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6章 楽しい学園生活のハズ
第256話 新入生の思い
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「こっちが本命かな。夜に食べるのはよくないけど、野菜だからいいよね?」
「食べる??」
「ジョセフィン、ここに穴を掘ってくれない?」
ひらけたところのほぼ中央に穴を掘ってもらう。ジョセフィンが魔法を使うタイミングで、わたしも少しだけ魔法を使って穴を掘るのを手伝った。
見せ収納袋からバナッパの葉を出す。水分が多いのか熱は伝わるけれど燃えはしない葉っぱだ。からっからに乾いていれば燃えるけどね。葉の上に芋を置き、そしてまた葉っぱを被せる。その上に薪を置いていく。
寮の食事に期待できないのがわかったので、食材もたんまり収納ポケットに放り込んでおいた。
火魔法を誰か持っていないか聞くと、レニータが火魔法を持っていたので、薪に火をつけてもらった。新しい薪だけではなく、途中で火を消した時の薪も紛れ込ませているので、火の付きも問題なかった。
「これ、何しているの?」
「何って、芋を蒸し焼きにしてるの」
「蒸し焼き?」
みんなにお皿を配り、バターや味噌を取り分けるのを手伝ってもらう。
そういえば、明日はもうわたしたちの班の掃除の日だ。この間と同じ要領でさっさとやり終えようと話し、授業のことなど話しているうちにいい匂いがしてきた。
枝で薪をどかしながら、芋に菜箸を挿してみると、まだちょっと突っかかる。
「もう少しかな」
「……っていうか、リディアのお芋をご馳走してくれるの?」
「これね、ウチの領地のだから、おいしいから食べてみて。芋の繁殖力はすごいからさっき撒いたのがあっという間に増えるよ。そのうち芋だらけになるかも。今日は撒くのも手伝ってもらったし、一緒に〝料理〟したからね」
「料理?」
「料理でしょ、一応」
もふさまの鼻が動く。
『リディア、焼けたようだぞ』
大きなサイズでもしっぽの揺れ具合は同じだ。
枝を刺してみると、今度はスーッと入った。
太い枝で芋を転がし薪の下から救出する。
少し風で冷まし、それぞれのお皿に乗っける。
燻っていた薪を踏んでそのあたり丸ごと収納した。
火事になったら怖いからね。
すっごい見られたけど、ま、いっか。
みんなどう食べるか悩んでいるようなので、初陣を飾る。フォークを突き刺して芋を割って見せる。そして真ん中にバターを落とす。塩を振って、食べてみる。
熱々のホフホフだ。
「大丈夫、焼けてるよ。おいしい」
「あ、おいしい」
「今度は暗くなる前にやろうね」
「今度?」
「だって、ご飯があれじゃ毎日お腹すくじゃん」
顔を合わせて笑いあう。
わたしは厨房を使わせてもらえれば、ここでやる必要もないけれど、聞いてみたらA組の寮長の許可がいるらしいから、調べたり許可をもらうのに時間がかかりそうだと話した。
アベックス寮と何かあったみたいだから、気軽にあちらの寮長のところに行ったらマズイ気がする。
欲を言えば毎日おいしいものが食べたいけれど、贅沢は言わない。ひもじくなくて、この状況を改善できるという希望があれば、なんとかしのげる気がする。
2階の掃除中に大きなあくびをキャシー に見られた。
「寝足りない?」
「あの後、寮則の書いてある本を読んでから寝たから」
「何かわかった?」
「寮に設えたものを使うには寮母、寮長、それから総寮長であるアベックス寮長の許可がいるんだって」
「そうなんだ……。許可してくれるかね?」
「うーーん、なんとなくドーン寮をよくなく思っている気がするから、そこら辺確かめてからにする、許可とるにしても。イタっ」
「どしたの?」
「手すり拭いてたら……」
手すりに凹んでいる部分がある。ささくれだっているところのトゲが刺さったみたいだ。
これ怪我するよな。どうやって修復するんだろう。やすりとかかけるのかな?
「痛い? 大丈夫? 保健室、もう開いてるかな?」
考え事をしながら指を見ていたようで、キャシーを心配させてしまった。
「ああ、違うの。トゲは抜けば大丈夫なんだけど。これこのままにしていたら他の人も怪我しちゃうから修理しないとだなと思って」
「ミス・スコッティーに後で言おう」
と言われてそっかと気づく。掃除以上のことは難しいもんね。
掃除も終わり、手すりのことを報告すると、ミス・スコッティーはわかりましたと言った。
朝ごはんはパンと薄味スープだ。さっさと食べて、5人で学園に向かう。
わたしたちの班は掃除を監督することになったから、当番でない日も早起きしなければならなかった。でも誰一人遅刻はしなかった。
よくみんな起きられたねと話すと、ダリアが早起きでみんな起こしてもらっていたという。わたしこそお嬢さまなのに、ひとりでなんでもしているし起きられてすごいと言われた。
実はわたし、タボさんに起こしてもらっている。起こしてもらうか、目覚ましがなかったら絶対起きられないと思うので、今まで遅刻せずに起きられたみんなを尊敬だ。
教室には男子生徒は誰一人として来ていなくて、女子がパラパラと席についていた。あの食事だからこうなるよね。
アイデラが教室に入ってきた。彼女はわたしの前まで歩いてくる。
「あなたたち、こそこそと何をやっているの?」
わたしたちは顔を見合わせて、それから尋ねてみる。
「寮の食事をどう思う?」
「とても質素だわ」
「なんとかしたいと思わない?」
「「「「「「なんとかなるの?」」」」」
聞かれたアイデラではなく教室にいた子たちが声を揃える。これはいい感触なんじゃない?
わたしは今食費が抑えられている状態なのだと告げた。
なんとかするには、15人以上の賛同で寮の総会を申請し、寮生の半数以上が食費をあげたいと言えばそうすることもできるんだと伝えてみた。
「なぜ今は食費が抑えられているの?」
それを今調べているところで、先輩たちは今の食事とそれによって起こることと起こらないことの兼ね合いを考慮し、今のままがいいと思っているように思えると現状を説明する。
「そーなんだ」
落胆した声だ。
「みんなは総会を開きたいって賛同してくれる?」
と尋ねれば、半数の子はいいと言ったが、もう半分の子たちはわからないと言った。先輩たちがそうしている理由があるのだろうから、それを知ってからじゃないとなんとも言えないと。アイデラは賛同しないという。どうしてと尋ねると、わたしのことが好きじゃないからだと言った。
「わたしとそんなに話したことないよね?」
尋ねるとアイデラは頷く。わたしもアイデラを特に好きではなく、仲良くなりたいと思ったわけでもないが、なぜか聞いてしまった。
「なんでわたしが嫌いなの?」
一瞬教室内が凍りつき、雰囲気を悪くして悪かったなと思った。
アイデラは腕を組んで、顎を突き出すようにして言った。
「私は、私より可愛い子や目立つ子が嫌いなの。あなたは私より目立つから嫌い。決して私よりかわいいからじゃないわ」
え。
みんなぽかんとしている。
教室になだれ込んできた男子たちが、一瞬その空気になんだという顔をしたが、イシュメルを見つけた彼女は鼻にかかる甘い声音で。
「イシュメル、おはよう。今日もかっこいいね!」
と声をかけ、イシュメルは華麗に無視をした。
「そっけないところも、ス・テ・キ!」
「うるせー黙れ!」
「イシュメルったら照れちゃって」
あれはあれでいいキャラよね。めげないバイタリティーが凄い。
「潔いっていうか……だからか、憎めない子だね」
ああ、まさしくそれだと思って、レニータの言葉にわたしも頷いた。
「食べる??」
「ジョセフィン、ここに穴を掘ってくれない?」
ひらけたところのほぼ中央に穴を掘ってもらう。ジョセフィンが魔法を使うタイミングで、わたしも少しだけ魔法を使って穴を掘るのを手伝った。
見せ収納袋からバナッパの葉を出す。水分が多いのか熱は伝わるけれど燃えはしない葉っぱだ。からっからに乾いていれば燃えるけどね。葉の上に芋を置き、そしてまた葉っぱを被せる。その上に薪を置いていく。
寮の食事に期待できないのがわかったので、食材もたんまり収納ポケットに放り込んでおいた。
火魔法を誰か持っていないか聞くと、レニータが火魔法を持っていたので、薪に火をつけてもらった。新しい薪だけではなく、途中で火を消した時の薪も紛れ込ませているので、火の付きも問題なかった。
「これ、何しているの?」
「何って、芋を蒸し焼きにしてるの」
「蒸し焼き?」
みんなにお皿を配り、バターや味噌を取り分けるのを手伝ってもらう。
そういえば、明日はもうわたしたちの班の掃除の日だ。この間と同じ要領でさっさとやり終えようと話し、授業のことなど話しているうちにいい匂いがしてきた。
枝で薪をどかしながら、芋に菜箸を挿してみると、まだちょっと突っかかる。
「もう少しかな」
「……っていうか、リディアのお芋をご馳走してくれるの?」
「これね、ウチの領地のだから、おいしいから食べてみて。芋の繁殖力はすごいからさっき撒いたのがあっという間に増えるよ。そのうち芋だらけになるかも。今日は撒くのも手伝ってもらったし、一緒に〝料理〟したからね」
「料理?」
「料理でしょ、一応」
もふさまの鼻が動く。
『リディア、焼けたようだぞ』
大きなサイズでもしっぽの揺れ具合は同じだ。
枝を刺してみると、今度はスーッと入った。
太い枝で芋を転がし薪の下から救出する。
少し風で冷まし、それぞれのお皿に乗っける。
燻っていた薪を踏んでそのあたり丸ごと収納した。
火事になったら怖いからね。
すっごい見られたけど、ま、いっか。
みんなどう食べるか悩んでいるようなので、初陣を飾る。フォークを突き刺して芋を割って見せる。そして真ん中にバターを落とす。塩を振って、食べてみる。
熱々のホフホフだ。
「大丈夫、焼けてるよ。おいしい」
「あ、おいしい」
「今度は暗くなる前にやろうね」
「今度?」
「だって、ご飯があれじゃ毎日お腹すくじゃん」
顔を合わせて笑いあう。
わたしは厨房を使わせてもらえれば、ここでやる必要もないけれど、聞いてみたらA組の寮長の許可がいるらしいから、調べたり許可をもらうのに時間がかかりそうだと話した。
アベックス寮と何かあったみたいだから、気軽にあちらの寮長のところに行ったらマズイ気がする。
欲を言えば毎日おいしいものが食べたいけれど、贅沢は言わない。ひもじくなくて、この状況を改善できるという希望があれば、なんとかしのげる気がする。
2階の掃除中に大きなあくびをキャシー に見られた。
「寝足りない?」
「あの後、寮則の書いてある本を読んでから寝たから」
「何かわかった?」
「寮に設えたものを使うには寮母、寮長、それから総寮長であるアベックス寮長の許可がいるんだって」
「そうなんだ……。許可してくれるかね?」
「うーーん、なんとなくドーン寮をよくなく思っている気がするから、そこら辺確かめてからにする、許可とるにしても。イタっ」
「どしたの?」
「手すり拭いてたら……」
手すりに凹んでいる部分がある。ささくれだっているところのトゲが刺さったみたいだ。
これ怪我するよな。どうやって修復するんだろう。やすりとかかけるのかな?
「痛い? 大丈夫? 保健室、もう開いてるかな?」
考え事をしながら指を見ていたようで、キャシーを心配させてしまった。
「ああ、違うの。トゲは抜けば大丈夫なんだけど。これこのままにしていたら他の人も怪我しちゃうから修理しないとだなと思って」
「ミス・スコッティーに後で言おう」
と言われてそっかと気づく。掃除以上のことは難しいもんね。
掃除も終わり、手すりのことを報告すると、ミス・スコッティーはわかりましたと言った。
朝ごはんはパンと薄味スープだ。さっさと食べて、5人で学園に向かう。
わたしたちの班は掃除を監督することになったから、当番でない日も早起きしなければならなかった。でも誰一人遅刻はしなかった。
よくみんな起きられたねと話すと、ダリアが早起きでみんな起こしてもらっていたという。わたしこそお嬢さまなのに、ひとりでなんでもしているし起きられてすごいと言われた。
実はわたし、タボさんに起こしてもらっている。起こしてもらうか、目覚ましがなかったら絶対起きられないと思うので、今まで遅刻せずに起きられたみんなを尊敬だ。
教室には男子生徒は誰一人として来ていなくて、女子がパラパラと席についていた。あの食事だからこうなるよね。
アイデラが教室に入ってきた。彼女はわたしの前まで歩いてくる。
「あなたたち、こそこそと何をやっているの?」
わたしたちは顔を見合わせて、それから尋ねてみる。
「寮の食事をどう思う?」
「とても質素だわ」
「なんとかしたいと思わない?」
「「「「「「なんとかなるの?」」」」」
聞かれたアイデラではなく教室にいた子たちが声を揃える。これはいい感触なんじゃない?
わたしは今食費が抑えられている状態なのだと告げた。
なんとかするには、15人以上の賛同で寮の総会を申請し、寮生の半数以上が食費をあげたいと言えばそうすることもできるんだと伝えてみた。
「なぜ今は食費が抑えられているの?」
それを今調べているところで、先輩たちは今の食事とそれによって起こることと起こらないことの兼ね合いを考慮し、今のままがいいと思っているように思えると現状を説明する。
「そーなんだ」
落胆した声だ。
「みんなは総会を開きたいって賛同してくれる?」
と尋ねれば、半数の子はいいと言ったが、もう半分の子たちはわからないと言った。先輩たちがそうしている理由があるのだろうから、それを知ってからじゃないとなんとも言えないと。アイデラは賛同しないという。どうしてと尋ねると、わたしのことが好きじゃないからだと言った。
「わたしとそんなに話したことないよね?」
尋ねるとアイデラは頷く。わたしもアイデラを特に好きではなく、仲良くなりたいと思ったわけでもないが、なぜか聞いてしまった。
「なんでわたしが嫌いなの?」
一瞬教室内が凍りつき、雰囲気を悪くして悪かったなと思った。
アイデラは腕を組んで、顎を突き出すようにして言った。
「私は、私より可愛い子や目立つ子が嫌いなの。あなたは私より目立つから嫌い。決して私よりかわいいからじゃないわ」
え。
みんなぽかんとしている。
教室になだれ込んできた男子たちが、一瞬その空気になんだという顔をしたが、イシュメルを見つけた彼女は鼻にかかる甘い声音で。
「イシュメル、おはよう。今日もかっこいいね!」
と声をかけ、イシュメルは華麗に無視をした。
「そっけないところも、ス・テ・キ!」
「うるせー黙れ!」
「イシュメルったら照れちゃって」
あれはあれでいいキャラよね。めげないバイタリティーが凄い。
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