15 / 21
愛されるということ。
愛し愛され……※
しおりを挟む
食事を終えて、窓の近くまで歩いて行く。
部屋は広い。どうやらここはルシファルの部屋というか寝室らしいとキシミアは思う。
魔界の世界は常に暗い。
時計の針だけが、アウスティシア全土は統一している。
その時計の針は大陸の中心部に建てられている。時の神、クロノスが決めたとされ、
今は夜の時間を指していた。
ガチャリと音を立てて、部屋に入ってきたのはこの部屋の主のルシファル。
「あ、……あの、ルシファル、俺、もう」
「『帰る』などと言うな。まだ私の傍に居ろ」
一気に距離を詰めて抱き締めてくるルシファルにキシミアは沈黙した。
キシミアの欲しい言葉をルシファルはくれている。キシミア自身もルシファルの傍を離れたくなくなっている。
「キシミア」
ルシファルが名を呼ぶとキシミアは顔を赤くしていた。
そっと顔を近づけるとキシミアの潤んだ瞳がまたゆっくり閉じていく。
口付けると段々と深くなり、お互いに求め合う。
キシミアの来ている服を脱がしていき、ルシファルはベッドにキシミアを押し倒した。
2人の夜が始まりを告げる。
「ぁぁ、あ、ルシ、!あぁん、ルシファ、ル
!気持ちいいよぉ、」
両足を広げて、正常位でルシファルを受け入れているキシミアにルシファルは笑みを浮かべた。
更に中に押し込むように自分の肩にキシミアの足を乗せる。
「ああぁ、ん、やぁら、深いぃ、」
「可愛いキシミア、深い方がよく当たるだろう?」
ドチュドチュッと音ともにパンパンッと肌がぶつかり合う音も響く。
「キシミア、あぁ、私のキシミア、お前のナカは最高だ」
激しく腰を動かしているルシファルにキシミアは咽びなく。
「ルシファル、気持ち、い?俺で気持ちよく、なって?」
「キシミア!」
キシミアの言葉にルシファルのタガが外れた。
「ぁ、あ、あん、激しぃ!あ、んぅ」
ピストン運動は激しさを増して、ルシファルはキシミアを口付ける。
互いに手を繋いで求め合う。
「ふぁ、ぁ、んん」
「キシミア」
口付けながら舌を絡ませていくと唾液がたまりキシミアの口の端から唾液が溢れる。
それを見てまたルシファルが舐め取り嚥下した。
「すき、好きなの、ルシ、ルシファル、ぁぁん!!もっとぉ、」
「私もお前だけを愛している、私のキシミア」
ルシファルの腰に足を巻きつかせてキシミアはルシファルを離さないようにしてしまう。
そのキシミアの様子にルシファルは微笑む。
ルシファルから与えられる快楽に完全に酔っているキシミアを見て、ルシファルは作戦は成功した事を感じ取った。
『快楽に溺れるキシミアを見たいと思ったけど壮絶な色気と下の締まり具合、もうサイコー!
ナマの推しのキシミアの色気も半端ねぇわ!』
とルシファルが悶えつつ、腰が止まらないのを自覚する。
『可愛い、従順、相性もいい!嫁にしてよかった!こんな可愛い奥さんなら毎日ヤっても飽きない!』
仕事の癒しにもなるキシミアの存在は更にルシファルの中で大きくなっていく。
『もう最愛でしかない!』
とルシファルとそう思うと最後とばかりに強く突くと、キシミアは嬌声をあげて果てたのと同時にルシファルもまた熱を放つ。
ドクドクと流し込むルシファルの精子、精液を余す事なくキシミアは受け入れていた。
その熱をポーッと満足そうに受け入れてキシミアはルシファルに抱きつく。
今度はまたルシファルが体位を変えるとキシミアの秘部からルシファルの精液がかすかに漏れ出す。
その感覚にキシミアはビクビクッと震えつつ、
既に固くなっているルシファルの男根を受け入れた。
また夜は始まったばかりであり、2人に取っては蜜月という状態になった。
部屋は広い。どうやらここはルシファルの部屋というか寝室らしいとキシミアは思う。
魔界の世界は常に暗い。
時計の針だけが、アウスティシア全土は統一している。
その時計の針は大陸の中心部に建てられている。時の神、クロノスが決めたとされ、
今は夜の時間を指していた。
ガチャリと音を立てて、部屋に入ってきたのはこの部屋の主のルシファル。
「あ、……あの、ルシファル、俺、もう」
「『帰る』などと言うな。まだ私の傍に居ろ」
一気に距離を詰めて抱き締めてくるルシファルにキシミアは沈黙した。
キシミアの欲しい言葉をルシファルはくれている。キシミア自身もルシファルの傍を離れたくなくなっている。
「キシミア」
ルシファルが名を呼ぶとキシミアは顔を赤くしていた。
そっと顔を近づけるとキシミアの潤んだ瞳がまたゆっくり閉じていく。
口付けると段々と深くなり、お互いに求め合う。
キシミアの来ている服を脱がしていき、ルシファルはベッドにキシミアを押し倒した。
2人の夜が始まりを告げる。
「ぁぁ、あ、ルシ、!あぁん、ルシファ、ル
!気持ちいいよぉ、」
両足を広げて、正常位でルシファルを受け入れているキシミアにルシファルは笑みを浮かべた。
更に中に押し込むように自分の肩にキシミアの足を乗せる。
「ああぁ、ん、やぁら、深いぃ、」
「可愛いキシミア、深い方がよく当たるだろう?」
ドチュドチュッと音ともにパンパンッと肌がぶつかり合う音も響く。
「キシミア、あぁ、私のキシミア、お前のナカは最高だ」
激しく腰を動かしているルシファルにキシミアは咽びなく。
「ルシファル、気持ち、い?俺で気持ちよく、なって?」
「キシミア!」
キシミアの言葉にルシファルのタガが外れた。
「ぁ、あ、あん、激しぃ!あ、んぅ」
ピストン運動は激しさを増して、ルシファルはキシミアを口付ける。
互いに手を繋いで求め合う。
「ふぁ、ぁ、んん」
「キシミア」
口付けながら舌を絡ませていくと唾液がたまりキシミアの口の端から唾液が溢れる。
それを見てまたルシファルが舐め取り嚥下した。
「すき、好きなの、ルシ、ルシファル、ぁぁん!!もっとぉ、」
「私もお前だけを愛している、私のキシミア」
ルシファルの腰に足を巻きつかせてキシミアはルシファルを離さないようにしてしまう。
そのキシミアの様子にルシファルは微笑む。
ルシファルから与えられる快楽に完全に酔っているキシミアを見て、ルシファルは作戦は成功した事を感じ取った。
『快楽に溺れるキシミアを見たいと思ったけど壮絶な色気と下の締まり具合、もうサイコー!
ナマの推しのキシミアの色気も半端ねぇわ!』
とルシファルが悶えつつ、腰が止まらないのを自覚する。
『可愛い、従順、相性もいい!嫁にしてよかった!こんな可愛い奥さんなら毎日ヤっても飽きない!』
仕事の癒しにもなるキシミアの存在は更にルシファルの中で大きくなっていく。
『もう最愛でしかない!』
とルシファルとそう思うと最後とばかりに強く突くと、キシミアは嬌声をあげて果てたのと同時にルシファルもまた熱を放つ。
ドクドクと流し込むルシファルの精子、精液を余す事なくキシミアは受け入れていた。
その熱をポーッと満足そうに受け入れてキシミアはルシファルに抱きつく。
今度はまたルシファルが体位を変えるとキシミアの秘部からルシファルの精液がかすかに漏れ出す。
その感覚にキシミアはビクビクッと震えつつ、
既に固くなっているルシファルの男根を受け入れた。
また夜は始まったばかりであり、2人に取っては蜜月という状態になった。
2
お気に入りに追加
136
あなたにおすすめの小説
異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる
ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。
アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。
異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。
【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。
αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。
負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。
「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。
庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。
※Rシーンには♡マークをつけます。
乙女ゲームが俺のせいでバグだらけになった件について
はかまる
BL
異世界転生配属係の神様に間違えて何の関係もない乙女ゲームの悪役令状ポジションに転生させられた元男子高校生が、世界がバグだらけになった世界で頑張る話。
その男、有能につき……
大和撫子
BL
俺はその日最高に落ち込んでいた。このまま死んで異世界に転生。チート能力を手に入れて最高にリア充な人生を……なんてことが現実に起こる筈もなく。奇しくもその日は俺の二十歳の誕生日だった。初めて飲む酒はヤケ酒で。簡単に酒に呑まれちまった俺はフラフラと渋谷の繁華街を彷徨い歩いた。ふと気づいたら、全く知らない路地(?)に立っていたんだ。そうだな、辺りの建物や雰囲気でいったら……ビクトリア調時代風? て、まさかなぁ。俺、さっきいつもの道を歩いていた筈だよな? どこだよ、ここ。酔いつぶれて寝ちまったのか?
「君、どうかしたのかい?」
その時、背後にフルートみたいに澄んだ柔らかい声が響いた。突然、そう話しかけてくる声に振り向いた。そこにいたのは……。
黄金の髪、真珠の肌、ピンクサファイアの唇、そして光の加減によって深紅からロイヤルブルーに変化する瞳を持った、まるで全身が宝石で出来ているような超絶美形男子だった。えーと、確か電気の光と太陽光で色が変わって見える宝石、あったような……。後で聞いたら、そんな風に光によって赤から青に変化する宝石は『ベキリーブルーガーネット』と言うらしい。何でも、翠から赤に変化するアレキサンドライトよりも非常に希少な代物だそうだ。
彼は|Radius《ラディウス》~ラテン語で「光源」の意味を持つ、|Eternal《エターナル》王家の次男らしい。何だか分からない内に彼に気に入られた俺は、エターナル王家第二王子の専属侍従として仕える事になっちまったんだ! しかもゆくゆくは執事になって欲しいんだとか。
だけど彼は第二王子。専属についている秘書を始め護衛役や美容師、マッサージ師などなど。数多く王子と密に接する男たちは沢山いる。そんな訳で、まずは見習いから、と彼らの指導のもと、仕事を覚えていく訳だけど……。皆、王子の寵愛を独占しようと日々蹴落としあって熾烈な争いは日常茶飯事だった。そんな中、得体の知れない俺が王子直々で専属侍従にする、なんていうもんだから、そいつらから様々な嫌がらせを受けたりするようになっちまって。それは日増しにエスカレートしていく。
大丈夫か? こんな「ムササビの五能」な俺……果たしてこのまま皇子の寵愛を受け続ける事が出来るんだろうか?
更には、第一王子も登場。まるで第二王子に対抗するかのように俺を引き抜こうとしてみたり、波乱の予感しかしない。どうなる? 俺?!
姉が結婚式から逃げ出したので、身代わりにヤクザの嫁になりました
拓海のり
BL
芳原暖斗(はると)は学校の文化祭の都合で姉の結婚式に遅れた。会場に行ってみると姉も両親もいなくて相手の男が身代わりになれと言う。とても断れる雰囲気ではなくて結婚式を挙げた暖斗だったがそのまま男の家に引き摺られて──。
昔書いたお話です。殆んど直していません。やくざ、カップル続々がダメな方はブラウザバックお願いします。やおいファンタジーなので細かい事はお許しください。よろしくお願いします。
タイトルを変えてみました。
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
愛人契約しました
長月〜kugatu〜
BL
多額の親の借金を背負う哲は妻帯者である営業部長の田中と身体の関係があった。
不毛だが、愛する田中との生活を続ける哲の前に現れた新しく専務取締役に就任した如月淳一によって現実を知らされる。傷心の哲に淳一が持ちかけたのが愛人契約だった。
俺は好きな乙女ゲームの世界に転生してしまったらしい
綾里 ハスミ
BL
騎士のジオ = マイズナー(主人公)は、前世の記憶を思い出す。自分は、どうやら大好きな乙女ゲーム『白百合の騎士』の世界に転生してしまったらしい。そして思い出したと同時に、衝動的に最推しのルーク団長に告白してしまい……!?
ルーク団長の事が大好きな主人公と、戦争から帰って来て心に傷を抱えた年上の男の恋愛です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる