【女性向けR18】幼なじみにセルフ脱毛で際どい部分に光を当ててもらっています

とりニク

文字の大きさ
上 下
11 / 11

10:おわり

しおりを挟む
「どうしよ。やっちゃった」

「どうしよっか」

「ごめん」

 虚無感や後悔、ミクに対して申し訳ない気持ちが陽介を襲う。
 ミクも調子に乗りすぎてしまったと反省した。

 今はただ陽介の肩に顔を埋めることしかできなかった。


 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 あれから少しだけ眠りにつき、陽介は帰り支度をして玄関にいた。

「陽ちゃん、夏になったらさ、2人で海行こうよ」

「俺と?」

 ミクは頷き微笑んだ。
 陽介は立ち尽くしたままである。

「彼氏と行くのに、俺とも行くの?」

「陽ちゃんとしか行かないよ」

「水着もらったのに?」

「さっき別れちゃった」

「えっ」

 陽介の曇った表情が一瞬にして柔らかくなった。

「海行こうね」

「うん、行く」

 ちょうどオレンジ色の夕陽が2人を照らす頃だった。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

自習室の机の下で。

カゲ
恋愛
とある自習室の机の下での話。

秘事

詩織
恋愛
妻が何か隠し事をしている感じがし、調べるようになった。 そしてその結果は...

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

【R18】深層のご令嬢は、婚約破棄して愛しのお兄様に花弁を散らされる

奏音 美都
恋愛
バトワール財閥の令嬢であるクリスティーナは血の繋がらない兄、ウィンストンを密かに慕っていた。だが、貴族院議員であり、ノルウェールズ侯爵家の三男であるコンラッドとの婚姻話が持ち上がり、バトワール財閥、ひいては会社の経営に携わる兄のために、お見合いを受ける覚悟をする。 だが、今目の前では兄のウィンストンに迫られていた。 「ノルウェールズ侯爵の御曹司とのお見合いが決まったって聞いたんだが、本当なのか?」」  どう尋ねる兄の真意は……

身体の繋がりしかない関係

詩織
恋愛
会社の飲み会の帰り、たまたま同じ帰りが方向だった3つ年下の後輩。 その後勢いで身体の関係になった。

淫らな蜜に狂わされ

歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。 全体的に性的表現・性行為あり。 他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。 全3話完結済みです。

処理中です...