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はじまり
第七話 「勇者転生」
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(意識がはっきりしない.....まるで夢みたいだ)
「勇者ハロルド! いや、木村雄介かの。わしは神じゃ。お主はお婆さんを救ったのじゃが、事案が事案だから天国行きの処理をすることが難しいんじゃよ。だから、お主にはこれからいわゆる異世界にいってもらい功徳を積んでもらおうと思う」
(なるほど.....こいつが神か、マンガとかアニメで見た感じだな、人型でいかにも長老って感じで。いや、わかりやすいように擬態しているだけかもしれんが)
「それで、これから俺が行く世界はどんな世界なんだ?」
「うむ。飲み込みが早くて助かる。お主の行く世界はいわゆる普通のファンタジー世界ってやつじゃな。そこは、悪い魔王の手に落ちている。魔王から姫を救い出し、この世界を救う。それがお前の仕事じゃ」
「何か、特権とかサービスはないのか? 異世界者でお決まりのやつだ」
「最近の若者は随分図々しくなったのう......まあいい、どんな能力が欲しいんじゃ?」
「人の怒りを鎮める能力がほしい」
「なるほど.....本来罪人に強大なスキルを与えることは許されていないんじゃが.....今回は許そう」
(罪人って.....おれをなんだと思ってるんだ!)
「勇者ハロルドよこの世界を救ってくるのじゃ!」
.....気づくとそこは森の中だった......
「勇者ハロルド! いや、木村雄介かの。わしは神じゃ。お主はお婆さんを救ったのじゃが、事案が事案だから天国行きの処理をすることが難しいんじゃよ。だから、お主にはこれからいわゆる異世界にいってもらい功徳を積んでもらおうと思う」
(なるほど.....こいつが神か、マンガとかアニメで見た感じだな、人型でいかにも長老って感じで。いや、わかりやすいように擬態しているだけかもしれんが)
「それで、これから俺が行く世界はどんな世界なんだ?」
「うむ。飲み込みが早くて助かる。お主の行く世界はいわゆる普通のファンタジー世界ってやつじゃな。そこは、悪い魔王の手に落ちている。魔王から姫を救い出し、この世界を救う。それがお前の仕事じゃ」
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「最近の若者は随分図々しくなったのう......まあいい、どんな能力が欲しいんじゃ?」
「人の怒りを鎮める能力がほしい」
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