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おまけ
因循
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泣かせてしまったのは本意ではない。
すまないと告げつつ口づけを授け聖棒をシルヴィの指から受け取る。
ゆるく上下すると歓喜にふるえシルヴィの細指がたまらないとばかりに私の腕を掴んできた。
早い動きで攻め立てる。
指で作った輪で括れを攻め立て、手のひらを使い先端をなでさする。体を丸め逃れようとする腰を抱え聖棒へと舌を寄せる。先端にプクリと盛り上がる聖水を舌にのせ味わいながらシルヴィを見上げると、こぶしを作り歯を立てこれから訪れるであろう快感に堪えるのが見て取れた。
期待通りにしてやろうと可憐に立ち上がるシルヴィ自身を口内へと導いた。
「くぅ、んっ、ん…っふぁ、あ、あぁ」
足をピンと伸ばしシーツの上で限界まで伸ばし快感に耐えるシルヴィ。
根元まで咥え吸い上げると銀色に煌めくささやかな下生えが私の鼻先をくすぐる。腰をひねり逃れるような仕草をしたかと思うと喉奥までも押し込もうとしてきたりするシルヴィに、感じてくれてるという幸福感とともに征服欲が満たされてゆく。左手で聖袋をもみながら、唾液を使用して後ろの聖なる場所に指を侵入させる。ゆうるりと抜き差ししつつ聖棒のくびれを舌で押しやる。差し込む指を2本に増やし内部の聖なる場所にたどり着くと挟むように擦り上げる。
「あ―――っ………!あっ、あん!ひぃぁ…あ、あっ……」
声を抑えるためにかみしめていた拳がはずれこらえきれない喘ぎが漏れる。我が愛鳥はなんという美しい音色で鳴くのだろう。
聖棒の先からとめどなくあふれる聖なる透明な雫を舌ですくいあげ見せつけるように飲み込むが、快感で視線の定まらないシルヴィの目には止まらなかったようだ。
指の動きを止めシルヴィの呼吸が落ち着くのを待っていると不思議そうな顔で見下ろしてくる。欲情し潤むライラック色の瞳がなぜ?と問いかけ、可愛らしい赤い舌が唇を嘗め回しながら続きを強請っている。
そうだなそろそろ一度出すがよい。
安心し弛緩している後ろに指を増やし最奥まで突き立て、聖棒の先端をキツク吸い上げ搾り取るかの如く手で擦り上げる。
「いぁ―――――っ!!っあ!あんんっ!!あ――……」
宮殿中に聞こえるかと思うほどの高い声がシルヴィの口から発せられる。
限界までも背をそらし足先でシーツをかく。過ぎる快感に耐えきれず、両腕で私の頭を聖棒から離そうと必死になっているがその力は弱い。
内部に挿入した指を締め付ける強さが、後に私のペニスに授けられるであろう快感を予想させたまらない気分になる。
「そろそろイクか…?」
問いかけると首を縦に振り、声にならぬ声で答えた。
「よし、ならばイケ」
挿入する指を限界までさしこみぎりぎりまで抜きまた差し込む。その際にシルヴィの感じるふくらみをこれでもかとなでさする。咥えなおした聖棒は私の口内で舌に絡め吸い上げ授けられる甘美な蜜を堪能する。
「あ――……、い…っくぅ…イキ、ます。ぅああ―――――」
ベッドの天蓋の布の遥か先の空を見つめるかのように目を見開き、背を反らし両足先でシーツを掻き、生まれたてのシュピンカのように足をプルプルと震わせながら愛妃は欲望を私の口内に放った。ほとばしる褒美の聖液を1滴も零すまいと飲み込み聖棒に残る残証までをも吸い上げる。
ぐったりと放心するシルヴィ。
私は得も言われぬ達成感に包まれた。
すまないと告げつつ口づけを授け聖棒をシルヴィの指から受け取る。
ゆるく上下すると歓喜にふるえシルヴィの細指がたまらないとばかりに私の腕を掴んできた。
早い動きで攻め立てる。
指で作った輪で括れを攻め立て、手のひらを使い先端をなでさする。体を丸め逃れようとする腰を抱え聖棒へと舌を寄せる。先端にプクリと盛り上がる聖水を舌にのせ味わいながらシルヴィを見上げると、こぶしを作り歯を立てこれから訪れるであろう快感に堪えるのが見て取れた。
期待通りにしてやろうと可憐に立ち上がるシルヴィ自身を口内へと導いた。
「くぅ、んっ、ん…っふぁ、あ、あぁ」
足をピンと伸ばしシーツの上で限界まで伸ばし快感に耐えるシルヴィ。
根元まで咥え吸い上げると銀色に煌めくささやかな下生えが私の鼻先をくすぐる。腰をひねり逃れるような仕草をしたかと思うと喉奥までも押し込もうとしてきたりするシルヴィに、感じてくれてるという幸福感とともに征服欲が満たされてゆく。左手で聖袋をもみながら、唾液を使用して後ろの聖なる場所に指を侵入させる。ゆうるりと抜き差ししつつ聖棒のくびれを舌で押しやる。差し込む指を2本に増やし内部の聖なる場所にたどり着くと挟むように擦り上げる。
「あ―――っ………!あっ、あん!ひぃぁ…あ、あっ……」
声を抑えるためにかみしめていた拳がはずれこらえきれない喘ぎが漏れる。我が愛鳥はなんという美しい音色で鳴くのだろう。
聖棒の先からとめどなくあふれる聖なる透明な雫を舌ですくいあげ見せつけるように飲み込むが、快感で視線の定まらないシルヴィの目には止まらなかったようだ。
指の動きを止めシルヴィの呼吸が落ち着くのを待っていると不思議そうな顔で見下ろしてくる。欲情し潤むライラック色の瞳がなぜ?と問いかけ、可愛らしい赤い舌が唇を嘗め回しながら続きを強請っている。
そうだなそろそろ一度出すがよい。
安心し弛緩している後ろに指を増やし最奥まで突き立て、聖棒の先端をキツク吸い上げ搾り取るかの如く手で擦り上げる。
「いぁ―――――っ!!っあ!あんんっ!!あ――……」
宮殿中に聞こえるかと思うほどの高い声がシルヴィの口から発せられる。
限界までも背をそらし足先でシーツをかく。過ぎる快感に耐えきれず、両腕で私の頭を聖棒から離そうと必死になっているがその力は弱い。
内部に挿入した指を締め付ける強さが、後に私のペニスに授けられるであろう快感を予想させたまらない気分になる。
「そろそろイクか…?」
問いかけると首を縦に振り、声にならぬ声で答えた。
「よし、ならばイケ」
挿入する指を限界までさしこみぎりぎりまで抜きまた差し込む。その際にシルヴィの感じるふくらみをこれでもかとなでさする。咥えなおした聖棒は私の口内で舌に絡め吸い上げ授けられる甘美な蜜を堪能する。
「あ――……、い…っくぅ…イキ、ます。ぅああ―――――」
ベッドの天蓋の布の遥か先の空を見つめるかのように目を見開き、背を反らし両足先でシーツを掻き、生まれたてのシュピンカのように足をプルプルと震わせながら愛妃は欲望を私の口内に放った。ほとばしる褒美の聖液を1滴も零すまいと飲み込み聖棒に残る残証までをも吸い上げる。
ぐったりと放心するシルヴィ。
私は得も言われぬ達成感に包まれた。
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