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し、シークに怒られました。

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「…は?何考えてんの?」

えっと。何があったかと言いますと、騎士団の医務室に採用になったって話をしに帰ってきたんです。

そしたらシークにまず1人でフラフラとどこに行っていたんだと怒られ、

そして勝手に働き先を見つけたことを怒られ、

そしてそこがむさ苦しい男だらけな点にも怒ってる理由があるみたいで。

「…ごめんなさい、」

「…それで?」

「ん?」

「働くの辞める気はないんだろ?」

「…うん。」

「はぁ。わかった。行き帰りは一緒に行く、それで、ミーが働いてる間俺はその辺の討伐系の依頼を受けておく。常設依頼適当にやっとくからギルド行く時に一緒に申請して。…これでいいか?」

「うん、シークありがと~!」

ガバッと飛びついてすりすりしてみる。

何だかんだお迎え来てくれるし、働くのも認めてくれた。優しい!

「お、おいっ。はなれろ、、。」

あ。

離されちゃった。

「ミー。誰にでも優しいのはいいが、距離感は覚えろ。特にこれから男だらけの職場に行くんだ。誰にでも優しくして、くっついてると誤解されるぞ。」

「誰にでもこんなことするわけじゃないもん。シークは信用してるからねっ」

「手出さないっていう信用?それとも人間として信用されてる…?(小声)」

シークがぶつぶつ文句言ってるけどなにもきこえませーーん。

それじゃあ明後日からのスケジュール、立てよっと。

明日 ここはまだやることないから仮に休日とする。まぁ分かりやすく日曜日ってことにしようかな。まぁこの世界にそういう概念はないんだけどね。

明後日 13時から医務室。5時間だから18時までかな。その後は夜ご飯食べて魔法もたくさん使ったはずだし、ゆっくりする。

その次の日 恐らくここは休みだから薬草取りと、昨日シークが討伐してくれた討伐証明を提出しに行く。ちなみに奴隷は登録できないから主人が代わりに提出する形で正しいみたい。だけどシークの達成報酬だから貰ったお金はシーク用にしたいなー。

その次の日 この日は医務室か。交互に医務室、薬草取り、ってやっていったら分かりやすいかな。うんうん。

これで行こう。

明日は惰眠を貪る日。

あとは家具を買ったりしようかな。

早く明後日にならないかなぁ。

騎士団にもイケメンいるらしいし、眼福案件はやっぱり気になる。

まぁでも、私はシークが…なんちゃって!

奴隷相手に何言ってるんだろ。はー。

それに向こうは多分私よりだいぶ年上。

恋愛対象外にも程があるよね。

主人且つ守るべき子供みたいに思われてそー。はぁ。

いつか奴隷解放して、従業員になってもらえたら、その時は、また、考えよう。

よし。
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