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平民区域に見られる板張りの家とは違い、周囲の建物は石造りでしっかりとしているだけなく、手入れもしっかりと行っているのか見た目も白く、綺麗なもの建物ばかりである。
リベルテはそんな貴族区域を、少しの不安を持ちながら歩いていた。

貴族区域の中でもやや奥側で、城に近い所に目的の屋敷が存在していた。
「お待ちしておりました。主は部屋でお待ちしております」
リベルテが目的の屋敷の前にたどり着くや否や、初老の男性が出迎えに現れる。
服装はいかにも執事という格好で、執事と言えども着ている服に掛かっているお金は、リベルテたちが着ている服より掛かってそうである。
初老の男性はこの屋敷の執事なのだろうが、見張っていたかのように現れたことからも、熟練の動きと経験を目の当たりにされた気分であった。

この屋敷に招かれているとは言え、リベルテはこのような対応に慣れている分けではない。
執事の行動に反応出来なく、案内されるまま主の部屋の前にたどり着いた。
主から言い付かっているのか、執事の男性は決して部屋に入ろうとせず、リベルテを促す。
リベルテは気後れしながらも、戸を叩いて部屋に入った。

部屋の主は仕事中であったのか執務机で書き物をしていたが、入ってきたリベルテに気づいて、相好を崩した。
「おぉ。呼び出してすまない。そなたとまた話をしたかったのでな」
ミルドレイは騒乱の際に見た時より衰えているのがわかる。
リベルテは昔から知っている相手だけに、徐々に弱っていくミルドレイの姿を見るのが悲しく、そして寂しく思えていた。
だが、その感情を出すわけにはいかない。
相手との身分差が違い過ぎるのだから。
「本日は、どのようなご用件でしょうか」
リベルテはその場で膝を突く。
立場的には、一介の冒険者とこの国の宰相補佐なのだ。
知っている相手であっても、身を正さねばならない。

「ここは私の屋敷よ。そう堅くなる必要はない。元々、そなたの屋敷でもあったのだからな」
リベルテは幼少の頃、一時的だったとは言え、ミルドレイに引き取られていたことがある。
その際は、この屋敷に身を置いていたのだ。
「身寄りの無い私を引き取ってくださったことは感謝しております。ですが、私はもうここを出た身ですし、元々、ここに居て良かった人間ではありません……」
「相応の年齢となった者は巣立つものだ。だから、追い出されたわけでも、逃げ出したわけでもない。気が向いた時は何時でも顔を見せに戻ってくると良い。いや、私がそれを望んでいるのだ」
ミルドレイは昔と変わらずにと言ってはくれるが、その言葉通りに受け取るわけには行かなかった。
確かに幼少の頃はここに居たかもしれないが、今はもうここに居ることが本来なら憚られるのだ。
リベルテはあくまで身分を理由に固辞しようとするが、ミルドレイは引き取った以上、リベルテを家族と扱い、そして自身の子どもに、孫に接するように扱ってくれる。
その言葉だけでミルドレイへの感謝が尽きない。
リベルテの目尻に涙が浮かんでくる。

「ゆっくりと茶にしよう。どれ……」
ミルドレイが窓際に備えられているテーブルの椅子に座り、対面の席にリベルテを促す。
そして、ベルを鳴らすとワゴンをもった女中が部屋の中へと入ってきた。
用意されていたカップに琥珀色の液体を注ぎ、軽く砂糖とミルクを足してリベルテの前にそっと差し出す。
洗練された動きで、リベルテはついつい女中の動きから目を離せない。
こういった動作から、すでに世界が違っているように思えるのだ。
そして用意された物も、普段のリベルテたちからすれば簡単に手を出せない代物とわかるだけに、手を出すことに躊躇いを覚える。
しかし、ミルドレイがリベルテを身内として扱ってくれているとは言え、身分が上の者から出された物に口をつけないわけにはいかない。
リベルテはカップを手にとり、口を付ける。

少し甘めであり、果実のような香りに思わず目を閉じる。
とても懐かしい、幼少の頃に好きだった味だった。
「覚えて、いらっしゃったのですね……」
「子どもの頃のそなたしか知らない、とも言えてしまうがな。どうにも用意する物は古臭くなってしまうな。今となっては、好みも変わっておるだろう。遠慮せず言うと良い」
懐かしさに笑うリベルテの顔を見て、ミルドレイは満足そうに頷き、自身も紅茶に口をつけて一息つく。
とても優しい時間が流れていく。

「先の騒乱では世話になった。聖国の者たちが暴れる王都を守ってくれたこと、改めて感謝する。……そしてこちらに駆けつけてくれたことをとても嬉しく思う」
ミルドレイが、改めて先の騒乱に対する感謝をリベルテに述べ、頭を下げる。
「私たちも、この王都で生きる者ですから」
本来は、上の者が下の者に頭を下げるなど仰天ものである。
リベルテは止めようとしたが、これがミルドレイのけじめなのだと思い止めなかった。
ただ、黙って感謝を受け取るのも傲慢に思え、同じ王都に生きる者として受け入れることにしたのだ。
ミルドレイはリベルテの対応に満足そうに、そして少し寂しそうに頷いた。
身分と立場はどういう関係の相手であっても距離を作り出してしまう。
その距離はどう足掻いても失くす事は出来ない。いや、出来ないことも無いかもしれないが、それはこの国自体が変わる、いや亡くさない限り無理である。
リベルテが幼かった頃のように、リベルテとミルドレイの距離は、もう近づきすぎることは出来ないのであった。

「今日呼び立てたのは、そなたの話を聞きたいと思ったからなのだ」
「……どのようなお話でしょうか?」
「そのためにはまず、帝国との話からせねばならんな」
ミルドレイは晴れ間の差す窓の外に目を向ける。
「先日、帝国、オルグラント、グーリンデの王と重臣が揃って会合を行った」
出だしからあり得ない大事の話から始まり、リベルテは大きく目を開いて固まった。

帝国は、オルグラント、グーリンデ、アクネシアの三国と戦い、一度は勝利している国であり、アクネシアが全てを巻き込んだモンスターの奇襲によって、全てが大きく兵を損なったため、侵略が止まっている状況である。
そして、先の騒乱でオルグラントがキストと戦った後、帝国はキストに仕掛けていて、キストに大きな損害を与えたものの、例の薬なのか凶暴化した兵によって、帝国も少なくない被害を出して撤退したらしい。
帝国は自国だけによる統一を目指しているため、周囲の苦に全てと敵対関係になっているのだ。
アクネシアが滅んで以降、まだ双方の軍備が十分ではないためか再戦の気配はまだないが、明確に敵対している国が、王と重臣が揃って会合するなど、どう考えても頭のおかしい話でしかないのである。

「帝国からの要望で、グーリンデと帝国の境で会合を行うこととなった。王と重臣だけで、偽り無くそれぞれの国が望むものを話し合い、お互いの国の考えについて齟齬なく話し合うものであった」
帝国は自らの国による統一を謳っているため、ろくに外交使節が送られることもなければ、送ることも出来なく、帝国の本当の考えなど知る由も無かったのだ。
それが分かるのならば、相手の動きの流れも分かるかもしれないし、自分たちの国の望みを口にして話し合うことで、折り合える所が出来るかもしれない。
アルディス王はそう発言し、参加を取り決めたのだと言う。

「アルディス王と私が向かうこととなった。宰相様は次期宰相殿の教育と、今の王都でこなさなければならない仕事があってご多忙であったのだ。そして、グーリンデからも、王と宰相殿がお見えになられていた。お互いに帝国の謀略であった場合、大変なことになると笑っておられたわ。そう考えるのであれば、あのよう場所に来ることなど馬鹿げた話でしかないのだが、揃ってきてしまっているのだ。皆も笑うしかなかった。笑いながら、お互いのことを豪胆であると褒めながらな」
こうして話をしているのだから、お互いに無事に戻ってきた話以外の何者でも無いのだが、きいているリベルテはハラハラものである。

「しばらくして帝国から、皇帝だけがやってきおった。一人でこちらの全てを倒せるとの自信もあったのやもしれん。見事な覇気であった。あの者が居る国は強い、と本気で思った」
そんな相手が皇帝に在位している間は、決して戦意が衰えることは無いのだろう。
戦争が絶えることが無いことを思い、リベルテは思わず手に力が入り、拳を握ってしまう。

「帝国の皇帝はガルガンドと名乗られた。名前すらちゃんと調べられていなかったのだ。ここからお互いの溝を知ったものよ。ガルガンド帝はアルディス王より年上であったが、まだまだ壮健なご年齢であった。グーリンデのマドリガス王が一番の年上であったな。年のせいもあってか、アルディス王の覇気が一番負けている状況だった。そのため、初めからガルガンド帝の独壇場であった」
アルディス王は30代半ばであり、グーリンデのマドリガス王は50代であり、アルディス王の妃となった姫はちょうど20を迎えたばかりであった。
ガルガンド帝はその間と言うことになり、40代と考えられる。
まだ少なくとも20年は、戦争が収まらないことになる。
「ガルガンド帝の、帝国が統一を目指す理由は衝撃的なものであった……」

「お前たちはた自分たちの国を守っているが、本当に守れていると思っているのか?」
ガルガンド帝は席に座り、会合が始まってすぐにそう言い放った。
「無論だ。帝国のような侵略者から先祖代々からの土地を、人を守っている。そして、その侵略者たる帝国の主の前に姿を見せているのだ。守れていると言えようぞ」
マドリガス王がすぐさま噛み付くように反論する。
アルディス王だけは沈黙を保っていた。
決して、口が開けぬほど気圧されていたわけでは無く、ガルガンド帝の思惑に意識を傾け、考え続けていたのだ。
「ガルガンド帝。それは一体、どのような意味を含めて言っておられるだろうか?」
「……おまえたちは『神の玩具』を知っているか?」
「人より過ぎた力を持つ、とされている者たちだ。それがどうした? 今この場でどんな関係がある?」
マドリガス王の言葉に、ガルガンド帝は目つきを鋭くし、二国の王と重臣たちを見回した。

「あれはこの世界にとって害悪である。あれらは排除しなくてはならない」
はっきりと言い切ったガルガンド帝に、アルディス王もマドリガス王もすぐに言葉が出なかった。
「たしかに、過ぎた力は脅威かもしれないが……。そのためだけに、他の国を滅ぼしてまでその者達を討つと言うのか!? あまりにも短絡すぎはしまいか!」
「おまえたちは、あれらと会ったことはあるのか?」
アルディス王もマドリガス王もそれぞれの重臣に目を向ける。
王ともあれば、城に勤めている者でもなければ、顔を見ることなど全く無い。
会う機会があったとしても、謁見の場など状況が作られている場で、決まった言葉のやり取りをするだけで、相手の顔も見れないことが多いのだ。

だが、ミルドレイとグーリンデの宰相は、首を横に振る。
会ったことがあるのかもしれないが、はっきりと『神の玩具』とわかる分けではない。
余程相手が、その力をふるって目立ちでもしない限り、気づけるものでもないのだ。
そう思える人物も浮かばないわけでもないのだが、この場において適当なことなど言えるわけが無く、首を横に振るしかなかったと言うのもあった。
「あれらは力だけではない。力も脅威であるが、それだけでなく、知識も脅威だ。あれらは今ここにない、遥か先を知っている」
ガルガンド帝の言葉に、アルディス王たちも顔を険しくする。
会合を行うに当たり、嘘偽りは言わない話となっていた。
だからこそ、ガルガンド帝がこの場において、嘘を言っているとは誰も思わなかった。
しかし、だからこそ、ガルガンド帝の言葉は大きすぎた。
ガルガンド帝の言葉を信じれば、『神の玩具』とはたった一人で国をひっくり返すことが可能であることを示している。
国の王として、ここに居る二の王にも『神の玩具』の脅威を想像出来てしまったのだ。

「……たしかに、脅威かもしれない。だが、今ここに無い、先の知識があるのであれば、それはこの世界の発展に帰依するのではないのか? そうなれば、害ではなく、益となる」
マドリガス王は恐怖に押しつぶされないように努めて明るい部分を取り上げるが、ガルガンド帝は鼻で嗤った。
「フンッ。おめでたい頭だな。老いては鈍るか。ここより遥か先の知識が本当に益だと何故言える? 遥か先にあるものならば、今ここに持ってきて意味を為せると限らない。今より積み上げられていく先で得られる知恵と同じものとは限らないのだからな」
「ですが、それでも遥か先の知識であれば、今わからないことに答えを出せるのではないか?」
ガルガンド帝がアルディス王に向ける目の強さを増した。
「これから先、多くの者たちが研鑽して積み上げる先の知識だ。それが研鑽される前に持ってこられるのだ。その積み上げは存在しなくなるのだぞ!? そうなれば、それが正しい答えと誰が言える?」
「こことは違う世界の知識かもしれないではありませんか。それであれば……」
ダンッとテーブルにこぶしが叩きつけられる。
ガルガンド帝の拳であった。
「なおさらだ! なおさら、我々と異なる世界の知識がこの世界で正しいと言えるわけが無い! 間違った知識をその過ぎた力とともに押し付けられれば、それはもう、俺たちが生きてきた歴史が採って食われるだけだ!!」

歴史とは、過去に生きてきた者達の足跡の積み上げである。
過去に生きてきた者たちが、必死に生きてきたことで積み上げられてきたものがあるからこそ、国があり、道具があり、知識になっている。
そこに、こことは違う世界かもしれないここより遥か先の知識を持ってこられて、それに塗り替えられてしまったなら、これまでの人の積み上げが途切れてしまうのだ。
ガルガンド帝はあくまでも、この世界に生きてきた人、そして今を生きている者たちの歴史を繋いでいくためだと言っていた。

「……なぜ。何故そこまであなたは警戒するのだ?」
アルディス王はガルガンド帝の根底を問う。ここまで強い意志の源を。
「ナダ王国に強い者が現れたと耳にしたことはあるか? アクネシアで魔物を呼び出す者を見たか? キスト聖国の発端となった聖女について知っているか? かつての大商会は? わかるか!? 昔から! 今も! これからも! 『神の玩具』によって、この世界が荒らされていることを!! いらないのだ、この世界に。たとえ血を流し続けていようとも、この世界で生きる者達が自らの手で生きているのだ。そこに何故、この世界のことを知ろうともしない者たちが、この世界に生きる者達の在りようを変える!? それでいいのか? そうあって良いのか? 俺はそんなものを認められん!!」
熱い叫びだった。
帝国のことは、帝国による統一を目指して戦争を仕掛けてくる国としか知らなかった。知ろうともしなかった。
多くの血を流しながらも、帝国はずっとこの世界を誰よりも憂いていると言えた。

「俺たちは『神の玩具』を排除することを、一番の目的としてる。他のどの国も『神の玩具』を軽視し、対処しようともしないために、俺たちが動いているに過ぎん。おまえたちが対処しないのであれば、俺はこのまま帝国による統一を目指す。そうでないのであれば、いくらかの血を流さずに済むだろう」
言うことは言ったと、ガルガンド帝はこの場を去っていった。
後に残ったのは、ガルガンド帝の、帝国の最終警告に呆然とする面々だけであった。
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