111 / 111
第四章幸福と不幸は紙一重
エピローグ
しおりを挟む
人は誰もが生まれる場所を選べない。
天が決めた運命の元に生きるしかない。
時に残酷で悲しい運命を受け入れなくてはならないが、運命は時として変えることもできる。
天は人に試練を与えるが、運命の女神は決して苦しめるだけに試練を与えるわけではない。
運命を変えようと、幸せになる為に必死に生きた者は報われるのだと。
正しい行いをして、他者の幸せの為に懸命に生きた者達は必ず報われる。
一人の少女が運命に抗いながらも必死に生き抜いた過去は決して無駄ではなかった。
それを証明するかのように、少女、アーデルハイドは運命の扉を開いた。
そしてその扉の先は光で満ち溢れていた。
愛する人と共に歩み明日を掴むため今日も彼女は歩いていく。
「ハイジ、行くぞ」
「はい」
背筋を伸ばし歩いて行く姿は誰よりも美しく輝いていた。
まるで神様がその道を照らすかのように。
(完)
しおりを挟む
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ファンタジー / 連載中
24h.ポイント:4,800pt
お気に入り:5,416
恋愛 / 完結
24h.ポイント:191pt
お気に入り:10
ファンタジー / 完結
24h.ポイント:35pt
お気に入り:1,362
恋愛 / 連載中
24h.ポイント:106pt
お気に入り:2,532
恋愛 / 完結
24h.ポイント:127pt
お気に入り:1,149
恋愛 / 完結
24h.ポイント:28pt
お気に入り:787
恋愛 / 完結
24h.ポイント:631pt
お気に入り:2,872
ファンタジー / 連載中
24h.ポイント:2,444pt
お気に入り:8,045
恋愛 / 完結
24h.ポイント:731pt
お気に入り:1,680
ファンタジー / 連載中
24h.ポイント:824pt
お気に入り:3,918
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。