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○○とハサミ
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智史「お前なら
黙っているはずがないと思っていた」
立花「当たり前じゃない!
花盛祭よ? 花盛祭なのよ?
この街に劇団○○の名を轟かせるのに
いい機会じゃないかしら?」
智史「祝砲が
無許可花火とは聞いていないがな!」
教師「いたぞ、
花火騒動の主犯、南雲と金沢だ!」
立花「捕まえられるものなら、
捕まえてみなさい!
まだまだ策はあるんだから!」
智史「次は何をしようと言うんだ、団長」
立花「そんなの決まってるじゃない」
伙音「いた」
勇介「お、伙音」
伙音「何してるの?」
勇介「後輩のメイド喫茶を
堪能してるところ」
伙音「そう。声優のイベント始まるよ」
勇介「俺、別に声優には」
伙音「行くよ、勇介」
勇介「へ」
伙音「ついてきてくれるんでしょう?」
勇介「ああ!」
明 「未優?」
未優「明・・・来てくれたんだ」
明 「話があるって言われたし」
未優「そうだね」
明 「それで、なんだ、改まって話って。
わざわざこんな教室で」
未優「うん・・・あの・・・」
未優()「(まったく
世話が焼けるんだから)」
【SE 刺す音】
立花『バカとハサミは使いようと
言うけれど、言葉もきっと同じだ。
相手を殺し、縛り付けることも。
恐怖を殺し、立ち向かう勇気を
与えることも。
全てはその心次第なのだから』
未優「私、東山未優は北川明のことが――」
FIN
黙っているはずがないと思っていた」
立花「当たり前じゃない!
花盛祭よ? 花盛祭なのよ?
この街に劇団○○の名を轟かせるのに
いい機会じゃないかしら?」
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無許可花火とは聞いていないがな!」
教師「いたぞ、
花火騒動の主犯、南雲と金沢だ!」
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捕まえてみなさい!
まだまだ策はあるんだから!」
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勇介「後輩のメイド喫茶を
堪能してるところ」
伙音「そう。声優のイベント始まるよ」
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伙音「行くよ、勇介」
勇介「へ」
伙音「ついてきてくれるんでしょう?」
勇介「ああ!」
明 「未優?」
未優「明・・・来てくれたんだ」
明 「話があるって言われたし」
未優「そうだね」
明 「それで、なんだ、改まって話って。
わざわざこんな教室で」
未優「うん・・・あの・・・」
未優()「(まったく
世話が焼けるんだから)」
【SE 刺す音】
立花『バカとハサミは使いようと
言うけれど、言葉もきっと同じだ。
相手を殺し、縛り付けることも。
恐怖を殺し、立ち向かう勇気を
与えることも。
全てはその心次第なのだから』
未優「私、東山未優は北川明のことが――」
FIN
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