96 / 107
第六章 魔物の森の街建設編
リザードマン族
しおりを挟む
グレゴリーウルフ族を受け入れた翌日、俺はマリアを連れてリザードマン族の住む洞窟の前に転移してきた。見かけ、トカゲの様な姿をしている一族だ。しかし二足歩行し、簡単な槍みたいなものを武器としている。竜人族が、おそらくは龍族の亜種として進化してきた種族だとすると、リザードマンは地竜の劣化種族って感じかもしれない。クラスはグレゴリーウルフと同じ「G」だ。魔物の森でこいつらと戦った記憶はないけど、もしかしたらワイルドクロコダイルか、火トガゲの進化形なのかもしれない。ともかく会って話をしないといけないので、俺と綾は洞窟に入って行った。
洞窟内は真っ暗だ。光は全然射さない。この種族、「赤外線感知」という上位スキル持ちだ。おそらく目で見なくても支障はないんだろう。しかし目が見えない訳ではなさそうだ。時々洞窟の外に出て、狩りや漁をしている。どっちかとうと漁をしていることが多い。魚の方が好きなのかもしれない。
マリアと手をつなぎながら、この種族のことをいろいろ話しながら奥に進んだ。
神覚で、洞窟内は全て把握済みだ。奥にある大空洞みたいな場所に皆集まっている。かなり震えているのは、こっちが何者か気が付いているのだろう。
「真っ暗な中で話をしてもいいけど、俺達は人族なんだ。明りを点けさせて貰うけど、何か不都合はあるか?」
「森の主よ。なぜここに来たのですか?」
族長と思われるやつが声を発した。
「この森の中央に住むことになったから、まあ挨拶回りみたいなものだ。で、明りを点けるぞ。」
族長の返事を待たずに、ライトの魔法で部屋全体を明るくした。話をするなら目を見てきちんとしなくちゃね。暗くてもお互い目を合わせてたけど。
「挨拶とは何でしょうか?我らは他のコロニーの領域には立ち入らず、川で魚を獲り、森で魔物を狩って生活しているだけです。森の王に逆らうつもりはありません。」
「森の王って俺のこと?俺は王を名乗ったこともはないよ。ちなみに森の主っていうのもなしね。特にこの森をどうこうしようとか思ってないし。」
「では、なぜ我らの所に来たのでしょう?」
「いや、だから挨拶だって。今までは俺と妻達だけで森の中央に住んでいたんだけど、今回森の中に住んでいたいろんな種族や、人族の世界に住んでいいた奴らとか大勢で住むことになったんで、念のため森の中に住んでいるいろんな種族の所を把握しておこうかと思ってな。」
「我らは、あなた様に敵対するつもりはありません。」
「うん、まあ、こうして観察してても敵対する様な感じではないとは思ってるし。敵対しても瞬殺できるんで、脅威でもないんだけど。一つ気になってね。お前達何で、こんな洞窟の奥深くにひっそり暮らしてるんだ?お前達の能力があれば、もっと自由に暮らせるんじゃないの?」
「我らは、集団での力はそれなりにあると自負しておりますが、個々の力は弱いことも自覚しています。一族を養うのに相当量の食糧は必要ですが、それを魔物を狩るだけでは賄うことはできません。それゆえ、夜陰に紛れて川で魚を獲ることで一族の生活を維持しております。」
「まあ、そっちにも暮らし方とか、伝統とかあるのかもしれないけど、俺の住んでる所、湖と川があるし、魚を養殖すれば食料を自給できると思うぞ。狩りとかするなら手伝えるだろうしな。」
「我らに、住む場所を与えて下さるのですか?」
「まあ、俺に忠誠を誓って、俺の元に来るならな。そこに住んでるのは全員俺の配下だから、俺と関係ないやつを入れることはできないからな。」
「我らがあなた様に忠誠を尽くすとして、我らにできることはありませんが。」
「別に、そんなの期待してないし、要求もしてないよ。俺は俺の配下になったやつらに、自分の住む場所と、自分の能力を使える機会を与えるだけだ。それをどう使うのかは、各自の勝手だ。そこまで俺は責任を持てないし、強制するつもりもない。」
「では、なぜ配下を増やしておられるのでしょうか?」
「俺とか、ここにいる俺の妻とかは、この大陸の中ならほとんどなんの脅威も感じないし、守る必要もないんだろうけど、成り行きでいろんな奴が来てるからな。そいつらを守るために、そいつらにとって脅威となりうる物があれば、全て排除しておこうと考えてるだけだ。それでも、すべての危険はなくならないから、後は自分達で自分の力を自分で鍛えてもらうしかないけどね。」
「我ら一同、あなた様に忠誠を誓います。」
その言葉で、その場にいた全員が平服した。
「そうか、じゃあ、お前達は全員、ここにいる俺の妻、マリアの眷族に入ってくれ。」
事前の打ち合わせ通り、マリアがリーダーを眷族に入れる。同時にその場の全員が眷族化した。
「住むのは、水辺がいいのか?この洞窟も半分水没してる感じだけど。」
「陸の上でも問題はありません。水の中でも数日なら生活できます。」
「まあ、じゃあ、湖の出口辺りでいいか。」
俺は、取り敢えず、街の中心部にゲートを開いて、その場にいる一族200人弱を全員移動させた。
広場に待っていた綾達と簡単な顔合わせの後、命名、役職を与えて、進化させた後、湖にいたい場所に、専用の家をサクサク作ってそこに住まわせることにした。養殖の場所については、前から綾が計画していたのでスムーズに進むだろう。また、川や他の湖での漁も出来るようになって、自前で魚の供給が出来るようになったのは大きい。
後の話になるけど、マリアがリザードマン族から数十名を選抜して、水中戦専門の軍として鍛えた。海の中にいる魔物との戦える力を持てたのは、養殖ができるようになったこと以上に俺達にとって大きな力になった。
俺自身も水中戦のために水魔法と空間魔法を使った新しい魔法を作るきっかけになったしね。リザードマン族をすんなり眷族化できたことの意味は大きいものだった。
その後、数日の間は、毎日新しい種族を迎えて街に住まわせてってことを繰り返してたら、街の中に人が溢れてきた。それぞれの種族の特徴を活かした仕事を持ち、自然と他種族との交流も増えているようだ。仕事仲間でもあるしね、特に言葉は眷族化することで全員にアルスラン語とノクターン語を付加してるし。新しい言語を作ろうかとも思ったけど、めんどくさいし、今後外の国と関わり合いを持つ可能性があるので、両方の言葉を共通言語とした。夫婦用の住宅の設置や、商店や、食堂用の建物の設置など基本的なものを作り終えて、後は、眷族になったホブオーク族が建築専門になって、土木工事を一手に引き受けてくれるようになった。俺の趣味だからたまには手伝うだろうけど、自分達の力で街を作って行くのはいいことなので、基本彼らに任せることにした。
あと、自然発生的に物々交換での商取引が始まり、俺達の料理レシピに触発された食堂や、ケーキ屋、服屋などができるようになるのも時間がかかるかと思ったけど、意外と早く分業化が進んでいくことになる。
洞窟内は真っ暗だ。光は全然射さない。この種族、「赤外線感知」という上位スキル持ちだ。おそらく目で見なくても支障はないんだろう。しかし目が見えない訳ではなさそうだ。時々洞窟の外に出て、狩りや漁をしている。どっちかとうと漁をしていることが多い。魚の方が好きなのかもしれない。
マリアと手をつなぎながら、この種族のことをいろいろ話しながら奥に進んだ。
神覚で、洞窟内は全て把握済みだ。奥にある大空洞みたいな場所に皆集まっている。かなり震えているのは、こっちが何者か気が付いているのだろう。
「真っ暗な中で話をしてもいいけど、俺達は人族なんだ。明りを点けさせて貰うけど、何か不都合はあるか?」
「森の主よ。なぜここに来たのですか?」
族長と思われるやつが声を発した。
「この森の中央に住むことになったから、まあ挨拶回りみたいなものだ。で、明りを点けるぞ。」
族長の返事を待たずに、ライトの魔法で部屋全体を明るくした。話をするなら目を見てきちんとしなくちゃね。暗くてもお互い目を合わせてたけど。
「挨拶とは何でしょうか?我らは他のコロニーの領域には立ち入らず、川で魚を獲り、森で魔物を狩って生活しているだけです。森の王に逆らうつもりはありません。」
「森の王って俺のこと?俺は王を名乗ったこともはないよ。ちなみに森の主っていうのもなしね。特にこの森をどうこうしようとか思ってないし。」
「では、なぜ我らの所に来たのでしょう?」
「いや、だから挨拶だって。今までは俺と妻達だけで森の中央に住んでいたんだけど、今回森の中に住んでいたいろんな種族や、人族の世界に住んでいいた奴らとか大勢で住むことになったんで、念のため森の中に住んでいるいろんな種族の所を把握しておこうかと思ってな。」
「我らは、あなた様に敵対するつもりはありません。」
「うん、まあ、こうして観察してても敵対する様な感じではないとは思ってるし。敵対しても瞬殺できるんで、脅威でもないんだけど。一つ気になってね。お前達何で、こんな洞窟の奥深くにひっそり暮らしてるんだ?お前達の能力があれば、もっと自由に暮らせるんじゃないの?」
「我らは、集団での力はそれなりにあると自負しておりますが、個々の力は弱いことも自覚しています。一族を養うのに相当量の食糧は必要ですが、それを魔物を狩るだけでは賄うことはできません。それゆえ、夜陰に紛れて川で魚を獲ることで一族の生活を維持しております。」
「まあ、そっちにも暮らし方とか、伝統とかあるのかもしれないけど、俺の住んでる所、湖と川があるし、魚を養殖すれば食料を自給できると思うぞ。狩りとかするなら手伝えるだろうしな。」
「我らに、住む場所を与えて下さるのですか?」
「まあ、俺に忠誠を誓って、俺の元に来るならな。そこに住んでるのは全員俺の配下だから、俺と関係ないやつを入れることはできないからな。」
「我らがあなた様に忠誠を尽くすとして、我らにできることはありませんが。」
「別に、そんなの期待してないし、要求もしてないよ。俺は俺の配下になったやつらに、自分の住む場所と、自分の能力を使える機会を与えるだけだ。それをどう使うのかは、各自の勝手だ。そこまで俺は責任を持てないし、強制するつもりもない。」
「では、なぜ配下を増やしておられるのでしょうか?」
「俺とか、ここにいる俺の妻とかは、この大陸の中ならほとんどなんの脅威も感じないし、守る必要もないんだろうけど、成り行きでいろんな奴が来てるからな。そいつらを守るために、そいつらにとって脅威となりうる物があれば、全て排除しておこうと考えてるだけだ。それでも、すべての危険はなくならないから、後は自分達で自分の力を自分で鍛えてもらうしかないけどね。」
「我ら一同、あなた様に忠誠を誓います。」
その言葉で、その場にいた全員が平服した。
「そうか、じゃあ、お前達は全員、ここにいる俺の妻、マリアの眷族に入ってくれ。」
事前の打ち合わせ通り、マリアがリーダーを眷族に入れる。同時にその場の全員が眷族化した。
「住むのは、水辺がいいのか?この洞窟も半分水没してる感じだけど。」
「陸の上でも問題はありません。水の中でも数日なら生活できます。」
「まあ、じゃあ、湖の出口辺りでいいか。」
俺は、取り敢えず、街の中心部にゲートを開いて、その場にいる一族200人弱を全員移動させた。
広場に待っていた綾達と簡単な顔合わせの後、命名、役職を与えて、進化させた後、湖にいたい場所に、専用の家をサクサク作ってそこに住まわせることにした。養殖の場所については、前から綾が計画していたのでスムーズに進むだろう。また、川や他の湖での漁も出来るようになって、自前で魚の供給が出来るようになったのは大きい。
後の話になるけど、マリアがリザードマン族から数十名を選抜して、水中戦専門の軍として鍛えた。海の中にいる魔物との戦える力を持てたのは、養殖ができるようになったこと以上に俺達にとって大きな力になった。
俺自身も水中戦のために水魔法と空間魔法を使った新しい魔法を作るきっかけになったしね。リザードマン族をすんなり眷族化できたことの意味は大きいものだった。
その後、数日の間は、毎日新しい種族を迎えて街に住まわせてってことを繰り返してたら、街の中に人が溢れてきた。それぞれの種族の特徴を活かした仕事を持ち、自然と他種族との交流も増えているようだ。仕事仲間でもあるしね、特に言葉は眷族化することで全員にアルスラン語とノクターン語を付加してるし。新しい言語を作ろうかとも思ったけど、めんどくさいし、今後外の国と関わり合いを持つ可能性があるので、両方の言葉を共通言語とした。夫婦用の住宅の設置や、商店や、食堂用の建物の設置など基本的なものを作り終えて、後は、眷族になったホブオーク族が建築専門になって、土木工事を一手に引き受けてくれるようになった。俺の趣味だからたまには手伝うだろうけど、自分達の力で街を作って行くのはいいことなので、基本彼らに任せることにした。
あと、自然発生的に物々交換での商取引が始まり、俺達の料理レシピに触発された食堂や、ケーキ屋、服屋などができるようになるのも時間がかかるかと思ったけど、意外と早く分業化が進んでいくことになる。
1
お気に入りに追加
2,296
あなたにおすすめの小説

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

世の中は意外と魔術で何とかなる
ものまねの実
ファンタジー
新しい人生が唐突に始まった男が一人。目覚めた場所は人のいない森の中の廃村。生きるのに精一杯で、大層な目標もない。しかしある日の出会いから物語は動き出す。
神様の土下座・謝罪もない、スキル特典もレベル制もない、転生トラックもそれほど走ってない。突然の転生に戸惑うも、前世での経験があるおかげで図太く生きられる。生きるのに『隠してたけど実は最強』も『パーティから追放されたから復讐する』とかの設定も必要ない。人はただ明日を目指して歩くだけで十分なんだ。
『王道とは歩むものではなく、その隣にある少しずれた道を歩くためのガイドにするくらいが丁度いい』
平凡な生き方をしているつもりが、結局騒ぎを起こしてしまう男の冒険譚。困ったときの魔術頼み!大丈夫、俺上手に魔術使えますから。※主人公は結構ズルをします。正々堂々がお好きな方はご注意ください。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる