異世界ハーレム漫遊記

けんもも

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第五章 魔物の森の変革期編

王女救出

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翌朝、起きて一人一人に挨拶をしている時、そのまま二人だけで、別空間の部屋に飛んで、たっぷり時間をかけて深くつながった後元の世界に戻り、そして次の娘と別空間に飛んでって感じで俺的には4時間近く経ってる感じだけど、実際には4秒にも満たない時間で全員満足して、露天風呂で朝のミーティングをした。

「帝国の皇帝は潰してきたから、しばらくは舞衣に関してのリスクはなくなったと思う。帝国もしばらくの間は、新しい体制を整えるのに精いっぱいで、無駄なことに時間を割けないだろうし。皇帝が死んで隷属魔法の呪いで舞衣も死んだと思われるだろうしね。ただ、皇帝をしていた魔族はゲス野郎で、自分が成り替わるためだけに子供を作ってたみたいだ。、成り替わった自分の息子を含めて、その時に家族になっていた人を全員始末して、ずっと帝国の皇帝として生きてたみたい。でも俺としては、ゲスな皇帝から生まれたからって子供や、妻も責任があるとか、帝国を乗っ取るために邪魔者を始末するみたいに、皆殺しにしようと言うのも賛同できない。」

「そやな。確かに関係ないって言えば、関係ないけどな。王女様に何度か会ったことがあるけど、優しい娘やったなー。王子の方はいかすけないやつやったけどな。はずれ勇者言われたしな。」

「そうか、舞衣は会ったことあるんだ。皇太子と王子と、王女の3人なんだろう?」

「確か、そうやと思う。皇太子は一度しか会ったことないけど、王妃さんも優しそうな人やったけどな。第二王子は偉そうなやつやったけど。」

舞衣が2回も言うところをみると、第二王子の方はゲスっぽい感じなのかもしれないな。

「王妃たちは、帝城とは別の所に連れていかれるみたい。そこで、秘密裏に処分するとかゲスの丞相がいってた。」

「別の場所って知らないけど、なんだかなぁ。」

「助けてあげたい気もするけど、助けた後だよね。」

「舞衣、別の場所に移される途中なら、警備もそれほど厳重じゃないだろうし、会うことはできるかもしれないぞ。会って話してみるか?俺が行っても怪しい奴ってだけだし。」

「お兄ちゃん、もしできたら助けてあげたい。」

「そうだなぁ。どこか王国内に住まわせたら、大丈夫かもしれないけどな。よし、取り敢えず、帝国の国葬とかあるだろうし、時期を見て舞衣と二人で行ってみる。」

「だね、なんか気分的に随分時間がたってる気もするけど、皇帝だった魔族を始末したの昨日だからね。時間の感覚が変になるよ、リュウ。」

「よしそうと決まれば、今日は久々、森へ狩りに行こうか。反対側の方全然行ったことなかったし。確か自由同盟のある方だよね、あっち。」

「嬉しい、うち、実践の方が自分の力実感できて嬉しい。」

そう言えば、自由都市連邦の方にも行ったことないなぁ。ついでに向こうの国々にも行ってみたいな。

そうやって、一日狩りをして、露天風呂に入り、夕飯の準備を始める前に、念のためって思って、帝城の様子を確認したら、びっくりだった。なんと、すでに王妃と第二皇子、王女は帝城を出ているようだ。あのゲス丞相が、皇帝のいた執務室で、誰かと相談していた。薄い遅行性の毒を少しずつ飲ませて、体力を弱らせて始末するらしい。旅の途中の食事から混ぜるように忍者みたいなやつらに指示をしている。秘密部隊とかそんなやつらなんだろうか。旅先で食事変わるから気付かれにくいだろうっていう発想は解らなくはないけど、そう考え実行するとはマジでゲス丞相だな。

夕飯を作っていた皆を集めて、状況を説明した。実際に見たことを言うのではなく、転移で探ったら、なんかやばそうな状況になっていると言う話だけした。
取り敢えずサクッと夕飯の準備をして夕食を食べた後、俺が舞衣を抱いたまま帝城の上空に転移して、帝城から馬車で一日ぐらいの位置にある村なり街などがないか神覚を最大限に広げて探した。
しばらく上空を徘徊し検索をつづけると、街ではなく街道沿いに野宿している一隊を見つけた。神眼で、王妃ら一行であることを確認しその場所に降りた。すでに俺と舞衣には隠蔽と気配遮断の魔法をかけているので、声を出さないように、王妃と王女が入っている天幕に近づいた。テントの前にはお付きのメイドが控えていたけど、テントの中には王妃と王女だけだ。
テント内に遮音の結界を張った後、舞衣に、王妃に話しかけるように促した。

「マリアンヌ王妃殿下、ご不信はあるかと思いますが、どうぞお声を出さぬようにお願いします。」

突然、声をかけられ、びくっとして、王妃が誰何した。

「勇者として召喚されていました、舞衣です。」

「何、舞衣とな。陛下が崩御されたので、呪いにより霊魂が残ったか?」

「そうではありません。姿を現わしますので、大きなお声を出さぬようにお願いします。」

そう言って舞衣は俺に隠蔽を解除して貰い視覚的に対面できるようにした。
俺はそのまま隠蔽しテントの周囲の様子を警戒することにした。何かあれば念話で話しているので周りに気付かれずに舞衣と対処できる。

「御無沙汰しています、王妃殿下、王女殿下。」

「おう、確かにそなたは、勇者殿じゃ。」

「舞衣なの?」

「はい、私はとある方に助けて頂き、この度の帝国の陰謀に気が付き王妃殿下と王女殿下のお命が危ないことを知りこちらに来ました。」

「そうか。やはり、皇帝陛下は陰謀により弑なされたのじゃな。」

「今ここで詳しくは申せませんが、そう単純なことではありません。しかしながら、今問題なのは、王妃様、王女殿下、そして第二王子殿下のお命に危機が迫っていることです。まずは、私のお話をお聞き入れください。そして大変御無礼かと思いますが、私を助けてくれた恩人の話を聞いて頂きたいのです。」

「そうか、勇者殿がそうおっしゃるのであれば、是非もない。会ってみましょう。」

「ありがとうございます。緊急の場合ですので、この場に一緒に来ております。」

そう舞衣が言った後、俺は隠蔽を解き姿を現した。突然知らない男が目の前に現れて、目を開いて驚いていたけど、俺は無視して話をした。

「まず、俺は帝国の人間でも王国の人間でもない。正直、皇帝とか王妃とか王女とかがどうなろうと関係ない。俺は舞衣の気持ちを受けてわざわざここに来ている。俺に何か儀礼的なものを求めるなら、俺はすぐに帰る。話を続けていいか?俺は、俺が知った事実だけを言うから、それを聞いてあなたがどうするか決めてくれ。」

いきなりガツンと言わないと、この手の人は人の話を聞かないからな。王女の方は冷静に状況を受け入れてるけど。こっちの方が大物だね。能力値的にもスキル的にもね。

「まず、皇帝は魔族だった。これは確定事項だ。これを知っているのは、丞相と4大公と、その場にいた4人の近衛兵(それぞれの名前を正確に伝えた)だけだ。俺がそのことを知っているのは、俺が皇帝を殺したからだ。皇帝だったやつが魔族で、俺に秘密を知られたことで俺に敵対してきたので仕方ない。俺としては奴が魔族であろうとなかろうと、関係なかったし。そのまま皇帝を続けたければ、そうさせていた。俺が激怒したのは、舞衣のことだ。奴は、舞衣を自分の駒ぐらいにしか考えていなかった。今まで数百年、自分の子供と家族をそうしたように自分の地位の存続のためだけに舞衣を利用し、今後も同じことを繰り返す可能性を否定しなかった。王妃、あなたは知っているはずだ、過去、皇族は代替わりすると残らず死に絶えてることを。魔族である皇帝が、自分の身代わりとして自分の息子の身代わりとなった後、始末してきたそうだ。何代にもわたってな。奴は、ドッペンゲルガーという擬態できる魔族だったからな、自分の長命を隠し、皇帝で居続けるためにそうしてきたらしい。ここまで理解できたか?」

王妃も、王女も顔が真っ青で声もでないようだ。かわいそうだが現実を認識したうえでどうするのか決めてもらうしかない。

「おそらく、あなた達は皇帝の遺骸を見ていないはずだ。丞相たちがすぐに皇帝の遺骸を布で厳重に覆っていたからな。でその後丞相と4大公はこれを帝国乗っ取りのチャンスとみたんだろう、取り敢えず皇太子を皇帝にし時期をみて殺害し、枢密院とかの組織を作って帝国を乗っ取るらしい。そこで邪魔になるあなた達を帝国の慣例という理由で、地方に追いやり始末する算段を付けている。すでに丞相から指示を受けた秘密部隊のようなやつらが、あなた達の食事に弱い毒を混ぜ徐々に体力を奪い始末するように指示を受けている。」

「信じられん・・・」

「最初に行ったように、あなた達が何をやろうと俺には関係ないし、信じて貰おうとも思っていない。ただ舞衣の知り合いが、何も知らないまま殺されるのが忍びないだけだ。俺にとっては人間だとか魔族だとか関係ない。だから、俺があなた達を利用してどうするってこともない。ただあなた達が逃げたいのならその手助けはしてやるし、その後生活が落ち着くまで援助もしてやる。行きたい場所があるなら可能な限り連れて行ってやる。今、このテントは俺が結界で覆っているから、外の人間には気がつかれていない。とはいえ、時間は永遠ではないし、俺が助ける機会はこれが最後だ。すぐに決めて欲しい。」

しばらく考え込んでいたけど、王妃が顔を上げて

「そなたの話は、全く予想もしていなかった話で正直信じられぬ。しかし皇族の黒い歴史は聞いておる。しかし人はいつか死ぬもと思うてな。わらわは、3人の子を成した。しかも皇族はじめての王女じゃ。もしや、皇族の歴史も変わるかもしれんと思っておったが。もし、わらわがここで逃げても逃げ切れるものではあるまい。
それに、もし仮に陛下が魔族であったならば、皇帝妃としてこの国の上に立ったものとしてその責任は取らねばならぬ。魔族の国となっては帝国そのものの存在意義が壊れる。結果はどうであれ、魔族からこの国を開放してくれたのだから、そなたに礼を言わねばならぬのかもしれんの。ただ父親が魔族であったとしても、この子はわが娘。この娘には責任はない。王子を逃がしてはことが大きくなろうが、王女だけなら見逃してくれるかもしれん。」

「いえ、王妃様、私も一緒に・・・」

「なりません王女。これは王妃としての命令であり、母としての願いです。生き伸びるのです、セシリア。」

「お母様・・・・・」

「しかしながら、どのようにして逃がすつもりじゃ。周囲は警備兵でいっぱいじゃし、逃げたところですぐに知られてしまうだろう。」

「王女だけなら、簡単にここから逃げて、その後完全に追跡されない手段がないわけでもない。ただし王女にはその身分は捨てて貰わなければならないし、今後帝国の王女と返り咲くことはできない。」

「何、どうするのじゃ。」

俺はクレイを出し、王女そっくりなゴーレムを作り上げた。本当は一発で王女そっくりのゴーレムを作り出せたけど、王妃や王女の前だしゴーレムを作成する手順を踏んだ。でこのゴーレムは食べたり飲んだりもできるし、触った感じも人体と全く同じだ。呼吸しているように胸も動かしてる。これは俺が以前から作って練習していた人型ゴーレムだ。今は目の前に参考にしている王女がいるので、イメージバッチリ、完璧に再現している。ただしマッパだけど。
目の前で作りだされた等身大の人形に二人は唖然としている。細部の作り込みは洋服の上からだから若干異なってるだろうけど、俺の目は服の上からでもほぼ完璧に再現できていると思う。

「このゴーレムを王女の代わりに連れて行ってくれ。会話はできないけど、簡単な受け答えや、表情は作れる。このまま床に伏せったことにして、時期をみてなくなったことにすればいい。近くでずっと王妃が側にいれば、偽装は出来る筈だ。目の前で病気で亡くなったと知れば、丞相達は、毒で死んだと思うだろう。もう少し完璧に作るためには、王女の裸体を見せて貰って作り込む必要があるが、どうする?」

「これほどの魔法、みたことない。ゴーレムとな。使役できるのか?」

「簡単な命令なら可能だ。なんなら王妃にもその命令権を設定しておいてもいい。」

「そうか。これほどなら問題はなかろうが、侍女が身を清めたり直接セシリアの身体に触る。どうせなら、完璧に作って欲しい。セシリアもよいな。」

12歳の少女にそれは可哀想だろうって気もするけど、俺としても死体を見分される場合を考えれば、細部まで完璧に作っておきたいし。
セシリアは少しためらったが、全裸になって俺に前に立った。俺は、細部を念入りに観察し、下の方も完璧に再現した。
脱いだ服はゴーレムの方に着せて、セシリアには別の服を着て貰った。

「わらわですら、こうして近くで見ても解らぬ。これなら大丈夫であろう。それでは、よろしく頼む名もなき恩人よ。」

「了解した。お互いの為に、名を名乗らないが、俺が責任も持って、幸せな人生を歩めるようにサポートしよう。」

「お母様、私、本当に・・・」

「それ以上言ってはなりません。セシリア幸せに生きるのですよ。ああ、私の愛しい娘。」

二人はしばらく抱き合っていたけど、外で少し動きがあったので、別れを告げさせて、しばらく窮屈だけどって断って、セシリアの上から、大きなシーツを被せて、俺が抱きかかえ、舞衣と一緒に隠蔽魔法をかけた後、そのまま、迷宮都市の家に転移した。
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