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第119話 開戦
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ドシーン
「これ本当にいけるのか?無理だろ!?」
「なんだあれデカすぎるだろ…」
アルクキヨジンの巨躯が村へと迫る中、前衛の戦士の皆さんが絶望を口にする
ドシーン
「「「顕現せよ!土くれの巨人よ!」」」
後衛の魔法使いの皆さんが巨大なゴーレムを作りだし迎撃に備える
近くの誰かが慌てて叫ぶ
「く、来るぞーーー!!全員備えろ!どう備えていいかはわからないが…ともかく備えるんだーー!!絶対不用意にアルクキヨジンの前には出るんじゃないぞ!!」
必死の声。だが、それを聞いてるどころではない。全員がパニックになりかけている。それ程に目の前の光景は異常と言える
「わかってたが、ゲームと現実は違うなぁ…めっちゃ怖い!」
「きょきょきょきょーや!これ大丈夫なんだよ!?本当にこれ大丈夫なんだよね!?」
俺がミールを探している時、同じく遠く離れた場所でクラリを探しているミールから俺に何度も確認が入る
「だ、大丈夫だと思うぞ…多分、きっと…おそらく」
「全然安心出来ないんだよ!?」
そりゃそうだろ…あんな化け物相手に確実な勝利とか無理ゲーだ。スロットが使えればまだやりようはあったかもしれないが…
「というか、まずクラリは何処行ったんだよ!あいつがいねーと始まらねーんだよ!ちくしょう!」
今回の作戦の要のアイツがいないと始まらない。ギルドが王都の方に応援を要請してるって話もあるらしいが、ハッキリ言って間に合うかも実力もわからん応援に期待してもしゃーない
「まぁ、最悪みんな土に還るだけなんだよ…」
ミールが虚ろな目でアルクキヨジンの方角を見ている。いよいよ本格的にヤバいな
「来るぞーーーーーーーーーーー戦闘準備!」
!?マジか、予想以上に早い、こうなったら防衛しながらクラリを探すしかない
アルクキヨジンとの開戦は最悪の形となったのだった
「これ本当にいけるのか?無理だろ!?」
「なんだあれデカすぎるだろ…」
アルクキヨジンの巨躯が村へと迫る中、前衛の戦士の皆さんが絶望を口にする
ドシーン
「「「顕現せよ!土くれの巨人よ!」」」
後衛の魔法使いの皆さんが巨大なゴーレムを作りだし迎撃に備える
近くの誰かが慌てて叫ぶ
「く、来るぞーーー!!全員備えろ!どう備えていいかはわからないが…ともかく備えるんだーー!!絶対不用意にアルクキヨジンの前には出るんじゃないぞ!!」
必死の声。だが、それを聞いてるどころではない。全員がパニックになりかけている。それ程に目の前の光景は異常と言える
「わかってたが、ゲームと現実は違うなぁ…めっちゃ怖い!」
「きょきょきょきょーや!これ大丈夫なんだよ!?本当にこれ大丈夫なんだよね!?」
俺がミールを探している時、同じく遠く離れた場所でクラリを探しているミールから俺に何度も確認が入る
「だ、大丈夫だと思うぞ…多分、きっと…おそらく」
「全然安心出来ないんだよ!?」
そりゃそうだろ…あんな化け物相手に確実な勝利とか無理ゲーだ。スロットが使えればまだやりようはあったかもしれないが…
「というか、まずクラリは何処行ったんだよ!あいつがいねーと始まらねーんだよ!ちくしょう!」
今回の作戦の要のアイツがいないと始まらない。ギルドが王都の方に応援を要請してるって話もあるらしいが、ハッキリ言って間に合うかも実力もわからん応援に期待してもしゃーない
「まぁ、最悪みんな土に還るだけなんだよ…」
ミールが虚ろな目でアルクキヨジンの方角を見ている。いよいよ本格的にヤバいな
「来るぞーーーーーーーーーーー戦闘準備!」
!?マジか、予想以上に早い、こうなったら防衛しながらクラリを探すしかない
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