[R18] 異世界は突然に……

あみにあ

文字の大きさ
上 下
136 / 358
第三章

※旅の終焉④

しおりを挟む
私はゆっくりと顔上げ、小瓶へと視線を向けると、透明の瓶にはドロドロとした液体が入っている。
イーサンは不敵に笑みを浮かべながら瓶の蓋を開けると、ポンッと小気味よい音が耳に届いた。

「これを使いたくなかったんだがな~。なかなか口を割らないあんたが悪い。まぁ……壊れないように精々頑張れよ」

イーサンは私を見下ろす様に立つと、私の体向けて瓶を傾ける。
するとドロッとした液体が、私の体へ流れ落ちていくる。、
ひんやりとする刺激が、肩から鎖骨へと流れ、そのまま胸元へ伝っていくと、触れた場所が熱を帯び始めた。
胸の突起へ液体が触れると、激しい刺激に体が大きく跳ねる。

「あぁん、やぁっ、あぁぁぁん、なぁに……これっっ、あああああああああ」

脳に快楽が押し寄せ下半身がひどく疼く中、イーサンは液体を割目の中へそそいでいく。
冷たい液に自然とビクビクッと体が震える中、彼はそのまま割れ目へと触れた瞬間に、愛蜜が一気に溢れ出た。

「やぁっ、熱い……っっ、いやぁぁぁ、何っ……はぁ、はぁ、やめてぇ……っっ、あぁぁぁぁん」

「想像以上に良く効いているみただなぁ~。どうだ、話す気になったか?」

イーサンはニヤリと口角を上げると、ドロドロとした液体をオイルマッサージのように私の肌へ塗りこんでいく。
激しい快楽に意識が飛びそうになると、私は唇を噛み必死に耐えていた。
何なのこれ……、液体がかかったところが異様に熱い……。
ローションが肌全体に塗りこまれ、体がビクビクと小刻みに震え始めると、熱い快楽が私を包み込んでいく。
あっ……この感じ……知っているわ……。
レックスの時と同じ……。
これって媚薬じゃないの……っっ。

全身が燃えるように熱くなっていく中、愛蜜がとめどなく溢れていく。
下半身がひどく疼き、中がビクビクと反応を見せると、椅子にドロドロとした液体が流れ落ちた。

「いやっ、ああああああっ、あつぃ……ふぅ、ひぃ、やあああああ」

「どうだ?体が疼いてとまらないだろう?」

楽しそうに笑うイーサンの姿に苛立つが、あまりの熱さに意識が朦朧としてくると、私はグッタリと頭を垂れた。
虚ろな視界の中、イーサンの指先が胸の突起を軽く弾くと、疼くような快楽に大きく体を反らせた。
こんなの耐えられない……おかしくなっちゃう……。
ダメ、ダメよ……しっかりしなきゃ……。
自分の中で弱い心が見え隠れする中、イーサンは楽しそうに笑うと、指先を股の間へと滑り込ませていく。
いや……やめて……、そこはダメ……触れないで……。

恐怖と混乱に自然と涙が溢れ出る中、彼の指先がグチュグチュと愛蜜へと触れる。
その瞬間……突然にトントントンと部屋にノックの音が響いた。
イーサンはチッと舌打ちをし、苛立った様子を見せると、不機嫌なままに私の傍を離れ、外へと出て行く。
彼がいなくなりほっと胸をなでおろすが……体の疼きは止まらない。
先ほど溢れ出た涙は頬をゆっくりと伝っていく中、その刺激にも体がビクビクと反応を見せた。

自分の荒い息遣いが響く中、誰もいなくなった部屋で、私は縛られているロープを解こうと身をよじらせると、また甘い刺激が全身に駆け抜けた。

「あぁぁぁぁん、……っっ、はぁ、はぁ、はぁ、ダメ……」

こんなの……動くことも出来ない。
この媚薬……レックスの時よりも強いわ……。
少しの刺激だけでも、意識が飛んでしまいそうになる……。
じっと動かずに大人しくしていると、媚薬を与えられた体は快楽を求める様に熱く火照っていく。
次第に意識が朦朧としてくる中、次第に思考回路が壊れていった。

体が疼く……イキたい……。

ダメよ……しっかりしなきゃ……。

あぁ……でも中をグチャグチャにかき混ぜて欲しい……。

違う……そんな事思ってなんていない。

そう自分を納得させようとする中、先ほどイーサンが触れた指先が思い起こされる。

彼の指……とっても気持ちよかった。

もっと欲しい、もっと、もっと。

あぁもう!何を考えているのよ自分!!!

そうやって欲望と葛藤を繰り返す中、イーサンはまだ戻って来ない。
今が逃げるチャンスなのだろうが、私には抵抗する力は残っていない。
放置された体は、下半身がひどく疼き、心全体が快楽を求めるようになっていく。

早く……お願い……イカせて……。

何でもするから……、この疼きを……とって……。

もう欲望に抗う事が出来なくなってくると、視界がひどくぼやけていった。

何でもする……この熱をとって……。

もう自我を失いかけていると、ガチャッと扉が開く音が耳に届く。
虚ろな表情で顔を上げると、そこにはイーサンの姿があった。

「お願い……イカせて……、もうダメェ……、はやく、はやく……この熱をとってぇ……」

「ははっ、もうおちたのか。ならさっさと言え。どうして突然に女が減ったんだ?あのガキ二人は誰だ」

ガキ二人……、タクミとセーフィロ。
そう頭が過ると、私はやっと我に返った。
今……私は何を……。
自分の発した言葉に狼狽する中、イーサンは私の傍へやってくると、懐から何かを取り出した。
そっと顔を上げると、彼の手には四角い小箱のようなものが握りしめられている。

「ほらっ、さっさと言え。絶頂イキたいんだろう?」

イーサンは私の耳元へ顔を寄せると、耳たぶを甘く噛んだ。
全身に快楽が駆け巡ると、また自我が失われ快楽の渦が私を包み込んでいく。

「はぁ、はぁ、はぁ、……世界が歪んでしまったのは……」

そう言葉にした瞬間……バタンッと大きな音と共に、勢いよく扉が開いた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

生贄にされた先は、エロエロ神世界

雑煮
恋愛
村の習慣で50年に一度の生贄にされた少女。だが、少女を待っていたのはしではなくどエロい使命だった。

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

【R18】もう一度セックスに溺れて

ちゅー
恋愛
-------------------------------------- 「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」 過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。 -------------------------------------- 結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。

【R-18】クリしつけ

蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。

社長の奴隷

星野しずく
恋愛
セクシー系の商品を販売するネットショップを経営する若手イケメン社長、茂手木寛成のもとで、大のイケメン好き藤巻美緒は仕事と称して、毎日エッチな人体実験をされていた。そんな二人だけの空間にある日、こちらもイケメン大学生である信楽誠之助がアルバイトとして入社する。ただでさえ異常な空間だった社内は、信楽が入ったことでさらに混乱を極めていくことに・・・。(途中、ごくごく軽いBL要素が入ります。念のため)

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

若妻の穴を堪能する夫の話

かめのこたろう
現代文学
内容は題名の通りです。

処理中です...