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第七章
エピローグ
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それは遠い昔の物語。
ある国にエリーゼ・トリアノンという公爵令嬢がいた。
彼女は高位貴族でありながら魔力が低く、精霊の加護を持たないために周りから冷遇されて来た。
貴族社会でも認められなず冷遇される日々を送りながらも、決して諦めず前を向き歩き続けた。
歩き続けた先に素晴らしい未来が待っていると信じ、ただ真っすぐに生きた。
そして彼女が歩いた道は決して平坦でも楽な道でもなかった。
時には曲がり角を曲がり壁にぶつかり続けるも、次代を繋ぐために奔走し続けた。
人は血筋で価値が決まるのではない。
生まれだけで判断されるべきでない。
その意味を生涯に渡り世に知らしめ、多くの可能性を示した。
そして百年後。
彼女は賢者としての称号を得て多くの人に愛され尊敬されたのだった。
完結
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