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第四集 四ノ巻
魂替えの祭
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「し、紫苑様っ!」
清秋が地下の禁術書庫にいる頃、紫苑が泊まっている部屋では異常が起きていた。紫苑...否。雷虎と魂の入れ代わった紫苑が倒れたのだ。
「紫苑様!紫苑様!」
本家の使用人や陰陽師達が何度呼びかけても反応はなく、息も荒い。表情までもとても苦しそうだ。
康名「紫苑ちゃん?!」
「せ、先代様!どうすれば?!」
康名「とりあえず、紫苑の両親をここに呼ぼう。俺が電話をかけるから、君は紫苑の様子を見ていてくれ。ところで清秋は?」
「わかりました。」
「お昼に四の蔵で探し物をしながら昼食をとっているのを見ましたが...先程見た時には清秋様は蔵にもお部屋にも居ませんでした...。」
康名「蔵にも部屋にも居ない?」(ならあそこか。)
康名は自分の携帯を取り出すと、妹の美生(みお)...紫苑の母親に電話をかけた。
康名「美生、緊急事態だ。」
美生《兄さん?どうしたの?》
康名「紫苑ちゃんが危ない。光留と一緒に早く本家に来てくれ。」
美生《紫苑が?!光留!一緒に本家へ来て!》
光留《どうしたんだ?美生。》
美生《紫苑が...紫苑が危ないって...!》
光留《紫苑が?!》
康名「光留に替わってくれ。」
美生《わかったわ。》
光留《もしもし、どうゆう事ですか?!紫苑が危ないとは。》
康名「紫苑ちゃんが倒れた。詳しい事情は俺も知らない。」
光留《...心当たりはあります。今すぐそっちに向かいますから。》
紫苑の両親に電話をかけた康名は、もう一人の人物にも電話をかける。
康名「もしもし、癒良君?」
癒良《どないしたんですか?そない慌てて。》
康名「紫苑ちゃんが危ない。早くこっちに来てくれ。」
癒良《紫苑が?!すぐに行きますわ!》
清秋が地下の禁術書庫にいる頃、紫苑が泊まっている部屋では異常が起きていた。紫苑...否。雷虎と魂の入れ代わった紫苑が倒れたのだ。
「紫苑様!紫苑様!」
本家の使用人や陰陽師達が何度呼びかけても反応はなく、息も荒い。表情までもとても苦しそうだ。
康名「紫苑ちゃん?!」
「せ、先代様!どうすれば?!」
康名「とりあえず、紫苑の両親をここに呼ぼう。俺が電話をかけるから、君は紫苑の様子を見ていてくれ。ところで清秋は?」
「わかりました。」
「お昼に四の蔵で探し物をしながら昼食をとっているのを見ましたが...先程見た時には清秋様は蔵にもお部屋にも居ませんでした...。」
康名「蔵にも部屋にも居ない?」(ならあそこか。)
康名は自分の携帯を取り出すと、妹の美生(みお)...紫苑の母親に電話をかけた。
康名「美生、緊急事態だ。」
美生《兄さん?どうしたの?》
康名「紫苑ちゃんが危ない。光留と一緒に早く本家に来てくれ。」
美生《紫苑が?!光留!一緒に本家へ来て!》
光留《どうしたんだ?美生。》
美生《紫苑が...紫苑が危ないって...!》
光留《紫苑が?!》
康名「光留に替わってくれ。」
美生《わかったわ。》
光留《もしもし、どうゆう事ですか?!紫苑が危ないとは。》
康名「紫苑ちゃんが倒れた。詳しい事情は俺も知らない。」
光留《...心当たりはあります。今すぐそっちに向かいますから。》
紫苑の両親に電話をかけた康名は、もう一人の人物にも電話をかける。
康名「もしもし、癒良君?」
癒良《どないしたんですか?そない慌てて。》
康名「紫苑ちゃんが危ない。早くこっちに来てくれ。」
癒良《紫苑が?!すぐに行きますわ!》
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