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如月瑠璃は錆びた弦を掻き鳴らす
るぅちゃん
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第三十五話
異様に整った顔立ちのせいで余計に怖さを増幅させている。目を見開いて余計に大きく感じられる目が、私を捉えて離さない。
真っ黒で、無機質で、無邪気な、底の見えない深い穴をのぞいているような……そんな感覚に陥って、私はハッとし意識を戻す。
「——こわっ」
気付くと心の声が声になっていたが、女性は特に気にした素振りも示さない。
聴こえてなかったんだろう。良かった。
……それにしてもこの人、どこかで見たことあるような?
なんとなく、私はこの顔に既視感を感じた。
「ん~……あ。やっぱりそうだ!」
わざとらしく手を叩いて、女性が言う。
一転して満面の笑みを浮かべた彼女は、さっきまでの不気味さを感じさせない、とても無邪気な良い顔で私を指差す。
……あれ、なんだろう。
やっぱりこの人、どこかで……。
「元気? るぅちゃん」
「るぅ、ちゃん?」
言われ馴れていない呼び方。家族にも親戚にも、友達にも言われたことのない愛称。聞き覚えがない。
私は首を傾げるしかなかった。
「やっぱり、るぅちゃん! いやぁ、久しぶりだねぇ。まさかこんなとこで会うなんてさー」
「いや、どちらさ——」
「けどこんな可愛くなってるなんてびっくりしたよ~。前にあった時はほら、もっとちっちゃくて、別の意味で可愛かったのに」
「話を——」
「あ、先生元気? もう随分と会えてなかったから、久々に会いに行こうかな!」
「先生って誰のこ——」
「ほら私さ、最近までずっと海外に居たからさぁ。しばらくは友達のとこでバイトしつつ、再出発を切るみたいな感じでやってくつもりなんだぁ」
「ちょっと私の話を——」
と、私の話ガン無視のマシンガントークを繰り広げてきた女性のスマホが鳴り、彼女は私に断ることもせず、遠慮なく電話を取った。
自由すぎる。なんなのこの人。
「え、もう戻ないとなのー? 私まだ元取れてないよ。絶対ドリンクバーの値段分、元取ってやらないと帰れないんだから」
「元は取れないようになってるけど」
「え、ほんと? そうなの?」
「まあ」
私が反射的に口にしてしまったセリフに返答があり、初めてまともに会話が成立した気がした。
「じゃーいーや。……はいはい、もう行きますぅ、行けばいいんでしょー。はいはーい、あーい、うぃ~——いやぁ、参ったよ。折角の再会だったのに、すぐ帰ってこいって煩くって」
「はぁ」
「また今度ね。きっと挨拶に行くから! じゃね、るぅちゃん」
そう言って、嵐のような彼女はさっさと店を後にしてしまった。
……結局、なんだったんだ、あの人。
「……忘れよ」
今あった変な人のことは頭の隅に追いやり、私は適当な炭酸飲料を注いで席に戻る。
——と、そこで、ある違和感を感じた。
さっきの女性が出て行った店の入り口に目を向ける。当然もうそこに彼女の姿はない。だが、なんともいえない違和感が拭えず、しかし、その違和感の正体に気づくことは結局なかった。
「なに突っ立ってんの」
すると背後から、料理を持った渚に声をかけられた。
「早いね」
「そうか? ま、もうあまり客いないから、すぐ作らせたけど」
「作らせた?」
「私の友達からの注文だからなる早でって言ったら、なんかめっちゃ気合い入れて早く作ってくれた」
「ここでも怖がられてるの?」
「そうみたい」
そう話しつつ席に戻った私は、目の前に置かれた料理に涎を垂らしそうになる。美味しそうだ。
「そんな怖がらなくたっていいのにな」
しゅん、とした渚のギャップに悶えそうになるが堪えて、私は料理を食べる前に周囲を伺う。
今なら大丈夫そうだ。
「渚」
「なんだ?」
「渡すものがある」
私は上着のポケットにしまっていた、例の封筒を取り出して、渚へと差し出した。
「これは?」
「私の気持ち、受け取って」
「気持ちって——え、ええええっ⁉︎」
……なにをそんな驚いているんだろうか。
両頬あたりの髪をくしゃっと、両手で掴み、女の子らしい取り乱し方をした彼女は頬を赤くしている。
え、なに、その反応。
「そ、そんな、アタシ、こんなの初めてで……というか、どう反応したらいいんだコレ⁉︎」
「普通に受け取ってくれたらいいんだけど」
「なんか小慣れてる……えっと……こういうの他の人にもやったことあるのか?」
なんだろう、渚がとても乙女な雰囲気を発している。しかも一段と女の子らしく……それはいいとしても、他の人にこれを? いや、そんなことある訳ない。
「渚だけだけど」
「ワタシだけ……そ、そっか」
……なんだろう、この違和感。困惑から喜びの色を浮かべたのはいいが、全くその心情を読み取れない。
私は今一度起きている、確かなこの異常事態を分析する——が、全くわからない。
なんで渚はこんなおかしいことに……?
「双葉と芽衣には内緒、なんだよな?」
「え? 二人とも知ってるけど」
「知ってるのか⁉︎」
「うん。応援して送り出してくれた」
「応援⁉︎ そ、そっか……二人も認めて……」
話が噛み合っいるはずなのに、本当の意味が通じていないような気がしてならない。
渚は何か勘違いしている……?
「で、でもまさか、瑠璃がアタシのこと*そう*思ってたなんて……どう応えたらいいのか」
喜びを表す黄色が、徐々に緑が混ざったような色に変わっていくのと同時に、私を見る渚の目が、明らかに熱を帯びていくのが分かった。
……ああ、やっと分かった。そういうことか。
よく家族が生きていた時、私に向けられていた色にはまだ程遠いが……それがどんな感情を表しているのか、私には簡単に理解できた。
なので、断りを入れておく。きっとこれで合ってるはず。
「渚」
「な、なに?」
「それ、ラブレターじゃないから」
「…………は?」
「私は渚に告白したわけじゃない。それ————果し状、だから」
ピシッと固まった彼女。
無表情で手紙を開け、中身を読んでいく。そして数秒で読み終えると、中に同封されているチケットを取り出した。
「……本気、なんだな」
「うん」
「……そっか」
「ねぇ、渚」
私は立ち上がって、彼女と同じ視線で顔を突き合わせる。
そして、真剣に、本気の気持ちを込めて伝える。
「さっきは勘違いさせちゃったけど、これは勘違いしなくていいから」
「……なにを」
手紙を読んでから表情がすぐれない彼女に、私は不敵に笑う。そして手紙に書いていた、ただ一つの願いを、しっかり伝わるように声にする。
大胆に。
強い言葉で。
私達と一緒になって欲しいという強い気持ちを渚に伝える。
「——絶対に私のモノにしてやるから、必ず来て」
異様に整った顔立ちのせいで余計に怖さを増幅させている。目を見開いて余計に大きく感じられる目が、私を捉えて離さない。
真っ黒で、無機質で、無邪気な、底の見えない深い穴をのぞいているような……そんな感覚に陥って、私はハッとし意識を戻す。
「——こわっ」
気付くと心の声が声になっていたが、女性は特に気にした素振りも示さない。
聴こえてなかったんだろう。良かった。
……それにしてもこの人、どこかで見たことあるような?
なんとなく、私はこの顔に既視感を感じた。
「ん~……あ。やっぱりそうだ!」
わざとらしく手を叩いて、女性が言う。
一転して満面の笑みを浮かべた彼女は、さっきまでの不気味さを感じさせない、とても無邪気な良い顔で私を指差す。
……あれ、なんだろう。
やっぱりこの人、どこかで……。
「元気? るぅちゃん」
「るぅ、ちゃん?」
言われ馴れていない呼び方。家族にも親戚にも、友達にも言われたことのない愛称。聞き覚えがない。
私は首を傾げるしかなかった。
「やっぱり、るぅちゃん! いやぁ、久しぶりだねぇ。まさかこんなとこで会うなんてさー」
「いや、どちらさ——」
「けどこんな可愛くなってるなんてびっくりしたよ~。前にあった時はほら、もっとちっちゃくて、別の意味で可愛かったのに」
「話を——」
「あ、先生元気? もう随分と会えてなかったから、久々に会いに行こうかな!」
「先生って誰のこ——」
「ほら私さ、最近までずっと海外に居たからさぁ。しばらくは友達のとこでバイトしつつ、再出発を切るみたいな感じでやってくつもりなんだぁ」
「ちょっと私の話を——」
と、私の話ガン無視のマシンガントークを繰り広げてきた女性のスマホが鳴り、彼女は私に断ることもせず、遠慮なく電話を取った。
自由すぎる。なんなのこの人。
「え、もう戻ないとなのー? 私まだ元取れてないよ。絶対ドリンクバーの値段分、元取ってやらないと帰れないんだから」
「元は取れないようになってるけど」
「え、ほんと? そうなの?」
「まあ」
私が反射的に口にしてしまったセリフに返答があり、初めてまともに会話が成立した気がした。
「じゃーいーや。……はいはい、もう行きますぅ、行けばいいんでしょー。はいはーい、あーい、うぃ~——いやぁ、参ったよ。折角の再会だったのに、すぐ帰ってこいって煩くって」
「はぁ」
「また今度ね。きっと挨拶に行くから! じゃね、るぅちゃん」
そう言って、嵐のような彼女はさっさと店を後にしてしまった。
……結局、なんだったんだ、あの人。
「……忘れよ」
今あった変な人のことは頭の隅に追いやり、私は適当な炭酸飲料を注いで席に戻る。
——と、そこで、ある違和感を感じた。
さっきの女性が出て行った店の入り口に目を向ける。当然もうそこに彼女の姿はない。だが、なんともいえない違和感が拭えず、しかし、その違和感の正体に気づくことは結局なかった。
「なに突っ立ってんの」
すると背後から、料理を持った渚に声をかけられた。
「早いね」
「そうか? ま、もうあまり客いないから、すぐ作らせたけど」
「作らせた?」
「私の友達からの注文だからなる早でって言ったら、なんかめっちゃ気合い入れて早く作ってくれた」
「ここでも怖がられてるの?」
「そうみたい」
そう話しつつ席に戻った私は、目の前に置かれた料理に涎を垂らしそうになる。美味しそうだ。
「そんな怖がらなくたっていいのにな」
しゅん、とした渚のギャップに悶えそうになるが堪えて、私は料理を食べる前に周囲を伺う。
今なら大丈夫そうだ。
「渚」
「なんだ?」
「渡すものがある」
私は上着のポケットにしまっていた、例の封筒を取り出して、渚へと差し出した。
「これは?」
「私の気持ち、受け取って」
「気持ちって——え、ええええっ⁉︎」
……なにをそんな驚いているんだろうか。
両頬あたりの髪をくしゃっと、両手で掴み、女の子らしい取り乱し方をした彼女は頬を赤くしている。
え、なに、その反応。
「そ、そんな、アタシ、こんなの初めてで……というか、どう反応したらいいんだコレ⁉︎」
「普通に受け取ってくれたらいいんだけど」
「なんか小慣れてる……えっと……こういうの他の人にもやったことあるのか?」
なんだろう、渚がとても乙女な雰囲気を発している。しかも一段と女の子らしく……それはいいとしても、他の人にこれを? いや、そんなことある訳ない。
「渚だけだけど」
「ワタシだけ……そ、そっか」
……なんだろう、この違和感。困惑から喜びの色を浮かべたのはいいが、全くその心情を読み取れない。
私は今一度起きている、確かなこの異常事態を分析する——が、全くわからない。
なんで渚はこんなおかしいことに……?
「双葉と芽衣には内緒、なんだよな?」
「え? 二人とも知ってるけど」
「知ってるのか⁉︎」
「うん。応援して送り出してくれた」
「応援⁉︎ そ、そっか……二人も認めて……」
話が噛み合っいるはずなのに、本当の意味が通じていないような気がしてならない。
渚は何か勘違いしている……?
「で、でもまさか、瑠璃がアタシのこと*そう*思ってたなんて……どう応えたらいいのか」
喜びを表す黄色が、徐々に緑が混ざったような色に変わっていくのと同時に、私を見る渚の目が、明らかに熱を帯びていくのが分かった。
……ああ、やっと分かった。そういうことか。
よく家族が生きていた時、私に向けられていた色にはまだ程遠いが……それがどんな感情を表しているのか、私には簡単に理解できた。
なので、断りを入れておく。きっとこれで合ってるはず。
「渚」
「な、なに?」
「それ、ラブレターじゃないから」
「…………は?」
「私は渚に告白したわけじゃない。それ————果し状、だから」
ピシッと固まった彼女。
無表情で手紙を開け、中身を読んでいく。そして数秒で読み終えると、中に同封されているチケットを取り出した。
「……本気、なんだな」
「うん」
「……そっか」
「ねぇ、渚」
私は立ち上がって、彼女と同じ視線で顔を突き合わせる。
そして、真剣に、本気の気持ちを込めて伝える。
「さっきは勘違いさせちゃったけど、これは勘違いしなくていいから」
「……なにを」
手紙を読んでから表情がすぐれない彼女に、私は不敵に笑う。そして手紙に書いていた、ただ一つの願いを、しっかり伝わるように声にする。
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青春ガールズバンドストーリー!
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