5 / 107
第一章 異世界遭遇編
初お風呂
しおりを挟む
「食事が終わったら、お風呂に入ろうね。」
「お風呂をおつくりになっていたんですが?でも川がないですが、お水はどうしましょう?
お湯は、こちらの竈を使わせていただければ、準備できますが、少しお時間がかかると思います。お待ちくださいね。」
「お風呂の準備は、俺がやるから大丈夫。マリアは後片付けやってくれるかな。
ごめんね、片付け押しつけちゃって。」
「押しつけてなんてとんでもないです。当然私の役目ですから。でも、お風呂の準備が・・・」
「大丈夫、大丈夫。じゃあお願いね。」
そう言って、ちょうど夕日が沈む方が見える、ちょっと岩場の陰になっている場所を土魔法で軽く整地しに、さっき作ったお風呂をアイテムボックスから取り出した。
まずは、水は、こんなもんかな、加減が難しいけど水魔法を使って湯船の上にウォーターウォールを生み出してっと。
あとは片手を湯船に入れたまま、ファイアーボールを維持したまま湯船をかき回してっと。
おー、いい感じ。
マリアは、お風呂は慣れてない感じだから温か目でいいかな。最初から熱目だと、ゆっくり湯船につかれないからね。
あとは、石鹸とタオルはないから、手ぬぐいみたいなやつを準備して。
着替えは、取り敢えず後からでいいか。マリアにも聞いてみないとだしね。
「マリア、準備できたよ。」
片付けが済んだみたいだから、竈の方に向かったらちょうどマリアが、食器を洗い終えて、タライの水を流しているところだった。
よしっと、竈とテーブルとか残った材料もそのままアイテムボックスに収納。
アイテムボックス、神スキルだなぁ。
なんて思ってたら、マリアはちょっとひいてた。
「リュウ様のアイテムボックスは、凄いです。
荷馬車を入れたときに解ってはいましたが、規格外です。
私が見たことあるアイテムボックススキルの方は、もっと容量が小さなものしか入らなかったようですが。」
「まあ、俺のスキルちょっと変わってるみたいだからね。
それより、お風呂に入ろう。さあ、こっちだよ。」
マリアを連れて、湯船を作った場所に向かったら予想通り、マリアはびっくりしてくれた。
うんうん、その表情、期待してました。
「これも、リュウ様がお作りに?こんなお風呂、貴族のお屋敷にもないんじゃないでしょうか。
普通、先ほど使わせて頂いた、大きな盥を使ってお風呂に入りますし、それでも毎日は入れないですから。
こんなに大量のお湯。何か特別な魔道具があるんでしょうか?」
マリアのびっくり顔もマジ女神なんで。
「では、お手伝いします。初めてですので、なれないですけど。」
「一緒に入ろうね。マリアも準備して」
「私も、お風呂を頂けるのですか?」
「勿論。ハマダ家の家訓ね。家族は一緒にお風呂に入ること。
さあ、入ろう。周囲の警戒は、俺がずっと索敵掛けてるから大丈夫だよ。
1キロメートル以内には生物の反応なし。魔力感知もないから安心してね。」
俺は、マリアの前で堂々と服を脱ぎ捨てて先に洗い場の位置に。
内心、心臓バクバクだけどね。
マリアは、ちょっと顔を赤くしながら覚悟を決めたのか、服を脱ぎ捨てて、洗い場にやってきた。
バストが小ぶりかなって思ってたけど、こうしてみてみると十分な大きさ。うん、ベストサイズだよ。
ちょっと恥ずかしげに立っている姿を見て、俺のリピドーもマックス状態。
勿論、ここでガッツかないよ。平静を装って、
「じゃあ、マリアこっちに来て。石鹸で体を洗ってあげるから。」
「えっ、リュウ様が洗うんですか。私がリュウ様をお洗いします。」
「ダメダメ。これも家訓ね。俺が、最初に家族の体を洗う。じゃあ座って。」
うーっ、こんな家訓作ってしまった。でも最初が肝心だからね。
このまま押し切ろう。
「じゃあ、背中から、お湯熱くない?」
「はい、温かいです。こんなお風呂初めてです。」
「そお。じゃあ、俺の国のお風呂の入り方でやるね。」
そう言って、両手に作った泡で、マリアの背中をゆっくり洗い始めた。
背中から俺の体を密着させる感じで、両手を前の方に。ついにマリアの生バスト。
おー柔らかい。弾力バッチリ。このまま、一戦交えたい衝動を抑えながら丁寧に洗ってあげた。
「じゃあ、今度は、前を向いてね。」
マリアは少し上気した顔が、もう最高。俺のリピドーがー。
ここは気合で我慢。俺の精神力上がってるよね。
日本ならこの状況で絶対我慢なんてできないし。
「最後は、髪を洗うけど大丈夫?石鹸とかつかっても」
「はい、いつもは、川で水洗いするだけですが。」
よし、マリアの銀髪も、丁寧に洗ってあげよう。
でも、この石鹸の品質がよくわからないし、あんまりゴシゴシとはしない方がいいかな。泡を使って丁寧に洗っちゃおう。
ザーッと頭からお湯をかけてあげると、マリアのかわいさが、さらに一段階上がった感じだなぁ。あー、この世界にきてよかったなぁ。
とか少し感動していたら、マリアが
「では、今度は私が、リュウ様をお洗いします。初めてですのでうまくできないですけど、頑張ります。」
って、何を頑張っちゃうの。もう、マリアって本当に健気。
このまま抱きしめたい衝動にかられたけど、ぐっと我慢して、くるっと背中を向けて
「じゃあ、お願いしようかにゃ・・・」
ってちょっと噛んでしまった。仕方ない。
この状況で平然としていられるほど慣れてないし。
っていうか、彼女っていなかったんで、女の子と二人だけで何時間も過ごすことだけでも初めての経験だし。
うん、噛んでも仕方ない。
とか内心自分に言い訳している間に、マリアが、さっきの俺みたいに
背中から抱きつく感じで洗い始めた。
あーもー幸せってこういうのを言うんだろうなぁ。
「えっと前もお洗いしたいのですが、こちらを。」
うん、マリアも少し声が上ずってる感じだよ、だよね。
マリアの年で、巫女をやってたんだったら、おそらく男性経験ないだろうし。
俺が初めての男・・・うーん、いいねー
「えっと、もしよろしければ、仰向けで横になって頂けたら前の方を洗いやすいんですが、上に乗る感じでもいいでしょうか?」
これって、洗体プレイってやつ?
勿論OKですとも。俺のリピドーが起立しているのは、もう当然って感じで、仰向けになりましたとも。
そのあと、髪も洗ってもらって、お待ちかねの湯船へ。
「マリアも中へおいで。」
「私も湯船に入ってよろしいのですか?」
「一緒に入らないとダメ。湯船は一緒にね。」
「こっちにおいで。」
湯船に入ってきたマリアを、背中から、抱きしめる感じで二人で、ゆったりと湯船につかった。
「今日は、私が生きてきた中で、一番幸せな一日でした。
リュウ様にお会いできて、こんな時間を過ごせるなんて。」
マリアが嬉しいことを言ってくれる。後ろからギュッと抱きしめてあげたよ。
最初、少し強張ってたマリアも、湯船にゆかって、緊張が取れたのか少しずつリラックスしてきたみたい。
「お風呂をおつくりになっていたんですが?でも川がないですが、お水はどうしましょう?
お湯は、こちらの竈を使わせていただければ、準備できますが、少しお時間がかかると思います。お待ちくださいね。」
「お風呂の準備は、俺がやるから大丈夫。マリアは後片付けやってくれるかな。
ごめんね、片付け押しつけちゃって。」
「押しつけてなんてとんでもないです。当然私の役目ですから。でも、お風呂の準備が・・・」
「大丈夫、大丈夫。じゃあお願いね。」
そう言って、ちょうど夕日が沈む方が見える、ちょっと岩場の陰になっている場所を土魔法で軽く整地しに、さっき作ったお風呂をアイテムボックスから取り出した。
まずは、水は、こんなもんかな、加減が難しいけど水魔法を使って湯船の上にウォーターウォールを生み出してっと。
あとは片手を湯船に入れたまま、ファイアーボールを維持したまま湯船をかき回してっと。
おー、いい感じ。
マリアは、お風呂は慣れてない感じだから温か目でいいかな。最初から熱目だと、ゆっくり湯船につかれないからね。
あとは、石鹸とタオルはないから、手ぬぐいみたいなやつを準備して。
着替えは、取り敢えず後からでいいか。マリアにも聞いてみないとだしね。
「マリア、準備できたよ。」
片付けが済んだみたいだから、竈の方に向かったらちょうどマリアが、食器を洗い終えて、タライの水を流しているところだった。
よしっと、竈とテーブルとか残った材料もそのままアイテムボックスに収納。
アイテムボックス、神スキルだなぁ。
なんて思ってたら、マリアはちょっとひいてた。
「リュウ様のアイテムボックスは、凄いです。
荷馬車を入れたときに解ってはいましたが、規格外です。
私が見たことあるアイテムボックススキルの方は、もっと容量が小さなものしか入らなかったようですが。」
「まあ、俺のスキルちょっと変わってるみたいだからね。
それより、お風呂に入ろう。さあ、こっちだよ。」
マリアを連れて、湯船を作った場所に向かったら予想通り、マリアはびっくりしてくれた。
うんうん、その表情、期待してました。
「これも、リュウ様がお作りに?こんなお風呂、貴族のお屋敷にもないんじゃないでしょうか。
普通、先ほど使わせて頂いた、大きな盥を使ってお風呂に入りますし、それでも毎日は入れないですから。
こんなに大量のお湯。何か特別な魔道具があるんでしょうか?」
マリアのびっくり顔もマジ女神なんで。
「では、お手伝いします。初めてですので、なれないですけど。」
「一緒に入ろうね。マリアも準備して」
「私も、お風呂を頂けるのですか?」
「勿論。ハマダ家の家訓ね。家族は一緒にお風呂に入ること。
さあ、入ろう。周囲の警戒は、俺がずっと索敵掛けてるから大丈夫だよ。
1キロメートル以内には生物の反応なし。魔力感知もないから安心してね。」
俺は、マリアの前で堂々と服を脱ぎ捨てて先に洗い場の位置に。
内心、心臓バクバクだけどね。
マリアは、ちょっと顔を赤くしながら覚悟を決めたのか、服を脱ぎ捨てて、洗い場にやってきた。
バストが小ぶりかなって思ってたけど、こうしてみてみると十分な大きさ。うん、ベストサイズだよ。
ちょっと恥ずかしげに立っている姿を見て、俺のリピドーもマックス状態。
勿論、ここでガッツかないよ。平静を装って、
「じゃあ、マリアこっちに来て。石鹸で体を洗ってあげるから。」
「えっ、リュウ様が洗うんですか。私がリュウ様をお洗いします。」
「ダメダメ。これも家訓ね。俺が、最初に家族の体を洗う。じゃあ座って。」
うーっ、こんな家訓作ってしまった。でも最初が肝心だからね。
このまま押し切ろう。
「じゃあ、背中から、お湯熱くない?」
「はい、温かいです。こんなお風呂初めてです。」
「そお。じゃあ、俺の国のお風呂の入り方でやるね。」
そう言って、両手に作った泡で、マリアの背中をゆっくり洗い始めた。
背中から俺の体を密着させる感じで、両手を前の方に。ついにマリアの生バスト。
おー柔らかい。弾力バッチリ。このまま、一戦交えたい衝動を抑えながら丁寧に洗ってあげた。
「じゃあ、今度は、前を向いてね。」
マリアは少し上気した顔が、もう最高。俺のリピドーがー。
ここは気合で我慢。俺の精神力上がってるよね。
日本ならこの状況で絶対我慢なんてできないし。
「最後は、髪を洗うけど大丈夫?石鹸とかつかっても」
「はい、いつもは、川で水洗いするだけですが。」
よし、マリアの銀髪も、丁寧に洗ってあげよう。
でも、この石鹸の品質がよくわからないし、あんまりゴシゴシとはしない方がいいかな。泡を使って丁寧に洗っちゃおう。
ザーッと頭からお湯をかけてあげると、マリアのかわいさが、さらに一段階上がった感じだなぁ。あー、この世界にきてよかったなぁ。
とか少し感動していたら、マリアが
「では、今度は私が、リュウ様をお洗いします。初めてですのでうまくできないですけど、頑張ります。」
って、何を頑張っちゃうの。もう、マリアって本当に健気。
このまま抱きしめたい衝動にかられたけど、ぐっと我慢して、くるっと背中を向けて
「じゃあ、お願いしようかにゃ・・・」
ってちょっと噛んでしまった。仕方ない。
この状況で平然としていられるほど慣れてないし。
っていうか、彼女っていなかったんで、女の子と二人だけで何時間も過ごすことだけでも初めての経験だし。
うん、噛んでも仕方ない。
とか内心自分に言い訳している間に、マリアが、さっきの俺みたいに
背中から抱きつく感じで洗い始めた。
あーもー幸せってこういうのを言うんだろうなぁ。
「えっと前もお洗いしたいのですが、こちらを。」
うん、マリアも少し声が上ずってる感じだよ、だよね。
マリアの年で、巫女をやってたんだったら、おそらく男性経験ないだろうし。
俺が初めての男・・・うーん、いいねー
「えっと、もしよろしければ、仰向けで横になって頂けたら前の方を洗いやすいんですが、上に乗る感じでもいいでしょうか?」
これって、洗体プレイってやつ?
勿論OKですとも。俺のリピドーが起立しているのは、もう当然って感じで、仰向けになりましたとも。
そのあと、髪も洗ってもらって、お待ちかねの湯船へ。
「マリアも中へおいで。」
「私も湯船に入ってよろしいのですか?」
「一緒に入らないとダメ。湯船は一緒にね。」
「こっちにおいで。」
湯船に入ってきたマリアを、背中から、抱きしめる感じで二人で、ゆったりと湯船につかった。
「今日は、私が生きてきた中で、一番幸せな一日でした。
リュウ様にお会いできて、こんな時間を過ごせるなんて。」
マリアが嬉しいことを言ってくれる。後ろからギュッと抱きしめてあげたよ。
最初、少し強張ってたマリアも、湯船にゆかって、緊張が取れたのか少しずつリラックスしてきたみたい。
2
お気に入りに追加
2,295
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
男女比の狂った世界で愛を振りまく
キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。
その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。
直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。
生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。
デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。
本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
序盤でボコられるクズ悪役貴族に転生した俺、死にたくなくて強くなったら主人公にキレられました。 え? お前も転生者だったの? そんなの知らんし
水間ノボル🐳
ファンタジー
↑「お気に入りに追加」を押してくださいっ!↑
★2024/2/25〜3/3 男性向けホットランキング1位!
★2024/2/25 ファンタジージャンル1位!(24hポイント)
「主人公が俺を殺そうとしてくるがもう遅い。なぜか最強キャラにされていた~」
『醜い豚』
『最低のゴミクズ』
『無能の恥晒し』
18禁ゲーム「ドミナント・タクティクス」のクズ悪役貴族、アルフォンス・フォン・ヴァリエに転生した俺。
優れた魔術師の血統でありながら、アルフォンスは豚のようにデブっており、性格は傲慢かつ怠惰。しかも女の子を痛ぶるのが性癖のゴミクズ。
魔術の鍛錬はまったくしてないから、戦闘でもクソ雑魚であった。
ゲーム序盤で主人公にボコられて、悪事を暴かれて断罪される、ざまぁ対象であった。
プレイヤーをスカッとさせるためだけの存在。
そんな破滅の運命を回避するため、俺はレベルを上げまくって強くなる。
ついでに痩せて、女の子にも優しくなったら……なぜか主人公がキレ始めて。
「主人公は俺なのに……」
「うん。キミが主人公だ」
「お前のせいで原作が壊れた。絶対に許さない。お前を殺す」
「理不尽すぎません?」
原作原理主義の主人公が、俺を殺そうとしてきたのだが。
※ カクヨム様にて、異世界ファンタジージャンル表紙入り。5000スター、10000フォロワーを達成!
俺の旅の連れは美人奴隷~俺だって異世界に来たのならハーレムを作ってみたい~
藤
ファンタジー
「やめてください」「積極的に行こうよ」「ご主人様ってそういう人だったんだ」様々な女の子とイチャイチャしながら異世界を旅して人生を楽しんでいこう。
他国から来た王妃ですが、冷遇? 私にとっては厚遇すぎます!
七辻ゆゆ
ファンタジー
人質同然でやってきたというのに、出されるご飯は母国より美味しいし、嫌味な上司もいないから掃除洗濯毎日楽しいのですが!?
男女比1対999の異世界は、思った以上に過酷で天国
てりやき
ファンタジー
『魔法が存在して、男女比が1対999という世界に転生しませんか? 男性が少ないから、モテモテですよ。もし即決なら特典として、転生者に大人気の回復スキルと収納スキルも付けちゃいますけど』
女性経験が無いまま迎えた三十歳の誕生日に、不慮の事故で死んでしまった主人公が、突然目の前に現れた女神様の提案で転生した異世界で、頑張って生きてくお話。
俺のスキル『性行為』がセクハラ扱いで追放されたけど、実は最強の魔王対策でした
宮富タマジ
ファンタジー
アレンのスキルはたった一つ、『性行為』。職業は『愛の剣士』で、勇者パーティの中で唯一の男性だった。
聖都ラヴィリス王国から新たな魔王討伐任務を受けたパーティは、女勇者イリスを中心に数々の魔物を倒してきたが、突如アレンのスキル名が原因で不穏な空気が漂い始める。
「アレン、あなたのスキル『性行為』について、少し話したいことがあるの」
イリスが深刻な顔で切り出した。イリスはラベンダー色の髪を少し掻き上げ、他の女性メンバーに視線を向ける。彼女たちは皆、少なからず戸惑った表情を浮かべていた。
「……どうしたんだ、イリス?」
アレンのスキル『性行為』は、女性の愛の力を取り込み、戦闘中の力として変えることができるものだった。
だがその名の通り、スキル発動には女性の『愛』、それもかなりの性的な刺激が必要で、アレンのスキルをフルに発揮するためには、女性たちとの特別な愛の共有が必要だった。
そんなアレンが周りから違和感を抱かれることは、本人も薄々感じてはいた。
「あなたのスキル、なんだか、少し不快感を覚えるようになってきたのよ」
女勇者イリスが口にした言葉に、アレンの眉がぴくりと動く。
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる