343 / 408
*弐ー②
第四集:野望
しおりを挟む
紫苑さんが離戦してすぐ。僕は先々代宗家に攻撃を仕掛けた。
正明「木気の精に命ず。己が根で彼の者を拘束せよ。」
増輝「金気をもって木気を滅す。金剋木。」
僕が出した木気は、先々代宗家の術によって現れた金気によってかき消されてしまった。
正明「土気の精に命ず。己が身を固め、彼の者の足を拘束せよ。」
増輝「水気をもって土気を制す。水剋土。」
離れていても、先々代宗家が僕の土気を相殺させる為にかなりの霊力を消費しているのが判った。 あちらの霊力があれだけ削られれば、もう勝敗は決まったも同然だ。
正明「式神招来。」
僕は自分の使役式である雷獣に先々代宗家に雷を落とすように命じた。でも、その攻撃は結界に阻まれてしまい先々代宗家に当たる事はなかった。
増輝「菅公雷。」
....先々代宗家は菅原道真の荒御霊まで操るんですか。いったい、何時になったら先々代の霊力はきれるのか。とゆうか、どうやって天神様の雷を消せば...?
雷を消す方法を考えていると、急に菅公の雷が消えてしまった。
正明(ようやく先々代の霊力が弱くなりましたね。)
霊力が弱まったのを確認して安心していたその時....和紙を破く音が耳まで響いてきた。
正明「....?あんなに弱まっていた先々代宗家の霊力が回復している・・・」
僕達が驚きのあまり先々代宗家を見詰めたまま固まっていると、また耳に音が響いた。いや。ただの音じゃない。これは、召喚用の言霊を呟く声だ。その声は流れるように響き、まるで歌を歌っているよう。僕は声の主...宗家の方を見た。
正明(あれは...!あの剣は、、、宗家襲名の際に宗家に継承される武式・・・?!)
宗家は自身が召喚した剣で先々代宗家の手元目掛けて攻撃をする。が、先々代はその攻撃を難無く受け止め、次々に仕掛けられる宗家の攻撃を軽々とかわすと何やら呟いている。
正明「木気の精に命ず。己が根で彼の者を拘束せよ。」
増輝「金気をもって木気を滅す。金剋木。」
僕が出した木気は、先々代宗家の術によって現れた金気によってかき消されてしまった。
正明「土気の精に命ず。己が身を固め、彼の者の足を拘束せよ。」
増輝「水気をもって土気を制す。水剋土。」
離れていても、先々代宗家が僕の土気を相殺させる為にかなりの霊力を消費しているのが判った。 あちらの霊力があれだけ削られれば、もう勝敗は決まったも同然だ。
正明「式神招来。」
僕は自分の使役式である雷獣に先々代宗家に雷を落とすように命じた。でも、その攻撃は結界に阻まれてしまい先々代宗家に当たる事はなかった。
増輝「菅公雷。」
....先々代宗家は菅原道真の荒御霊まで操るんですか。いったい、何時になったら先々代の霊力はきれるのか。とゆうか、どうやって天神様の雷を消せば...?
雷を消す方法を考えていると、急に菅公の雷が消えてしまった。
正明(ようやく先々代の霊力が弱くなりましたね。)
霊力が弱まったのを確認して安心していたその時....和紙を破く音が耳まで響いてきた。
正明「....?あんなに弱まっていた先々代宗家の霊力が回復している・・・」
僕達が驚きのあまり先々代宗家を見詰めたまま固まっていると、また耳に音が響いた。いや。ただの音じゃない。これは、召喚用の言霊を呟く声だ。その声は流れるように響き、まるで歌を歌っているよう。僕は声の主...宗家の方を見た。
正明(あれは...!あの剣は、、、宗家襲名の際に宗家に継承される武式・・・?!)
宗家は自身が召喚した剣で先々代宗家の手元目掛けて攻撃をする。が、先々代はその攻撃を難無く受け止め、次々に仕掛けられる宗家の攻撃を軽々とかわすと何やら呟いている。
0
お気に入りに追加
29
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる