341 / 897
8章 そうしてわたしは恋を知る
第341話 葉っぱのパスポート
しおりを挟む
「でも時が経ち、それが過ちだったことを知った。約束どおり彼女が泣かないよう尽力するつもりだけど、彼女の婚約者は兄上だ。そのことも話し合ったよ」
わたしの手を一瞬だけ強く握る。
「メロディー嬢はいずれ私の義姉になる。私が慕っている方は別にいる」
よく見えないけど、ロサは真剣な表情をしているんだろうなと思った。
「……リディア」
〝嬢〟をつけずに呼ばれて少し驚く。
「君はどうして兄上のことを尋ねたり、私の恋心を気にしたりするんだい?」
「……辛い恋ではないといいなと思ったの」
ゆっくりと手が解かれる。
「そうか。私は私に関心を持ってくれたのかと思って期待してしまったよ」
「関心はあるよ。わたしたち友達だもの。友達の恋は応援したいから」
本当のところは、メロディー嬢とは距離を置きたくて、ロサの想い人ならどうしたもんかなーと思って聞いたのだけど。
ガチャガチャと鍵を開けているような音がする。
「本当に大丈夫だね? 脱けられるんだね?」
わたしは頷く。
ロサはわたしの頭を軽く撫でて、ドアに向かって歩いて行った。
わたしは本棚に身を寄せる。
ドアが開き、光が渡ってくる。
「殿下」
「ああ、悪い。うたたねしていたようだ」
「ご無事で何よりです」
護衛騎士とロサの会話が聞こえ、ドアが閉まり、暗い室内に戻る。
『リディアよ、どうするのだ? 我がドアを蹴破るのか?』
「うーうん、聖樹さまと繋がりが強くなったからできると思うんだ」
わたしはもふさまを抱え込んだ。
もふもふ軍団がリュックの中から飛び出してきた。
『暗いね』
魔法陣を聖樹さまと一緒に拵えていたというもふもふ軍団。でも、もふさまはほぼわたしに寄り添ってくれていたから、どうやって聖樹さまの元に行っていたのか不思議だった。どうも、もふもふ軍団は魔力が高いから、聖樹さまの木漏れ日空間へ自由に行き来していたみたいなんだよね。転移というよりルーム間の移動と同じ感じなんだと思う。聖樹さまの個人テリトリーに聖樹さまが承認した者だけが受け入れてもらえる。
わたしは魔力が増えた。時々聖樹さまとシンクロしたかのように学園の隅々に魔力が渡っていくのがわかるときがあった。
「みんないつも聖樹さまのところに飛んでるんでしょ? わたしもやってみようと思うんだ」
『そうだな。今のリディアなら繋がりがより確かになっているから、できるかもしれない』
もふさまが言うなら、より確実だ。
『リーは聖樹さまの物を持ってるから、いつでもいけるよ』
『うん、いつでも来ていいって、聖樹さま言ってるもん』
聖樹さまの持ち物って……、ああ、あの葉っぱ! あれがパスポートなのね。ファンタスティック!
「聖樹さまのところに行くよ」
もふさまとリュックの中に呼びかける。
聖樹さまの元へ! と思えば、目を開けた時には木漏れ日空間にいた。できた!
「聖樹さま、突然すみません」
わたしはまず謝った。
『構わんよ。リディアにはいろいろ協力してもらっているからな』
遅い時間なのでまた来ることを約束して外に出た。
黄色い点がポツンとあったので、アラ兄とあたりをつけて走っていく。
「リー!」
「アラ兄、ごめんなさい!」
「無事でよかった。探したんだぞ。どこにいたんだ?」
わたしは図書館で眠ってしまったこととロサとのことを話した。麦わら帽子の試算をしていてちょっと寝不足だったから。わたしは大きい口を開けてあくびをしてたので、アラ兄がわたしに何か言いたげだったことに気づかなかった。
次の日の朝、アイリス嬢に門のところで待ち伏せをされた。
「おはようございます、リディアさま」
「おはようございます、アイリスさま」
「今日もクラブを休まれますの?」
「はい、用事があって」
「そうですの……あたしメロディーさまとお話してわかったことがありますの。それで、リディアさまに一言申しあげようと思って、ここで待っておりましたのよ」
「リディア、先行くね」
「うん、そうして」
キャシーが心配そうにわたしを見ている。わたしは大丈夫と頷いて見せた。
「あたし、すぐにわかりました! だからあの方とは仲良くなれる気がしません」
アイリス嬢はプリプリしている。
「メロディーさまはフランツさまのことを慕っているんですわ」
わたしは思わずアイリス嬢の口を押さえた。
アイリス嬢がモゴモゴなんか言ってる。
「ゔーーー、ゔーーー」
後ろから抜かしていく人たちにジロジロ見られている。
往来でなんてことを言い出すんだ、この娘は!
「喋らないでくださいね?」
こくんと頷くのを見てから手を離す。
アイリス嬢は大きく息をした。
「なんてことをおっしゃるんですか?」
わたしはさらに声を潜めた。
「かの方は第1王子さまの婚約者ですよ? 他の方を慕っているなんて言ったら反逆にもとられるかもしれません。その相手が兄さまなんて、兄さままで反逆に巻き込む気ですか?」
さーっと顔を青くした。ことの重大さに気づいたようだ。
この考えなし娘が!
幸い誰にも聞かれてないと思うけど。
「あたしはただ、あの方がフランツさまに狙いを定めているから。今のあたしはフランツさまの目に入っていないから。リディアさまの言うことなら聞く耳があると思って。フランツさまに気を確かに持つように言っていただきたくて……」
「アイリスさま、わたし前にも申し上げましたけど、に……フランツさまはわたしの婚約者です。変なことはおっしゃらないでください」
「リ、リディアさまーー」
わたしは振り返らずに第1校舎の中に入った。
全く、メロディー嬢が兄さまを好きなんて、一体なんの冗談だ。
メロディー嬢はロサと……。
ロサは今メロディー嬢とそんな関係じゃないみたいに言っていた。別の人を慕っていると。そしてメロディー嬢も慕っている人がいると言っていた。ロサのことだと思っていたけれど、違うのかな? 元さやで第1王子さまかな?
まさか、本当に兄さまを好きだったりしないよね?
妖精みたいに華奢ではかなげでかわいい娘が、兄さまを好きだったらどうしよう。そりゃあ、第1王子さまの婚約者なのだからそれ以上に発展することはないとしても。あんなきれいでかわいい方が兄さまを想っていたら。それを兄さまが知ってしまったら……それは心穏やかでいられない。
わたしの手を一瞬だけ強く握る。
「メロディー嬢はいずれ私の義姉になる。私が慕っている方は別にいる」
よく見えないけど、ロサは真剣な表情をしているんだろうなと思った。
「……リディア」
〝嬢〟をつけずに呼ばれて少し驚く。
「君はどうして兄上のことを尋ねたり、私の恋心を気にしたりするんだい?」
「……辛い恋ではないといいなと思ったの」
ゆっくりと手が解かれる。
「そうか。私は私に関心を持ってくれたのかと思って期待してしまったよ」
「関心はあるよ。わたしたち友達だもの。友達の恋は応援したいから」
本当のところは、メロディー嬢とは距離を置きたくて、ロサの想い人ならどうしたもんかなーと思って聞いたのだけど。
ガチャガチャと鍵を開けているような音がする。
「本当に大丈夫だね? 脱けられるんだね?」
わたしは頷く。
ロサはわたしの頭を軽く撫でて、ドアに向かって歩いて行った。
わたしは本棚に身を寄せる。
ドアが開き、光が渡ってくる。
「殿下」
「ああ、悪い。うたたねしていたようだ」
「ご無事で何よりです」
護衛騎士とロサの会話が聞こえ、ドアが閉まり、暗い室内に戻る。
『リディアよ、どうするのだ? 我がドアを蹴破るのか?』
「うーうん、聖樹さまと繋がりが強くなったからできると思うんだ」
わたしはもふさまを抱え込んだ。
もふもふ軍団がリュックの中から飛び出してきた。
『暗いね』
魔法陣を聖樹さまと一緒に拵えていたというもふもふ軍団。でも、もふさまはほぼわたしに寄り添ってくれていたから、どうやって聖樹さまの元に行っていたのか不思議だった。どうも、もふもふ軍団は魔力が高いから、聖樹さまの木漏れ日空間へ自由に行き来していたみたいなんだよね。転移というよりルーム間の移動と同じ感じなんだと思う。聖樹さまの個人テリトリーに聖樹さまが承認した者だけが受け入れてもらえる。
わたしは魔力が増えた。時々聖樹さまとシンクロしたかのように学園の隅々に魔力が渡っていくのがわかるときがあった。
「みんないつも聖樹さまのところに飛んでるんでしょ? わたしもやってみようと思うんだ」
『そうだな。今のリディアなら繋がりがより確かになっているから、できるかもしれない』
もふさまが言うなら、より確実だ。
『リーは聖樹さまの物を持ってるから、いつでもいけるよ』
『うん、いつでも来ていいって、聖樹さま言ってるもん』
聖樹さまの持ち物って……、ああ、あの葉っぱ! あれがパスポートなのね。ファンタスティック!
「聖樹さまのところに行くよ」
もふさまとリュックの中に呼びかける。
聖樹さまの元へ! と思えば、目を開けた時には木漏れ日空間にいた。できた!
「聖樹さま、突然すみません」
わたしはまず謝った。
『構わんよ。リディアにはいろいろ協力してもらっているからな』
遅い時間なのでまた来ることを約束して外に出た。
黄色い点がポツンとあったので、アラ兄とあたりをつけて走っていく。
「リー!」
「アラ兄、ごめんなさい!」
「無事でよかった。探したんだぞ。どこにいたんだ?」
わたしは図書館で眠ってしまったこととロサとのことを話した。麦わら帽子の試算をしていてちょっと寝不足だったから。わたしは大きい口を開けてあくびをしてたので、アラ兄がわたしに何か言いたげだったことに気づかなかった。
次の日の朝、アイリス嬢に門のところで待ち伏せをされた。
「おはようございます、リディアさま」
「おはようございます、アイリスさま」
「今日もクラブを休まれますの?」
「はい、用事があって」
「そうですの……あたしメロディーさまとお話してわかったことがありますの。それで、リディアさまに一言申しあげようと思って、ここで待っておりましたのよ」
「リディア、先行くね」
「うん、そうして」
キャシーが心配そうにわたしを見ている。わたしは大丈夫と頷いて見せた。
「あたし、すぐにわかりました! だからあの方とは仲良くなれる気がしません」
アイリス嬢はプリプリしている。
「メロディーさまはフランツさまのことを慕っているんですわ」
わたしは思わずアイリス嬢の口を押さえた。
アイリス嬢がモゴモゴなんか言ってる。
「ゔーーー、ゔーーー」
後ろから抜かしていく人たちにジロジロ見られている。
往来でなんてことを言い出すんだ、この娘は!
「喋らないでくださいね?」
こくんと頷くのを見てから手を離す。
アイリス嬢は大きく息をした。
「なんてことをおっしゃるんですか?」
わたしはさらに声を潜めた。
「かの方は第1王子さまの婚約者ですよ? 他の方を慕っているなんて言ったら反逆にもとられるかもしれません。その相手が兄さまなんて、兄さままで反逆に巻き込む気ですか?」
さーっと顔を青くした。ことの重大さに気づいたようだ。
この考えなし娘が!
幸い誰にも聞かれてないと思うけど。
「あたしはただ、あの方がフランツさまに狙いを定めているから。今のあたしはフランツさまの目に入っていないから。リディアさまの言うことなら聞く耳があると思って。フランツさまに気を確かに持つように言っていただきたくて……」
「アイリスさま、わたし前にも申し上げましたけど、に……フランツさまはわたしの婚約者です。変なことはおっしゃらないでください」
「リ、リディアさまーー」
わたしは振り返らずに第1校舎の中に入った。
全く、メロディー嬢が兄さまを好きなんて、一体なんの冗談だ。
メロディー嬢はロサと……。
ロサは今メロディー嬢とそんな関係じゃないみたいに言っていた。別の人を慕っていると。そしてメロディー嬢も慕っている人がいると言っていた。ロサのことだと思っていたけれど、違うのかな? 元さやで第1王子さまかな?
まさか、本当に兄さまを好きだったりしないよね?
妖精みたいに華奢ではかなげでかわいい娘が、兄さまを好きだったらどうしよう。そりゃあ、第1王子さまの婚約者なのだからそれ以上に発展することはないとしても。あんなきれいでかわいい方が兄さまを想っていたら。それを兄さまが知ってしまったら……それは心穏やかでいられない。
125
お気に入りに追加
1,315
あなたにおすすめの小説

杜の国の王〜この子を守るためならなんだって〜
メロのん
ファンタジー
最愛の母が死んだ。悲しみに明け暮れるウカノは、もう1度母に会いたいと奇跡を可能にする魔法を発動する。しかし魔法が発動したそこにいたのは母ではなく不思議な生き物であった。
幼少期より家の中で立場の悪かったウカノはこれをきっかけに、今まで国が何度も探索に失敗した未知の森へと進む。
そこは圧倒的強者たちによる弱肉強食が繰り広げられる魔境であった。そんな場所でなんとか生きていくウカノたち。
森の中で成長していき、そしてどのように生きていくのか。

オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。

転生した愛し子は幸せを知る
ひつ
ファンタジー
【連載再開】
長らくお待たせしました!休載状態でしたが今月より復帰できそうです(手術後でまだリハビリ中のため不定期になります)。これからもどうぞ宜しくお願いします(^^)
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
宮月 華(みやつき はな) は死んだ。華は死に間際に「誰でもいいから私を愛して欲しかったな…」と願った。
次の瞬間、華は白い空間に!!すると、目の前に男の人(?)が現れ、「新たな世界で愛される幸せを知って欲しい!」と新たな名を貰い、過保護な神(パパ)にスキルやアイテムを貰って旅立つことに!
転生した女の子が周りから愛され、幸せになるお話です。
結構ご都合主義です。作者は語彙力ないです。
第13回ファンタジー大賞 176位
第14回ファンタジー大賞 76位
第15回ファンタジー大賞 70位
ありがとうございます(●´ω`●)

転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします

私はモブのはず
シュミー
恋愛
私はよくある乙女ゲーのモブに転生をした。
けど
モブなのに公爵家。そしてチート。さらには家族は美丈夫で、自慢じゃないけど、私もその内に入る。
モブじゃなかったっけ?しかも私のいる公爵家はちょっと特殊ときている。もう一度言おう。
私はモブじゃなかったっけ?
R-15は保険です。
ちょっと逆ハー気味かもしれない?の、かな?見る人によっては変わると思う。
注意:作者も注意しておりますが、誤字脱字が限りなく多い作品となっております。

強い祝福が原因だった
棗
恋愛
大魔法使いと呼ばれる父と前公爵夫人である母の不貞により生まれた令嬢エイレーネー。
父を憎む義父や義父に同調する使用人達から冷遇されながらも、エイレーネーにしか姿が見えないうさぎのイヴのお陰で孤独にはならずに済んでいた。
大魔法使いを王国に留めておきたい王家の思惑により、王弟を父に持つソレイユ公爵家の公子ラウルと婚約関係にある。しかし、彼が愛情に満ち、優しく笑い合うのは義父の娘ガブリエルで。
愛される未来がないのなら、全てを捨てて実父の許へ行くと決意した。
※「殿下が好きなのは私だった」と同じ世界観となりますが此方の話を読まなくても大丈夫です。
※なろうさんにも公開しています。

公爵夫人アリアの華麗なるダブルワーク〜秘密の隠し部屋からお届けいたします〜
白猫
恋愛
主人公アリアとディカルト公爵家の当主であるルドルフは、政略結婚により結ばれた典型的な貴族の夫婦だった。 がしかし、5年ぶりに戦地から戻ったルドルフは敗戦国である隣国の平民イザベラを連れ帰る。城に戻ったルドルフからは目すら合わせてもらえないまま、本邸と別邸にわかれた別居生活が始まる。愛人なのかすら教えてもらえない女性の存在、そのイザベラから無駄に意識されるうちに、アリアは面倒臭さに頭を抱えるようになる。ある日、侍女から語られたイザベラに関する「推測」をきっかけに物語は大きく動き出す。 暗闇しかないトンネルのような現状から抜け出すには、ルドルフと離婚し公爵令嬢に戻るしかないと思っていたアリアだが、その「推測」にひと握りの可能性を見出したのだ。そして公爵邸にいながら自分を磨き、リスキリングに挑戦する。とにかく今あるものを使って、できるだけ抵抗しよう!そんなアリアを待っていたのは、思わぬ新しい人生と想像を上回る幸福であった。公爵夫人の反撃と挑戦の狼煙、いまここに高く打ち上げます!
➡️登場人物、国、背景など全て架空の100%フィクションです。

どうして私が我慢しなきゃいけないの?!~悪役令嬢のとりまきの母でした~
涼暮 月
恋愛
目を覚ますと別人になっていたわたし。なんだか冴えない異国の女の子ね。あれ、これってもしかして異世界転生?と思ったら、乙女ゲームの悪役令嬢のとりまきのうちの一人の母…かもしれないです。とりあえず婚約者が最悪なので、婚約回避のために頑張ります!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる