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17章 わたしに何ができたかな?
第920話 Get up⑪情報過多
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「その時に、わたし、アダムと何かあった?」
それだけは今日のうちに聞いておこうと思って尋ねる。
ハッとしたようにアダムが顔をあげた。
少し遠くを見るような表情だ。
「その呪われた剣を君に渡したのは、第1王子殿下だ」
そして微かに逸れていた視線をわたしに戻す。
「僕は王子の影。僕はかなり似ているから、その時のことを思い出させたのかもしれない」
第1王子殿下、亡くなってて。謀反にかかわってて。アダムがその影?
え。その王子にわたしは呪った剣を渡された?
王子は亡くなっている。
!
「第1王子が亡くなったのはわたしのせい?」
「違う!」
ロサが声をあげた。
「兄上は元々体が弱かった。多すぎる魔力を許容できなかったんだ。それがある日毒に侵されて身体の機能が少し変わり、人の身体では決して扱いきれない魔力を放出できるようになった。兄上は身体の負担を考えず魔力を使い、身体がもたなかったんだ。君が何かしたわけじゃない。逆に君のおかげで兄上は家族と過ごせる時間を持てたんだ。私たち家族はみんな君に感謝している」
また頭の中がパニックだ。情報過多。
でもみんな心配そうな顔をしていて、特にアダムとフランツが傷ついた顔をしている。
「あ、そ、そうなのね。後日、詳しいことを聞きたい。変な反応をしてごめんね。わたしは今、ふたりのこと大好きよ」
怖がって失礼だったと思って言葉にしたんだけど、なんか幼い感じになってしまった。
アランお兄さまが、混乱しているだろうから、今日はお開きにした方がいいねと言った。夕方でもあるみたいだし。
わたしたちはそのままお暇することになった。
もう一度、アダムとフランツに変な態度をとってごめんと謝っておく。
ふたりは笑ってくれたけど、傷つけたのは確かだった。
あーあ、うまくいかないもんだな。
「あ、明日ダンジョンに行かないか?」
イザークがいきなり言った。
「そうだね、学園が始まるまで1日あるし」
ルシオもなんか一生懸命だ。
『ダンジョン?』
『ダンジョン行きたい!』
『シンシアダンジョン9階』
「シンシアダンジョン9階のお肉、おいしいでち」
「そうなのか? それはいいかもしれないな」
ロサも促す。
そっか微妙な空気だから、明日も顔を合わせた方がいいってことだな。
「わ、わたしも行きたいかも」
「リーが行きたいなら、皆さん、行けたら行きませんか?」
アランお兄さまがみんなに聞いてくれた。
みんな頷いて、明日はシンシアダンジョンに行くことになった。
もふもふとぬいたちは大喜びだ。
帰りの馬車は居心地が悪い。
お兄さまたちは、その呪いの剣の時は一緒にいたわけじゃないので、あった出来事、事実しか知らないそうだ。
フランツはわたしから離れた席に座る。
わたしは話して欲しいと思ったけれど、フランツはもうちょっと時間を置いてからにしようと言った。
明日はダンジョンだし早く眠ることを推奨される。
王都の家に家族が集まり食事をしたけれど、謀反の話は出なかった。
お風呂に入ってから、早めに部屋に戻り、わたしはもふもふたちに謀反のことを教えてと強請った。みんなで目を合わせている。
「簡素でいいから、ね?」
『簡単な話ではなかった。複雑な話だ。しっかり聞かないと誤解もおきよう』
みんなもふもふの言葉に頷いている。
チッ。教えてもらえないってことか。
「明日はダンジョンでち。早く寝るでちよ。終わったらみんな教えてもらえるでち」
『リディアは何がそんなに知りたいんだ?』
レオが首を捻ってる。
『あの時……リディアは悪いことなんか絶対していない』
うんうんとみんな頷く。
促されてベッドに入る。
だって気になるよ。誰かの命を奪っていない、それは信じておくとして。
わたしを心配していたという第1王子殿下。その人にフランツを傷つける呪いの剣を渡されて、フランツはその剣で自分を刺して。わたしには刺した感触が残っていて。アダムは第1王子殿下の影で。わたしに呪いの剣を渡した人の看病をわたしはしようとしていたの?? めちゃくちゃよね?
フランツのことは……刺していて。今、生きている。アダムや第1王子のことは刺していないという。もふもふたちも同じことを言ってるから信じていいよね?
なんで話してくれないの?と思うのと同時に、確かに入り組んでいそうで、全部のことを消化するには、夜という時間はむいてない気がした。
気になって眠れないと思いきや、ベッドに入ってみんなとぬくぬくしていたら眠りに落ち、気がついたら朝だとアオに起こされた。
朝ごはんを食べて、馬車に乗り込む。
エリンちゃんとノエルくんは予定があるそうで、行けないと悔しがっていた。
王都の6区に到着すると、転移門にみんな揃っていた。
家族以外とダンジョンに行くのは初めてなので、楽しみ。
セーブポイントはないみたいなんだよね。そりゃ、ゲームじゃなくて現実だものね。
ではダンジョンはどうやって攻略するのかというと、地道に入り口のあるところから攻略していくことになるそうだ。
ちなみに空っぽダンジョン、ミラーダンジョンでは、魔使いさんが作ったというフラッグという魔具が大活躍。ダンジョン内の脱出した階に戻れる魔具だ。
アオともふもふたちでこれと似たような魔具を作ってあるので、いくつかの階にいけるフラッグを持っている。
だから行きたい階の近い階にフラッグで行き、そこから攻略していくことができる。脱出だけはほぼ各フロアに脱出口なるものがあるらしい。
フラッグはとても複雑な作りなので、魔具として解読できてないところもあり、売り出すことはまだまだできないんだって。
それで他ダンジョンでは入り口から地道に攻略していくしかない。
だからケラたちが9階まで行けたのはすごいことなのだ。
わたしたちは楽勝で行けると思う。人がいなければいないほど。
もふもふたちがいるから。蹴散らかしてくれるのであっという間だ。
それだけは今日のうちに聞いておこうと思って尋ねる。
ハッとしたようにアダムが顔をあげた。
少し遠くを見るような表情だ。
「その呪われた剣を君に渡したのは、第1王子殿下だ」
そして微かに逸れていた視線をわたしに戻す。
「僕は王子の影。僕はかなり似ているから、その時のことを思い出させたのかもしれない」
第1王子殿下、亡くなってて。謀反にかかわってて。アダムがその影?
え。その王子にわたしは呪った剣を渡された?
王子は亡くなっている。
!
「第1王子が亡くなったのはわたしのせい?」
「違う!」
ロサが声をあげた。
「兄上は元々体が弱かった。多すぎる魔力を許容できなかったんだ。それがある日毒に侵されて身体の機能が少し変わり、人の身体では決して扱いきれない魔力を放出できるようになった。兄上は身体の負担を考えず魔力を使い、身体がもたなかったんだ。君が何かしたわけじゃない。逆に君のおかげで兄上は家族と過ごせる時間を持てたんだ。私たち家族はみんな君に感謝している」
また頭の中がパニックだ。情報過多。
でもみんな心配そうな顔をしていて、特にアダムとフランツが傷ついた顔をしている。
「あ、そ、そうなのね。後日、詳しいことを聞きたい。変な反応をしてごめんね。わたしは今、ふたりのこと大好きよ」
怖がって失礼だったと思って言葉にしたんだけど、なんか幼い感じになってしまった。
アランお兄さまが、混乱しているだろうから、今日はお開きにした方がいいねと言った。夕方でもあるみたいだし。
わたしたちはそのままお暇することになった。
もう一度、アダムとフランツに変な態度をとってごめんと謝っておく。
ふたりは笑ってくれたけど、傷つけたのは確かだった。
あーあ、うまくいかないもんだな。
「あ、明日ダンジョンに行かないか?」
イザークがいきなり言った。
「そうだね、学園が始まるまで1日あるし」
ルシオもなんか一生懸命だ。
『ダンジョン?』
『ダンジョン行きたい!』
『シンシアダンジョン9階』
「シンシアダンジョン9階のお肉、おいしいでち」
「そうなのか? それはいいかもしれないな」
ロサも促す。
そっか微妙な空気だから、明日も顔を合わせた方がいいってことだな。
「わ、わたしも行きたいかも」
「リーが行きたいなら、皆さん、行けたら行きませんか?」
アランお兄さまがみんなに聞いてくれた。
みんな頷いて、明日はシンシアダンジョンに行くことになった。
もふもふとぬいたちは大喜びだ。
帰りの馬車は居心地が悪い。
お兄さまたちは、その呪いの剣の時は一緒にいたわけじゃないので、あった出来事、事実しか知らないそうだ。
フランツはわたしから離れた席に座る。
わたしは話して欲しいと思ったけれど、フランツはもうちょっと時間を置いてからにしようと言った。
明日はダンジョンだし早く眠ることを推奨される。
王都の家に家族が集まり食事をしたけれど、謀反の話は出なかった。
お風呂に入ってから、早めに部屋に戻り、わたしはもふもふたちに謀反のことを教えてと強請った。みんなで目を合わせている。
「簡素でいいから、ね?」
『簡単な話ではなかった。複雑な話だ。しっかり聞かないと誤解もおきよう』
みんなもふもふの言葉に頷いている。
チッ。教えてもらえないってことか。
「明日はダンジョンでち。早く寝るでちよ。終わったらみんな教えてもらえるでち」
『リディアは何がそんなに知りたいんだ?』
レオが首を捻ってる。
『あの時……リディアは悪いことなんか絶対していない』
うんうんとみんな頷く。
促されてベッドに入る。
だって気になるよ。誰かの命を奪っていない、それは信じておくとして。
わたしを心配していたという第1王子殿下。その人にフランツを傷つける呪いの剣を渡されて、フランツはその剣で自分を刺して。わたしには刺した感触が残っていて。アダムは第1王子殿下の影で。わたしに呪いの剣を渡した人の看病をわたしはしようとしていたの?? めちゃくちゃよね?
フランツのことは……刺していて。今、生きている。アダムや第1王子のことは刺していないという。もふもふたちも同じことを言ってるから信じていいよね?
なんで話してくれないの?と思うのと同時に、確かに入り組んでいそうで、全部のことを消化するには、夜という時間はむいてない気がした。
気になって眠れないと思いきや、ベッドに入ってみんなとぬくぬくしていたら眠りに落ち、気がついたら朝だとアオに起こされた。
朝ごはんを食べて、馬車に乗り込む。
エリンちゃんとノエルくんは予定があるそうで、行けないと悔しがっていた。
王都の6区に到着すると、転移門にみんな揃っていた。
家族以外とダンジョンに行くのは初めてなので、楽しみ。
セーブポイントはないみたいなんだよね。そりゃ、ゲームじゃなくて現実だものね。
ではダンジョンはどうやって攻略するのかというと、地道に入り口のあるところから攻略していくことになるそうだ。
ちなみに空っぽダンジョン、ミラーダンジョンでは、魔使いさんが作ったというフラッグという魔具が大活躍。ダンジョン内の脱出した階に戻れる魔具だ。
アオともふもふたちでこれと似たような魔具を作ってあるので、いくつかの階にいけるフラッグを持っている。
だから行きたい階の近い階にフラッグで行き、そこから攻略していくことができる。脱出だけはほぼ各フロアに脱出口なるものがあるらしい。
フラッグはとても複雑な作りなので、魔具として解読できてないところもあり、売り出すことはまだまだできないんだって。
それで他ダンジョンでは入り口から地道に攻略していくしかない。
だからケラたちが9階まで行けたのはすごいことなのだ。
わたしたちは楽勝で行けると思う。人がいなければいないほど。
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