僕とあの子と一ヶ月

僕は、気がついたときには1人でいた。
そんなあるとき、
僕は一人の人に拾われて、
また捨てられて、彼女にあった。
余命一ヶ月のレイ。
僕は、彼女と一ヶ月だけ過ごす。
しゃべれなかったレイがしゃべり、
一緒にごはんを食べ、
遊んで、本を読んで......
毎日が幸せだった、はずだった。

僕とレイの一ヶ月と、
レイがいなくなってしまってからの
僕の小さな物語。
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