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走り疲れたアルゼが戻ってきて俺が篭に集めたハタコナゼを覗き見る。
『アルゼ、おてちゅだい、する!』
ハタコナゼは繊細な植物で、幼体のアルゼがとるのは難しい。
そういえば俺がハタコナゼを取る手伝いができるようになったのも人化してからだったと思い出す。
「じゃ焚火するための木を拾ってきてくれ」
ハタコナゼを取りたいと駄々をこねた幼いころの俺と違ってアルゼは素直に木を集めてくれる。
1つ咥えては運び、また探しに行くアルゼの周りに蝶が飛んでいる。
俺の周りに生物が寄ってくることはない--------
虫であろうとも俺の気配を感じると逃げ去ってしまう。
アルゼの頭にとまった青い蝶は戻ってくる途中で異変を察知し飛び立つ。
あんな小さな虫さえも俺の異質な空気を察して逃げてしまうというのに--------
得意げに小枝を咥えて尻尾をブンブン振るアルゼの頭を撫でてやる。
ふわふわの感触にグッと胸が詰まる。
「い…ぃ子だ、アルゼ」
小枝を受け取る俺にキョトンとした目で『おれ…いたい?』と気遣ってくれる。
「いたい、ないぞ。いい子だアルゼ」
ホッとしたように笑うアルゼがまた駆けだしていく。
陽を受けるその後姿が尊くて、なぜか泣きたくなった。
*
家へと戻り、アルゼが物置倉庫の中から1枚づつ口に咥えて運ぶ筵に急いでハタコナゼを広げる。
まだ陽の短い春先。
少しでも陽が当たるようにと広く重ならないように。
『もっと?』
自分の体より大きな筵を何枚も運んで疲れただろうに、ぜぃぜぃと息を乱しながらもまだ手伝えると訴えるアルゼ。
「いや、もう充分だ。ありがとう」
ニパァと笑うアルゼが可愛い。
ハタコナゼ臭くなった手を洗い、布巾を水で濡らし固く絞ったものでアルゼの全身を拭いてやる。
『きゃはは』
くすぐったいのか笑い身をよじる。
真っ白な毛がさらに白く輝く。
「おまえは…うつくしいな」
ボソリと漏らした言葉にアルゼの眉間にしわが寄る。
『おれ、いたい、ない?』
そんなに情けない顔をしただろうか。
「あぁ、いたい、ないぞ」
いつもなら頭を撫でるとニパァと笑うアルゼが、俺に身を寄せ真っ黒な大きな瞳で見上げてくる。
『おれも、うつくしい。おれの、目キラキラ、ね』
誰もが恐れ目を合わせられない俺の瞳。
(こんなものが美しいと…)
クゥッと喉がなり込み上げるものを飲み下す。
そんなわけないのに--------
けれどアルゼの瞳には嘘がない。
小さな体を抱きあげ、壊してしまわないようそっと抱きしめる。
「ありがとうな…ありがとう」
何度も繰り返す俺の頬を柔らかな肉球が撫でてくれた。
充分に乾燥させたハタコナゼを藁袋に詰め天井から吊るし、今年も充分な量が取れたことに安堵する。
朝ごはんのヌンズを煮たものに少量のハタコナゼを混ぜて食べる。春の訪れを感じさせるものだがアルゼの口には合わなかったようだ。
『はたこなぜ、くちゃい、ない。けど、おいちー、ないね』
顔をしかめ無理やり飲み込み涙目になっている。
そういえば俺も子供の頃は食べなかったと思い出した。
「俺が食うから残してもいいぞ」
器を見つめ、俺の顔を見つめ悩んでいるようだ。
「子供にはハタコナゼはまだ早かった、無理はするな」
『あるぜ、こども、ちあう』
ブーとふくれる頬が愛らしい。
「ちがう、だ。」
何度も教えるのに舌が短いのか言いにくいのか「ちがう」と言えない。
そんなアルゼが可愛くて仕方がない。
セゼモの件があってから肉は食べさせていない。
毎日、野菜や木の実で食事を作っていて、どれも残さず食べてくれる。
体もずいぶん大きくなって、そろそろ人化するかもしれないと思っていた。
真っ白なふわふわな毛、大きな耳、ふさふさな尻尾。
こいつが人化するとどんな姿なんだろう。
真っ黒な毛の俺は人化しても真っ黒な髪だったから、こいつは真っ白な髪なんだろうか。
茶色か灰色しかいないリウアン族。
たまに訪れる爬虫類の獣人は緑がかった灰色。
真っ白な毛なんて見たことがない--------
切り株にチョコンと座るアルゼが、寄ってきたセゼモに口にくわえたタエマラカスの実を与えている。
セゼモが警戒心なくアルゼの背に乗りチュンチュンと鳴いている。
遠目に見ているだけでジュルと唾液がこみあげてくる。
そっとその場を離れ、倉庫に入り奥の棚に隠している干し肉を取り出す。
冬になる前に獲った鳥や獣の肉をトロ火であぶり干し肉にして保存していたものだ。
普通は炙って食うか湯に入れ煮込んで柔らかくして食うものだ。
暗い倉庫の中で我武者羅に嚙みつき咀嚼していく。
(あぁ、うまい…)
体中に染み渡り、血流が流れる。
今は雑食になったとはいえ、元は肉食のリウアン族。
アルゼとはいえ俺もやはりリウアン族なのか。
ひとごこちつき外に出るとアルゼの周りにはセゼモだけでなく、ルセやエシグなどの小動物、ビチヘリーなどの虫まで集まっていた。
野生の生物が警戒心なくあんなに近寄っていくなんて。
綺麗なアルゼ--------
俺はあまりにも違う自分の体に嫌気がさした。
--------------------------------
お気に入り50ありがとうございます!
人生初の病(なぜか書けなくされているアレです)の高熱で苦しんでる中、お気に入りの数が増えて行ってるのを見てとても嬉しかったです。
まだまだ先は長そうですが、よければ最後までお付き合い宜しくお願いします。(o*。_。)oペコッ
angel
『アルゼ、おてちゅだい、する!』
ハタコナゼは繊細な植物で、幼体のアルゼがとるのは難しい。
そういえば俺がハタコナゼを取る手伝いができるようになったのも人化してからだったと思い出す。
「じゃ焚火するための木を拾ってきてくれ」
ハタコナゼを取りたいと駄々をこねた幼いころの俺と違ってアルゼは素直に木を集めてくれる。
1つ咥えては運び、また探しに行くアルゼの周りに蝶が飛んでいる。
俺の周りに生物が寄ってくることはない--------
虫であろうとも俺の気配を感じると逃げ去ってしまう。
アルゼの頭にとまった青い蝶は戻ってくる途中で異変を察知し飛び立つ。
あんな小さな虫さえも俺の異質な空気を察して逃げてしまうというのに--------
得意げに小枝を咥えて尻尾をブンブン振るアルゼの頭を撫でてやる。
ふわふわの感触にグッと胸が詰まる。
「い…ぃ子だ、アルゼ」
小枝を受け取る俺にキョトンとした目で『おれ…いたい?』と気遣ってくれる。
「いたい、ないぞ。いい子だアルゼ」
ホッとしたように笑うアルゼがまた駆けだしていく。
陽を受けるその後姿が尊くて、なぜか泣きたくなった。
*
家へと戻り、アルゼが物置倉庫の中から1枚づつ口に咥えて運ぶ筵に急いでハタコナゼを広げる。
まだ陽の短い春先。
少しでも陽が当たるようにと広く重ならないように。
『もっと?』
自分の体より大きな筵を何枚も運んで疲れただろうに、ぜぃぜぃと息を乱しながらもまだ手伝えると訴えるアルゼ。
「いや、もう充分だ。ありがとう」
ニパァと笑うアルゼが可愛い。
ハタコナゼ臭くなった手を洗い、布巾を水で濡らし固く絞ったものでアルゼの全身を拭いてやる。
『きゃはは』
くすぐったいのか笑い身をよじる。
真っ白な毛がさらに白く輝く。
「おまえは…うつくしいな」
ボソリと漏らした言葉にアルゼの眉間にしわが寄る。
『おれ、いたい、ない?』
そんなに情けない顔をしただろうか。
「あぁ、いたい、ないぞ」
いつもなら頭を撫でるとニパァと笑うアルゼが、俺に身を寄せ真っ黒な大きな瞳で見上げてくる。
『おれも、うつくしい。おれの、目キラキラ、ね』
誰もが恐れ目を合わせられない俺の瞳。
(こんなものが美しいと…)
クゥッと喉がなり込み上げるものを飲み下す。
そんなわけないのに--------
けれどアルゼの瞳には嘘がない。
小さな体を抱きあげ、壊してしまわないようそっと抱きしめる。
「ありがとうな…ありがとう」
何度も繰り返す俺の頬を柔らかな肉球が撫でてくれた。
充分に乾燥させたハタコナゼを藁袋に詰め天井から吊るし、今年も充分な量が取れたことに安堵する。
朝ごはんのヌンズを煮たものに少量のハタコナゼを混ぜて食べる。春の訪れを感じさせるものだがアルゼの口には合わなかったようだ。
『はたこなぜ、くちゃい、ない。けど、おいちー、ないね』
顔をしかめ無理やり飲み込み涙目になっている。
そういえば俺も子供の頃は食べなかったと思い出した。
「俺が食うから残してもいいぞ」
器を見つめ、俺の顔を見つめ悩んでいるようだ。
「子供にはハタコナゼはまだ早かった、無理はするな」
『あるぜ、こども、ちあう』
ブーとふくれる頬が愛らしい。
「ちがう、だ。」
何度も教えるのに舌が短いのか言いにくいのか「ちがう」と言えない。
そんなアルゼが可愛くて仕方がない。
セゼモの件があってから肉は食べさせていない。
毎日、野菜や木の実で食事を作っていて、どれも残さず食べてくれる。
体もずいぶん大きくなって、そろそろ人化するかもしれないと思っていた。
真っ白なふわふわな毛、大きな耳、ふさふさな尻尾。
こいつが人化するとどんな姿なんだろう。
真っ黒な毛の俺は人化しても真っ黒な髪だったから、こいつは真っ白な髪なんだろうか。
茶色か灰色しかいないリウアン族。
たまに訪れる爬虫類の獣人は緑がかった灰色。
真っ白な毛なんて見たことがない--------
切り株にチョコンと座るアルゼが、寄ってきたセゼモに口にくわえたタエマラカスの実を与えている。
セゼモが警戒心なくアルゼの背に乗りチュンチュンと鳴いている。
遠目に見ているだけでジュルと唾液がこみあげてくる。
そっとその場を離れ、倉庫に入り奥の棚に隠している干し肉を取り出す。
冬になる前に獲った鳥や獣の肉をトロ火であぶり干し肉にして保存していたものだ。
普通は炙って食うか湯に入れ煮込んで柔らかくして食うものだ。
暗い倉庫の中で我武者羅に嚙みつき咀嚼していく。
(あぁ、うまい…)
体中に染み渡り、血流が流れる。
今は雑食になったとはいえ、元は肉食のリウアン族。
アルゼとはいえ俺もやはりリウアン族なのか。
ひとごこちつき外に出るとアルゼの周りにはセゼモだけでなく、ルセやエシグなどの小動物、ビチヘリーなどの虫まで集まっていた。
野生の生物が警戒心なくあんなに近寄っていくなんて。
綺麗なアルゼ--------
俺はあまりにも違う自分の体に嫌気がさした。
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