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1章 ここがわたしの生きる場所
第20話 心のケア
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帰って、畑の水やりだけはしたが、またすぐに眠ってしまった。2日もお風呂に入ってないよ。お腹の地の底を這うような音で目が覚める。今日と明日は家で大人しくするつもりだ。魔を通すのに万全の体調で臨まなくては!
そういえば、神様へのお祈りもしないで眠ってしまい、それも忘れていた。
わたしは胸の前で手を組み、祈った。
神様、一昨日も昨日も忘れてしまいましたが、怪我もなく無事に楽しく過ごせたことに感謝します。家族が健やかにあることも感謝します。どうぞ今日もお恵がありますように。みんなで楽しく過ごせますように。それからお会いしたことも話したこともないので、何をしたら嬉しいのかも想像がつきません。こうした方がいいなど要望がありましたら、なんなりとおっしゃってください。
よし、お祈り、終わり。
『起きたのか?』
ドアの隙間からもふさまが現れた。今日ももふっもふだ。顔を埋めたい。
「もふさま、おはよう。ごめんね、昨夜もまた眠っちゃった」
『赤子は眠るものだ、仕方ない』
「赤子、違う!」
もふさまは涼しい顔だ。ドアが開いて父さまが部屋に入ってきた。
「おはよう、お姫さま」
「父さま、おはよう」
「さ、着替えような」
かぶり物を脱ぐのは意外に大変だ。
「ばんざーい」
父さまの掛け声に合わせて両手を上にあげる。母さまが見ているところでは手伝うと怒られるからか見守るだけだが、今日は父さまが夜着のワンピースを脱がせてくれる。
冷えた空気がさらされた腕にあたり、ぶるっと震えた。
父さまがこれから着るワンピースを渡してくれる。小さな2つの穴にそれぞれ腕を半分入れて、大きな穴に首を入れる。そして下に下ろして整える。さて、ズボンだ。
やっと天敵であるズボン履きを終えると、もふさまは呆れているようだった。
『お前はなんというか不器用だな』
「もふさまもやってみるといいよ、難しいから」
『お前の兄たちは立ったまま着替えるぞ』
「……片足だと長く立っていられないんだよ」
そう告げるともふさまは気の毒そうにわたしを見た。
わたしだって最初は試したさ。思いつくやり方をね。でも片足し立ちはよろけ、幼児なのに体は硬く前屈はできない、つまり足元にあるズボンに手が届かない。膝を曲げれば頭が重たいのか前に倒れそうになり、自分の体型が感覚で掴めない、わからない、という事態に陥っているのだよ。できなくはないが、時間がかかる。少し動けば息切れし、本当に幼児は大変だ。
ベッドの母さまに朝の挨拶をしにいく。それから井戸を目指す。
「もふさま、母さまの具合どう?」
『明日、もう一度聖水を浴びにいくのがいいだろう』
「お願いします」
外には兄さまたちがいたので、挨拶をして水を汲んでもらう。
今日は顔を洗うのに服が水浸しになってしまった。濡らさずにうまくいくときと、うまくいかないことがある。バケツで畑に水を運び、両手で掬って土にかける。
もう丈が30センチ以上はある。買ってきた苗は10センチぐらいだった。2日でこんなに大きくなるなんて、さすがファンタジーは違う。
水をかけながら、もふさまに尋ねる。
「もふさま、媒体は手に入れないとダメなんだよね?」
『人が光魔法で浄化するなら〝見えて〟ないと駄目だが、我が力を貸すのだから、我が一度その媒体を目にしていれば導ける』
わたしは思わず親指を突き出した。
『なんだそれは?』
「グッジョブだよ、もふさま! 凄い、かっこいい!」
『リディアに言われなくても我は元々かっこいいのだ!』
「うん、本当、漢前!」
朝ごはんを作る指導をする。母さまが作ったスープが残っていたので、それに芋と燻製のシャケを焼いてパンを温める。
「なんだこれは、すっごくおいしいな!」
父さまが満面の笑みだ。
「うん、普通に焼いたのもおいしいけど、燻製もおいしいね」
「燻製?」
兄さまが昨日子供たちと川原で肉や魚を煙で燻したんだと話す。
父さまがチラリとわたしを見た。
「そうだよ、リーが教えてくれた」
アラ兄がとても大切なことのようにしみじみと言った。
「これで、保存食、増える」
「保存食?」
「長い冬越す、日保ちする食べ物大事!」
父さまはぽかんと口を開ける。
「子供たちと仲良くなったのか?」
双子が目を合わせて頷き合う。
「うん、仲良くなった。あのね、父さま。母さまがちゃんと治ったら、おれも一緒にするから、町の人たちの話、聞いて欲しい」
「うん、父さま。オレたちいるから」
父さまの目が潤む。
「ありがとうな。父さまと母さまは、本当にいい子供たちに恵まれた」
父さまが子供たちの頭を順番に撫でた。最後にしっかり撫でてもらってから、わたしは聞いた。
「父さま、モロール、遠い?」
「モロール領か。馬車で1時間ってところかな」
けっこう距離があるなー。いや、隣の領地が馬車で1時間は近いのかな?
「どうした? 行きたいのか?」
「媒体の人、モロールの人かもしれない」
「わかったのか?」
鋭く言った父さまに、わたしは首を横に振った。
「モロールの貴族のメイドっぽい人、ウチのこと聞いてたって」
父さまが顎を触る。言った瞬間目つきが変わったね。
「予想した人、合ってた?」
「確かではない」
無理に微笑んでいるが、父さま嘘が下手。確信している。
「媒体、手に入れなくても、もふさまが一度見れば、なんとかなる、してくれる」
みんな一斉にもふさまを見る。
「もふさま、ありがとう」
双子の声が重なり、兄さまと父さまも感謝しお願いをする。
どちらにしても難題ではあるが、手に入れるより、特定して見ておけばなんとかなるのはありがたい。
それから父さまに明日母さまが聖水を浴びた方がいいみたいだと告げる。
その時に翳った表情で、わたしは父さまが思ったより深く傷ついていることを実感した。
父さま相当参っている。
……それに母さまだって、気丈に振る舞っているけれど、人から呪われるのはとても怖いことだと思う。でも子供の前だから怖いって言えなかったんだ。呪いを解くことに一生懸命になりすぎて、心のケアが疎かになっていた。母さまに呪いのことを聞かせるべきじゃなかったな。
そういえば、神様へのお祈りもしないで眠ってしまい、それも忘れていた。
わたしは胸の前で手を組み、祈った。
神様、一昨日も昨日も忘れてしまいましたが、怪我もなく無事に楽しく過ごせたことに感謝します。家族が健やかにあることも感謝します。どうぞ今日もお恵がありますように。みんなで楽しく過ごせますように。それからお会いしたことも話したこともないので、何をしたら嬉しいのかも想像がつきません。こうした方がいいなど要望がありましたら、なんなりとおっしゃってください。
よし、お祈り、終わり。
『起きたのか?』
ドアの隙間からもふさまが現れた。今日ももふっもふだ。顔を埋めたい。
「もふさま、おはよう。ごめんね、昨夜もまた眠っちゃった」
『赤子は眠るものだ、仕方ない』
「赤子、違う!」
もふさまは涼しい顔だ。ドアが開いて父さまが部屋に入ってきた。
「おはよう、お姫さま」
「父さま、おはよう」
「さ、着替えような」
かぶり物を脱ぐのは意外に大変だ。
「ばんざーい」
父さまの掛け声に合わせて両手を上にあげる。母さまが見ているところでは手伝うと怒られるからか見守るだけだが、今日は父さまが夜着のワンピースを脱がせてくれる。
冷えた空気がさらされた腕にあたり、ぶるっと震えた。
父さまがこれから着るワンピースを渡してくれる。小さな2つの穴にそれぞれ腕を半分入れて、大きな穴に首を入れる。そして下に下ろして整える。さて、ズボンだ。
やっと天敵であるズボン履きを終えると、もふさまは呆れているようだった。
『お前はなんというか不器用だな』
「もふさまもやってみるといいよ、難しいから」
『お前の兄たちは立ったまま着替えるぞ』
「……片足だと長く立っていられないんだよ」
そう告げるともふさまは気の毒そうにわたしを見た。
わたしだって最初は試したさ。思いつくやり方をね。でも片足し立ちはよろけ、幼児なのに体は硬く前屈はできない、つまり足元にあるズボンに手が届かない。膝を曲げれば頭が重たいのか前に倒れそうになり、自分の体型が感覚で掴めない、わからない、という事態に陥っているのだよ。できなくはないが、時間がかかる。少し動けば息切れし、本当に幼児は大変だ。
ベッドの母さまに朝の挨拶をしにいく。それから井戸を目指す。
「もふさま、母さまの具合どう?」
『明日、もう一度聖水を浴びにいくのがいいだろう』
「お願いします」
外には兄さまたちがいたので、挨拶をして水を汲んでもらう。
今日は顔を洗うのに服が水浸しになってしまった。濡らさずにうまくいくときと、うまくいかないことがある。バケツで畑に水を運び、両手で掬って土にかける。
もう丈が30センチ以上はある。買ってきた苗は10センチぐらいだった。2日でこんなに大きくなるなんて、さすがファンタジーは違う。
水をかけながら、もふさまに尋ねる。
「もふさま、媒体は手に入れないとダメなんだよね?」
『人が光魔法で浄化するなら〝見えて〟ないと駄目だが、我が力を貸すのだから、我が一度その媒体を目にしていれば導ける』
わたしは思わず親指を突き出した。
『なんだそれは?』
「グッジョブだよ、もふさま! 凄い、かっこいい!」
『リディアに言われなくても我は元々かっこいいのだ!』
「うん、本当、漢前!」
朝ごはんを作る指導をする。母さまが作ったスープが残っていたので、それに芋と燻製のシャケを焼いてパンを温める。
「なんだこれは、すっごくおいしいな!」
父さまが満面の笑みだ。
「うん、普通に焼いたのもおいしいけど、燻製もおいしいね」
「燻製?」
兄さまが昨日子供たちと川原で肉や魚を煙で燻したんだと話す。
父さまがチラリとわたしを見た。
「そうだよ、リーが教えてくれた」
アラ兄がとても大切なことのようにしみじみと言った。
「これで、保存食、増える」
「保存食?」
「長い冬越す、日保ちする食べ物大事!」
父さまはぽかんと口を開ける。
「子供たちと仲良くなったのか?」
双子が目を合わせて頷き合う。
「うん、仲良くなった。あのね、父さま。母さまがちゃんと治ったら、おれも一緒にするから、町の人たちの話、聞いて欲しい」
「うん、父さま。オレたちいるから」
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「ありがとうな。父さまと母さまは、本当にいい子供たちに恵まれた」
父さまが子供たちの頭を順番に撫でた。最後にしっかり撫でてもらってから、わたしは聞いた。
「父さま、モロール、遠い?」
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けっこう距離があるなー。いや、隣の領地が馬車で1時間は近いのかな?
「どうした? 行きたいのか?」
「媒体の人、モロールの人かもしれない」
「わかったのか?」
鋭く言った父さまに、わたしは首を横に振った。
「モロールの貴族のメイドっぽい人、ウチのこと聞いてたって」
父さまが顎を触る。言った瞬間目つきが変わったね。
「予想した人、合ってた?」
「確かではない」
無理に微笑んでいるが、父さま嘘が下手。確信している。
「媒体、手に入れなくても、もふさまが一度見れば、なんとかなる、してくれる」
みんな一斉にもふさまを見る。
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それから父さまに明日母さまが聖水を浴びた方がいいみたいだと告げる。
その時に翳った表情で、わたしは父さまが思ったより深く傷ついていることを実感した。
父さま相当参っている。
……それに母さまだって、気丈に振る舞っているけれど、人から呪われるのはとても怖いことだと思う。でも子供の前だから怖いって言えなかったんだ。呪いを解くことに一生懸命になりすぎて、心のケアが疎かになっていた。母さまに呪いのことを聞かせるべきじゃなかったな。
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結構ご都合主義です。作者は語彙力ないです。
第13回ファンタジー大賞 176位
第14回ファンタジー大賞 76位
第15回ファンタジー大賞 70位
ありがとうございます(●´ω`●)
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