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第149話 《アマラの視点》クリフォトの木2
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「やめろこの悪魔め! なぜだ、なぜこんなことをする! 聞けば貴様は元々人間だったそうじゃないか。なぜこんな酷い仕打ちができるというのだ……」
教皇は地面を強く叩きつけ、泣き喚きながら俺を非難する。飛び出そうとするが喚び出したレッサーデーモンがそれを阻止していた。まぁ確かに我ながらこれはなかなか残酷かもしれんな。
「逃げて、逃げてくださいましお兄様!」
皇女が震える手で剣を振りかぶり、その切っ先を倒れている自らの兄に向けていた。なんでそんなことになってるか、っていうと簡単なことだ。皇女はなかなか俺好みの美少女だったんだが、俺のものになるのを拒みやがった。だからこれは罰なのさ。
「ナターシャ、この国はもう終わりだ。だが教国の皇族たる我らが悪魔に屈するなどあってはならないこと。悪魔に屈するくらいならば俺は誇りある死を選ぶ」
「ああ、お兄様……!」
やれやれ。俺がナターシャの身体を魔力で操って殺させようとしたが兄は死ぬ覚悟を決めてやがる。これじゃナターシャは俺になびかねぇじゃねえか。
「ナターシャ。さっきも言ったように身も心も俺に捧げると誓え。そうすれば兄の命は助けてやるぞ」
ダメ元でもう一度皇女に伝えるが、俺をキッと涙を浮かべながら睨んでそっぽを向く。あーくそ、どうやったら心をへし折れる?
「いやー、なかなかゲスいよねアマラも。さすがの僕もドン引きだよ」
いやお前めっちゃ楽しそうじゃねーか。全くドン引きしてるように見えねぇんだが。
「うるせぇよ。ったく、なぜだ。なぜ俺のものにならない」
「罪なき民を殺めさせ、悪魔を従える邪悪な輩にどうして嫁げましょう。そうなるくらいなら死んたほうがマシです」
ナターシャはそう吐き捨てると心底軽蔑したような目で俺を見る。
あームカつく。ここで殺すのもなんかもったいねーしなぁ……。魅了状態にして人魔にでもしちまうかな。そうすれば一応は俺のものになるな。
「ならもういいわ。リティス、皇女に魅了をかけてやれ」
「いいわよ。はい、魅了」
俺の命を受けリティスが皇女に魅了をかける。しかし全く変化がないとはどういうことだ?
「そんなもの、私には効きませんわ」
「ちっ、なぜだ!?」
「うんうん、残念だけどその皇女の恩恵の力のようだね。気高き心っていうのか。精神干渉への絶対的な耐性を持ち、いかなるまやかしも打ち破る力があるようだね。そして特筆すべきは身も心も捧げることを誓った相手に新たな加護を与える力もあるのか」
へー、そんな恩恵もあるのか。是非とも俺のものにしたいとこだが。
「な、なぜそれを!?」
「なぜって鑑定しただけだけど?」
皇女も随分驚いた顔をしているが、鑑定されたことないのか。ま、皇女様だしな。そんな無礼をするやつもいないか。
「ちっ、しゃあねぇな。ま、せっかくだしクリフォトの木が生まれる様をお前らに見せてやるよ。ニーグリ、もうじきなんだろ?」
クリフォトの木が生まれて絶望を知れば考えも変わるかもしれんしな。それに教皇にはどうせそれを見せてから何処かの国に捨てていくつもりだったし。
「うん、そうだね。たった3日でこれだけ集まるなんて思わなかったよ。レイモンの方はどうだい?」
「ニー様。既に十分な血と命、そして負の感情が集まっております。この地は既におびただしい血を吸っており、魔王になったニー様であれば魔の土へと変貌させることができるでしょう」
レイモンは口を三日月のように歪ませニタリと嗤う。サングラスのせいで目の表情はわからんがな。
「そうか、ならば僕も魔王となろう。条件は整ったからね」
「な、なんですって!」
「なんだと、まさか!?」
ニーグリが魔王になると宣言すると、教皇と皇女の顔色が変わった。どうやら遂にニーグリが魔王になる日が来たようだ。
「ふふっ、君たちは実に運が良い。新たな魔王の誕生に立ち会えるのだからね」
ニーグリがにこやかに告げると、ニーグリを中心に六芒星の魔法陣が展開された。そして魔法陣から小さな黒い泡がぶくぶくと立ち昇る。なんじゃこりゃ。
「ふふっ、魔王を決めるのは誰だと思う? そう、それは神だ。僕達悪魔にもいるのさ、
アルテアと対となる暗黒神がね!」
ほほう、そういや魔王になるとは言っていたがその条件を決めた奴がいるわけか。それが暗黒神というわけだ。そんな存在がいたなんて全く知らなかったな。
「そ、そんな存在がいたのか!」
「安心していいよ、暗黒神が直接人間界に降臨するようなことはないからね。暗黒神の役割は魔王の選定くらいだから」
ニーグリは説明しながら黒い泡に包まれていった。その黒い泡が怪しく蠢きながら地を這って集まる様はまるで蟻の大群に襲われているようで気持ち悪いんだが。
黒い泡は暫くニーグリを包みながら蠢きていた。そしてしばらくするとニーグリを中心に黒い波動が水の波紋のように幾重にも広がっていく。
そしてその波動はとても心地良く俺の身体をすり抜けていった。こころなしか力が湧いてくるようにさえ思える。
「ふふっ、暗黒神は僕を魔王と認めたようだ。これからは僕は魔王を名乗る。魔王ニーグリと呼んでね?」
波動が止むと泡は弾けて消えていった。そしてニーグリは両手の人差し指を頬に立て、小首を傾げながらコケティッシュに微笑んでそこに立っていた。だからなんでそんな可愛い仕草取りたがるんだこの女装悪魔は。
見た目の変化は見られ……、1個あったわ。なんでこんな変化があるのか知らんが、ニーグリの胸が膨らんでいた。
「お前、胸盛った?」
「やだなー、違うよ。性別を超越して両性具有になったんだよ」
誰得……?
「これでアマラの子供も産めるね!」
「産まんでいい!」
頬染めて照れるんじゃねぇ!
「つれないなぁ。まぁいいや、じゃあ始めようか。クリフォトの木を植えないとね。多くの血を吸いし大地よ、その呪いの怨嗟を受け魔の大地へと変貌せよ!」
大きすぎてわからないが、恐らくここを中心に巨大な魔法陣が生まれているな。その影響か空は荒れ、どんよりとした雲が広がり始めたようだ。
しかもこの雲、紫色で無茶苦茶毒々しいでやんの。
「ここからが見物なんですよ。ああ、実に待ち遠しい!」
レイモンが歓喜の声をあげ天を仰いだ。
教皇は地面を強く叩きつけ、泣き喚きながら俺を非難する。飛び出そうとするが喚び出したレッサーデーモンがそれを阻止していた。まぁ確かに我ながらこれはなかなか残酷かもしれんな。
「逃げて、逃げてくださいましお兄様!」
皇女が震える手で剣を振りかぶり、その切っ先を倒れている自らの兄に向けていた。なんでそんなことになってるか、っていうと簡単なことだ。皇女はなかなか俺好みの美少女だったんだが、俺のものになるのを拒みやがった。だからこれは罰なのさ。
「ナターシャ、この国はもう終わりだ。だが教国の皇族たる我らが悪魔に屈するなどあってはならないこと。悪魔に屈するくらいならば俺は誇りある死を選ぶ」
「ああ、お兄様……!」
やれやれ。俺がナターシャの身体を魔力で操って殺させようとしたが兄は死ぬ覚悟を決めてやがる。これじゃナターシャは俺になびかねぇじゃねえか。
「ナターシャ。さっきも言ったように身も心も俺に捧げると誓え。そうすれば兄の命は助けてやるぞ」
ダメ元でもう一度皇女に伝えるが、俺をキッと涙を浮かべながら睨んでそっぽを向く。あーくそ、どうやったら心をへし折れる?
「いやー、なかなかゲスいよねアマラも。さすがの僕もドン引きだよ」
いやお前めっちゃ楽しそうじゃねーか。全くドン引きしてるように見えねぇんだが。
「うるせぇよ。ったく、なぜだ。なぜ俺のものにならない」
「罪なき民を殺めさせ、悪魔を従える邪悪な輩にどうして嫁げましょう。そうなるくらいなら死んたほうがマシです」
ナターシャはそう吐き捨てると心底軽蔑したような目で俺を見る。
あームカつく。ここで殺すのもなんかもったいねーしなぁ……。魅了状態にして人魔にでもしちまうかな。そうすれば一応は俺のものになるな。
「ならもういいわ。リティス、皇女に魅了をかけてやれ」
「いいわよ。はい、魅了」
俺の命を受けリティスが皇女に魅了をかける。しかし全く変化がないとはどういうことだ?
「そんなもの、私には効きませんわ」
「ちっ、なぜだ!?」
「うんうん、残念だけどその皇女の恩恵の力のようだね。気高き心っていうのか。精神干渉への絶対的な耐性を持ち、いかなるまやかしも打ち破る力があるようだね。そして特筆すべきは身も心も捧げることを誓った相手に新たな加護を与える力もあるのか」
へー、そんな恩恵もあるのか。是非とも俺のものにしたいとこだが。
「な、なぜそれを!?」
「なぜって鑑定しただけだけど?」
皇女も随分驚いた顔をしているが、鑑定されたことないのか。ま、皇女様だしな。そんな無礼をするやつもいないか。
「ちっ、しゃあねぇな。ま、せっかくだしクリフォトの木が生まれる様をお前らに見せてやるよ。ニーグリ、もうじきなんだろ?」
クリフォトの木が生まれて絶望を知れば考えも変わるかもしれんしな。それに教皇にはどうせそれを見せてから何処かの国に捨てていくつもりだったし。
「うん、そうだね。たった3日でこれだけ集まるなんて思わなかったよ。レイモンの方はどうだい?」
「ニー様。既に十分な血と命、そして負の感情が集まっております。この地は既におびただしい血を吸っており、魔王になったニー様であれば魔の土へと変貌させることができるでしょう」
レイモンは口を三日月のように歪ませニタリと嗤う。サングラスのせいで目の表情はわからんがな。
「そうか、ならば僕も魔王となろう。条件は整ったからね」
「な、なんですって!」
「なんだと、まさか!?」
ニーグリが魔王になると宣言すると、教皇と皇女の顔色が変わった。どうやら遂にニーグリが魔王になる日が来たようだ。
「ふふっ、君たちは実に運が良い。新たな魔王の誕生に立ち会えるのだからね」
ニーグリがにこやかに告げると、ニーグリを中心に六芒星の魔法陣が展開された。そして魔法陣から小さな黒い泡がぶくぶくと立ち昇る。なんじゃこりゃ。
「ふふっ、魔王を決めるのは誰だと思う? そう、それは神だ。僕達悪魔にもいるのさ、
アルテアと対となる暗黒神がね!」
ほほう、そういや魔王になるとは言っていたがその条件を決めた奴がいるわけか。それが暗黒神というわけだ。そんな存在がいたなんて全く知らなかったな。
「そ、そんな存在がいたのか!」
「安心していいよ、暗黒神が直接人間界に降臨するようなことはないからね。暗黒神の役割は魔王の選定くらいだから」
ニーグリは説明しながら黒い泡に包まれていった。その黒い泡が怪しく蠢きながら地を這って集まる様はまるで蟻の大群に襲われているようで気持ち悪いんだが。
黒い泡は暫くニーグリを包みながら蠢きていた。そしてしばらくするとニーグリを中心に黒い波動が水の波紋のように幾重にも広がっていく。
そしてその波動はとても心地良く俺の身体をすり抜けていった。こころなしか力が湧いてくるようにさえ思える。
「ふふっ、暗黒神は僕を魔王と認めたようだ。これからは僕は魔王を名乗る。魔王ニーグリと呼んでね?」
波動が止むと泡は弾けて消えていった。そしてニーグリは両手の人差し指を頬に立て、小首を傾げながらコケティッシュに微笑んでそこに立っていた。だからなんでそんな可愛い仕草取りたがるんだこの女装悪魔は。
見た目の変化は見られ……、1個あったわ。なんでこんな変化があるのか知らんが、ニーグリの胸が膨らんでいた。
「お前、胸盛った?」
「やだなー、違うよ。性別を超越して両性具有になったんだよ」
誰得……?
「これでアマラの子供も産めるね!」
「産まんでいい!」
頬染めて照れるんじゃねぇ!
「つれないなぁ。まぁいいや、じゃあ始めようか。クリフォトの木を植えないとね。多くの血を吸いし大地よ、その呪いの怨嗟を受け魔の大地へと変貌せよ!」
大きすぎてわからないが、恐らくここを中心に巨大な魔法陣が生まれているな。その影響か空は荒れ、どんよりとした雲が広がり始めたようだ。
しかもこの雲、紫色で無茶苦茶毒々しいでやんの。
「ここからが見物なんですよ。ああ、実に待ち遠しい!」
レイモンが歓喜の声をあげ天を仰いだ。
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