333 / 408
*弐ー②
第四集:野望
しおりを挟む
道満の末裔の青年に喚ばれて出てきたのは、風を操る白龍だった。
白龍[お喚びですかな?我が主。]
芦屋「ああ。あいつを攻撃してくれ。」
白龍[解りました。]
白龍は、かまいたちを使いお義父さんを攻撃した。だが、やはり簡単に防がれてしまう。 同じ気を使って連続で攻撃するのは一見して無駄なようだが、必ずしもそうじゃない。連続で使い風を浴びてそれを防御したり攻撃し返したりするとかなり霊力を消費してしまうのだ。だから相手の霊力を削るうえでは有効な方法だといわれている。
予想通り、お義父さんは多量の霊力を削られ、肩で息をしていた。しかし...
光留(またお義父さんの霊力が回復してしまった...)
お義父さんが霊力回復の符を飲み込むと、再び霊力が復活してしまった。
唯幸「霊力を併せて攻撃しましょうか。」
芦屋「そうだな。」
二人は白龍と白虎の風気をあわせてお義父さんを攻撃していく。...芦屋道満の末裔と賀茂忠行公の末裔が力を合わせて共に闘っている。それもまた、ある意味異様な光景なのだ。芦屋道満は晴明公の敵。そして賀茂忠行公は晴明公の師なのだから。
唯幸,芦屋「「臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、前。」」
二人はさらに攻撃を続ける。しかし...
唯幸「全然効いてないですね」
芦屋「はぁ。霊力を回復させる符が有るからな。キリがない。」
二人がどうしようかと思案していると、土御門家当主の声が響いた。
正明「天壇招置。」
光留(天壇...?!)
白龍[お喚びですかな?我が主。]
芦屋「ああ。あいつを攻撃してくれ。」
白龍[解りました。]
白龍は、かまいたちを使いお義父さんを攻撃した。だが、やはり簡単に防がれてしまう。 同じ気を使って連続で攻撃するのは一見して無駄なようだが、必ずしもそうじゃない。連続で使い風を浴びてそれを防御したり攻撃し返したりするとかなり霊力を消費してしまうのだ。だから相手の霊力を削るうえでは有効な方法だといわれている。
予想通り、お義父さんは多量の霊力を削られ、肩で息をしていた。しかし...
光留(またお義父さんの霊力が回復してしまった...)
お義父さんが霊力回復の符を飲み込むと、再び霊力が復活してしまった。
唯幸「霊力を併せて攻撃しましょうか。」
芦屋「そうだな。」
二人は白龍と白虎の風気をあわせてお義父さんを攻撃していく。...芦屋道満の末裔と賀茂忠行公の末裔が力を合わせて共に闘っている。それもまた、ある意味異様な光景なのだ。芦屋道満は晴明公の敵。そして賀茂忠行公は晴明公の師なのだから。
唯幸,芦屋「「臨、兵、闘、者、皆、陣、列、在、前。」」
二人はさらに攻撃を続ける。しかし...
唯幸「全然効いてないですね」
芦屋「はぁ。霊力を回復させる符が有るからな。キリがない。」
二人がどうしようかと思案していると、土御門家当主の声が響いた。
正明「天壇招置。」
光留(天壇...?!)
0
お気に入りに追加
29
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる