上 下
8 / 17
第一章

閑話2氷の騎士の恋

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

誰にも愛されない落ちこぼれ聖女は、いつの間にか冷酷皇帝に愛されているようです。

蓮実 アラタ
恋愛
「私はお前を愛さない」 「はい。心得ております」 婚約者のケインと双子の妹エルザの浮気現場を目撃してしまったサレント王国の落ちこぼれ聖女と呼ばれるエイン。 双子の妹エルザは、偉大なる聖女と謳われた母譲りの美貌と才能を受け継ぐ誰からも愛される聖女。 一方で双子の姉でありながら、何一つ力を使えない落ちこぼれ聖女である自分は誰からも愛されない。 婚約者すら妹を愛し、誰も自分を必要としないこと気づいたエインは全てを諦める。 そんな折、帝国リーヴァレント皇帝とサレント王国の聖女の縁談が持ち上がる。 縁談とは名ばかりの政略結婚にエルザは猛反発。 皇帝シリクスは冷酷皇帝と呼ばれ、恐れられている存在。 断ればどうなるか結果が目に見えていながらエルザはそれでも縁談を拒否。 そしてついにエインが立ち上がる。 「私が行きます」 こうして誰からも愛されない落ちこぼれ聖女は冷酷皇帝の元に嫁ぐことになった。 しかし冷酷皇帝は嫁いできたエインに「私はお前を愛さない」と宣言する。 ※一応の完結まで書ききった恋愛大賞用作品です。

婚約者の心の声が聞こえてくるのですが、私はどうしたらいいのでしょう

雨野六月(旧アカウント)
恋愛
人の心が読める令嬢と、「氷の騎士」と呼ばれる青年の物語。

身代わりの少女騎士は、王子の愛に気付かない。

有沢真尋
恋愛
 大国の第三王子であるエグバードは、小国の末姫に「一目ぼれ」。  結婚を申し込み、話はすんなり進んだものの、結婚直前に姫は騎士団長との愛を貫き、失踪。  残された少女騎士アシュレイに、エグバードは「周りを欺き、姫の代わりとなって自分と結婚すること」を命じた―― ・表紙はかんたん表紙メーカーさま

“代わりに結婚しておいて”…と姉が手紙を残して家出しました。初夜もですか?!

みみぢあん
恋愛
ビオレータの姉は、子供の頃からソールズ伯爵クロードと婚約していた。 結婚直前に姉は、妹のビオレータに“結婚しておいて”と手紙を残して逃げ出した。 妹のビオレータは、家族と姉の婚約者クロードのために、姉が帰ってくるまでの身代わりとなることにした。 …初夜になっても姉は戻らず… ビオレータは姉の夫となったクロードを寝室で待つうちに……?!

婚約破棄され聖女の身代わりに敵国に献上される予定でしたが、魔性の騎士に寵愛されてしまいました!

ユウ
恋愛
隣国との戦争が終わり敗戦国となったタンタニア王国はアルテリア帝国の従国となった。 その証として人質として王女、もしくは聖女を差し出さなくてはならなかった。 王女は体が弱くしかもまだ幼い為聖女を差し出すことになったのだが… 「嫌よ!敵国なんて行きたくない」 「サンディは我が国の聖女だ…そうだ!君が代わりに行けばいい」 泣きじゃくる親友と婚約者は私を見て言った。 「サンディ。君はこの国に必要な人だ!君が身代わりに行ってくれ」 遠回しにお前は必要ない。 そう言われているような気がした私は二人に何も言えなかった。 何故なら私は最弱の魔導士だからだ。 しかも二人は私を始末する計画で道中、襲われ殺されそうになるのだがこれこそが策略だった。 戦う術がない私は絶対絶命のピンチ! そう思ったはずが突如として第三の魔法に目覚めてしまうのだったが…

虐げられてきた私は、それでも……

山本みんみ
恋愛
 私──セレスティア・リオンタリが暮らしているリオンタリ子爵家には姉が三人いる。養子に入った私とは血がつながっていない姉たちだ。身寄りのない私を拾ってくれたリオンタリ夫妻はとても優しくて、いつも私によくしてくれる。それをよく思わなかったのか、毎日のように三人の姉から嫌がらせを受けていた。それでも、夫妻の実子である彼女達のことを悪く言ってしまうことで──夫妻に悲しい思いをさせたくない。そう思った私は、その事実を伝えずに耐え続けていた。  そんなある日──近々開催されるパーティーの招待状を届けるついでに夫妻へと挨拶をする為と言って、ダルエス公爵家の御令息である、テオドール・ダルエス様がこの家を訪れる。 いつものように庭仕事を行っている私を見ながら、夫妻と何かを話している様子の彼は……話し終えたと同時にこちらへと歩いてくる。次の瞬間には何故か彼が、私に一目惚れをしたと婚約を申し込んできた。 しばらくしてダルエス家で暮らすこととなって緊張していた私は、夫妻と別れるのは寂しいけど──三人の姉から受けていた嫌がらせがなくなる……そう思うと、気持ちが楽になった。しかし、本当の地獄はここからだった……

寵妃にすべてを奪われ下賜された先は毒薔薇の貴公子でしたが、何故か愛されてしまいました!

ユウ
恋愛
エリーゼは、王妃になる予定だった。 故郷を失い後ろ盾を失くし代わりに王妃として選ばれたのは後から妃候補となった侯爵令嬢だった。 聖女の資格を持ち国に貢献した暁に正妃となりエリーゼは側妃となったが夜の渡りもなく周りから冷遇される日々を送っていた。 日陰の日々を送る中、婚約者であり唯一の理解者にも忘れされる中。 長らく魔物の侵略を受けていた東の大陸を取り戻したことでとある騎士に妃を下賜することとなったのだが、選ばれたのはエリーゼだった。 下賜される相手は冷たく人をよせつけず、猛毒を持つ薔薇の貴公子と呼ばれる男だった。 用済みになったエリーゼは殺されるのかと思ったが… 「私は貴女以外に妻を持つ気はない」 愛されることはないと思っていたのに何故か甘い言葉に甘い笑顔を向けられてしまう。 その頃、すべてを手に入れた側妃から正妃となった聖女に不幸が訪れるのだった。

魔がさしたから浮気したと言うのなら、私に魔がさしても文句を言わないでくださいね?

新野乃花(大舟)
恋愛
しきりに魔がさしたという言葉を使い、自分の浮気を正当化していた騎士のリルド。そんな彼の婚約者だったクレアはある日、その言葉をそのままリルドに対してお返ししてみようと考えたのだった。

処理中です...