183 / 885
4章 飛べない翼
第183話 横やり
しおりを挟む
アルノルトにイダボアに連れて行ってもらう。朗読のチェックをしてもらうためだ。双子は塀づくりに参加のため、今日は兄さまともふさまと一緒に行動だ。
イダボアの馬車置き場にケインと馬車を預け、貴族街に向かって歩いていると、兄さまより下でわたしよりも上の男の子たち5人がわたしたちの前にズラっと並ぶ。
いい生地の服を着ているから裕福な貴族の子供だろう。
わたしたちの前に立ったアルノルトに雑に言う。
「話があるだけだ、執事風情は退け」
ありゃ、残念なお子さまたちなようだ。
もふさまがわたしを見上げたので、わたしは首を横に振った。
もしなんかしてきたら、もふさまにお願いするかもしれないけれど。
いや、相手は子供だ。そんなことにはなるまい。
兄さまがアルノルトの服を引っ張る。
兄さまと頷き合って、アルノルトは少し下がる。
「お前たち、シュタイン兄妹だな?」
「先に名乗るべきだと思うが?」
兄さま好戦的だな。たとえ少年でも美形がいうと迫力が半端ない。あっちは完全に飲まれている。
「オレたちが誰でも関係ない。お前たち殿下の覚えがめでたいからって調子に乗っているようだな?」
どこがだよ?
「前置きはいい。何が言いたいの?」
兄さまがけしかける。
「お茶会を辞退しろ」
兄さまはため息をついた。
「これはますます聞かないとだね。どちらのご子息かな?」
「だから、それは関係ないだろ」
「関係あるに決まっているだろ。私たちは第二王子殿下から直々に茶会の手配を承った。それを辞退しろとは、世が世なら君たちは反逆を私たちに示唆している。これは殿下に報告しないと」
「反逆? 何を言っている、ただ辞退しろって言ってるだけだろ」
「それもわからないのか? 殿下の意思に背く意見は全部反逆だ」
5人が青ざめる。どうやらそこまで考えが及んでいなかったようだ。
でもそれにしても。そこまで考えられない頭なら余計に、イダボア開催を知っているのが腑に落ちないね。
「誰に教えてもらったのかな? イダボアでお茶会をやるって」
兄さまがさらに質問をする。
「そ、そんなの噂になっててみんな知ってる」
「招待客でもないものに殿下のいらっしゃるところを知らせるわけないだろう? 噂が本当なら、全員取り締まらないとな。殿下に何をするかわからない危険分子だ。アルノルト、イダボアの領主に進言してきてくれ」
「今、離れるわけにはいきません」
「ここは私が守るから行ってくれ。本当に頼む」
え? 脅しじゃなくて?
アルノルトは胸に手を置き、身を翻す。
兄さまを見上げれば、甘く優しい瞳でわたしに告げる。
「ああ、ごめんね。怖くなっちゃった? でもこれは反逆だから放っておくことはできない。私たちはお茶会の手配は頼まれているけれど、それ以外のことは殿下に受け持ってもらわないとね」
と、いい笑顔だ。
ああ、そっちが本心なんだね。
兄さまは通せんぼの子供たちに視線を戻す。
「そちらは癖のない茶色の髪。青みがかった瞳。アルヴェ伯爵家の、年からいってスタンご子息かな? 隣は絹の襟の立てた服、レイ子爵家のカラムご子息? アルヴェ家とレイ家と一緒にいるということは、ベアフット家のワジディご子息、ターゾ家のバリーご子息、ロウ家のネイサンご子息ってところかな?」
身バレしていないと思ってまだ余裕こいていた男の子たちの顔から完全に血の気がなくなる。
「すべて、殿下にご報告しておくよ」
兄さまは完璧な笑顔で声をかけた。5人は固まっている。
「た、頼まれたんだ」
この中でリーダー的な茶髪の子が言った。アルヴェ伯のご子息だっけ?
「コルヴィン男爵に? それともドナモラ伯爵にかな? でも、悪いけど、そんなの私には関係ないからどうでもいいんだ。もし、仮に私や弟たちに突っかかってきたのなら酌量してもいいけど、私の婚約者と一緒の時にそんなくだらないことで足を止められたのが許せない。執事が領主のところに行っているし、執事も君たちの身元ぐらいわかっているから、これから大変だね。でもひとつ賢くなっただろう? つく人は選ばないとね」
兄さまはわたしの肩に手を掛ける。
「さ、とんだ足止めになったね。寒くない? 大丈夫?」
「う、うん」
「さ、行こう」
促されて歩き出す。5人はショックから抜け切れないようで微動だにしてない。
「兄さま、本当? 本当にアルノルトは領主さまに言いにいったの?」
兄さまは頷いた。
「うん、そうだよ。私がそうお願いしたからね」
兄さまはわたしの鼻の頭をチョンと触った。
「リディーは優しいね。可哀想だと思ったの? リディーの足を止めさせたんだから、たっぷり罰を与えないとね」
ええ???????
「ふふ、それも本気だけど。コルヴィン男爵だかドナモラ伯爵だかわからないけど、彼らはやりすぎたね。元侯爵夫人がお優しいからって甘くみすぎた。リディーも何かするつもりなんだろう?」
いや、わたしのすることなんて、兄さまのお仕置きに比べたら笑っちゃうぐらいかわいらしいものなんだけど。
キートン夫人も、執事さんも暖かく迎え入れてくれた。
お茶を頂いてから、早速朗読を開始する。
本当はもっと長いお話なのだけれど、朗読用にちゃんと書き直したのだ。
短くしながらも、ひとりひとりの見せどころは削らずにね。
わたしが読み終えると、みんなが拍手してくれた。いつの間にかアルノルトも来ていた。
「とても上手に読めていると思いますよ。間の置き方も、会話のところで読む早さを変えているのはさすがですわ。物語がより盛り上がって聞こえます。何より、物語が素晴らしいわ。リディアお嬢さまがこちらを書かれたなんて、本当に素晴らしい才能ですわ」
手放しに褒められた。嬉しい。
「ひとつ、申し上げるとしたら、お嬢さまは〝さ〟と〝し〟と〝す〟をお話になるときに苦手意識があるようですわね。言いにくいのかしら? それは大きくなれば自然に言えるようになるから躊躇わなくて大丈夫よ。それよりも他の言葉と同じく発音した方が声がきちんと届いてよ」
うわー、キートン夫人すごいな。わたし〝さしすせそ〟がうまく言えない時があるんだよね。だから言うときに躊躇っちゃう。そうか、大きくなるにつれて、これは普通に言えるようになっていくんだ、よかった。
「気をつけます! あの、聞いてくださって、ありがとうございました」
兄さまも隣で一緒に頭を下げてくれた。
「いいえ、こちらこそ、素敵な物語をありがとう。とてもよかったわ」
それからまたお菓子とお茶をいただいた。
そして何気なく、お茶会の何日か前から、お菓子や物を運んできてもいいかを尋ねた。
いいといってくださったので、にんまりしてしまう。
収納袋もポケットもあるから本当のところ、前もって置きにくる必要はないんだけどね。このお屋敷から情報が出ないように、誰も近づけなくする必要がある。また変な魔具つけられたら嫌だし。
それではとお暇して、ホリーさんのところに寄った。
何日か前からキートン家にお茶会の荷物を搬入しておくこと。それを〝守る〟ために人の手配をしたいのだけれど、どこに頼むのがいいかと相談したら、高価なものや大切なものを扱うときのシステムがあるそうで、それを使わせてもらうことにした。
冒険者ギルドの確かな人を警護に頼めるそうだ。3日前からキートン家を守ってもらうよう、わたしたちは手筈を整えた。
イダボアの馬車置き場にケインと馬車を預け、貴族街に向かって歩いていると、兄さまより下でわたしよりも上の男の子たち5人がわたしたちの前にズラっと並ぶ。
いい生地の服を着ているから裕福な貴族の子供だろう。
わたしたちの前に立ったアルノルトに雑に言う。
「話があるだけだ、執事風情は退け」
ありゃ、残念なお子さまたちなようだ。
もふさまがわたしを見上げたので、わたしは首を横に振った。
もしなんかしてきたら、もふさまにお願いするかもしれないけれど。
いや、相手は子供だ。そんなことにはなるまい。
兄さまがアルノルトの服を引っ張る。
兄さまと頷き合って、アルノルトは少し下がる。
「お前たち、シュタイン兄妹だな?」
「先に名乗るべきだと思うが?」
兄さま好戦的だな。たとえ少年でも美形がいうと迫力が半端ない。あっちは完全に飲まれている。
「オレたちが誰でも関係ない。お前たち殿下の覚えがめでたいからって調子に乗っているようだな?」
どこがだよ?
「前置きはいい。何が言いたいの?」
兄さまがけしかける。
「お茶会を辞退しろ」
兄さまはため息をついた。
「これはますます聞かないとだね。どちらのご子息かな?」
「だから、それは関係ないだろ」
「関係あるに決まっているだろ。私たちは第二王子殿下から直々に茶会の手配を承った。それを辞退しろとは、世が世なら君たちは反逆を私たちに示唆している。これは殿下に報告しないと」
「反逆? 何を言っている、ただ辞退しろって言ってるだけだろ」
「それもわからないのか? 殿下の意思に背く意見は全部反逆だ」
5人が青ざめる。どうやらそこまで考えが及んでいなかったようだ。
でもそれにしても。そこまで考えられない頭なら余計に、イダボア開催を知っているのが腑に落ちないね。
「誰に教えてもらったのかな? イダボアでお茶会をやるって」
兄さまがさらに質問をする。
「そ、そんなの噂になっててみんな知ってる」
「招待客でもないものに殿下のいらっしゃるところを知らせるわけないだろう? 噂が本当なら、全員取り締まらないとな。殿下に何をするかわからない危険分子だ。アルノルト、イダボアの領主に進言してきてくれ」
「今、離れるわけにはいきません」
「ここは私が守るから行ってくれ。本当に頼む」
え? 脅しじゃなくて?
アルノルトは胸に手を置き、身を翻す。
兄さまを見上げれば、甘く優しい瞳でわたしに告げる。
「ああ、ごめんね。怖くなっちゃった? でもこれは反逆だから放っておくことはできない。私たちはお茶会の手配は頼まれているけれど、それ以外のことは殿下に受け持ってもらわないとね」
と、いい笑顔だ。
ああ、そっちが本心なんだね。
兄さまは通せんぼの子供たちに視線を戻す。
「そちらは癖のない茶色の髪。青みがかった瞳。アルヴェ伯爵家の、年からいってスタンご子息かな? 隣は絹の襟の立てた服、レイ子爵家のカラムご子息? アルヴェ家とレイ家と一緒にいるということは、ベアフット家のワジディご子息、ターゾ家のバリーご子息、ロウ家のネイサンご子息ってところかな?」
身バレしていないと思ってまだ余裕こいていた男の子たちの顔から完全に血の気がなくなる。
「すべて、殿下にご報告しておくよ」
兄さまは完璧な笑顔で声をかけた。5人は固まっている。
「た、頼まれたんだ」
この中でリーダー的な茶髪の子が言った。アルヴェ伯のご子息だっけ?
「コルヴィン男爵に? それともドナモラ伯爵にかな? でも、悪いけど、そんなの私には関係ないからどうでもいいんだ。もし、仮に私や弟たちに突っかかってきたのなら酌量してもいいけど、私の婚約者と一緒の時にそんなくだらないことで足を止められたのが許せない。執事が領主のところに行っているし、執事も君たちの身元ぐらいわかっているから、これから大変だね。でもひとつ賢くなっただろう? つく人は選ばないとね」
兄さまはわたしの肩に手を掛ける。
「さ、とんだ足止めになったね。寒くない? 大丈夫?」
「う、うん」
「さ、行こう」
促されて歩き出す。5人はショックから抜け切れないようで微動だにしてない。
「兄さま、本当? 本当にアルノルトは領主さまに言いにいったの?」
兄さまは頷いた。
「うん、そうだよ。私がそうお願いしたからね」
兄さまはわたしの鼻の頭をチョンと触った。
「リディーは優しいね。可哀想だと思ったの? リディーの足を止めさせたんだから、たっぷり罰を与えないとね」
ええ???????
「ふふ、それも本気だけど。コルヴィン男爵だかドナモラ伯爵だかわからないけど、彼らはやりすぎたね。元侯爵夫人がお優しいからって甘くみすぎた。リディーも何かするつもりなんだろう?」
いや、わたしのすることなんて、兄さまのお仕置きに比べたら笑っちゃうぐらいかわいらしいものなんだけど。
キートン夫人も、執事さんも暖かく迎え入れてくれた。
お茶を頂いてから、早速朗読を開始する。
本当はもっと長いお話なのだけれど、朗読用にちゃんと書き直したのだ。
短くしながらも、ひとりひとりの見せどころは削らずにね。
わたしが読み終えると、みんなが拍手してくれた。いつの間にかアルノルトも来ていた。
「とても上手に読めていると思いますよ。間の置き方も、会話のところで読む早さを変えているのはさすがですわ。物語がより盛り上がって聞こえます。何より、物語が素晴らしいわ。リディアお嬢さまがこちらを書かれたなんて、本当に素晴らしい才能ですわ」
手放しに褒められた。嬉しい。
「ひとつ、申し上げるとしたら、お嬢さまは〝さ〟と〝し〟と〝す〟をお話になるときに苦手意識があるようですわね。言いにくいのかしら? それは大きくなれば自然に言えるようになるから躊躇わなくて大丈夫よ。それよりも他の言葉と同じく発音した方が声がきちんと届いてよ」
うわー、キートン夫人すごいな。わたし〝さしすせそ〟がうまく言えない時があるんだよね。だから言うときに躊躇っちゃう。そうか、大きくなるにつれて、これは普通に言えるようになっていくんだ、よかった。
「気をつけます! あの、聞いてくださって、ありがとうございました」
兄さまも隣で一緒に頭を下げてくれた。
「いいえ、こちらこそ、素敵な物語をありがとう。とてもよかったわ」
それからまたお菓子とお茶をいただいた。
そして何気なく、お茶会の何日か前から、お菓子や物を運んできてもいいかを尋ねた。
いいといってくださったので、にんまりしてしまう。
収納袋もポケットもあるから本当のところ、前もって置きにくる必要はないんだけどね。このお屋敷から情報が出ないように、誰も近づけなくする必要がある。また変な魔具つけられたら嫌だし。
それではとお暇して、ホリーさんのところに寄った。
何日か前からキートン家にお茶会の荷物を搬入しておくこと。それを〝守る〟ために人の手配をしたいのだけれど、どこに頼むのがいいかと相談したら、高価なものや大切なものを扱うときのシステムがあるそうで、それを使わせてもらうことにした。
冒険者ギルドの確かな人を警護に頼めるそうだ。3日前からキートン家を守ってもらうよう、わたしたちは手筈を整えた。
166
お気に入りに追加
1,294
あなたにおすすめの小説
若奥様は緑の手 ~ お世話した花壇が聖域化してました。嫁入り先でめいっぱい役立てます!
古森真朝
恋愛
意地悪な遠縁のおばの邸で暮らすユーフェミアは、ある日いきなり『明後日に輿入れが決まったから荷物をまとめろ』と言い渡される。いろいろ思うところはありつつ、これは邸から出て自立するチャンス!と大急ぎで支度して出立することに。嫁入り道具兼手土産として、唯一の財産でもある裏庭の花壇(四畳サイズ)を『持参』したのだが――実はこのプチ庭園、長年手塩にかけた彼女の魔力によって、神域霊域レベルのレア植物生息地となっていた。
そうとは知らないまま、輿入れ初日にボロボロになって帰ってきた結婚相手・クライヴを救ったのを皮切りに、彼の実家エヴァンス邸、勤め先である王城、さらにお世話になっている賢者様が司る大神殿と、次々に起こる事件を『あ、それならありますよ!』とプチ庭園でしれっと解決していくユーフェミア。果たして嫁ぎ先で平穏を手に入れられるのか。そして根っから世話好きで、何くれとなく構ってくれるクライヴVS自立したい甘えベタの若奥様の勝負の行方は?
*カクヨム様で先行掲載しております
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
追放された悪役令嬢はシングルマザー
ララ
恋愛
神様の手違いで死んでしまった主人公。第二の人生を幸せに生きてほしいと言われ転生するも何と転生先は悪役令嬢。
断罪回避に奮闘するも失敗。
国外追放先で国王の子を孕んでいることに気がつく。
この子は私の子よ!守ってみせるわ。
1人、子を育てる決心をする。
そんな彼女を暖かく見守る人たち。彼女を愛するもの。
さまざまな思惑が蠢く中彼女の掴み取る未来はいかに‥‥
ーーーー
完結確約 9話完結です。
短編のくくりですが10000字ちょっとで少し短いです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
我が家に子犬がやって来た!
もも野はち助(旧ハチ助)
ファンタジー
【あらすじ】ラテール伯爵家の令嬢フィリアナは、仕事で帰宅できない父の状況に不満を抱きながら、自身の6歳の誕生日を迎えていた。すると、遅くに帰宅した父が白黒でフワフワな毛をした足の太い子犬を連れ帰る。子犬の飼い主はある高貴な人物らしいが、訳あってラテール家で面倒を見る事になったそうだ。その子犬を自身の誕生日プレゼントだと勘違いしたフィリアナは、兄ロアルドと取り合いながら、可愛がり始める。子犬はすでに名前が決まっており『アルス』といった。
アルスは当初かなり周囲の人間を警戒していたのだが、フィリアナとロアルドが甲斐甲斐しく世話をする事で、すぐに二人と打ち解ける。
だがそんな子犬のアルスには、ある重大な秘密があって……。
この話は、子犬と戯れながら巻き込まれ成長をしていく兄妹の物語。
※全102話で完結済。
★『小説家になろう』でも読めます★
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
聖女の娘に転生したのに、色々とハードな人生です。
みちこ
ファンタジー
乙女ゲームのヒロインの娘に転生した主人公、ヒロインの娘なら幸せな暮らしが待ってると思ったけど、実際は親から放置されて孤独な生活が待っていた。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【完結】天下無敵の公爵令嬢は、おせっかいが大好きです
ノデミチ
ファンタジー
ある女医が、天寿を全うした。
女神に頼まれ、知識のみ持って転生。公爵令嬢として生を受ける。父は王国元帥、母は元宮廷魔術師。
前世の知識と父譲りの剣技体力、母譲りの魔法魔力。権力もあって、好き勝手生きられるのに、おせっかいが大好き。幼馴染の二人を巻き込んで、突っ走る!
そんな変わった公爵令嬢の物語。
アルファポリスOnly
2019/4/21 完結しました。
沢山のお気に入り、本当に感謝します。
7月より連載中に戻し、拾異伝スタートします。
2021年9月。
ファンタジー小説大賞投票御礼として外伝スタート。主要キャラから見たリスティア達を描いてます。
10月、再び完結に戻します。
御声援御愛読ありがとうございました。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
転生した愛し子は幸せを知る
ひつ
ファンタジー
【連載再開】
長らくお待たせしました!休載状態でしたが今月より復帰できそうです(手術後でまだリハビリ中のため不定期になります)。これからもどうぞ宜しくお願いします(^^)
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
宮月 華(みやつき はな) は死んだ。華は死に間際に「誰でもいいから私を愛して欲しかったな…」と願った。
次の瞬間、華は白い空間に!!すると、目の前に男の人(?)が現れ、「新たな世界で愛される幸せを知って欲しい!」と新たな名を貰い、過保護な神(パパ)にスキルやアイテムを貰って旅立つことに!
転生した女の子が周りから愛され、幸せになるお話です。
結構ご都合主義です。作者は語彙力ないです。
第13回ファンタジー大賞 176位
第14回ファンタジー大賞 76位
第15回ファンタジー大賞 70位
ありがとうございます(●´ω`●)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
1人生活なので自由な生き方を謳歌する
さっちさん
ファンタジー
大商会の娘。
出来損ないと家族から追い出された。
唯一の救いは祖父母が家族に内緒で譲ってくれた小さな町のお店だけ。
これからはひとりで生きていかなくては。
そんな少女も実は、、、
1人の方が気楽に出来るしラッキー
これ幸いと実家と絶縁。1人生活を満喫する。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
転生貴族のスローライフ
マツユキ
ファンタジー
現代の日本で、病気により若くして死んでしまった主人公。気づいたら異世界で貴族の三男として転生していた
しかし、生まれた家は力主義を掲げる辺境伯家。自分の力を上手く使えない主人公は、追放されてしまう事に。しかも、追放先は誰も足を踏み入れようとはしない場所だった
これは、転生者である主人公が最凶の地で、国よりも最強の街を起こす物語である
*基本は1日空けて更新したいと思っています。連日更新をする場合もありますので、よろしくお願いします
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる