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邂逅、そして会敵の朝✗33
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やると決めたら迷わない。
こうと決めたら惑わない。
それが私のモットーだ。
だからいまの私も、そうするのみ。
私の心の確信に、私の意志で従うだけだ。
問題はそこに至るまでの経緯と履歴と道程だ。
そして膨大の枝分けかえした選択肢の数と、その決断に要した時間だ。
だが私は、その過程も工程も乗り越えた。
いまの私を阻むものはなにもない。
如何なる障害も困難も、私を止めることは叶わない。
そう、ここが私の転換点。
征く道は拓けた。
ならばその道を、自らの足で歩み進むだけだ。
あとはただ、実行あるのみ。
私自ら、動くのみ。
フッフッフッ。そしてクックックッ。
長らく待たせてごめんよ、アーサ。
寂しい思いをさせれしまったね。
だけどこれからはひとりじゃないからね。
私が、一緒にいるからね。
だから、ふたりで迎えようじゃないか。
ここからが新たなるショータイム。
第二幕の始まりだ。
さあアーサ、君も私と一緒に天の国の扉を開こうじゃないか。
ふたりで盛大なビートを刻んで、ノックの代わりとしようじゃないか。
そうすればその先に、きっと新たな世界が待っている。
新たなるステージへ向けて、更に一段先へと踏み出そう。
私とアーサ、ふたり一緒にイケるところまで昇りつめようではないか。
と、前置きはこれくらいにして、実際に作業を再開しよう。
我慢に我慢を重ねてきたせいか、そろそろ私の我慢も限界だ。
堪忍袋の緒がはち切れそうだ。
いや、この表現はちょっと違うか。
だが、まあいい。
要はそれくらい、私が切羽詰まっているということだ。
何故ならいま私の目の前にあるのは、可愛く愛しいアーサの肉体。
若さが無限に活力を生みだし溢れだす、瑞々しくフレッシュな体
この年代の少女にのみ許された、無垢な幼気さが艶めく淫靡さへと昇華される魅力。
そんな極上のご馳走を目の前にしながら、私はおあずけを食らっているのも同然なのだから。
私はふと、犬って偉かったんだなと思いが過る。
ちゃんと仕込んで躾ければ、犬は餌を前にしても許可されるまで待機出来る。
果たしてそれと同じことを、私は同じく出来るのだろうか?
そんなこと、考えるまでもない。
それくらい、思いを巡らすまでもない。
出来ないに決まっている。
過去に一回も出来なかったことが、現在に至るまで一度でも出来る訳がないのだ。
いまの私は鎖に繋がれ檻に囚われた餓狼に等しい。
限界まで引き絞られた矢と同じだ。
戒めから解き放たれ、解放されるときを待っている状態だ。
だがそれも、もうすぐだ。
もうすぐ私の愛情と欲望の全てが、アーサへと向けて叩きつけられるのだ。
その瞬間を慎重に図っていた私に対し、アーサが頭上から可憐な声を降らせてきた。
見ればアーサは鼻唄を通り越し、口笛まで吹いている。
それはなんという堂々たる立ち姿。
これがもし前衛芸術ならば、作品名は『余裕』と題する以外にないだろう。
それほどまでにリラックスした、気の抜けた気楽な様子だった。
だがアーサは私にとって、芸術品でも美術品でもない。
仲間であり友であり、私の愛する大事な存在。
決して『モノ』などではない。
ひとりの生きた、人間なのだ。
そこだけは、絶対に履き違えてはならない。
そんなアーサが、私に声をかけてくる。
それこそ余裕たっぷりゆとりに満ちていることが声色に滲みでている。
「あれあれー? どうしたのかなー、キルッチ? 手が止まっちゃってるよー? もしかして流石のキルッチでも、飽きちゃったのかな?」
聞きようによっては煽り口調の憎まれ口にしか聞こえないが、アーサにそんな意図があるはずもない。
よってあるのは溢れ出る愛嬌だけだ。
だがしかし、ひとつだけ聞き捨てならない言葉をアーサは発した。
そのひと言が、私の心に火をつけた。
ライク・ザ・ファイヤーボール!
よりにもよってこの私に。
飽きちゃったと申したか?
この私が? アーサに対して?
ありえないな、そんなこと。
たとえ天地がひっくり返ってもありえない。
ありえないなんてことはありえなくてもこれだけはありえない。
しかしアーサは私にそんなことを言うのか・・・・・・・・・。
ならば、これもやむなし仕方なし。
ベッドへ行こうか・・・・・・・・・。
久しぶりに・・・・・・・・・。
勃ってしまったよ・・・・・・・・・。
そうアーサに目で訴えようとした私の背中に、ひとつの視線が突き刺さる。
それは剃刀よりも鋭く、五寸釘より長く、竹槍よりも太かった。
その視線曰く、「そんなことは日常茶飯事でお前は万年毎日発情期だろうが」と私の背に刻み込んでくる。
振り向かずとも解る。
この強烈なプレッシャー、我が隊の隊長にしてみんなの頼れるお母さ・・・・・・・・・じゃなくてお姉さんのヴァルカだ。
しかし流石はヴァルカと言うべきか。
見ただけで私の内心を看破し、視線だけで伝えてくるとは。
私の不埒で失敬で慮外な思考を気配だけで察するとは恐れ入った。
背面からでも私の内面を読み取り、的確に牽制、というか呆れ混じりの注意をしてくるとは感服した。
それでこそ、我れらが隊長に相応しい。
などと膝をついた状態で讃えたところで、それは既に負け惜しみである。
ここは素直に、忠告を受け容れるとしよう。
何故なら私とヴァルカ、どちらが正しいかと問われたら、隊のみんなは間違いなくヴァルカのほうを指すだろう。
遺憾ながらその光景がありありと目に浮かぶ。
私としては納得し難いものがあるが、その結論はストンと違和感なく私の心に落とし込まれた。
解ったよ、ヴァルカ。言いたいことは。
いや、何も言っていないのだけれど。
言いたいことは伝わったよ。
とどのつまり、視線であるうちは見逃してくれるということだな!
ありがとう、ヴァルカ。
その厚情と温情には、心から痛み入る。
あなたの設定したルールに従い、私は私のやるべきことをしよう。
きっとこのときヴァルカが本当に言いたかったのは、「いいからさっさと仕事しろ」のひと言だったのだろう。
それを私は意識的に曲解し、自分の都合の良い方向に解釈した。
どう考えても正しい行いにはほど遠い。
確かにこれでは多数決を取るまでもないだろう。
私が正しくないのではない。
明確に、私が間違っているのだから。
それでも私は私の意志を、アーサに伝えなければならない。
ヴァルカに視線で何といわれようと、これだけは譲れない。
アーサを想う私の気持ちは、間違いなく本物なのだから。
少なくともこの世界で私だけは、間違いなくそう思う。
「飽きる? この私が? 何を言っているんだい、アーサ。まだまだ序の口、まだまだこれからじゃないか。そんなことを言っていては、最後まで体力が保たないぞ? とはアーサにとっては余計なお世話か。ならば私からひとつ。知っているか? アーサ。東洋では先のことを話すと鬼が笑うらしぞ」
私はさり気なく豆知識を披露しながら、今がまだスタートラインであることをアーサに印象づける。
「そうなんだ。なんか不思議な話だね。だって鬼ってさ、こっちで言うとろこのデーモンだよね? あたしのイメージだと、あいつらって何もなくてもいっつも笑っている気がするよ」
・・・・・・・・・そう言われて見れば確かにそうだな。
先ほどまで私の頭のなかを飛び回っていた悪魔も、可愛らしい八重歯を見せてケッケッケッと笑っていたな。
まあ、ところ変わればなんとやらだろう。
ましてやお国柄や、何よりひとが違うのだ。
その程度の考え方の齟齬が合って当然だろう。
しかし雑学を披露して、アーサに論破されるとは思わなかった。
これはアーサを下に見ているわけではなく、そんなふうなものの見方や捉え方もあるのかということだ。
アーサは純真で無垢であるが故に、直感で核心をついてくる。
「それにしてもキルッチはすごいね。数え切れないくらい同じ作業をくり返しても全然飽きないなんて、流石は仕事の鬼。あたしたち遊撃正体の悪魔の名前は伊達じゃないね。うん、やっぱりすごいよキルッチは」
成程今度はそうくるか。
「そんなに言われても何も出ないぞ。それに私はそんな善いモノじゃない」
私は真実をそのままに、アーサに向かって返した。
本当に、アーサは私の核心を突いてくる。
心が痛みを覚えるほどに。
そんなアーサに偽りの言葉で騙らなければならない私は確実に、鬼にも悪魔にも劣る存在であることは間違いはなかった。
こうと決めたら惑わない。
それが私のモットーだ。
だからいまの私も、そうするのみ。
私の心の確信に、私の意志で従うだけだ。
問題はそこに至るまでの経緯と履歴と道程だ。
そして膨大の枝分けかえした選択肢の数と、その決断に要した時間だ。
だが私は、その過程も工程も乗り越えた。
いまの私を阻むものはなにもない。
如何なる障害も困難も、私を止めることは叶わない。
そう、ここが私の転換点。
征く道は拓けた。
ならばその道を、自らの足で歩み進むだけだ。
あとはただ、実行あるのみ。
私自ら、動くのみ。
フッフッフッ。そしてクックックッ。
長らく待たせてごめんよ、アーサ。
寂しい思いをさせれしまったね。
だけどこれからはひとりじゃないからね。
私が、一緒にいるからね。
だから、ふたりで迎えようじゃないか。
ここからが新たなるショータイム。
第二幕の始まりだ。
さあアーサ、君も私と一緒に天の国の扉を開こうじゃないか。
ふたりで盛大なビートを刻んで、ノックの代わりとしようじゃないか。
そうすればその先に、きっと新たな世界が待っている。
新たなるステージへ向けて、更に一段先へと踏み出そう。
私とアーサ、ふたり一緒にイケるところまで昇りつめようではないか。
と、前置きはこれくらいにして、実際に作業を再開しよう。
我慢に我慢を重ねてきたせいか、そろそろ私の我慢も限界だ。
堪忍袋の緒がはち切れそうだ。
いや、この表現はちょっと違うか。
だが、まあいい。
要はそれくらい、私が切羽詰まっているということだ。
何故ならいま私の目の前にあるのは、可愛く愛しいアーサの肉体。
若さが無限に活力を生みだし溢れだす、瑞々しくフレッシュな体
この年代の少女にのみ許された、無垢な幼気さが艶めく淫靡さへと昇華される魅力。
そんな極上のご馳走を目の前にしながら、私はおあずけを食らっているのも同然なのだから。
私はふと、犬って偉かったんだなと思いが過る。
ちゃんと仕込んで躾ければ、犬は餌を前にしても許可されるまで待機出来る。
果たしてそれと同じことを、私は同じく出来るのだろうか?
そんなこと、考えるまでもない。
それくらい、思いを巡らすまでもない。
出来ないに決まっている。
過去に一回も出来なかったことが、現在に至るまで一度でも出来る訳がないのだ。
いまの私は鎖に繋がれ檻に囚われた餓狼に等しい。
限界まで引き絞られた矢と同じだ。
戒めから解き放たれ、解放されるときを待っている状態だ。
だがそれも、もうすぐだ。
もうすぐ私の愛情と欲望の全てが、アーサへと向けて叩きつけられるのだ。
その瞬間を慎重に図っていた私に対し、アーサが頭上から可憐な声を降らせてきた。
見ればアーサは鼻唄を通り越し、口笛まで吹いている。
それはなんという堂々たる立ち姿。
これがもし前衛芸術ならば、作品名は『余裕』と題する以外にないだろう。
それほどまでにリラックスした、気の抜けた気楽な様子だった。
だがアーサは私にとって、芸術品でも美術品でもない。
仲間であり友であり、私の愛する大事な存在。
決して『モノ』などではない。
ひとりの生きた、人間なのだ。
そこだけは、絶対に履き違えてはならない。
そんなアーサが、私に声をかけてくる。
それこそ余裕たっぷりゆとりに満ちていることが声色に滲みでている。
「あれあれー? どうしたのかなー、キルッチ? 手が止まっちゃってるよー? もしかして流石のキルッチでも、飽きちゃったのかな?」
聞きようによっては煽り口調の憎まれ口にしか聞こえないが、アーサにそんな意図があるはずもない。
よってあるのは溢れ出る愛嬌だけだ。
だがしかし、ひとつだけ聞き捨てならない言葉をアーサは発した。
そのひと言が、私の心に火をつけた。
ライク・ザ・ファイヤーボール!
よりにもよってこの私に。
飽きちゃったと申したか?
この私が? アーサに対して?
ありえないな、そんなこと。
たとえ天地がひっくり返ってもありえない。
ありえないなんてことはありえなくてもこれだけはありえない。
しかしアーサは私にそんなことを言うのか・・・・・・・・・。
ならば、これもやむなし仕方なし。
ベッドへ行こうか・・・・・・・・・。
久しぶりに・・・・・・・・・。
勃ってしまったよ・・・・・・・・・。
そうアーサに目で訴えようとした私の背中に、ひとつの視線が突き刺さる。
それは剃刀よりも鋭く、五寸釘より長く、竹槍よりも太かった。
その視線曰く、「そんなことは日常茶飯事でお前は万年毎日発情期だろうが」と私の背に刻み込んでくる。
振り向かずとも解る。
この強烈なプレッシャー、我が隊の隊長にしてみんなの頼れるお母さ・・・・・・・・・じゃなくてお姉さんのヴァルカだ。
しかし流石はヴァルカと言うべきか。
見ただけで私の内心を看破し、視線だけで伝えてくるとは。
私の不埒で失敬で慮外な思考を気配だけで察するとは恐れ入った。
背面からでも私の内面を読み取り、的確に牽制、というか呆れ混じりの注意をしてくるとは感服した。
それでこそ、我れらが隊長に相応しい。
などと膝をついた状態で讃えたところで、それは既に負け惜しみである。
ここは素直に、忠告を受け容れるとしよう。
何故なら私とヴァルカ、どちらが正しいかと問われたら、隊のみんなは間違いなくヴァルカのほうを指すだろう。
遺憾ながらその光景がありありと目に浮かぶ。
私としては納得し難いものがあるが、その結論はストンと違和感なく私の心に落とし込まれた。
解ったよ、ヴァルカ。言いたいことは。
いや、何も言っていないのだけれど。
言いたいことは伝わったよ。
とどのつまり、視線であるうちは見逃してくれるということだな!
ありがとう、ヴァルカ。
その厚情と温情には、心から痛み入る。
あなたの設定したルールに従い、私は私のやるべきことをしよう。
きっとこのときヴァルカが本当に言いたかったのは、「いいからさっさと仕事しろ」のひと言だったのだろう。
それを私は意識的に曲解し、自分の都合の良い方向に解釈した。
どう考えても正しい行いにはほど遠い。
確かにこれでは多数決を取るまでもないだろう。
私が正しくないのではない。
明確に、私が間違っているのだから。
それでも私は私の意志を、アーサに伝えなければならない。
ヴァルカに視線で何といわれようと、これだけは譲れない。
アーサを想う私の気持ちは、間違いなく本物なのだから。
少なくともこの世界で私だけは、間違いなくそう思う。
「飽きる? この私が? 何を言っているんだい、アーサ。まだまだ序の口、まだまだこれからじゃないか。そんなことを言っていては、最後まで体力が保たないぞ? とはアーサにとっては余計なお世話か。ならば私からひとつ。知っているか? アーサ。東洋では先のことを話すと鬼が笑うらしぞ」
私はさり気なく豆知識を披露しながら、今がまだスタートラインであることをアーサに印象づける。
「そうなんだ。なんか不思議な話だね。だって鬼ってさ、こっちで言うとろこのデーモンだよね? あたしのイメージだと、あいつらって何もなくてもいっつも笑っている気がするよ」
・・・・・・・・・そう言われて見れば確かにそうだな。
先ほどまで私の頭のなかを飛び回っていた悪魔も、可愛らしい八重歯を見せてケッケッケッと笑っていたな。
まあ、ところ変わればなんとやらだろう。
ましてやお国柄や、何よりひとが違うのだ。
その程度の考え方の齟齬が合って当然だろう。
しかし雑学を披露して、アーサに論破されるとは思わなかった。
これはアーサを下に見ているわけではなく、そんなふうなものの見方や捉え方もあるのかということだ。
アーサは純真で無垢であるが故に、直感で核心をついてくる。
「それにしてもキルッチはすごいね。数え切れないくらい同じ作業をくり返しても全然飽きないなんて、流石は仕事の鬼。あたしたち遊撃正体の悪魔の名前は伊達じゃないね。うん、やっぱりすごいよキルッチは」
成程今度はそうくるか。
「そんなに言われても何も出ないぞ。それに私はそんな善いモノじゃない」
私は真実をそのままに、アーサに向かって返した。
本当に、アーサは私の核心を突いてくる。
心が痛みを覚えるほどに。
そんなアーサに偽りの言葉で騙らなければならない私は確実に、鬼にも悪魔にも劣る存在であることは間違いはなかった。
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