388 / 930
9章 夏休みとシアター
第388話 家族間大会議⑤ジェネラル
しおりを挟む
「リディアは何をもって信じたのだ?」
おじいさまに尋ねられる。
え?
「いくら嘘をつく利点がないからと言って、未来を見たと言われ、お前がそのまま信じたのは不思議に思える」
「それに、アイリス嬢はお嬢に忠告しにきたのですよね? 何を言いに? お嬢が聖女になる未来をみたとでもですか?」
「アイリス嬢がギフトを授かって初めて見たもの、それはわたしもみることができたの」
「未来を見たのか?」
「アイリス嬢の視点で、小さい頃から大きくなるまでをね。その未来では試練は訪れるけど、全て乗り越えて幸せになれたの。アイリス嬢が小さい時ウチに来たのを覚えている?」
わたしは兄さまたちに問いかけた。
「ああ、兄さまに会いにきたって言ってたよな?」
大人たちに向き直る。
「アイリス嬢は一人で家に来たの。そして兄さまとわたしとロビ兄の名前を正確に呼んだ。そしてわたしには、なんで火傷をしていないのかって、なんで大切にされているのかって言ったの。わたしはわたしが火傷を負っていて、大切にされていないと思っていたアイリス嬢が怖かった。映像を見て、その謎が解けた。
アイリス嬢がその未来を見たときのわたしは……前世を思い出してないわたしなんだと思う」
それぞれに考えているようだった。
「だからわたしは、家族とだけ接して外に出ようともしない、砦にいた頃と同じ、部屋に籠っているだけで、もふさまにも会えなかったんじゃないかと思う。……その見た未来では母さまが……母さまがあのまま命を落としてた」
みんなが息を飲む。
「その未来では、母さまがいなくなり、シュタイン家は荒れたみたい。そしてわたしは火傷をしたことにして、家から出ないよう閉じこもったんだと思う」
「閉じこもった?」
実際、映像で〝わたし〟を見たわけではない。兄さまの言葉だけでしかウチの様子は窺い知れないのだと話す。でも、火傷も嘘なんじゃないかと確信に近く思う。口実じゃないかと。部屋に籠もって何もしないわたしが火傷をするシチュエーションを思いつけない。だから、そういうことにして、大手を振って〝閉じこもる〟ようにしたんじゃないかとわたしは考えた。
「未来って一つのことが解決して、ああ、クリアできたと思っても、違うことに移行して同じようなことが起こるんですって。失敗をしてある人から無能だと言われる。失敗しないように気をつけてそこはクリアしても、その人から褒められたら、他の人から褒められて、いい気になるのは無能だからに他ならないって言われるとかね。だからアイリス嬢は心配したみたい。母さまが生きているから、その流れで火傷をするような何かは起こらなかったようだけど、それはいずれ形を変えて起こることだと。火傷を負ったり、わたしは家族から閉じ込められるようなことになるとね。だから、そう自覚するべきだと彼女は伝えに来たの」
「なるほどな。未来の映像をリディアも見て、未来のひとつだと思い、そしてレギーナの誰も知らない件を見せられたことで、本当に未来が見えていると思ったのだな?」
そういうことになるかと、わたしは考えを咀嚼して頷いた。
「でもさー、それだと、例えばその5年後以降のことじゃなくても陛下に何かがあったら瘴気がばら撒かれるってこと?」
ロビ兄が眉を八の字にしている。
「陛下の魔力がなくなるだけで傾くことはないだろう。恐らく戦いの中、地形の魔法陣も破壊されたんだ、きっと。……でもロビンの言うことは正しい。陛下の魔力は莫大らしいから、陛下に頼っている部分は多いだろうからな。けれどそれぞれだけに頼ることなく、封印する力をもっと分散させておかないと危険だな」
おじいさまと父さまが頷きあった。
静けさが舞い降り、父さまが息をついた。
「未来が見える、か……」
低い声で言って、そして顔をあげる。
「実はみんなに話そうと思っていたんだが。エリンとノエルと話をしてわかったことがある。あの子たちのスキルだ。それにとんでもないものがあってだな……」
父さまはふぅと息をついた。
「とんでもないスキル?」
兄さまがおっかなびっくりに聞いた。
「ああ、エリンは未来視、ノエルは転移だ」
ええっ。
あの子たちってば魔力は高いし、規格外なだけじゃなく、そんな希少で利用価値のありそうなスキルを……。
みんな同じことを考えたのか、頭か目を手で押さえていた。
「それって、バレたら囲われるか、保護されるレベルだよね?」
思わず確かめると、父さまは頷いた。
「特に外国にはバレたくないな。それじゃなくてもふたりには外国から縁談が来ている。どの国にだっていい者悪い者はいるが、得体のしれない者にふたりが目をつけられたらと怖い」
隠蔽をつけておいてよかった! 本当によかった。
「ふたりは危険性をわかっている?」
兄さまが父さまに尋ねる。
「ああ、理解している。魔力が高いことへの懸念をずっと言ってきたからな。ふたりはまだスキルは安定していないようで、使いこなせるようになったらいうつもりだったそうだ」
そうだったんだ。
「よかった。すごいスキルだって褒めてやらなきゃな」
ロビ兄がピッカピカの笑顔で言った。
そうだね。希少すぎて心配になっちゃったけど、どちらも素敵なスキルだ。おめでとうと言ってあげたい。
ロビ兄の眉が急に下がる。
ん?
「あのさー、おれたちも話があるんだ。今、していい?」
「……ああ、もちろんだ」
重々しく父さまが頷き、でもそれは予感していたことのように見えた。
「おれたち、おれたちを産んだ母上のことで微かに覚えていることがあるんだ」
双子から産みのお母さんのことを聞くのは、従兄妹だって知った時以来な気がする。
「父上のことを名前とそして時々ジェネラルって呼んでた。フォルガード語で〝将軍〟だよね?」
その後をアラ兄が引き継いだ。
「ガゴチの初代将軍、ジェイ。その人がオレたちの血の繋がった父上なんじゃないかと思うんだ」
「誰に何を言われた?」
父さまが鋭く尋ねる。
「確かジェットって母上は呼んでいて、傭兵だったって言ってた。不法滞在だから戸籍が作れなかったとも。小さい頃は何を言ってるのかは理解できてなかったけど。……リーが誘拐されて、ガゴチが関わったかもとわかり調べた。いろいろ付合が合うと思うんだ。クララが言った時は何を言ってるんだって思ったけど」
ガゴチの初代将軍、ジェイ。生死のわからないカリスマの人。今でも彼をリーダーにと望む声は多い。そのジェイ将軍がアラ兄とロビ兄のお父さん?
「ニアに探している人と太刀筋が似ているって言われた。魔法の使い方とかも。それでニアはガゴチの人なんでしょ?」
ふたりは確信しているようだ。
「それで、お前たちはどうしたいと思ったんだ?」
父さまは低い声で聞いた。
おじいさまに尋ねられる。
え?
「いくら嘘をつく利点がないからと言って、未来を見たと言われ、お前がそのまま信じたのは不思議に思える」
「それに、アイリス嬢はお嬢に忠告しにきたのですよね? 何を言いに? お嬢が聖女になる未来をみたとでもですか?」
「アイリス嬢がギフトを授かって初めて見たもの、それはわたしもみることができたの」
「未来を見たのか?」
「アイリス嬢の視点で、小さい頃から大きくなるまでをね。その未来では試練は訪れるけど、全て乗り越えて幸せになれたの。アイリス嬢が小さい時ウチに来たのを覚えている?」
わたしは兄さまたちに問いかけた。
「ああ、兄さまに会いにきたって言ってたよな?」
大人たちに向き直る。
「アイリス嬢は一人で家に来たの。そして兄さまとわたしとロビ兄の名前を正確に呼んだ。そしてわたしには、なんで火傷をしていないのかって、なんで大切にされているのかって言ったの。わたしはわたしが火傷を負っていて、大切にされていないと思っていたアイリス嬢が怖かった。映像を見て、その謎が解けた。
アイリス嬢がその未来を見たときのわたしは……前世を思い出してないわたしなんだと思う」
それぞれに考えているようだった。
「だからわたしは、家族とだけ接して外に出ようともしない、砦にいた頃と同じ、部屋に籠っているだけで、もふさまにも会えなかったんじゃないかと思う。……その見た未来では母さまが……母さまがあのまま命を落としてた」
みんなが息を飲む。
「その未来では、母さまがいなくなり、シュタイン家は荒れたみたい。そしてわたしは火傷をしたことにして、家から出ないよう閉じこもったんだと思う」
「閉じこもった?」
実際、映像で〝わたし〟を見たわけではない。兄さまの言葉だけでしかウチの様子は窺い知れないのだと話す。でも、火傷も嘘なんじゃないかと確信に近く思う。口実じゃないかと。部屋に籠もって何もしないわたしが火傷をするシチュエーションを思いつけない。だから、そういうことにして、大手を振って〝閉じこもる〟ようにしたんじゃないかとわたしは考えた。
「未来って一つのことが解決して、ああ、クリアできたと思っても、違うことに移行して同じようなことが起こるんですって。失敗をしてある人から無能だと言われる。失敗しないように気をつけてそこはクリアしても、その人から褒められたら、他の人から褒められて、いい気になるのは無能だからに他ならないって言われるとかね。だからアイリス嬢は心配したみたい。母さまが生きているから、その流れで火傷をするような何かは起こらなかったようだけど、それはいずれ形を変えて起こることだと。火傷を負ったり、わたしは家族から閉じ込められるようなことになるとね。だから、そう自覚するべきだと彼女は伝えに来たの」
「なるほどな。未来の映像をリディアも見て、未来のひとつだと思い、そしてレギーナの誰も知らない件を見せられたことで、本当に未来が見えていると思ったのだな?」
そういうことになるかと、わたしは考えを咀嚼して頷いた。
「でもさー、それだと、例えばその5年後以降のことじゃなくても陛下に何かがあったら瘴気がばら撒かれるってこと?」
ロビ兄が眉を八の字にしている。
「陛下の魔力がなくなるだけで傾くことはないだろう。恐らく戦いの中、地形の魔法陣も破壊されたんだ、きっと。……でもロビンの言うことは正しい。陛下の魔力は莫大らしいから、陛下に頼っている部分は多いだろうからな。けれどそれぞれだけに頼ることなく、封印する力をもっと分散させておかないと危険だな」
おじいさまと父さまが頷きあった。
静けさが舞い降り、父さまが息をついた。
「未来が見える、か……」
低い声で言って、そして顔をあげる。
「実はみんなに話そうと思っていたんだが。エリンとノエルと話をしてわかったことがある。あの子たちのスキルだ。それにとんでもないものがあってだな……」
父さまはふぅと息をついた。
「とんでもないスキル?」
兄さまがおっかなびっくりに聞いた。
「ああ、エリンは未来視、ノエルは転移だ」
ええっ。
あの子たちってば魔力は高いし、規格外なだけじゃなく、そんな希少で利用価値のありそうなスキルを……。
みんな同じことを考えたのか、頭か目を手で押さえていた。
「それって、バレたら囲われるか、保護されるレベルだよね?」
思わず確かめると、父さまは頷いた。
「特に外国にはバレたくないな。それじゃなくてもふたりには外国から縁談が来ている。どの国にだっていい者悪い者はいるが、得体のしれない者にふたりが目をつけられたらと怖い」
隠蔽をつけておいてよかった! 本当によかった。
「ふたりは危険性をわかっている?」
兄さまが父さまに尋ねる。
「ああ、理解している。魔力が高いことへの懸念をずっと言ってきたからな。ふたりはまだスキルは安定していないようで、使いこなせるようになったらいうつもりだったそうだ」
そうだったんだ。
「よかった。すごいスキルだって褒めてやらなきゃな」
ロビ兄がピッカピカの笑顔で言った。
そうだね。希少すぎて心配になっちゃったけど、どちらも素敵なスキルだ。おめでとうと言ってあげたい。
ロビ兄の眉が急に下がる。
ん?
「あのさー、おれたちも話があるんだ。今、していい?」
「……ああ、もちろんだ」
重々しく父さまが頷き、でもそれは予感していたことのように見えた。
「おれたち、おれたちを産んだ母上のことで微かに覚えていることがあるんだ」
双子から産みのお母さんのことを聞くのは、従兄妹だって知った時以来な気がする。
「父上のことを名前とそして時々ジェネラルって呼んでた。フォルガード語で〝将軍〟だよね?」
その後をアラ兄が引き継いだ。
「ガゴチの初代将軍、ジェイ。その人がオレたちの血の繋がった父上なんじゃないかと思うんだ」
「誰に何を言われた?」
父さまが鋭く尋ねる。
「確かジェットって母上は呼んでいて、傭兵だったって言ってた。不法滞在だから戸籍が作れなかったとも。小さい頃は何を言ってるのかは理解できてなかったけど。……リーが誘拐されて、ガゴチが関わったかもとわかり調べた。いろいろ付合が合うと思うんだ。クララが言った時は何を言ってるんだって思ったけど」
ガゴチの初代将軍、ジェイ。生死のわからないカリスマの人。今でも彼をリーダーにと望む声は多い。そのジェイ将軍がアラ兄とロビ兄のお父さん?
「ニアに探している人と太刀筋が似ているって言われた。魔法の使い方とかも。それでニアはガゴチの人なんでしょ?」
ふたりは確信しているようだ。
「それで、お前たちはどうしたいと思ったんだ?」
父さまは低い声で聞いた。
116
お気に入りに追加
1,379
あなたにおすすめの小説

転生貧乏令嬢メイドは見なかった!
seo
恋愛
血筋だけ特殊なファニー・イエッセル・クリスタラーは、名前や身元を偽りメイド業に勤しんでいた。何もないただ広いだけの領地はそれだけでお金がかかり、古い屋敷も修繕費がいくらあっても足りない。
いつものようにお茶会の給仕に携わった彼女は、令息たちの会話に耳を疑う。ある女性を誰が口説き落とせるかの賭けをしていた。その対象は彼女だった。絶対こいつらに関わらない。そんな決意は虚しく、親しくなれるように手筈を整えろと脅され断りきれなかった。抵抗はしたものの身分の壁は高く、メイドとしても令嬢としても賭けの舞台に上がることに。
これは前世の記憶を持つ貧乏な令嬢が、見なかったことにしたかったのに巻き込まれ、自分の存在を見なかったことにしない人たちと出会った物語。
#逆ハー風なところあり
#他サイトさまでも掲載しています(作者名2文字違いもあり)

さようなら、わたくしの騎士様
夜桜
恋愛
騎士様からの突然の『さようなら』(婚約破棄)に辺境伯令嬢クリスは微笑んだ。
その時を待っていたのだ。
クリスは知っていた。
騎士ローウェルは裏切ると。
だから逆に『さようなら』を言い渡した。倍返しで。

弟子に”賢者の石”発明の手柄を奪われ追放された錬金術師、田舎で工房を開きスローライフする~今更石の使い方が分からないと言われても知らない~
今川幸乃
ファンタジー
オルメイア魔法王国の宮廷錬金術師アルスは国内への魔物の侵入を阻む”賢者の石”という世紀の発明を完成させるが、弟子のクルトにその手柄を奪われてしまう。
さらにクルトは第一王女のエレナと結託し、アルスに濡れ衣を着せて国外へ追放する。
アルスは田舎の山中で工房を開きひっそりとスローライフを始めようとするが、攻めてきた魔物の軍勢を撃退したことで彼の噂を聞きつけた第三王女や魔王の娘などが次々とやってくるのだった。
一方、クルトは”賢者の石”を奪ったものの正しく扱うことが出来ず次第に石は暴走し、王国には次々と異変が起こる。エレナやクルトはアルスを追放したことを後悔するが、その時にはすでに事態は取り返しのつかないことになりつつあった。
※他サイト転載

結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?
おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました!
皆様ありがとうございます。
「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」
眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。
「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」
ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。
ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視
上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。


悪役令嬢?いま忙しいので後でやります
みおな
恋愛
転生したその世界は、かつて自分がゲームクリエーターとして作成した乙女ゲームの世界だった!
しかも、すべての愛を詰め込んだヒロインではなく、悪役令嬢?
私はヒロイン推しなんです。悪役令嬢?忙しいので、後にしてください。

転生した愛し子は幸せを知る
ひつ
ファンタジー
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
宮月 華(みやつき はな) は死んだ。華は死に間際に「誰でもいいから私を愛して欲しかったな…」と願った。
次の瞬間、華は白い空間に!!すると、目の前に男の人(?)が現れ、「新たな世界で愛される幸せを知って欲しい!」と新たな名を貰い、過保護な神(パパ)にスキルやアイテムを貰って旅立つことに!
転生した女の子が周りから愛され、幸せになるお話です。
結構ご都合主義です。作者は語彙力ないです。
第13回ファンタジー大賞 176位
第14回ファンタジー大賞 76位
第15回ファンタジー大賞 70位
ありがとうございます(●´ω`●)

【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる