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インテルメッツォ-19 選別/餞別
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変わって少女の瞼はゆっくり開かれ、微かな期待に僅かに煌めく黒き瞳が現れる。
その眼差しの向こうには己の望んだものがないことを、願ってでもいるかのように。
しかしその先に待っていたのは、居てはならないはずの黒き陰。
そこに在るのは、少女を見据える男の姿。
少女を討つと、覚悟を決めた男の眼差し。
その視線に射抜かれて、少女は微動だにしなかった。
ただそれを認めた少女の口は、深く小さな息を吐く。
そこに込められ吐き出したのは、落胆の情でも消沈の念でも無い。
それは殺されることが分からずに目の前を飛び回る虫を見て、感じるそれと同じもの。
五月蝿く、煩わしく、鬱陶しい。
思わず漏れる、呆れと諦念の溜め息。
己の愚かさすら解らない愚劣さを心底から可哀想だと見下した、殺すのも面倒だという意識の現れ。
そして男は知ることになる。
少女の瞼が開いたその時、地獄の蓋も共に開いたことを。
その瞳に宿るは地獄。
そこに燃えるは泥のような真に黒き焔。
数瞬前の高潔など灰も残さず。
先刻までの清澄など跡形もなく。
少女が不要と断じた全ては、世界だろうと火葬される。
それは言葉により顕現させられし、地獄に灯る仄かな燐光。
永久に咎人を灼き続ける、断罪の業火。
「あれぇ、どうしてまだ此処にいらっしゃるのですかぁ。わたしはもうてっきり、あなたがどなたか恋しくなってとうにお帰りになったものとばかり思っていましたぁ。ああでも、そういえばあなたにとって人間とは、ただの結果に過ぎないものでしたねぇ。どんな人間でも笑顔にさえ出来るなら誰がどんな顔をしていたかなど、あなたにはどうでもいいことなのですからねぇ。それでは誰がどなたかお分かりにならなくても仕方ありませんよねぇ。全く、本当に仕方の無い人ですよ。あなたは。ですが、それはそれは便利なものですよねぇ。わざわざ人間なんかの区別をつける必要がないというのは。実に楽でいいですよねぇ。何故なら、あれだけ無駄にいるんですものぉ。どうしてあんなに無意味に増えていくのでしょうねぇ。人間など所詮一皮剥けば、いえ剥けてない方もいらっしゃるのでしょうが、人に見える皮を被ったただの獣ということでしょうかぁ。大事な存在など、たった一人居てくれさえすれば善いというのに。だからそれはとてつもなく羨ましい限りですよぉ。しかしそれこそが真なる平等、真の公平というものでしょうか。平等と公平など、本来両立するものでは無いというのに。だというのに、その相容れぬお二つを併せてお勃てになって挙げ句、仲良く交わらせてしまうとは。くふふ、流石は魔王と言ったところでしょうか。人の上で勃つ者の器とはかくなるものかと、わたし、感服致しましたぁ。これは今後あなたに拝謁する際には替えの肌付きを用意しておかないといけませんねぇ。それで話は戻るのですがぁ、そもそもわたしが言いたいのはこれだけなのですが。何故わたしがこうしてお話をしてお時間を差し上げているにも関わらず、どうして未だにあたなたは此処にいらっしゃるのですかぁ? あなたは此処にいるべきではないと、自分で応えを出していらっしゃるというのに。なにせ、わたしの言葉を断ったのですから」
それは燃え盛る少女の言葉の中でも、一際熱を帯びた意志ある言葉。
その最後の一言には、より一段上の血気持った想いが込められているようだった。
少女の言葉を、贖罪を請う罪人を思わせる姿勢で聞いていた男の顔に、思わず微かな苦笑が浮かぶ。
「断ったと言われてもな。それに俺はまだお前に何も応えてはいないはずだが」
そう言って男は二本の指に絡めたままの、初見の形状をした弾丸を掲げて見せる。
「そして応えようとした瞬間、こんな危ないものを撃ち込まれたせいでな」
その言葉を受けて、少女の瞳に燃える焔が多少なりとも柔らかくなったように男には感じられた。
それは過去とはいえ互いにかなりの時間を共に過ごしたからこそ、漸く解る程度の変化であるが。
「それはわたしの慈悲ですよ」
少女の答えは淀みない。
「慈悲、か。して、そのこころは?」
男は少女の真意を確かめるように問いを重ねる。
「だってあなた、わたしのお誘いをお断りなさるおつもりだったのでしょう? それくらいわたしにだって解るのですよ。これでも一緒に過ごした時間はかなりのものなのですから。それでも閨の中までとは一度もいかなかったことは唯一の心残りではありますが。まあ、それは今更ですから良しとしましょう。つまるところは、だ・か・ら・ですよ。わたし、自分の聞きたくない答えは要らないのです。自分の望んだ応えしか欲しくないんです。ですからもしお断りされるなんて、そんな悲しい言葉は消してしまうことにしているんです。ですからそんなことにならないよう、その先は言葉にしてはいけませんよと、ちゃんと教えて差し上げているのです」
少女の言葉を黙って聞いていた男は納得とは別種の理解を示すように重く深く頷くと、男は少女に言葉を掛けた。
「それがお前の慈悲か。成程、よく解ったよ。だからこそお前に訊かなければならないことがあるが、いいな?」
「ええ、勿論ですよぉ。わたしの性欲の高まる周期から昨晩何を想って自分を慰めたのかまで、あなたがお訊きになられることでしたらどんなことでもお応えしましょう」
男とは対称的に、少女の言葉は雲のように軽く中身が無い。
そんなこと益体の無い言葉を意に介さず、男は少女に向かって最後に問う。
「お前は、お前の言うその慈悲とやらは、これまで何人殺してきたのか覚えているか?」
男の問いに、吹き出すように少女は応えを返した。
「くふふ、一体何をお訊きになられるかと思いきや、そんな経験人数などいちいち覚えているわけないではありませんかぁ。駄目ですよぉ、女性にそんな下世話なことをお尋ねになられてはぁ。あなたは本当に昔から、そういうところがとんでもなく鈍いんですから」
けらけらと笑いながら応え、それの何が問題なのかと逆に問い返すように語る少女。
だがその少女の瞳には、一片の真摯さが垣間見えた。
「ですが何人やったかなんてことは覚えていませんが、回数でしたら確信を持ってお応えすることが出来ますよ」
それは紛れもなく、この少女によって引き起こされた覆ることの無い現実。
少女が語るのは、偽り無き本心にして本音。
そしてこの少女の本質、その天性。
「いらないものを必要な数だけ、ですよ」
その眼差しの向こうには己の望んだものがないことを、願ってでもいるかのように。
しかしその先に待っていたのは、居てはならないはずの黒き陰。
そこに在るのは、少女を見据える男の姿。
少女を討つと、覚悟を決めた男の眼差し。
その視線に射抜かれて、少女は微動だにしなかった。
ただそれを認めた少女の口は、深く小さな息を吐く。
そこに込められ吐き出したのは、落胆の情でも消沈の念でも無い。
それは殺されることが分からずに目の前を飛び回る虫を見て、感じるそれと同じもの。
五月蝿く、煩わしく、鬱陶しい。
思わず漏れる、呆れと諦念の溜め息。
己の愚かさすら解らない愚劣さを心底から可哀想だと見下した、殺すのも面倒だという意識の現れ。
そして男は知ることになる。
少女の瞼が開いたその時、地獄の蓋も共に開いたことを。
その瞳に宿るは地獄。
そこに燃えるは泥のような真に黒き焔。
数瞬前の高潔など灰も残さず。
先刻までの清澄など跡形もなく。
少女が不要と断じた全ては、世界だろうと火葬される。
それは言葉により顕現させられし、地獄に灯る仄かな燐光。
永久に咎人を灼き続ける、断罪の業火。
「あれぇ、どうしてまだ此処にいらっしゃるのですかぁ。わたしはもうてっきり、あなたがどなたか恋しくなってとうにお帰りになったものとばかり思っていましたぁ。ああでも、そういえばあなたにとって人間とは、ただの結果に過ぎないものでしたねぇ。どんな人間でも笑顔にさえ出来るなら誰がどんな顔をしていたかなど、あなたにはどうでもいいことなのですからねぇ。それでは誰がどなたかお分かりにならなくても仕方ありませんよねぇ。全く、本当に仕方の無い人ですよ。あなたは。ですが、それはそれは便利なものですよねぇ。わざわざ人間なんかの区別をつける必要がないというのは。実に楽でいいですよねぇ。何故なら、あれだけ無駄にいるんですものぉ。どうしてあんなに無意味に増えていくのでしょうねぇ。人間など所詮一皮剥けば、いえ剥けてない方もいらっしゃるのでしょうが、人に見える皮を被ったただの獣ということでしょうかぁ。大事な存在など、たった一人居てくれさえすれば善いというのに。だからそれはとてつもなく羨ましい限りですよぉ。しかしそれこそが真なる平等、真の公平というものでしょうか。平等と公平など、本来両立するものでは無いというのに。だというのに、その相容れぬお二つを併せてお勃てになって挙げ句、仲良く交わらせてしまうとは。くふふ、流石は魔王と言ったところでしょうか。人の上で勃つ者の器とはかくなるものかと、わたし、感服致しましたぁ。これは今後あなたに拝謁する際には替えの肌付きを用意しておかないといけませんねぇ。それで話は戻るのですがぁ、そもそもわたしが言いたいのはこれだけなのですが。何故わたしがこうしてお話をしてお時間を差し上げているにも関わらず、どうして未だにあたなたは此処にいらっしゃるのですかぁ? あなたは此処にいるべきではないと、自分で応えを出していらっしゃるというのに。なにせ、わたしの言葉を断ったのですから」
それは燃え盛る少女の言葉の中でも、一際熱を帯びた意志ある言葉。
その最後の一言には、より一段上の血気持った想いが込められているようだった。
少女の言葉を、贖罪を請う罪人を思わせる姿勢で聞いていた男の顔に、思わず微かな苦笑が浮かぶ。
「断ったと言われてもな。それに俺はまだお前に何も応えてはいないはずだが」
そう言って男は二本の指に絡めたままの、初見の形状をした弾丸を掲げて見せる。
「そして応えようとした瞬間、こんな危ないものを撃ち込まれたせいでな」
その言葉を受けて、少女の瞳に燃える焔が多少なりとも柔らかくなったように男には感じられた。
それは過去とはいえ互いにかなりの時間を共に過ごしたからこそ、漸く解る程度の変化であるが。
「それはわたしの慈悲ですよ」
少女の答えは淀みない。
「慈悲、か。して、そのこころは?」
男は少女の真意を確かめるように問いを重ねる。
「だってあなた、わたしのお誘いをお断りなさるおつもりだったのでしょう? それくらいわたしにだって解るのですよ。これでも一緒に過ごした時間はかなりのものなのですから。それでも閨の中までとは一度もいかなかったことは唯一の心残りではありますが。まあ、それは今更ですから良しとしましょう。つまるところは、だ・か・ら・ですよ。わたし、自分の聞きたくない答えは要らないのです。自分の望んだ応えしか欲しくないんです。ですからもしお断りされるなんて、そんな悲しい言葉は消してしまうことにしているんです。ですからそんなことにならないよう、その先は言葉にしてはいけませんよと、ちゃんと教えて差し上げているのです」
少女の言葉を黙って聞いていた男は納得とは別種の理解を示すように重く深く頷くと、男は少女に言葉を掛けた。
「それがお前の慈悲か。成程、よく解ったよ。だからこそお前に訊かなければならないことがあるが、いいな?」
「ええ、勿論ですよぉ。わたしの性欲の高まる周期から昨晩何を想って自分を慰めたのかまで、あなたがお訊きになられることでしたらどんなことでもお応えしましょう」
男とは対称的に、少女の言葉は雲のように軽く中身が無い。
そんなこと益体の無い言葉を意に介さず、男は少女に向かって最後に問う。
「お前は、お前の言うその慈悲とやらは、これまで何人殺してきたのか覚えているか?」
男の問いに、吹き出すように少女は応えを返した。
「くふふ、一体何をお訊きになられるかと思いきや、そんな経験人数などいちいち覚えているわけないではありませんかぁ。駄目ですよぉ、女性にそんな下世話なことをお尋ねになられてはぁ。あなたは本当に昔から、そういうところがとんでもなく鈍いんですから」
けらけらと笑いながら応え、それの何が問題なのかと逆に問い返すように語る少女。
だがその少女の瞳には、一片の真摯さが垣間見えた。
「ですが何人やったかなんてことは覚えていませんが、回数でしたら確信を持ってお応えすることが出来ますよ」
それは紛れもなく、この少女によって引き起こされた覆ることの無い現実。
少女が語るのは、偽り無き本心にして本音。
そしてこの少女の本質、その天性。
「いらないものを必要な数だけ、ですよ」
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