竜皇帝陛下の寵愛~役立たずの治癒師は暗黒竜に今日も餌付けされ中!

辺境伯爵令嬢のリリアーナ・アンシーは社交界でも醜い容姿故にアザラシ姫と呼ばれていた。
そんな折、敵対する竜の国との平和条約の為に生贄を差し出すことになった。

その相手は純白の聖女と呼ばれるサンドラだったが国の聖女を差し出すわけにも行かず、リリアーナが身代わりを務めることになった。

辺境伯爵令嬢ならば国の為に働くべきだと泣く泣く苦渋の選択をした婚約者だったが体よくリリアーナを国から追い出し、始末する魂胆が丸見えだった。


王も苦渋の選択だったがリリアーナはある条件を付け了承したのだ。

そして決死の覚悟で敵国に迎えられたはずが。

「君が僕のお嫁さんかい?とりあえず僕の手料理を食べてくれないかな」

暗黒竜と恐れられた竜皇帝陛下は何故か料理を振る舞い始めた。

「なるほどコロコロ太らせて食べるのか」

頓珍漢な勘違いをしたリリアーナは殺されるまで美味しい物を食べようと誓ったのだが、何故か食べられる気配はなかった。

その頃祖国では、聖女が結界を敷くことができなくなり危機的状況になっていた。
世界樹も聖女を拒絶し、サンドラは聖女の地位を剥奪されそうになっていたのだった…
24h.ポイント 198pt
6,656
小説 7,011 位 / 192,063件 恋愛 3,327 位 / 57,186件

あなたにおすすめの小説

家から追い出された後、私は皇帝陛下の隠し子だったということが判明したらしいです。

新野乃花(大舟)
恋愛
13歳の少女レベッカは物心ついた時から、自分の父だと名乗るリーゲルから虐げられていた。その最中、リーゲルはセレスティンという女性と結ばれることとなり、その時のセレスティンの連れ子がマイアであった。それ以降、レベッカは父リーゲル、母セレスティン、義妹マイアの3人からそれまで以上に虐げられる生活を送らなければならなくなった…。 そんなある日の事、些細なきっかけから機嫌を損ねたリーゲルはレベッカに対し、今すぐ家から出ていくよう言い放った。レベッカはその言葉に従い、弱弱しい体を引きずって家を出ていくほかなかった…。 しかしその後、リーゲルたちのもとに信じられない知らせがもたらされることとなる。これまで自分たちが虐げていたレベッカは、時の皇帝であるグローリアの隠し子だったのだと…。その知らせを聞いて顔を青くする3人だったが、もうすべてが手遅れなのだった…。 ※カクヨムにも投稿しています!

王太子殿下の仮初の婚約者になりましたが何故か愛されてしまいました。

ユウ
恋愛
辺境伯爵令嬢のアリアドネは社交界でも機織り姫と呼ばれていた。 婚約者にも軽んじられ、見向きもされなかった。 そしてある日言われてしまった。 「婚約者を交換しろ」 理不尽な現実を受け入れ婚約破棄をされたアリアドネに新たな婚約が舞い込んで来る。 相手は第一王子で訳ありで形だけの婚約者を望まれてしまう。 「仮初の婚約者になって欲しい」 報酬額に釣られたアリアドネは二つ返事で頷く。 一方元婚約者はアリアドネに復縁を求めて来たのだが――。

婚約破棄されたので、その場から逃げたら時間が巻き戻ったので聖女はもう間違えない

aihara
恋愛
私は聖女だった…聖女だったはずだった。   「偽聖女マリア!  貴様との婚約を破棄する!!」  目の前の婚約者である第二王子からそう宣言される  あまりの急な出来事にその場から逃げた私、マリア・フリージアだったが…  なぜかいつの間にか懐かしい実家の子爵家にいた…。    婚約破棄された、聖女の力を持つ子爵令嬢はもう間違えない…

聖女でなくなったので婚約破棄されましたが、幸せになります。

ユウ
恋愛
四人の聖女が守る大国にて北の聖女として祈りを捧げるジュリエット。 他の聖女の筆頭聖女だったが、若い聖女が修行を怠け祈らなくななった事から一人で結界を敷くことになったが、一人では維持できなくなった。 その所為で西の地方に瘴気が流れ出す。 聖女としての役目を怠った責任を他の聖女に責められ王太子殿下から責任を取るように命じられる。 「お前には聖女の資格はない!聖女を名乗るな」 「承知しました。すべての責任を取り、王宮を去ります」 「は…何を」 「祈り力が弱まった私の所為です」 貴族令嬢としても聖女としても完璧だったジュリエットだが完璧すぎるジュリエットを面白くおもわなかった王太子殿下はしおらしくなると思ったが。 「皆の聖女でなくなったのなら私だけの聖女になってください」 「なっ…」 「王太子殿下と婚約破棄されたのなら私と婚約してください」 大胆にも元聖女に婚約を申し込む貴族が現れた。

お姉様は嘘つきです! ~信じてくれない毒親に期待するのをやめて、私は新しい場所で生きていく! と思ったら、黒の王太子様がお呼びです?

朱音ゆうひ
恋愛
男爵家の令嬢アリシアは、姉ルーミアに「悪魔憑き」のレッテルをはられて家を追い出されようとしていた。 何を言っても信じてくれない毒親には、もう期待しない。私は家族のいない新しい場所で生きていく!   と思ったら、黒の王太子様からの招待状が届いたのだけど? 別サイトにも投稿してます(https://ncode.syosetu.com/n0606ip/)

【本篇完結】無能だと言われて婚約破棄に追放されましたが、女王陛下に見初められました!

ユウ
恋愛
ルイス・フェンネルは平凡でありながら温和で心優しい青年だった。 家族をこよなく愛し、領地の特産物でもある薬草を育てることに精を出していた。 ただ目下の悩みは婚約者のマリエルとの関係だった。 長男でありながら、婿養子に迎えられる立場故に、我儘で横暴なマリエルには困り果てていた。 「本当に無能な男、こんな男と結婚しなくてはいけないんてなんて不幸なの!」 そんな中、マリエルに婚約破棄を告げられ伯爵家から追い出されてしまうのだが――。 「誰の邪魔にならないように静かに暮らそう」 婚約破棄を甘んじて受けようとしたルイスだったが、リディア王女殿下に見初められてしまう。 しかもリディア王女殿下は、第一王位継承権を持っており、次期女王陛下となることが決まっていた。 婚約破棄をされ追放されたはずが、いきなり王配となるのだが、マリエルが王宮に乗り込んで来てしまう。

【完結】がり勉地味眼鏡はお呼びじゃない!と好きな人が婚約破棄されたので私が貰いますわね!

水月 潮
恋愛
アドリアン・メラールはメラール公爵家の長男で一つ下の王女ユージェニーと婚約している。 アドリアンは学園では”がり勉地味眼鏡”というあだ名で有名である。 しかし、学園のダンスパーティーでアドリアンはユージェニーに「がり勉地味眼鏡なんてお呼びじゃないわ!」と婚約破棄される。 その上彼女はクレメント・グラミリアン男爵家令息という美少年と新たに婚約を結ぶと宣言する。 フローレンス・アンベール侯爵令嬢はその光景の目撃者の一人だ。 フローレンスは密かにアドリアンを慕っており、王女の婚約者だから無理と諦めていた。 フローレンスは諸事情あって今は婚約者はおらず、親からも政略結婚を強いられていない。 王女様、ありがとうございます! 彼は私が貰いますので! これを好機ととらえたフローレンスはアドリアンを捕まえる。 ※設定は緩いです。物語としてお楽しみください *HOTランキング1位(2021.9.20) 読者の皆様に感謝*.*

婚約破棄をされ、父に追放まで言われた私は、むしろ喜んで出て行きます! ~家を出る時に一緒に来てくれた執事の溺愛が始まりました~

ゆうき@初書籍化作品発売中
恋愛
男爵家の次女として生まれたシエルは、姉と妹に比べて平凡だからという理由で、父親や姉妹からバカにされ、虐げられる生活を送っていた。 そんな生活に嫌気がさしたシエルは、とある計画を考えつく。それは、婚約者に社交界で婚約を破棄してもらい、その責任を取って家を出て、自由を手に入れるというものだった。 シエルの専属の執事であるラルフや、幼い頃から実の兄のように親しくしてくれていた婚約者の協力の元、シエルは無事に婚約を破棄され、父親に見捨てられて家を出ることになった。 ラルフも一緒に来てくれることとなり、これで念願の自由を手に入れたシエル。しかし、シエルにはどこにも行くあてはなかった。 それをラルフに伝えると、隣の国にあるラルフの故郷に行こうと提案される。 それを承諾したシエルは、これからの自由で幸せな日々を手に入れられると胸を躍らせていたが、その幸せは家族によって邪魔をされてしまう。 なんと、家族はシエルとラルフを広大な湖に捨て、自らの手を汚さずに二人を亡き者にしようとしていた―― ☆誤字脱字が多いですが、見つけ次第直しますのでご了承ください☆ ☆全文字はだいたい14万文字になっています☆ ☆完結まで予約済みなので、エタることはありません!☆

処理中です...