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*弐ー②
第五集 闘いの後
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目を覚まして数日。紫苑は清秋の部屋にいた。
癒良「紫苑...」
光留「紫苑...」
康名「紫苑ちゃん...」
正明「紫苑さん...」
紫苑の隣には、心配そうに紫苑を見つめる癒良と、その周りには今だ眠る清秋と紫苑を心配そうに見やる康名と光留,正明の姿があった。
紫苑は目を覚ました一週間後からこうしてずっと清秋の側を離れないでいた。 (ほんとは翌日から様子を見に行きたがっていたが、周りが紫苑の体調が完全に回復するまではそれを許さなかったのだ。) 紫苑は学校にも行かず、食事も摂らず、睡眠もろくにとってはいなかった。学校は式神が紫苑の姿で行っているので問題ないが、さすがに食事や睡眠はそうもいかない。
癒良「紫苑。顔色が悪いで。」
光留「癒良君の言うとおりだ。食事くらい摂りなさい。」
康名「紫苑ちゃん、ちゃんと寝て食事摂らないと清秋も心配するよ。清秋が目を覚ました時に元気な姿を見せてあげな。」
紫苑「...ないの」
癒良,光留,康名,正明「「「「え?」」」」
紫苑「眠れないの...あの人を殺しかけた時の記憶と、清秋兄ちゃんが斬りつけられた場面がずっとずっと頭と中に流れてきて...ご飯も食べたくない...」
紫苑の目の下にはくまができており、体も震えている。紫苑は俯くと、震える体を支えながら小さく泣き続けた。
癒良「紫苑...」
光留「紫苑...」
康名「紫苑ちゃん...」
正明「紫苑さん...」
紫苑の隣には、心配そうに紫苑を見つめる癒良と、その周りには今だ眠る清秋と紫苑を心配そうに見やる康名と光留,正明の姿があった。
紫苑は目を覚ました一週間後からこうしてずっと清秋の側を離れないでいた。 (ほんとは翌日から様子を見に行きたがっていたが、周りが紫苑の体調が完全に回復するまではそれを許さなかったのだ。) 紫苑は学校にも行かず、食事も摂らず、睡眠もろくにとってはいなかった。学校は式神が紫苑の姿で行っているので問題ないが、さすがに食事や睡眠はそうもいかない。
癒良「紫苑。顔色が悪いで。」
光留「癒良君の言うとおりだ。食事くらい摂りなさい。」
康名「紫苑ちゃん、ちゃんと寝て食事摂らないと清秋も心配するよ。清秋が目を覚ました時に元気な姿を見せてあげな。」
紫苑「...ないの」
癒良,光留,康名,正明「「「「え?」」」」
紫苑「眠れないの...あの人を殺しかけた時の記憶と、清秋兄ちゃんが斬りつけられた場面がずっとずっと頭と中に流れてきて...ご飯も食べたくない...」
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