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14章 君の味方
第595話 君の中のロマンチック⑤共有と条件
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ご飯を終えると、もふさまが言う。
『リディアが運ばれたのは、ジャックとやらたちのところだったのか?』
「……うん、そう」
「ジャックって?」
兄さまが首を傾げる。あれ、わたし説明したときに名前言わなかった……か、トカゲの身に起こったことしか言ってないか……。
『農場に私たちが張り込んでいたときに、魔力が多かった奴らの頭だ。農場は仮の場所だったらしくて、場所を移されたんだ』
レオが説明してくれた。
「彼女から一応一通りは聞いたんだけど、途切れ途切れだったし、初めからちゃんと聞かせてくれるかな?」
『フランツもここにいるということは、農場を調べに来たのだな?』
もふさまが確める。
兄さまは、もふさまを見つめた。
『目的が同じで、お互い情報があるなら、共有しないか?』
兄さまは一瞬目を閉じて考える。
「共有するのはいいですが、条件があります」
『条件?』
レオが声をあげる。
『その条件とやらはなんだ?』
「動けるようになったら、彼女を家に帰すこと。目的が同じなら、後は私に任せてください」
もふさまが尋ねれば、兄さまは硬い声を出した。
『リディアは帰そう。だが、我らも最後まで見届けたい。始めたことだからな』
兄さまは鼻の下に指の関節をあてて考えたけど、頷いた。
「いいでしょう」
わ、わたしの意思は無視?
「君、私の意思は無視?とか思ってないよね?」
「だって」
兄さまはわたしの鼻先に、人差し指を突きつけた。
「だってじゃない、今だって動けない、自分がどんな状況に陥ったか、忘れたわけじゃないよね?」
うっ。
「主人さまたちも彼女に甘すぎです。お願いされれば叶えたくなるのはわかります。けれど、あんな弱いトカゲの姿の彼女を、外に連れ出すなんて無謀すぎます」
もふもふ軍団が言葉に詰まる。
「みんな強い。人族を守ることなんて、容易いことでしょう。けれど、絶対ということは世の中にはあり得ない。行きすぎた過信は命を危険に晒すことにもなる、今回のことのように」
みんな揃ってうなだれる。
「……わたしが無理言ったの」
「私は、一番、君に自覚して欲しいんだけどね」
唇を噛み締める。
「この通り、彼女は目的にまっしぐら。他のことは見えなくなってしまう。自分の危険さえも。それを一度立ち止まらせる歯止めであってください」
『それだけリディアのことがよくわかっているなら、お前が歯止めになれば良かろう』
兄さまは一瞬わたしをみて、視線をそらした。
「条件をのみますか?」
『いいだろう』
「もふさま!」
『動けるようになっても、リディアには休養が必要だ。自分でもわかっているはず』
確かに、わたしは動けるようになっても、しばらくは足でまといになるだろう。
もふさまはそんなわたしから、兄さまに視線を戻す。
『その代わり、我らは最後まで動くぞ』
「……それは、止められることではありませんね」
兄さまは、腕組みをしたまま、わたしを見る。そして、ため息を落とす。わたしに言葉を投げかける。
「リディア・シュタイン、君は貴族子女だ。自分で動くのではなく、人を使え。安全なところにいて、指示を出すんだ。安全な場所にいることに気が引けるなら、動かす者たちが安全でいられるよう采配をしろ。それが上に立つものの守り方だ」
パッと切り替えるようにみんなの方を見て
「では、情報交換をしましょう」
と促した。
「なー」
猫ちゃんが鳴くので、わたしは頭を撫でた。兄さまの言葉を咀嚼しながら。
最初にレオが報告する。
農場の様子が、前に来たときとずいぶん違っていたと。
魔力の高い奴らが籠もっていた地下の部屋は、空き部屋になっていて、農場として機能しているだけだった。
何も知り得ることはないだろうと思ったけれど、ユオブリアより暖かいので、こちらでしばらく過ごすことにした。
レオはわたしに花を持たせてくれようとしたのか、ボイラー室で休んでいたわたしが、恐らく魔力が高かった頭がジャックという名前で、彼らは仕事場をまた借りしていただけ。今新しい仕事場に行ったこと、その荷物がまだ農場にあったことを掴んだとドヤ顔で言った。
焚火が身振りしながら話すレオの影を木々に大きく映し出す。影の動きはどこかコミカルに見えた。
兄さまがチラリとわたしを見る。
「ジャックって奴はカザエル語を話していたそうでち」
「カザエル語? カザエルの兵士なのか?」
兄さまが眉根を寄せる。
「兄さまはカザエルを知っているの? 国のことかなってそう思ったんだけど」
でもカザエルって国は聞いたことがない。一応こちらの大陸の国名は覚えたはずなんだけどね。記憶には全く引っかからなかった。
「カザエルとは今はなき国のことで合ってるよ。ただ今は国名としては使われない。共和国となったときの反乱分子の武装集団、それがカザエル国の生き残りで集落を作っていた人たちだ。その武装集団をカザエルと呼んでいる。名残なのかカザエル語で話すそうだ」
『って、ことは、バイエルン侯が地図を漏洩したとされる犯罪の武装集団、それがカザエルなのか?』
レオに兄さまは頷く。
おお、なんか鳥肌が立った。
「おいらたちが知ったことはそこまででち。ボイラー室でリディアが人に見つかって、トカゲを退治する騒動になって、猫が連れてこられたでち。その猫とリディアが一緒に、なぜかジャックたちの新しいアジトに行ったんでち」
猫ちゃんは自分が話題になっているとわかったのか「なーご」と鳴く。
焚火と猫ちゃんの体温がぬくくていい感じだ。
「やはり、優秀ですね。私の方は、新たにわかったことは少ししかないんです。農場の現オーナー、メラノ公爵家のことを、エレブ共和国で調べていました。
メラノ公爵はこちらに足を運んだことは数えるぐらいしかないようです。ですから、農場の本当のオーナーを知っているものもいないくらいでした。
メラノ公から受けて、エレブ共和国で動いているのがマンドリン、40代後半、濃い顔、髭のある男性。彼が農場のオーナーと思われている。
農場の現場を任されているのがカルビ、40代前半の赤髪の太った男性だそうです」
『リディアが運ばれたのは、ジャックとやらたちのところだったのか?』
「……うん、そう」
「ジャックって?」
兄さまが首を傾げる。あれ、わたし説明したときに名前言わなかった……か、トカゲの身に起こったことしか言ってないか……。
『農場に私たちが張り込んでいたときに、魔力が多かった奴らの頭だ。農場は仮の場所だったらしくて、場所を移されたんだ』
レオが説明してくれた。
「彼女から一応一通りは聞いたんだけど、途切れ途切れだったし、初めからちゃんと聞かせてくれるかな?」
『フランツもここにいるということは、農場を調べに来たのだな?』
もふさまが確める。
兄さまは、もふさまを見つめた。
『目的が同じで、お互い情報があるなら、共有しないか?』
兄さまは一瞬目を閉じて考える。
「共有するのはいいですが、条件があります」
『条件?』
レオが声をあげる。
『その条件とやらはなんだ?』
「動けるようになったら、彼女を家に帰すこと。目的が同じなら、後は私に任せてください」
もふさまが尋ねれば、兄さまは硬い声を出した。
『リディアは帰そう。だが、我らも最後まで見届けたい。始めたことだからな』
兄さまは鼻の下に指の関節をあてて考えたけど、頷いた。
「いいでしょう」
わ、わたしの意思は無視?
「君、私の意思は無視?とか思ってないよね?」
「だって」
兄さまはわたしの鼻先に、人差し指を突きつけた。
「だってじゃない、今だって動けない、自分がどんな状況に陥ったか、忘れたわけじゃないよね?」
うっ。
「主人さまたちも彼女に甘すぎです。お願いされれば叶えたくなるのはわかります。けれど、あんな弱いトカゲの姿の彼女を、外に連れ出すなんて無謀すぎます」
もふもふ軍団が言葉に詰まる。
「みんな強い。人族を守ることなんて、容易いことでしょう。けれど、絶対ということは世の中にはあり得ない。行きすぎた過信は命を危険に晒すことにもなる、今回のことのように」
みんな揃ってうなだれる。
「……わたしが無理言ったの」
「私は、一番、君に自覚して欲しいんだけどね」
唇を噛み締める。
「この通り、彼女は目的にまっしぐら。他のことは見えなくなってしまう。自分の危険さえも。それを一度立ち止まらせる歯止めであってください」
『それだけリディアのことがよくわかっているなら、お前が歯止めになれば良かろう』
兄さまは一瞬わたしをみて、視線をそらした。
「条件をのみますか?」
『いいだろう』
「もふさま!」
『動けるようになっても、リディアには休養が必要だ。自分でもわかっているはず』
確かに、わたしは動けるようになっても、しばらくは足でまといになるだろう。
もふさまはそんなわたしから、兄さまに視線を戻す。
『その代わり、我らは最後まで動くぞ』
「……それは、止められることではありませんね」
兄さまは、腕組みをしたまま、わたしを見る。そして、ため息を落とす。わたしに言葉を投げかける。
「リディア・シュタイン、君は貴族子女だ。自分で動くのではなく、人を使え。安全なところにいて、指示を出すんだ。安全な場所にいることに気が引けるなら、動かす者たちが安全でいられるよう采配をしろ。それが上に立つものの守り方だ」
パッと切り替えるようにみんなの方を見て
「では、情報交換をしましょう」
と促した。
「なー」
猫ちゃんが鳴くので、わたしは頭を撫でた。兄さまの言葉を咀嚼しながら。
最初にレオが報告する。
農場の様子が、前に来たときとずいぶん違っていたと。
魔力の高い奴らが籠もっていた地下の部屋は、空き部屋になっていて、農場として機能しているだけだった。
何も知り得ることはないだろうと思ったけれど、ユオブリアより暖かいので、こちらでしばらく過ごすことにした。
レオはわたしに花を持たせてくれようとしたのか、ボイラー室で休んでいたわたしが、恐らく魔力が高かった頭がジャックという名前で、彼らは仕事場をまた借りしていただけ。今新しい仕事場に行ったこと、その荷物がまだ農場にあったことを掴んだとドヤ顔で言った。
焚火が身振りしながら話すレオの影を木々に大きく映し出す。影の動きはどこかコミカルに見えた。
兄さまがチラリとわたしを見る。
「ジャックって奴はカザエル語を話していたそうでち」
「カザエル語? カザエルの兵士なのか?」
兄さまが眉根を寄せる。
「兄さまはカザエルを知っているの? 国のことかなってそう思ったんだけど」
でもカザエルって国は聞いたことがない。一応こちらの大陸の国名は覚えたはずなんだけどね。記憶には全く引っかからなかった。
「カザエルとは今はなき国のことで合ってるよ。ただ今は国名としては使われない。共和国となったときの反乱分子の武装集団、それがカザエル国の生き残りで集落を作っていた人たちだ。その武装集団をカザエルと呼んでいる。名残なのかカザエル語で話すそうだ」
『って、ことは、バイエルン侯が地図を漏洩したとされる犯罪の武装集団、それがカザエルなのか?』
レオに兄さまは頷く。
おお、なんか鳥肌が立った。
「おいらたちが知ったことはそこまででち。ボイラー室でリディアが人に見つかって、トカゲを退治する騒動になって、猫が連れてこられたでち。その猫とリディアが一緒に、なぜかジャックたちの新しいアジトに行ったんでち」
猫ちゃんは自分が話題になっているとわかったのか「なーご」と鳴く。
焚火と猫ちゃんの体温がぬくくていい感じだ。
「やはり、優秀ですね。私の方は、新たにわかったことは少ししかないんです。農場の現オーナー、メラノ公爵家のことを、エレブ共和国で調べていました。
メラノ公爵はこちらに足を運んだことは数えるぐらいしかないようです。ですから、農場の本当のオーナーを知っているものもいないくらいでした。
メラノ公から受けて、エレブ共和国で動いているのがマンドリン、40代後半、濃い顔、髭のある男性。彼が農場のオーナーと思われている。
農場の現場を任されているのがカルビ、40代前半の赤髪の太った男性だそうです」
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