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16章 ゴールデン・ロード
第775話 いいこと悪いこと⑨空の守護者
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「ありがとうございます。
数いる人族の中から、シュタイン嬢に加護が贈られたのはどうしてなのか、教えていただけますか?」
ああ、いきなり、フレデリカさまには意味不明なことを……。
ノックスさまには、ノックスさまと触れ合っている姿を見られてしまったので、加護があると勘違いされていて、人族の問題に発展しがちなことなので勘違いさせたままにさせて欲しいと願い出た。
ノックスさまは元々加護をしたかったぐらいだから問題ないとおっしゃってくださった。
でもフレデリカさまは、遊びにこられるだけなので、わたしのそんな状況は話していない。
でもフレデリカさまは慌てるでもなく言った。
『お前は、自分とリディアの何が違うと思う?』
神官長さまがそのまま伝える。
「え? ええと、いろいろと違うと思いますが、環境、そして今までの経験が全く違うでしょう」
『そうだな。それが我らがお前でなく、リディアを好む理由だ』
おおー。えへへ、嬉しい。
「では、加護とはどういうものなのでしょう? シュタイン嬢だけに発現するものなのですか? それとも国ごとなのでしょうか?」
ある意味、チャレンジャー。初対面の神獣さまに突っ込んだこと聞いてるっ。
『神獣と人族の加護の意味は違う。知りたいのなら神官に尋ねるがよろしい』
ミッナイト殿下は頷く。
「神獣さまはユオブリア以外の地にも赴かれることはあるのでしょうか?」
その時、空気が凍ったような気がした。
フレデリカさまだけでなく、もふさまの怒りにも触れたような。
『……セインといったか。3の大陸の南か。あの教会は神の名を借りて人族を惑わせておるな。我は役割が違えども、それくらいのことは知っている。
……人族の争い事に興味はないが、古い血に傾倒しすぎても飲み込まれるぞ。
神が姿を現さないのはその時が制裁を加える最期の時だからだ。ゆめゆめそれを忘れるな』
いつものフレデリカさまと全然違った。レースや綺麗なものに目をキュルルンとさせているわたしの知ってるシマエナガじゃない。
神官長さまが伝えると、場がシーンとする。
さすがにミッナイト殿下も笑顔を浮かべない。
けれど、青い顔のままわたしに視線を移す。
「シュタイン嬢はそうやって、他国の情報も集められるわけですね……」
ミッナイト殿下を甘く見過ぎていた。腐っても王子殿下だ。
どんな情報も、あっという間に都合のいいように操っていく。
ここで引いたらまずい。本能的にそう思った。
「ですからわたしは、どこにも囚われません」
シンプル、イズ、ベスト。わたしは短く言った。釘をさす。
情報なんか集められるわけないけど、そう思われておかしくないのも事実。
一度そう思われてしまったら、何を言ったって疑惑は残る。
それを広めるつもりなのか、脅す材料にするのかわからないけど……。
でもセイン国が噂を広めたとして、わたしが各国から爪弾きにされようが、欲せられようが、はっきりいって彼には何の意味もないだろう。
だとしたらやはり、わたしをユオブリアから出すことに繋げるのだ、絶対。
それなら、そうするべきではない。
〝囚われない〟そう言ったことで思い出しただろう。情報が集められると危険視されたとしても、加護自体のことがわかっていない。どんなものなのか、どうわたしは守られるのか。
ただ事実として記憶にあるのは、わたしと一緒にいたものは全員山崩れにあっても、生き延びたこと。
だから、噂を広められようとわたしは〝加護〟に守られる。
「そう主張するのは自由だけど、どれだけの人がそれを信じるか。君がユオブリアにいる限り、ユオブリアは疑われ続けるわけだ。君から情報を得ていると」
そうやってわたしの居場所をなくす気か。
「それは国が得ているのか、バイエルン侯がやらせているのか、シュタイン伯がやらせているのかはわからないけれど」
どんなものかは分からないから、加護のあるわたしを直には攻撃しない。
国、兄さま、父さま、誰に非難がいくのが一番堪えるのか、わたしの気持ちを見極めようとしている。
『お前は今、質問を許してやった我に、企み事を仕掛けたのか?』
フレデリカさまが羽ばたくと、その姿はクジャクほどの大きさになり、真っ白なことには変わりなかったけれど、スラッとした姿になった。
神官長さまがミッナイト殿下にその言葉を告げる。
「企み事を神獣さまに仕掛けるなど、とんでもありません」
『お前はまず、神獣のあり方を愚弄した』
足の方からブルーになっていってる?
「ぐ、愚弄などするはずはございません」
『我らは神から〝世界〟を見守るよう預かりし者。それをユオブリア以外の地にも行くかだと? 愚弄以外の何なのだ?』
神官長さまは震えないようにするのがやっとのような面持ちで、口早にフレデリカさまの言葉を復唱する。
「と、とんでもない。私は神獣さまが〝ここ〟にいらしたから、我が国にも来てくださったことがあるのかを……」
首から下までもうブルーだ。どんどん色が上にのぼっていっている。
『その上、我が人族に国の情報を漏らすだと? 我はリディアにそんな話をしたことは一度もない。お前が自国のことを聞いたから答えてやったのみ。それを!』
顔までブルーがあがっていく!
その時また一角が光って、火を纏って舞い降りたのはノックスさま。
『フレデリカ姉さま、いけません。怒りを鎮めてください』
フレデリカさまの周りが揺らいでいるように見える。
ブルーはフレデリカさまのまん丸の目のところまでジリジリと上がってきている。
なんかブルーに染まってしまったらよくないことが起こるのでは?
だからノックスさまが必死に?
『空の守護者よ、鎮まれ!』
もふさまが吠えた。
数いる人族の中から、シュタイン嬢に加護が贈られたのはどうしてなのか、教えていただけますか?」
ああ、いきなり、フレデリカさまには意味不明なことを……。
ノックスさまには、ノックスさまと触れ合っている姿を見られてしまったので、加護があると勘違いされていて、人族の問題に発展しがちなことなので勘違いさせたままにさせて欲しいと願い出た。
ノックスさまは元々加護をしたかったぐらいだから問題ないとおっしゃってくださった。
でもフレデリカさまは、遊びにこられるだけなので、わたしのそんな状況は話していない。
でもフレデリカさまは慌てるでもなく言った。
『お前は、自分とリディアの何が違うと思う?』
神官長さまがそのまま伝える。
「え? ええと、いろいろと違うと思いますが、環境、そして今までの経験が全く違うでしょう」
『そうだな。それが我らがお前でなく、リディアを好む理由だ』
おおー。えへへ、嬉しい。
「では、加護とはどういうものなのでしょう? シュタイン嬢だけに発現するものなのですか? それとも国ごとなのでしょうか?」
ある意味、チャレンジャー。初対面の神獣さまに突っ込んだこと聞いてるっ。
『神獣と人族の加護の意味は違う。知りたいのなら神官に尋ねるがよろしい』
ミッナイト殿下は頷く。
「神獣さまはユオブリア以外の地にも赴かれることはあるのでしょうか?」
その時、空気が凍ったような気がした。
フレデリカさまだけでなく、もふさまの怒りにも触れたような。
『……セインといったか。3の大陸の南か。あの教会は神の名を借りて人族を惑わせておるな。我は役割が違えども、それくらいのことは知っている。
……人族の争い事に興味はないが、古い血に傾倒しすぎても飲み込まれるぞ。
神が姿を現さないのはその時が制裁を加える最期の時だからだ。ゆめゆめそれを忘れるな』
いつものフレデリカさまと全然違った。レースや綺麗なものに目をキュルルンとさせているわたしの知ってるシマエナガじゃない。
神官長さまが伝えると、場がシーンとする。
さすがにミッナイト殿下も笑顔を浮かべない。
けれど、青い顔のままわたしに視線を移す。
「シュタイン嬢はそうやって、他国の情報も集められるわけですね……」
ミッナイト殿下を甘く見過ぎていた。腐っても王子殿下だ。
どんな情報も、あっという間に都合のいいように操っていく。
ここで引いたらまずい。本能的にそう思った。
「ですからわたしは、どこにも囚われません」
シンプル、イズ、ベスト。わたしは短く言った。釘をさす。
情報なんか集められるわけないけど、そう思われておかしくないのも事実。
一度そう思われてしまったら、何を言ったって疑惑は残る。
それを広めるつもりなのか、脅す材料にするのかわからないけど……。
でもセイン国が噂を広めたとして、わたしが各国から爪弾きにされようが、欲せられようが、はっきりいって彼には何の意味もないだろう。
だとしたらやはり、わたしをユオブリアから出すことに繋げるのだ、絶対。
それなら、そうするべきではない。
〝囚われない〟そう言ったことで思い出しただろう。情報が集められると危険視されたとしても、加護自体のことがわかっていない。どんなものなのか、どうわたしは守られるのか。
ただ事実として記憶にあるのは、わたしと一緒にいたものは全員山崩れにあっても、生き延びたこと。
だから、噂を広められようとわたしは〝加護〟に守られる。
「そう主張するのは自由だけど、どれだけの人がそれを信じるか。君がユオブリアにいる限り、ユオブリアは疑われ続けるわけだ。君から情報を得ていると」
そうやってわたしの居場所をなくす気か。
「それは国が得ているのか、バイエルン侯がやらせているのか、シュタイン伯がやらせているのかはわからないけれど」
どんなものかは分からないから、加護のあるわたしを直には攻撃しない。
国、兄さま、父さま、誰に非難がいくのが一番堪えるのか、わたしの気持ちを見極めようとしている。
『お前は今、質問を許してやった我に、企み事を仕掛けたのか?』
フレデリカさまが羽ばたくと、その姿はクジャクほどの大きさになり、真っ白なことには変わりなかったけれど、スラッとした姿になった。
神官長さまがミッナイト殿下にその言葉を告げる。
「企み事を神獣さまに仕掛けるなど、とんでもありません」
『お前はまず、神獣のあり方を愚弄した』
足の方からブルーになっていってる?
「ぐ、愚弄などするはずはございません」
『我らは神から〝世界〟を見守るよう預かりし者。それをユオブリア以外の地にも行くかだと? 愚弄以外の何なのだ?』
神官長さまは震えないようにするのがやっとのような面持ちで、口早にフレデリカさまの言葉を復唱する。
「と、とんでもない。私は神獣さまが〝ここ〟にいらしたから、我が国にも来てくださったことがあるのかを……」
首から下までもうブルーだ。どんどん色が上にのぼっていっている。
『その上、我が人族に国の情報を漏らすだと? 我はリディアにそんな話をしたことは一度もない。お前が自国のことを聞いたから答えてやったのみ。それを!』
顔までブルーがあがっていく!
その時また一角が光って、火を纏って舞い降りたのはノックスさま。
『フレデリカ姉さま、いけません。怒りを鎮めてください』
フレデリカさまの周りが揺らいでいるように見える。
ブルーはフレデリカさまのまん丸の目のところまでジリジリと上がってきている。
なんかブルーに染まってしまったらよくないことが起こるのでは?
だからノックスさまが必死に?
『空の守護者よ、鎮まれ!』
もふさまが吠えた。
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