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第1章 異世界転生編
3. 無詠唱魔法
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「よし、筋トレしよう」
寮に帰ったあと、筋トレしようと思い立った。
ダイエットのためというのもあるが、体作りや健康作りのためだ。
まずは腕立て伏せから……
「いぃぃぃぃっち、にぃぃぃぃぃぃぃい、さぁァァァっ……グアアァァッ」
三回も続かなかった。
「ぜぇぜぇ……か、体が重い」
自重だけで、死にそうなほど重い。
腕がパンパンだ。
「これも全て将来のためだ……。頑張ろう!」
見た目が変われば多少は周りの反応もマシになる……はず。
そう信じて突き進むしかない。
「よーし、次は腹筋だ!」
仰向けになって寝転ぶ。
ぐっとお腹に力を入れ……
「いぃぃぃぃぃぃぃぃっ……ぐっ……。ダメだ」
一回もできなかった。
痩せるまでの道のりは遠いようだ……。
◇ ◇ ◇
前世の記憶が蘇ってから数日。
俺は周りの視線に耐えながら毎日を過ごしていた。
そしてボッチにも耐える日々……。
今日は魔法の授業があった。
でも、一人だけ魔法を発動できなくて恥ずかしい思いをした。
「くそぉ、絶対魔法を覚えてやるっ!」
固い決意を胸に図書館にやってきた。
そして魔法の本を探し、読み耽ることにした。
魔法に関する本をいくつか読み終えたところ、魔法についてわかったことがある。
魔法とは想像を現象に変える力だ。
魔法の発動方法は二通り存在する。
一つ目が詠唱だ。
決められた言葉を唱えることで決められた魔法を発動させる。
もう一つが魔法陣だ。
円形の魔法陣に魔力を流すことで魔法を発動させる。
前者は実戦でよく使われ、後者は魔道具や結界などで使われる。
俺は詠唱による魔法を使えた試しがない。
「俺には魔法の才能がないのか?」
一応、魔法適性があると診断されている。
そも、魔法の適性がなければ学園には入学できない。
才能がないというよりも努力不足だと思う。
というか、そう願いたい。
「俺もみんなみたいに魔法使いたい。なんかいい本ないかな?」
本を探していると、面白そうなタイトルの本を見つけた。
『ゼロから始める無詠唱魔法』
「うおっ、めちゃめちゃ面白そうなタイトル!」
無詠唱魔法なんて、男のロマンだ。
詠唱魔法があるなら当然無詠唱魔法もあって良いはず。
だけど、この世界では無詠唱魔法を使える人はいない。
少なくとも俺は今まで見たことがない。
もし無詠唱魔法が使えたらかっこよくね?
というわけで『ゼロから始める無詠唱魔法』を読んでみることにした。
「ふむふむ、なるほど」
最初の数ページは魔法の基本的な考え方が書いてあった。
魔法を使うには魔力が必要になる。
そして魔法の発動には魔法領域が必要になる。
「魔法領域とはなんぞや?」
いきなり専門用語が出てきて頭がこんがらがる。
「え~と、なになに……。魔法領域とは、魔法使いが扱える記憶領域である。ふ~む、さっぱり意味がわからん」
とりあえず、魔法領域の使い方次第で無詠唱魔法が使える、ということが書いてあった。
詠唱型の魔法では、魔法領域に詠唱の型を入れ込んでいるようだ。
それに対し、無詠唱魔法では魔法領域に魔法陣を記録している。
「魔法領域に魔法陣を記録? はっ? どういうこと?」
まったく理解できなかった。
ゼロから始める無詠唱魔法ってタイトルだけど、これ絶対上級者向けの本だよね?
マジの初心者には難しすぎる。
ペラペラとページを捲っていると、見開きで魔法陣が描いてあるページを発見した。
ページの下には『発火の魔法陣』と記載されている。
発火は初歩中の初歩の魔法だ。
『この魔方陣に魔力を流し込めば、誰でも無詠唱魔法を使えるようになれます! これで君も無詠唱魔法使いだ!』
と、胡散臭い文章が書いてあった。
「いやいや、そんな簡単に無詠唱を使えるわけないだろ」
超簡単! 誰でも月収100万円稼げる裏技を大公開! これで君も大金持ちだ! みたいな怪しさを感じる。
そんなことができるくらいなら、みんな無詠唱魔法を使っているはずだ。
「どうせインチキだろ。俺は騙されないぞ」
パタッと本を閉じた。
「そんな上手い話があるものか」
そう思いながらも、ちょっと期待している自分がいる。
もしかしたら無詠唱魔法が使えるんじゃないか?
こういう甘い言葉に惑わされるやつが、コロッと騙されるんだよな。
いや、わかってるんだよ。
でも無詠唱魔法使いたくね?
「やるだけやってみるか。どうせ減るもんじゃないし」
無詠唱魔法なんて使えない。
やるだけ無駄だ。
そんなのはわかっている。
でも、試したところで俺が損をするわけじゃないし。
小さな可能性を信じて、試してみるのもありな気がしてきた。
もしこれでダメだったら「ほらインチキだ」と言ってやれば良い。
「逆にもし無詠唱魔法が使えるようになったら? それって最高じゃね?」
たとえそれが初級魔法であろうと凄いことだ。
もう一度、魔法陣が描かれているページを開く。
魔法陣に何が描いてあるのか、さっぱりわからん。
まあ別にわかんなくてもいいや。
「よし! やってみよう!」
魔法陣に触れる。
体の中にある魔力を動かすため、自分の内側に意識を向ける。
魔力――それは血液のように体中をぐるぐると回っている不思議な力。
第六感的なものだ。
シックスセンスといえばかっこ良く聞こえるよな。
魔力の操作に集中してみる。
ゆっくりと呼吸を繰り返し、魔力を指先まで持っていく。
そして魔法陣へと魔力を流し込んだ。
すると、魔法陣が赤い光を放った。
その直後、
――ドンッ!
壁を殴ったような重い音が響く。
「うっぐ……」
めまいがした。
頭の中に何かが入り込んでくるような不快感を覚える。
「あ……がぁ……」
吐き気がした。
魔法陣が脳に刻み込まれていく。
頭がフル回転し、ぐるぐると脳が揺さぶられるようだ。
しばらくすると、頭痛が収まった。
魔法陣の赤い光も消えていた。
しかし、俺の頭の中には魔法陣が残っていた。
不思議な感覚だ。
「これが魔法陣の記録……なのか? 無詠唱が使えるようになったのか?」
わからない。
「こういうときこそ本を読もう」
『ゼロから始める無詠唱魔法』を読み始める。
しかし、どこを探しても無詠唱魔法の発動について記載がなかった。
その代わり、本の最後にこんな言葉が書かれていた。
『私は無詠唱魔法を使えない。残念だが、君に無詠唱魔法の使い方を教えることができない。この理論を執筆した当時、他の研究者から「無詠唱魔法など夢物語だ」と馬鹿にされ、批判されたものだ。しかし理論上、無詠唱魔法は可能である。この本を読んでいる君が人類史上初の無詠唱魔法の使い手になることを心から祈っている。そしていつか、多くの者が当然のように無詠唱魔法を使える世界がやってくると信じている』
「……つまり、なんだ? なんだよ、これ。読者に丸投げってやつか? 作者、適当過ぎだろ。ちゃんと最後まで責任持って、無詠唱魔法を教えてくれよ!」
やっぱり無詠唱なんて無理だったんだ。
そりゃあ、そうだよな。
誰もできたことがない無詠唱を、そう簡単に使えるわけがないもんな。
冷静に考えて「誰でも無詠唱魔法を使えます!」なんて怪しいに決まってる。
「ああくそっ、騙された。やっぱりインチキだった。まあいいや。どうせ無理だと思っていたし」
期待して損した。
俺は本を棚に戻して、寮に帰ることにした。
だけど、寮に向かっている途中も無詠唱魔法のことが頭から離れなかった。
「いや、待てよ。まだ使えないと決まったわけじゃないよな?」
目を閉じると、脳内で発火の魔法陣を再現できる。
おそらく、この状態が『魔法領域に魔法陣を記録する』ってことだ。
「魔力で魔法陣を作り出せば良いんじゃね?」
だって、魔法陣って魔力を流すことで発動するんだろ?
逆に考えれば、魔力で魔法陣を作れば、自動的に魔法が発動するってわけだ。
「うわっ、我ながら天才的な発想の転換だと思う。コペルニクスもビックリ仰天だぜ」
さっそく右手の人差し指に魔力を込める。
そして指先から魔力を出し、脳内に記録された魔法陣を空中に描いてみる。
すると、
――ボワッ
「うおわっ!?」
マッチぐらいの小さな火が指から出てきた。
「えっ、え!? まじか! まじかぁ!?」
どっからどうみても、魔法の発動に成功している。
「できたぞ! 魔法が使えた! それも無詠唱魔法だ! うおおぉぉぉ! 無詠唱魔法が使えたぞぉぉぉ! よっしゃあああ!」
風が吹けばすぐに消えてしまう、小さな火だ。
大した威力にはならない。
それでも俺には、この小さな火が大きな大きな一歩のように感じられた。
寮に帰ったあと、筋トレしようと思い立った。
ダイエットのためというのもあるが、体作りや健康作りのためだ。
まずは腕立て伏せから……
「いぃぃぃぃっち、にぃぃぃぃぃぃぃい、さぁァァァっ……グアアァァッ」
三回も続かなかった。
「ぜぇぜぇ……か、体が重い」
自重だけで、死にそうなほど重い。
腕がパンパンだ。
「これも全て将来のためだ……。頑張ろう!」
見た目が変われば多少は周りの反応もマシになる……はず。
そう信じて突き進むしかない。
「よーし、次は腹筋だ!」
仰向けになって寝転ぶ。
ぐっとお腹に力を入れ……
「いぃぃぃぃぃぃぃぃっ……ぐっ……。ダメだ」
一回もできなかった。
痩せるまでの道のりは遠いようだ……。
◇ ◇ ◇
前世の記憶が蘇ってから数日。
俺は周りの視線に耐えながら毎日を過ごしていた。
そしてボッチにも耐える日々……。
今日は魔法の授業があった。
でも、一人だけ魔法を発動できなくて恥ずかしい思いをした。
「くそぉ、絶対魔法を覚えてやるっ!」
固い決意を胸に図書館にやってきた。
そして魔法の本を探し、読み耽ることにした。
魔法に関する本をいくつか読み終えたところ、魔法についてわかったことがある。
魔法とは想像を現象に変える力だ。
魔法の発動方法は二通り存在する。
一つ目が詠唱だ。
決められた言葉を唱えることで決められた魔法を発動させる。
もう一つが魔法陣だ。
円形の魔法陣に魔力を流すことで魔法を発動させる。
前者は実戦でよく使われ、後者は魔道具や結界などで使われる。
俺は詠唱による魔法を使えた試しがない。
「俺には魔法の才能がないのか?」
一応、魔法適性があると診断されている。
そも、魔法の適性がなければ学園には入学できない。
才能がないというよりも努力不足だと思う。
というか、そう願いたい。
「俺もみんなみたいに魔法使いたい。なんかいい本ないかな?」
本を探していると、面白そうなタイトルの本を見つけた。
『ゼロから始める無詠唱魔法』
「うおっ、めちゃめちゃ面白そうなタイトル!」
無詠唱魔法なんて、男のロマンだ。
詠唱魔法があるなら当然無詠唱魔法もあって良いはず。
だけど、この世界では無詠唱魔法を使える人はいない。
少なくとも俺は今まで見たことがない。
もし無詠唱魔法が使えたらかっこよくね?
というわけで『ゼロから始める無詠唱魔法』を読んでみることにした。
「ふむふむ、なるほど」
最初の数ページは魔法の基本的な考え方が書いてあった。
魔法を使うには魔力が必要になる。
そして魔法の発動には魔法領域が必要になる。
「魔法領域とはなんぞや?」
いきなり専門用語が出てきて頭がこんがらがる。
「え~と、なになに……。魔法領域とは、魔法使いが扱える記憶領域である。ふ~む、さっぱり意味がわからん」
とりあえず、魔法領域の使い方次第で無詠唱魔法が使える、ということが書いてあった。
詠唱型の魔法では、魔法領域に詠唱の型を入れ込んでいるようだ。
それに対し、無詠唱魔法では魔法領域に魔法陣を記録している。
「魔法領域に魔法陣を記録? はっ? どういうこと?」
まったく理解できなかった。
ゼロから始める無詠唱魔法ってタイトルだけど、これ絶対上級者向けの本だよね?
マジの初心者には難しすぎる。
ペラペラとページを捲っていると、見開きで魔法陣が描いてあるページを発見した。
ページの下には『発火の魔法陣』と記載されている。
発火は初歩中の初歩の魔法だ。
『この魔方陣に魔力を流し込めば、誰でも無詠唱魔法を使えるようになれます! これで君も無詠唱魔法使いだ!』
と、胡散臭い文章が書いてあった。
「いやいや、そんな簡単に無詠唱を使えるわけないだろ」
超簡単! 誰でも月収100万円稼げる裏技を大公開! これで君も大金持ちだ! みたいな怪しさを感じる。
そんなことができるくらいなら、みんな無詠唱魔法を使っているはずだ。
「どうせインチキだろ。俺は騙されないぞ」
パタッと本を閉じた。
「そんな上手い話があるものか」
そう思いながらも、ちょっと期待している自分がいる。
もしかしたら無詠唱魔法が使えるんじゃないか?
こういう甘い言葉に惑わされるやつが、コロッと騙されるんだよな。
いや、わかってるんだよ。
でも無詠唱魔法使いたくね?
「やるだけやってみるか。どうせ減るもんじゃないし」
無詠唱魔法なんて使えない。
やるだけ無駄だ。
そんなのはわかっている。
でも、試したところで俺が損をするわけじゃないし。
小さな可能性を信じて、試してみるのもありな気がしてきた。
もしこれでダメだったら「ほらインチキだ」と言ってやれば良い。
「逆にもし無詠唱魔法が使えるようになったら? それって最高じゃね?」
たとえそれが初級魔法であろうと凄いことだ。
もう一度、魔法陣が描かれているページを開く。
魔法陣に何が描いてあるのか、さっぱりわからん。
まあ別にわかんなくてもいいや。
「よし! やってみよう!」
魔法陣に触れる。
体の中にある魔力を動かすため、自分の内側に意識を向ける。
魔力――それは血液のように体中をぐるぐると回っている不思議な力。
第六感的なものだ。
シックスセンスといえばかっこ良く聞こえるよな。
魔力の操作に集中してみる。
ゆっくりと呼吸を繰り返し、魔力を指先まで持っていく。
そして魔法陣へと魔力を流し込んだ。
すると、魔法陣が赤い光を放った。
その直後、
――ドンッ!
壁を殴ったような重い音が響く。
「うっぐ……」
めまいがした。
頭の中に何かが入り込んでくるような不快感を覚える。
「あ……がぁ……」
吐き気がした。
魔法陣が脳に刻み込まれていく。
頭がフル回転し、ぐるぐると脳が揺さぶられるようだ。
しばらくすると、頭痛が収まった。
魔法陣の赤い光も消えていた。
しかし、俺の頭の中には魔法陣が残っていた。
不思議な感覚だ。
「これが魔法陣の記録……なのか? 無詠唱が使えるようになったのか?」
わからない。
「こういうときこそ本を読もう」
『ゼロから始める無詠唱魔法』を読み始める。
しかし、どこを探しても無詠唱魔法の発動について記載がなかった。
その代わり、本の最後にこんな言葉が書かれていた。
『私は無詠唱魔法を使えない。残念だが、君に無詠唱魔法の使い方を教えることができない。この理論を執筆した当時、他の研究者から「無詠唱魔法など夢物語だ」と馬鹿にされ、批判されたものだ。しかし理論上、無詠唱魔法は可能である。この本を読んでいる君が人類史上初の無詠唱魔法の使い手になることを心から祈っている。そしていつか、多くの者が当然のように無詠唱魔法を使える世界がやってくると信じている』
「……つまり、なんだ? なんだよ、これ。読者に丸投げってやつか? 作者、適当過ぎだろ。ちゃんと最後まで責任持って、無詠唱魔法を教えてくれよ!」
やっぱり無詠唱なんて無理だったんだ。
そりゃあ、そうだよな。
誰もできたことがない無詠唱を、そう簡単に使えるわけがないもんな。
冷静に考えて「誰でも無詠唱魔法を使えます!」なんて怪しいに決まってる。
「ああくそっ、騙された。やっぱりインチキだった。まあいいや。どうせ無理だと思っていたし」
期待して損した。
俺は本を棚に戻して、寮に帰ることにした。
だけど、寮に向かっている途中も無詠唱魔法のことが頭から離れなかった。
「いや、待てよ。まだ使えないと決まったわけじゃないよな?」
目を閉じると、脳内で発火の魔法陣を再現できる。
おそらく、この状態が『魔法領域に魔法陣を記録する』ってことだ。
「魔力で魔法陣を作り出せば良いんじゃね?」
だって、魔法陣って魔力を流すことで発動するんだろ?
逆に考えれば、魔力で魔法陣を作れば、自動的に魔法が発動するってわけだ。
「うわっ、我ながら天才的な発想の転換だと思う。コペルニクスもビックリ仰天だぜ」
さっそく右手の人差し指に魔力を込める。
そして指先から魔力を出し、脳内に記録された魔法陣を空中に描いてみる。
すると、
――ボワッ
「うおわっ!?」
マッチぐらいの小さな火が指から出てきた。
「えっ、え!? まじか! まじかぁ!?」
どっからどうみても、魔法の発動に成功している。
「できたぞ! 魔法が使えた! それも無詠唱魔法だ! うおおぉぉぉ! 無詠唱魔法が使えたぞぉぉぉ! よっしゃあああ!」
風が吹けばすぐに消えてしまう、小さな火だ。
大した威力にはならない。
それでも俺には、この小さな火が大きな大きな一歩のように感じられた。
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