」
意思を持っているようなそれは女の首の中心に突き刺さると、外に向けて破くように開いた。
首と胴体がほとんど切り離され、液体が飛び出て流れる音だけが彼らの周りに響いている。
役目を終えた両手は風化するように消滅した。
ケンタは溜め息をつくと、また人影に指示を出した。
人影はケンタの思う通りに女の指を切り取ると、懐から取り出した空の小瓶に入れてケンタに差し出した。
上着の内側にそれを隠して、ケンタはジッパーを上げる。
惨殺死体を眺めながらケンタは思った。
残念だがここにはもういられない。
別に警察を呼ばれても撃退できるが、それはそれで面倒だからだ。
ケンタは図書館を、堂々と正面玄関から出た。
黒い人影もついてくる。
周りには整えられた芝生と、それに隣接する駐車場がある。
田舎臭いが和みもある風景。
遠くには低い山も見える。
ケンタはそんな場所を見回した。
そして次はどこに行こうかと、彼はまた歩き出した。
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