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第70話 熱き筋肉愛! 肉弾エクストリーム!
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オーガ襲来の報告を報せて来たのは斥候役を買って出た神撃のテミスさんとうちのアレサだ。
テミスさんは百発百中の腕前を持つ凄腕の弓士でターゲッティングという恐ろしいスキルを持っている。狙われたらお終いなのはえげつない。
「オーガどもが来たわ! 上位種もいるからすぐに備えて! 広範囲に群がっているし時間差で来るから気をつけて!」
時間差で来るのか。回復があるから魔法の温存はあまり要らないけど……。
2人が各パーティの元へ戻るとオーガの先遣隊が森から出てきた。オーガは確かに筋肉ムキムキだけど、なんか異常にムキムキなオーガいるんですけど……。
「ほほう、あれはマッスルオーガか。生まれつき筋肉に恵まれたオーガの上位種だな」
「つまりそれは天賦の筋肉! ならば教えてやらねばならないだろう。筋肉とは鍛えられてこそ輝くものであると!」
筋肉の誓いの人達がオーガの筋肉に触発され、闘志を燃やしているぅっ!
ん?
闘志を燃やす……。燃え上がる筋肉愛……。
いいかもしれない。試してみよう!
「リーネ! 燃焼を筋肉の誓いの人達に!」
「え!? なんで!?」
あ、リーネの目が点になってる。まぁ、疑問に思うのも無理ないか。
「いいから! 僕を信じて!」
「ぬう? 少年よ、なにか面白いことを考えたのだな?」
それはもう。出番です筋肉兵器様!
「わ、わかった。燃焼!」
「拡大解釈! 燃え上がれ! 筋肉愛!」
我ながらなんでもありだな、とは思うけど精神に影響を及ぼすバフも可能だから凄いよね。
「「「「ぬおおおおおおっっ!!??」」」」
筋肉の誓いの人達が昂る筋肉愛に雄叫びをあげる。それはまさに野獣の咆哮。
「震えるぞ筋肉!」
アニキータさんがサイドチェストのポーズで背中と肩、脚の筋肉を見せつける。
バンプアップで大量に血が滾っている!?
「昂るぞ筋肉魂!」
ノーキンさんがサイドトライセップスで上腕三頭筋をアピール!
凄い脈打ってる!
「今、美しき我らの筋肉が!」
キニクさんがモストマスキュラーのポージングで首周りの僧帽筋や肩の筋肉、腕の太さをアピールする!
その太さは僕の腰周りをも凌駕するっ!
「邪悪な筋肉を打ち砕く!」
ゴリマさんがフロントダブルバイセップスのポーズで両腕を曲げ、上腕二頭筋に凄まじい力こぶが浮かび上がる!
逆三角形のボディが眩しいです!
「「「「必殺! 肉弾エクストリーーームぅぅっっ!!!」」」」
そして今、熱き男たちの筋肉愛が大きな力となりオーガに向かってショルダータックルで突っ込んで行く。
頑張れ僕らの筋肉兵器!
って、何言ってんだ僕は。つい調子に乗ってしまった。
当然マッスルオーガも迎え撃つんだけど、相手が悪かったようだ。
筋肉の誓いの人達のタックルは並み居るオーガ共をぶっ飛ばし、高く舞い上がらせる。どこをどうぶつかったらそうなるのか謎なんですけど。
しかも何故かキリモミ回転で吹っ飛んで首から落下、首骨折で戦闘不能にしてるし。しかも何故かあちこち骨折してるし。腕やら脚が変な方向に曲がっているんですけどおかしいでしょ!?
筋肉パワー恐るべし。理不尽過ぎる。
「す、凄いのね……。もしかして私たちより強いんじゃないかしら……? あはははは……」
おおう、あのリオネッセさんですら驚嘆させるとは。やはり筋肉の誓いの人達とは協力し合って良好な関係を築きたいね。
「はっはっはっ! 筋肉を愛する心は無敵!」
「うむ、そのとーり!」
筋肉の誓いがオーガの第一陣を殲滅すると、高笑いをあげながら戻ってきた。
「はっはっはっ! 少年よ。君の魔法は素晴らしい! 私の筋肉が喜びに満ちていたぞ!」
「うむ! 我等の筋肉愛が1つ上のステージに登ったのを感じたぞ!」
アニキータさんが嬉しそうに笑いながら僕の頭をくしゃくしゃ撫でる。荒っぽいけど嫌じゃないんだよね。
「アニキータさん達強すぎですよ。オーガに力で勝つって凄すぎです」
どう考えても人間の領域にいないと思う。
「はっはっはっ! だが安心するのはまだ早い。ほれ、第二陣がすぐそこにいるぞ」
ありゃ。筋肉の誓いに見惚れてて注意が散漫になっていたか。あっちにいるのは不滅のメンバーだね。アマラが1人でオーガの集団に立ち向かうつもりのようだ。大丈夫なんかね?
「む? あの少年1人で立ち向かうつもりか?」
「無謀だな。恐らく魔導士だろうが近づく必要性はないはずだ。援護にいかねばな」
オーガ達は森のあちこちから姿を現し始めたようだ。横に広がられるとやりにくいな……。
「あの少年グループはあの魔導士以外前に出る気がないのか。いかんな、急ぐぞ」
アニキータさんとゴリマさんがアマラの援護に向かう。するとアマラがオーガたちに向かい大声を張り上げた。
「な、なんだこれ……!?」
キィィィィィ!!
キィィィィィ!!
「ぬうっ!?」
「耳が!」
金切り声!?
これが人間の声なのか?
まるで人の魂を削るかのような叫び。それは頭痛やめまいを誘発するのか、頭が痛くなるしちょっとクラクラしてくる。
「厄災からの保護!」
これはリオネッセさんの状態異常無効魔法!
た、助かった……。
そういえばアマラ達は無事なのか?
彼らに再び目を移す。どうやらあの金切り声でオーガどもを気絶させ、魔法で葬っているようだ。お仲間は耳を塞いで伏せているだけか。マジでワンマンパーティみたいね。何のためにパーティ組んでいるんだろうか?
まぁ、あっちは大丈夫なようだし他のオーガどもの殲滅に回ろう。
リオネッセさんが睨みつけるようにアマラの方を見ている。リオネッセさんのあんな表情を見るのは初めてだな……。
テミスさんは百発百中の腕前を持つ凄腕の弓士でターゲッティングという恐ろしいスキルを持っている。狙われたらお終いなのはえげつない。
「オーガどもが来たわ! 上位種もいるからすぐに備えて! 広範囲に群がっているし時間差で来るから気をつけて!」
時間差で来るのか。回復があるから魔法の温存はあまり要らないけど……。
2人が各パーティの元へ戻るとオーガの先遣隊が森から出てきた。オーガは確かに筋肉ムキムキだけど、なんか異常にムキムキなオーガいるんですけど……。
「ほほう、あれはマッスルオーガか。生まれつき筋肉に恵まれたオーガの上位種だな」
「つまりそれは天賦の筋肉! ならば教えてやらねばならないだろう。筋肉とは鍛えられてこそ輝くものであると!」
筋肉の誓いの人達がオーガの筋肉に触発され、闘志を燃やしているぅっ!
ん?
闘志を燃やす……。燃え上がる筋肉愛……。
いいかもしれない。試してみよう!
「リーネ! 燃焼を筋肉の誓いの人達に!」
「え!? なんで!?」
あ、リーネの目が点になってる。まぁ、疑問に思うのも無理ないか。
「いいから! 僕を信じて!」
「ぬう? 少年よ、なにか面白いことを考えたのだな?」
それはもう。出番です筋肉兵器様!
「わ、わかった。燃焼!」
「拡大解釈! 燃え上がれ! 筋肉愛!」
我ながらなんでもありだな、とは思うけど精神に影響を及ぼすバフも可能だから凄いよね。
「「「「ぬおおおおおおっっ!!??」」」」
筋肉の誓いの人達が昂る筋肉愛に雄叫びをあげる。それはまさに野獣の咆哮。
「震えるぞ筋肉!」
アニキータさんがサイドチェストのポーズで背中と肩、脚の筋肉を見せつける。
バンプアップで大量に血が滾っている!?
「昂るぞ筋肉魂!」
ノーキンさんがサイドトライセップスで上腕三頭筋をアピール!
凄い脈打ってる!
「今、美しき我らの筋肉が!」
キニクさんがモストマスキュラーのポージングで首周りの僧帽筋や肩の筋肉、腕の太さをアピールする!
その太さは僕の腰周りをも凌駕するっ!
「邪悪な筋肉を打ち砕く!」
ゴリマさんがフロントダブルバイセップスのポーズで両腕を曲げ、上腕二頭筋に凄まじい力こぶが浮かび上がる!
逆三角形のボディが眩しいです!
「「「「必殺! 肉弾エクストリーーームぅぅっっ!!!」」」」
そして今、熱き男たちの筋肉愛が大きな力となりオーガに向かってショルダータックルで突っ込んで行く。
頑張れ僕らの筋肉兵器!
って、何言ってんだ僕は。つい調子に乗ってしまった。
当然マッスルオーガも迎え撃つんだけど、相手が悪かったようだ。
筋肉の誓いの人達のタックルは並み居るオーガ共をぶっ飛ばし、高く舞い上がらせる。どこをどうぶつかったらそうなるのか謎なんですけど。
しかも何故かキリモミ回転で吹っ飛んで首から落下、首骨折で戦闘不能にしてるし。しかも何故かあちこち骨折してるし。腕やら脚が変な方向に曲がっているんですけどおかしいでしょ!?
筋肉パワー恐るべし。理不尽過ぎる。
「す、凄いのね……。もしかして私たちより強いんじゃないかしら……? あはははは……」
おおう、あのリオネッセさんですら驚嘆させるとは。やはり筋肉の誓いの人達とは協力し合って良好な関係を築きたいね。
「はっはっはっ! 筋肉を愛する心は無敵!」
「うむ、そのとーり!」
筋肉の誓いがオーガの第一陣を殲滅すると、高笑いをあげながら戻ってきた。
「はっはっはっ! 少年よ。君の魔法は素晴らしい! 私の筋肉が喜びに満ちていたぞ!」
「うむ! 我等の筋肉愛が1つ上のステージに登ったのを感じたぞ!」
アニキータさんが嬉しそうに笑いながら僕の頭をくしゃくしゃ撫でる。荒っぽいけど嫌じゃないんだよね。
「アニキータさん達強すぎですよ。オーガに力で勝つって凄すぎです」
どう考えても人間の領域にいないと思う。
「はっはっはっ! だが安心するのはまだ早い。ほれ、第二陣がすぐそこにいるぞ」
ありゃ。筋肉の誓いに見惚れてて注意が散漫になっていたか。あっちにいるのは不滅のメンバーだね。アマラが1人でオーガの集団に立ち向かうつもりのようだ。大丈夫なんかね?
「む? あの少年1人で立ち向かうつもりか?」
「無謀だな。恐らく魔導士だろうが近づく必要性はないはずだ。援護にいかねばな」
オーガ達は森のあちこちから姿を現し始めたようだ。横に広がられるとやりにくいな……。
「あの少年グループはあの魔導士以外前に出る気がないのか。いかんな、急ぐぞ」
アニキータさんとゴリマさんがアマラの援護に向かう。するとアマラがオーガたちに向かい大声を張り上げた。
「な、なんだこれ……!?」
キィィィィィ!!
キィィィィィ!!
「ぬうっ!?」
「耳が!」
金切り声!?
これが人間の声なのか?
まるで人の魂を削るかのような叫び。それは頭痛やめまいを誘発するのか、頭が痛くなるしちょっとクラクラしてくる。
「厄災からの保護!」
これはリオネッセさんの状態異常無効魔法!
た、助かった……。
そういえばアマラ達は無事なのか?
彼らに再び目を移す。どうやらあの金切り声でオーガどもを気絶させ、魔法で葬っているようだ。お仲間は耳を塞いで伏せているだけか。マジでワンマンパーティみたいね。何のためにパーティ組んでいるんだろうか?
まぁ、あっちは大丈夫なようだし他のオーガどもの殲滅に回ろう。
リオネッセさんが睨みつけるようにアマラの方を見ている。リオネッセさんのあんな表情を見るのは初めてだな……。
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