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2人の顔がを見ていると、不思議とおかしくて、ついつい声を上げて笑ってしまった。あ、馬鹿にしてじゃなく、2人の気持ちが嬉しくて
そんな私を、少し引いた顔をしながら、見ているグラハムさんとニスカさん。そんな2人を見て、また笑ってしまう、を繰り返す事、数十分。やっと笑いが治まり、これからの事を話しあった
で、取り敢えず決まった事は、これ
1、まずは、登録を済ませる(実技試験を行う)
2、依頼を受けながら、お金を稼ぎつつレベルを上げる
3、この国を出た後、グラハムさん達と連絡出来る手段の確保
4、召喚の事を、グラハムさんが王様に報告(なんでも、王様とは昔からの仲らしい)
取り敢えず、以上だ
「よし。これで一先ず、動いて行こう。ミナの他にも、異界者がいる事は確実。しかも、ミナと同じように虐げられた者がいる可能性の方が高い。国としては、一大事であり、他国と戦になる可能性もある。早急に解決しないとな」
「あの、もし…ですよ?王様はこの事を知っていて、周りがやっている可能背は…ないんですか?」
「それは無い」
私の問いに、グラハムさんは即座に、そしてキッパリと言い放った
「昔からの仲だって言っただろ?俺も大概曲がった事が許せねぇたちだが、あいつは俺以上だよ。それはもう俺が、そう思う位にはな。それは今も変わらねぇ」
グラハムさんの言葉を聞いて、安心した。これで、少なくとも、こんな最低な思いをするのは、私で最後に出来る
「安心しました。でも、そうしたら、あの王子は勝手にやってるって事ですよね?そんな事可能なんですか?」
「それが俺にも分からねぇんだ」
そう言って、難しい顔をするグラハムさん
「この国の王家の事情は、ちと複雑でな。んー…、取り敢えずあいつに報告して、確認してみるさ」
「…はい。そちらはお任せします。私はお金稼ぎと、レベル上げに専念しますね」
「おう。そうしてくれ。あ、それから、ニスカをミナの専属にするから、ギルドに来たらニスカの所に行けよ?」
「分かりました!宜しくお願いします、ニスカさん!」
「はい。いつでもお待ちしています」
ニスカさんはニッコリと、優しい笑みを浮かべていた
「あ、それから、今不在にしているサブマスが戻ったら、一度顔を合わせる場を設ける。その時は、ニスカを通して知らせるから、来てくれな。ま、ちと固い奴だが、良い奴だから安心しな」
「分かりました。何から何まで、ありがとうございます。これから、宜しくお願いします」
「おう。よし、実技試験に行くか!」
そう言って、グラハムさんは立ち上がり、部屋を出て行った
「…行くか、って―――グラハムさんが、試験されるんですか?」
「―――本来は、Cランクの冒険者にお願いするのですが…まぁ、ミナさんはステータスがステータスですからね」
口元をヒクヒクさせながら、ニスカさんが言った
そんな私を、少し引いた顔をしながら、見ているグラハムさんとニスカさん。そんな2人を見て、また笑ってしまう、を繰り返す事、数十分。やっと笑いが治まり、これからの事を話しあった
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1、まずは、登録を済ませる(実技試験を行う)
2、依頼を受けながら、お金を稼ぎつつレベルを上げる
3、この国を出た後、グラハムさん達と連絡出来る手段の確保
4、召喚の事を、グラハムさんが王様に報告(なんでも、王様とは昔からの仲らしい)
取り敢えず、以上だ
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「それは無い」
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グラハムさんの言葉を聞いて、安心した。これで、少なくとも、こんな最低な思いをするのは、私で最後に出来る
「安心しました。でも、そうしたら、あの王子は勝手にやってるって事ですよね?そんな事可能なんですか?」
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「…はい。そちらはお任せします。私はお金稼ぎと、レベル上げに専念しますね」
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