from破戒神官~愚なる豺狼に詠訣の花束を

「――其の恩恵は護盾となりて!」
「――其の威武は破邪となりて!」

法術の閃光を放ち、ひとりの少年を怪物から救うメルティとアルト。

まるで腐敗した人狼を思わせる怪物は、夜の森へと逃走していった――。

メルティとアルト……ふたりは信教国ソフィアの国防組織『神官』である。

ある地方の村での変死事件が発生し、調査に向かうふたりのまえにあらわれたのは怪物と少年だった。しかし少年も怪物も、夜の闇へと消えていってしまう……。

件の村へと到着し調査を始めるメルティとアルト。しかし事件はただの変死事件にはとどまらなかった。

その変死事件の現場には、怪物のものと思われる痕跡が残されていて――


わけあり神官メルティとアルトが事件を追う、本格ミステリーファンタジー第一弾!

☆★☆★☆★☆★☆★

著・狗守要

最近プライベートが忙しくなりすぎて、なかなか小説が進められない男。
でもちゃんと終わらせます。



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